kitkitkitさんの映画レビュー・感想・評価 - 7ページ目

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タクシー運転⼿ 〜約束は海を越えて〜(2017年製作の映画)

4.6

評判通り、素晴らしかった〜。
軽いタッチの前半からの怒涛の後半。
魂が揺さぶられます!これは。

1980年の光州事件。
政府の情報操作により、真実は歪めらている。軍でさえも。
40年近く経った今も
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パティ・ケイク$(2017年製作の映画)

3.4

楽しみに待っていた映画。
ちょっと期待しすぎてしまったかも。
早い展開なので、どうしても薄いと感じてしまった。

ラップ、サンプリングシーン多数。
その中でも個人的に一番好きなシーンは、ボンネットで
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君の名前で僕を呼んで(2017年製作の映画)

4.0

80年代のイタリアの田舎町。
いまも変わらないだろう、素晴らしい雰囲気と家族の生活。

友情を超えた愛を覚えた一夏。
17歳の少年の成長物語。
この子(エリオ)のジーパンにポロシャツというファッショ
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ペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書(2017年製作の映画)

4.3


ようやく観れました〜。
これは熱い。素晴らしかった。

後半に向け、どんどん熱を帯びていく。観ていて共に戦っている気分になります。
最後に判決が出たときなんか、思わずガッツポーズでも出ちゃいそうな
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トレイン・ミッション(2018年製作の映画)

3.2

ニューヨーク郊外への通勤列車。
その密室の車内で起こる、サスペンスアクション。

ビールが効いたのか、
ちょっとウトウトしてしまった。
謎解き的なやつなので致命的かと思ったけど、ギリ大丈夫でしたね〜
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クソ野郎と美しき世界(2018年製作の映画)

3.0

良くも悪くも、
元SMAP3人のこれからの方向性を示す映画。なのかな。

鑑賞のきっかけは、
期待できるクリエーター陣。
園子温や爆笑問題の太田さん、特に仕事からみで、舞台(城山羊の会)もよく観てい
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ウィンストン・チャーチル /ヒトラーから世界を救った男(2017年製作の映画)

4.2

圧倒的パワー!
素晴らしかった〜。

ダンケルク、ダイナモ作戦の裏側。
鑑賞時にあまり理解できなかった「ダンケルク」をもう一回観てみようと思いました。
あと、最後にチャーチルが、ほんとかどうかは別に
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ハッピーエンド(2017年製作の映画)

3.2

どんなハッピーエンドかと思ったら、
無音のエンドロールでした。

ある裕福な3世代家族。
表面上の薄っぺらい関係が、
白々しい仮面家族。
それすらも全て見えている、
祖父と孫娘の最後の選択。
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ラッキー(2017年製作の映画)

4.1

【ラッキー】


ルーティンの生活を過ごす、
90歳の愛すべき偏屈親父、ラッキー。
個人的には、マリアッチと愛を歌うシーン、すげーカッコよかった。

セリフや映像、音楽から伝わるなんとも言えない
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素敵なダイナマイトスキャンダル(2017年製作の映画)

3.8

末井さんって、
なかなかぶっ飛んでますね〜!
この映画をキッカケに知れてよかった。
もっと色々ありそーだけど。。。

ダイナマイト心中した母親は、聞きたい人がいるから隠さずネタにして、エロ本も必要と
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アナと雪の女王/家族の思い出(2017年製作の映画)

3.5

【リメンバー・ミー】同時上映で。

アナ雪観てないけど、、、
オラフって可愛いっすね。

リメンバー・ミー(2017年製作の映画)

4.0

お彼岸、季節はずれの雪。
様子をみてから、
午後にJK娘と2人で鑑賞。嬉しい😃
ホームのTOHOシネマが、珍しく混んでました。ファミリー層、多数。


個人的には、
父も含め、すでに亡くなっている
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ブラックパンサー(2018年製作の映画)

3.7

アフリカの架空の国、ワカンダ。
鉱石資源ヴィブラニウムで目覚ましい発展を遂げる。

壁をつくり、外敵から守る。資源や技術よ流出を防ぐ。そして内需に特化。
なんか、どこかで聞いたことがあるような話し。
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麦秋(1951年製作の映画)

4.2

小津作品をスクリーンで。
それだけでも素晴らしいことです。

家族の物語。
「いまが良い時なのかもしれないね〜」っという、家族を想う老夫婦の言葉が響きます。

いまの時代だと、
セクハラ、パワハラ
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ロープ/戦場の生命線(2015年製作の映画)

3.8

紛争地域での援助活動の矛盾。
既になにかを諦めないといけない状況だけど、おじさん2人の会話にほっこりする。
ま、どんな状況でもふつうに色々ありますよね〜。ってこと。
原題"A Perfect Day"
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リュミエール!(2016年製作の映画)

3.5

映画の原点。
まずは構図と動き。
120年ほど前、ほぼ完成してることに驚き。

そこに明らかな演出という作業が加わり、楽しさが増します。素晴らしい!

