ヒトラーの顔がスクリーンに映し出されて洗脳が解かれるっていう実話の方が好き
破滅を望む主人公がラストシーンで男から言われる提案は、まさに自分が忌嫌うこれまでの生活と同じもの。
お金がなかったらセックスも親孝行もできなかったの悲しいな。キャデラックがなくても会いに来てくれるだけで嬉しいはずなのに。
自分が成功するためなら他人がどうなってもいいという主人公を、トランプ政権下の傲慢な「アメリカファースト」に投影する意外と社会派な映画。
妻の薬を自分の抗不安剤として使う独善性から始まり、ダブスタ、少し批判されただけで解雇、自分の記事をスクラップにするナルシズム。
「実はヤバい奴でした」みたいなドッキリ的な見せ方じゃなく、ジワジワと小さ>>続きを読む