kkさんの映画レビュー・感想・評価

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インフィニティ・プール(2023年製作の映画)

4.0

狂った金持ちたちの道楽に付き合わされて崩壊する男の話。
非道徳な映画は大好きだけどこんなに胸糞な非道徳行為を繰り返し見せられるとこんなに苦しい気持ちになるのか…と
ミア・ゴスの声がかなり不快でよい
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成功したオタク(2021年製作の映画)

3.0

チョンジュニョン、いたなー!!!!!
さまざまな「犯罪者になった推し」とそのオタクたちが胸の内を語るドキュメンタリー
スンリ推しのオタクがスンリのみならずYGに苦言を呈してたの笑った
あと監督のお母さ
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ゴーストワールド(2001年製作の映画)

3.5

去年観てたのに記録してなかった。
わたしも、つまんねー仕事してつまんねー金稼ぐつまんねー大人になんて絶対にならない!って思ってたし、わたしは人とはちがう!みんなにはない個性がある!って本気で思っていた
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オテサーネク 妄想の子供(2000年製作の映画)

4.5

不妊に悩む夫婦が切り株を赤ちゃんに見立てて愛でるも人喰怪物に成長してしまいなんやかんやするキモメルヘンおとぎ話。とにかくずっとキモくて楽しい。
ヤン・シュヴァンクマイエルって本当に食事という行為を忌み
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blue(2001年製作の映画)

3.0

知らない世界を知っている友だちに対して、あの子になりたいと思う気持ちも、知っているだけでわたしには何もないんだと思う気持ちも痛いほどわかってしまう
部屋にならぶ知らない洋楽のCDや小難しそうな画集があ
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キル・ビル Vol.1(2003年製作の映画)

4.5

有名タイトルすぎて手を出してなかったけどめちゃめちゃ面白かったー!!頭使わずに観れるのがとてもよい。結局シンプルなバイオレンス映画が一番たのしい
たらんてぃーののかんがえたさいきょうのあじあえいが
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8 Mile(2002年製作の映画)

4.0

イキリチンピラを渾身のリリックで黙らせろ!!なシンプルストーリーなのでHIPHOPの教養がなくても楽しく観れた
登場人物たちのファッションもカッコイイ
最後のMCバトルがアツくて家で応援上映を開催して
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ドリーマーズ(2003年製作の映画)

4.5

アメリカからやってきた留学生が、映画フリークの美しい双子と出会いひょんなことから始まる怠惰で甘美な淫蕩の日々
デモ運動でなんやかんやしてる窓の外をよそに部屋に籠って映画と音楽と酒とセックスに明け暮れな
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The Beguiled/ビガイルド 欲望のめざめ(2017年製作の映画)

3.0

ソフィア・コッポラ大好きだけどずっと見逃してたな〜と思って鑑賞、これももしかしてキルスティン・ダンストいる?いる〜〜〜〜!!となった ミューズだから…

女の園に放り込まれた一人の男、誰も何も悪くない
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英国式庭園殺人事件(1982年製作の映画)

2.5

殺人事件いつ起こるの?とソワソワしてるうちに皮肉たっぷりで鬱陶しいセリフまわしややたら挟まれる定点camなどに睡魔が負ける

画家はある程度芸術に盲目的でないとなれない、ちょっとでも賢いと見たものその
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ZOO(1985年製作の映画)

3.5

全員偏執狂
対称性が崩れることは死を意味する

ほとんどの画面でシンメトリー美学を見せつけられ、シンメトリー萌えのわたしはずっとたまらない気持ちに。
おおきな窓はためくカーテンつねに画面の真ん中に配置
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ウィッカーマン(1973年製作の映画)

3.5

ミッドサマーの元ネタと聞いて
70年代の作品ってこともあって曲パートののサイケ感がたまらなく好きだったし、進研ゼミでやったところだ!みたいに色々とピンとくるのが楽しかった
奔放で陽気な住人たちが歌い踊
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ボーはおそれている(2023年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

強迫性障害、不安障害、発達障害を体感できる3時間の悪夢バリューパック!
上記3つ全てほんのり心当たりがあるため序盤のボーの被害妄想や不安による緊張感、それらすべての要因による生きづらさに共感してしまい
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ファイブ・ナイツ・アット・フレディーズ(2023年製作の映画)

3.0

ざっとゲーム実況を見てから鑑賞
原作ファンがあ!となる小ネタが散りばめられてるんだろうな〜というのをなんとなく感じ取った
怖い部分もグロい部分もないけどサイコパスお人形大好きだから楽しかった
エラステ
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ファンタスティック・プラネット(1973年製作の映画)

3.0

不思議なものしか出てこない
効果音や音楽が不気味かわいい
分かりやすく社会風刺なんだけどそれよりもこの不思議な設定やアートワークを50年前に思いついて映像にした人間がいるってことがめちゃ怖い

レザボア・ドッグス(1992年製作の映画)

3.0

コードネームがメンカラ(メンカラ)
ブラックは取り合いになるから無し、なんで俺がピンクなんだよ?交換してくれ
流血暴力下品な雑談、タランティーノタランティーノしていてよかった

その昔、東京ドームに見
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ビフォア・サンライズ 恋人までの距離(1995年製作の映画)