解説付きなので、納得できます。
これからは、
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シェイプ・オブ・ウォーター(2017年製作の映画)

4.2

コミュニケーションへの問い。
言葉を超えた愛の形。
綺麗だった。

表情や動きのみで色々な感情を表現するイライザ(サリー・ホーキンス)が、ほんと素晴らしい。感動すらある。

半魚人の違和感が、
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しあわせの絵の具 愛を描く人 モード・ルイス(2016年製作の映画)

4.1

偏屈で不器用な2人。
お互いを認め、自身を肯定されることで、少しずつ変わっていく。
違う。周りが変わっていくだけで、本人たちは、まったく変わってないんだよな〜。素晴らしい愛の形。

サリー・ホーキン
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15時17分、パリ行き(2018年製作の映画)

4.0

'15年に起こった列車テロ。
その男に立ち向かったのは、3人のアメリカ人。
演じるのは、なんと本人たち。
さすがイーストウッド、ある意味狂ってる。

どちらかというと、負け組の彼ら。
大人になればな
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The Beguiled/ビガイルド 欲望のめざめ(2017年製作の映画)

3.2

戦時中、禁断の女子学生寮にきた、
怪我をした兵士(コリン・ファレル)。
これを機に、ちょっとずつ何かが変わっていく。

うーん、個人的にはもっとパンチが欲しかったな〜。
みんなどこか変なんだけど、狂
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グレイテスト・ショーマン(2017年製作の映画)

4.2

家族4人で鑑賞。
満足度、高いです。

なにより楽曲が最高!
オープニングから鳥肌もん。
特に、主題歌「This is me」は、メッセージも含め、ほんと素晴らしい。

展開は早いですが、分かりや
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バーフバリ 王の凱旋(2017年製作の映画)

4.0

みんなが、
「バーフバリィー!バーフバリィー!」って言ってるのがよく分かった。やっと観れました〜。

とにかくパワーがすごい。
ノンストップ。弓矢すげー!!
なんだかよく分かんないけど、笑っちゃう。
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女神の見えざる手(2016年製作の映画)

4.0

【女神の見えざる手】


タイミングが合わず、逃していた本作を、久しぶりに下高井戸シネマで。

敏腕ロビイストの女性、スローン。
成功の為なら、手段を選ばず、
使えるものや人はすべて利用する。
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犬猿(2017年製作の映画)

4.0

いつでも、だれでも、どこでも、
隣の芝は青く見える。。。
兄弟、姉妹だったら、その思いはより深くなる。

「あー、あるある」って、笑ってしまった。とくに弟(窪田)には共感する部分が、多々あった。
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RAW〜少女のめざめ〜(2016年製作の映画)

4.2

すげーヤツ、これ。強烈。
パンクですね。

ベジタリアンの両親に過保護に育てられた少女。姉も所属する獣医学部の入学を機に目覚める。大学デビューの振り幅が凄い。
ある意味、人間も動物と同様、生き物であ
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バグダッド・カフェ<ニュー・ディレクターズ・カット版>(1987年製作の映画)

4.0

午前十時の映画祭にて。
未見でした。

素晴らしい映画。
誰にでもおススメできます。

とある郊外(ラスベガス)のカフェ&モーテルに、正体不明な不思議なドイツ人女性がやってくる。
基本的には、なに
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アバウト・レイ 16歳の決断(2015年製作の映画)

4.0

原題「3 Generations」の方が、
しっくりくる。

心は男の子レイが、レズビアンの祖母、恋多きシングルマザーとともに3世代で暮らす家族の話。

設定はとんでますが、ストーリーは自然な流れ
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スリー・ビルボード(2017年製作の映画)

4.5

ほんと素晴らしかった。
まさに、いまアメリカが直面してる問題点だ。

とくに今回の舞台のような田舎町では顕著なのかもしれないが、まず自分にとって敵か味方か、白か黒か、線引きをはっきりする。そこから歪
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ルイの9番目の人生(2015年製作の映画)

3.4

【ルイの9番目の人生】

なーんか不思議な映画でした。
ミステリー、サスペンス、ファンタジー?どれも言い当てられない。

昏睡状態の子ども(ルイ)が主人公だけど、皆がメンヘラ母に振り回わされる。な
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デトロイト(2017年製作の映画)

4.2

衝撃的作品。

1967年にデトロイトで起こった暴動。
これが事実だなんて、信じられない。
事実だからこそ、救いのない結末。辛い。。。

冒頭からドキュメンタリーのような映像が続き、前半は特にだれ
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ギルバート・グレイプ(1993年製作の映画)

4.2

午前十時の映画祭にて。
当時(公開:1993年)、ちゃんと観ていなかった。

アメリカの田舎町に住む、
父親を亡くした一家。
ギルバート(デップ)は、自分のことより、知的障害の弟アーニー(レオ)や、
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ジオストーム(2017年製作の映画)

3.3

ディザスターもの。
世界各地のパニックシーンは、なかなかの迫力。個人的には、スピード感のある香港のシーンが好き。

ま、ま、面白いんだけど、、、
どこかでよくある王道のストーリーと人物設定。展開も早
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ドリス・ヴァン・ノッテン ファブリックと花を愛する男(2016年製作の映画)

3.8

ブランドも含め、前知識ほぼ無し。
ファッションデザイナー、ドリス・ヴァン・ノッテンのドキュメンタリー映画。

勝手に想像してるデザイナー像とは、全然違う。自身はいたってシンプルなファッション、シンプ
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5パーセントの奇跡 嘘から始まる素敵な人生(2017年製作の映画)

3.8

【5パーセントの奇跡〜嘘から始まる素敵な人生〜】

朝イチ鑑賞。
いい映画、観た。
少なくとも、誰もが前向きになれると思う。

夢に向けて困難が起きた時、なんだかんだ理由をつけて諦めるか、努力してチ
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キングスマン:ゴールデン・サークル(2017年製作の映画)

4.0

【キングスマン:ゴールデン・サークル】

キングスマン第2弾。
ビシッと決まって、やぱカッコいい。
オープニングのカーアクションで流れるプリンス"Let's Go Crazy"が、世界観とばっちり
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アニー・ホール(1977年製作の映画)

3.6

今年の初映画はこちら。
ウディ・アレンの名画「アニー・ホール」を午前十時の映画祭にて。

超モテまくってるアルビー(ウディ・アレン)の偏屈ぶりが炸裂。ニューヨーク好きでロス嫌いって、リアルですよね。
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