偉大なるロケンローラーでベーシストであるスージー・クアトロ先輩のドキュメンタリー上映と聴き、忠誠心を証明するために公開初日に参拝してきました!サイコー!
高3の時に地元の図書館で『グラムロック大>>続きを読む
A24は嫌いですが、マイク・ミルズ作品だけは例外なので鑑賞しました。めちゃくちゃ誠実なガーエーですが、個人的には特に引っかかるところがなく、まおもで終わった感じです。ただ、そこまで楽しめなかったなが>>続きを読む
初ファルハディ。そこまで肌には合わなかったのですが、気まずコメディとしてはなかなか面白かったです。人間の持つ欲望と、それを少しでも増そうとするための小さな嘘、そして美談が利益と結びつくときの醜悪さが>>続きを読む
ジョージアの91歳の監督が描く、老境における過去の統合についてのガーエー。
本作はとにかくまったりとしたムードに、文学かぶれの気取った雰囲気が非常にタルかったです。特に演出はかなり古臭く(ラスト>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
ついに5時間17分を観ましたよ。噂に違わぬ面白さで、内容もハマらしく非常に濃ゆい。本作は、『PASSION』『ドライブ・マイ・カー』と並ぶハマの代表作であることは疑いようがないです。
しかし、感性>>続きを読む
小川淳也ドキュメンタリー第2弾。土着議員ワニ平井をブッ潰して小選挙区を奪った2021年の衆院選が描かれています。
小川は誠実で熱く、政策通ではありますが、エゴイズムが弱くて揺れやすく、結構気が短>>続きを読む
2022年3月現在、立憲民主党政務調査会長である小川淳也のドキュメンタリー。大島渚の息子・大島新が17年小川に密着して作り上げた渾身の一作です。追っかけ17年とはいえ、本作の中心は2017年の希望の>>続きを読む
脚本家が変わり、蛇足と言われる最終作ですが、個人的にはこれで終わった方が良かったと感じてます。なかなか面白かった。位置付けとしては後伝にあたり、武田(小林旭)の後継者・松村(北大路欣也)が事実上の主>>続きを読む
シリーズ第4作で、3作目『代理戦争』の直接の後編になる作品です。前作で鮮明となった対立がついに具現化して後半は血の雨が降ります。正直、バイオレンスは興味ないため、本作は前作に比べると大幅に好みではな>>続きを読む
仁義なき戦い第3部。本作は外伝だった2作目とは違い、1作目の続編となっています。1作目も山守組の内部抗争の話でしたが、本作も広島最大の暴力団・村岡組の跡目争いの話です。ヤクザは内部抗争ばっかしてるけ>>続きを読む
本作はシリーズ主人公・広能がモロに脇役なので、2というより外伝のような作品です。主役はヤング北大路欣也演じる山中。行く場所のない復員兵の若者・山中がヤクザになり、幹部たちの思惑に翻弄されて使い捨てら>>続きを読む
ヤクザ映画の古典とされる本作を初鑑賞。アウトローに興味がない自分でもかなり面白く感じました。
本作の面白さの特徴として、ヤクザの世界に生きる者たちが搾取の構造に振り回される虚しさや悲しさが中心に>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
1961年版も未鑑賞で、どんな話かもうっすらとしか知らないため、教養のために鑑賞しました。こんな話なのか〜と、勉強にはなりました。
使用されている楽曲がかなり有名で、『トゥナイトトゥナイト』と>>続きを読む
ビートルズ弱者ですが、せっかくの機会なので試しに鑑賞してみました。
ビートルズ関しては初期のマージービートな楽曲は好きですが、後期ビートルズは苦手で、『ヘイ・ジュード』とか『アクロス・ザ・ユニバ>>続きを読む
虐待等の理由で家で暮らせない子どもたちが一時的に生活するグループホームである、ショートターム12という施設を舞台とした作品。メインストーリーはややベタではあったものの、変に劇的にせず、抑制された表現>>続きを読む
フィル友のマリさんが推している本作、確かに善き作品でした。本作は聖人フランチェスコの青春を描いております。日本でいえば、最澄とか空海の青春みたいな感じでしょうか。どうでもいいけど個人的にBrothe>>続きを読む
マッド時代劇完結編。普通ガーエーに堕していた2作目とは違い、かなり面白かった!主人公の狂剣士・机竜之助が本来のキチGuy感を取り戻し、しかも因果や愛憎への囚われ等、仏教的な価値観も投影されて、観応え>>続きを読む
マッド時代劇3部作の2作目。京都に行った血に飢えた剣士・机竜之助のその後が描かれます。
前作は実にカオスな作風でしたが、本作はかなりスッキリしており、とても観やすいです。ただ、それは竜之助が普>>続きを読む
ずっと気になっていたカオス時代劇をついに鑑賞したぞ、Woo!