4.0

あま〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜い!
レコードショップのシーン、レストランでお互いの友達に電話をかけるテイで本音を話すシーンがとても好き
何気ない会話のひとつひとつ、こんなボキャブラリーで一日中話していら
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哀れなるものたち(2023年製作の映画)

4.5

冒頭の映像や音楽からイカれた映画なのでは…とゾクゾクしてたけど、イカレ映画なのはそうとして妙に腑に落ちるスッキリ展開だった!
いろんな世界の側面があって、それぞれにはそれぞれなりの哲学が存在する
どれ
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エターナル・サンシャイン(2004年製作の映画)

3.5

このまま死んでもいいと思える恋人のこと、どんなにひどい別れ方をして嫌いになっても、忘れるわけないし、忘れたくないし、何度出会ったって好きになるに決まってるよね。


わたしのいない記憶に連れて行って
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マイ・プライベート・アイダホ(1991年製作の映画)

3.0

悲しくて救われないお話だった
何もかも離れていって何も残らない、手に入らない人生
生まれながらの格差はどうしたって埋まらない
そして美しい男たち

若かりしキアヌ美しすぎる〜

マイ・ブルーベリー・ナイツ(2007年製作の映画)

3.5

三連休の真ん中、もう月曜日に差し掛かる真夜中にだらだら鑑賞
ウォン・カーウァイin USAはいつものじっとりとした湿気は控えめですこしだけカラッとしていた
クリームをキスで拭うシーンなんて、出た~~~
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プリティ・イン・ピンク 恋人たちの街角(1986年製作の映画)

3.5

先生、わたしも80年代のアメリカのティーンに転生してプロムに行きたいです

ベッタベタの80'sラブコメ、ベッタベタの三角関係、そして唯一無二すぎる80'sファッションにBGMがかわいすぎる!
パパに
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血のお茶と紅い鎖(2006年製作の映画)

4.0

ヤン・シュヴァンクマイエルのアリス、最近だとオオカミの家など不気味なストップモーションアニメがわりと好きなんだけどアマプラがまた変なのオススメしてきたから観た。
まずタイトルが在りし日のわたしに刺さる
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TALK TO ME/トーク・トゥ・ミー(2022年製作の映画)

4.0

ちょうどいい尺で面白かった!
納得のできる救いのなさ
人の命で遊ぶな←ほんまそれ

ウォンカとチョコレート工場のはじまり(2023年製作の映画)

4.5

シャラメのウォンカをずうっと楽しみにしてたけど、期待以上にハッピーで明るいシャラメでした(仄暗いシャラメしか見たことがないので)

エコール(2004年製作の映画)

4.0

原題 INNOCENCE
浮世離れした、閉鎖的な森の学校で羽化するまでの少女たちのお話
はっきりとは語られないが、物語が進むにつれふんわりとそういう感じね…と察してしまう
終始冷たくて無機質な空気感が
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映画 すみっコぐらし ツギハギ工場のふしぎなコ(2023年製作の映画)

4.5

今回もすみっコたちに泣かされてしまった。
中盤を過ぎたあたりからすみっコ可愛いムービー☺️から「物語」というか「映画」に変わる空気感(伝われ)に毎回来る…………となる
とはいえすみっコに労働なんかさせ
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ひなぎく(1966年製作の映画)

4.0

サイケでアバンギャルド、キッチュでラブリー、アナーキー!
秩序もモラルもクソ喰らえ、楽しいことだけずうっと探してたい。
とにかくアートとしてかなり眼福だった。毒気のあるかわいいは正義だよね〜。

スマイル(2022年製作の映画)

3.0

思ってた感じじゃなかったけどびっくり系としては◎ 映画館で見てたらポップコーンぶちまけてた恐れがある
エンドクレジットがポップなのおかしいよーーーーーー(好き)

アステロイド・シティ(2023年製作の映画)

3.0

相変わらずよくわからなかったけどずっと画面が可愛かった。ウェス・アンダーソン好きだけど物語理解して見終わったこと1度もないな。

BE:the ONE(2023年製作の映画)

5.0

ファン御用達映画ではあるけれどBE:FIRSTに魅せられて間もないわたしがより一層彼らの魅力に溺れるには十分すぎるくらいの作品に仕上がっていたと思う
世界獲るとか、日本のエンタメを変えていくとか、その
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ホーンテッドマンション(2023年製作の映画)

3.0

序盤「あ、ハズレかも」と思い睡魔に襲われたが物語が進むにつれて面白くなっていって目が開いた。最後妖怪大戦争とかハイアンドローみたいでよかった。言葉で幽霊煽る神父めっちゃ好き

オオカミの家(2018年製作の映画)

3.5

歴史的背景や文化の前情報や教養が必要な作品だったのでセリフやシチュエーションに???となる部分が多かったけれど「骨」と同様にずっと嫌な感じの音や映像を堪能できた
ヤン・シュヴァンクマイエルのアリスを観
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(2021年製作の映画)

4.5

音が全部嫌な感じ
好きだけどなんというか嫌な感じのこわさだった
100年前に発掘されたフィルムを修復というのは結局設定なのか事実なのか

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