本作は中里介山原作『大菩薩峠』3部作の1作目。虚無に蝕まれた剣客・机竜之助を軸とした群像劇?です。本作の特徴は、いろんな話が適当に>>続きを読む
本作も前回の感想文で述べたファウンテインズ・オブ・ウェインの故アダム・シュレシンジャーが作曲に関与しているガーエー。60年代のアメリカを舞台にした、マージービート系のバンドの青春物語でした。本作はほ>>続きを読む
2020年初頭から起きた新型コロナウィルスのパンデミックにより、多くのミュージシャンが命を落としました。個人的に残念だったのは、パワーポップバンド『ファウンテインズ・オブ・ウェイン』のアダム・シュレ>>続きを読む
永遠の大傑作『タレンタイム』の音楽監督を務めたピート・テオがプロデュースした短編集。マレーシアの監督15人によるオムニバス短編+PV4本という構成です。
見どころはヤスミン・アフマドの遺作となる短>>続きを読む
そんなに関心がないウェス・アンダーソンの新作を鑑賞。3本のオムニバス。まおも。
ウェスのキメキメ構図は観ていてなんとも心地よく、色使いもイカす。雑誌事務所のカラフル感は非常に良い感じでした。序盤>>続きを読む
名作『春原さんのうた』の杉田協士監督の作品とのことで鑑賞しました。うーん、ここまで語らない作品だと、配信で鑑賞するには集中力が維持しないな、との感想を得ました。おそらく、劇場で鑑賞したら⭐️が1.0>>続きを読む
ほとんど物語らず、一般的なストーリー展開はないですが、とても詩的で豊かな作品だと感じました。
本作は、大きな喪失を体験したカフェで働く女の子・サッちゃんがその傷を少しずつ回復させていく話です。し>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
ウェルメイド作品は基本無関心なのですが、音楽モノとヤングケアラー問題を描いた作品のようでしたので鑑賞しました。むむ、思った以上に肌に合わず。
感動的な話ではあるし、兄貴とか先生とか良いキャラも>>続きを読む
グッチ一族が滅んでいく様を描いたガーエー。『最後の決闘裁判』のリドリー・スコットだったので当初はかなり期待してましたが、その後の評判から「ま〜3.7くらいのガーエーだろ」と踏んで期待せず鑑賞しました>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
ボブ・ディランが75〜76年に行った、サーカスをイメージした大所帯バンドツアー『ローリングサンダー・レビュー』を当時の映像とともに振り返るドキュメンタリー…ではなく、モキュメンタリー。
普通に観る>>続きを読む
デビッド・ボウイの73年のライブ映画。アルバム『ジギー・スターダスト』50周年記念でリバイバル上映とのこと。
俺はボウイファンではなく、ベスト盤と『ジギー〜』を聴きかじる程度です。本作も記念に観>>続きを読む
映像の魔術師・ソレンティーノの作品の中でも、よりマジック度の高いガーエーでした。そして相変わらず美しいだけの映画ではなく、かなり深淵な作品だと感じました。
ローマに居を構える、65歳の作家ジェ>>続きを読む
名画と呼ばれる本作を、2022年の劇場開きとしてフェイバリット映画館の北千住ブルースタジオで観てきました。わかっちゃいたが、案の定肌に合わず。
何より、本作の『タララ〜ララ〜ララ、タララララララ>>続きを読む
ブルース・リーの遺作…と言っていいのか難しい立ち位置のガーエー。なにせ、リーはラストの一連のバトル以外には出演していないからです。あとはリーっぽい人がリーを演じるという、かなり苦しい作りです。
と>>続きを読む
新年なので景気良くブルース・リーのガーエーでもキメようと思い鑑賞しました。個人的には、本作と『燃えよドラゴン』がリーガーエーの中では出色の出来だと思っています。
本作の舞台はローマ。親戚の中華料>>続きを読む
1972年に行われた、アレサ・フランクリンのゴスペルライブを映像化した作品。50年の時を経てやっと公開された理由は、アレサ本人が拒否していたのと、映像と音楽のシンクロが上手くいかなかったからとのこと>>続きを読む
結成50周年記念として制作されたストーンズのドキュメンタリー。ということは、ちょうどキースが自伝でミックのチ○ポが小さいとバラし、解散危機に陥っていた時期ですな(その後キースはミックに公式に謝罪。キ>>続きを読む
傑作『グランドフィナーレ』を撮ったパオロ・ソレンティーノ監督の自伝的作品。ダラダラした作品でトータル的にはまおもながら、観応えはある作品でした。
魔術師と称されるほどの映像美は控えめ。とはいえ、印>>続きを読む