田村正和さんの映画レビュー・感想・評価

田村正和

田村正和

映画(654)
ドラマ(0)

鉄男 TETSUO(1989年製作の映画)

4.5

めっさ久々に観たが自分が掛け値なしに好きな数少ない作品なんだなと
本来サイレントで良い映画というものに音がある意味を真に表現している

爆音上映とか全然好きじゃないけど、これのは観てみたい

ジェフリー・ダーマー(2002年製作の映画)

2.7

殺害者数17・懲役936年・レクター博士のモデル・ミルウォーキーの食人鬼ことジェフリー・ダーマーIQ140の鬼畜な仕事ぶりはほぼ描かれず、そのモーホーな性癖にのみ独占ズームイン
非常に退屈
否、そのレ
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レディ・プレイヤー1(2018年製作の映画)

3.5

起こっている出来事は超面白いのだが、IMAX設備で人のゲームプレイ動画見てるが如きモヤモヤが...
バーチャルシーンは完全VR視点で思い切った方が良かったのでは。

ゾンビ3(1979年製作の映画)

3.6

中年カップルによるペッティングとゾンビがほら穴から出てくるシーンのミラクルクロスカッティング
緊迫感ジャスト0

やる気あんのか凶悪なのかよくわからない行動原理のゾンビが大量発生してからも、映画は脱力
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シャドウ・オブ・ヴァンパイア(2000年製作の映画)

3.7

ムルナウ作のノスフェラトゥ役が実はホンモノの吸血鬼だった!ついでにムルナウも滅茶苦茶ヤヴァイ奴だった!!というアレなヤツだが、ギャグともホラーともつかぬ、しかし真顔な具合のムードで好きだわ

息を殺して(2014年製作の映画)

2.0

確実に理解不足だが、仕掛けられたモチーフの意図を、現象としての冗長が越えているかの様

スケバン刑事(1987年製作の映画)

2.7

問題を起こし行き場の無くなった不良生徒を矯正する海の孤島、通称地獄城aka三光学園、果たしてその実態は国家の転覆を狙うクーデター組織であり、日がな若者らを洗脳・テロリストとして育成していた

地獄城か
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隣人は静かに笑う(1998年製作の映画)

3.4

昔は結構トンデモ作品扱いされていた様に思うし、不憫過ぎかつ命懸けのジェフ・ブリッジスの熱演も相まって笑ってしまいそうになるが、9.11以後、今やシャレにならん内容(ソフト流通禁)
と言ってもブラックレ
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殺人の追憶(2003年製作の映画)

3.5

中盤までの不要とも思えるバタ臭さが、バディや隠された真実に結実していくのかと思ったものの、そうした落とし所さえ絶妙に回避していた。
そして更に、全ての過去がやるせない青春としてノスタルジックに収斂しか
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四人の息子(1928年製作の映画)

3.6

ムルナウの影響も色濃いフォードによる戦争母子もの
不吉な気配を画面に暗く湛えた直後、いつもは陽気な郵便局員が、息子が戦死した事を母に手紙で告げなければならぬその痛み
図らずも受取人を失意の底に落として
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女神の見えざる手(2016年製作の映画)

3.6

厚化粧のジェシカ・チャスティンが良い

正義を貫く為の困難と代償は十分伝わってきたが、クライマックスの展開における直球なメッセージと演出は綿密に積み上げてきたドラマバランスを崩していたかの様に感じたし
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カニバル・レザーフェイス(2017年製作の映画)

-

会話場面で人物が一言口を開くたびに同じ構図でひたすらカットバック、しかも話の内容はゴミの割に、何だったらただ話を聞いてる人物の表情さえも無意味に激写してきて、とにかく親の仇の様に切り返しを駆使し、せわ>>続きを読む

亜人(2017年製作の映画)

2.7

うわ〜俺また観てるよ、亜人
何でキライじゃないんだろ...

あ、原作とかは全然興味無いっス

ドールズ(1986年製作の映画)

3.8

スチュアート・ゴードンはトゥーマッチ感があってどうも好きになり切れないがコレは最高

Butcher Boys(2012年製作の映画)

3.6

トラブル相手のチンピラがギャングの犬を轢き殺してしまい、とばっちりに追い込みをかけられる若者男女ら。
そのギャングの正体は、地元チカーノギャングや警察ですら恐れる人肉業ファミリーだった。

元々は悪魔
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リンガマニア(1997年製作の映画)

2.0

副題/精神的畸形児のラブストーリー

人体改造で右腕がチンポになった男
男はその醜い肉塊を「神」と信じ、次々に婦女を暴行していた
神の子を生ませる為に...

そんな男の被害に遭った(間接的含む)、知
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ミスミソウ(2017年製作の映画)

4.2

ウルトラエクストリームメガ百合スラッシュ
内藤瑛亮が打ち立てたカルトの金字塔
惨劇の狭間、或いは背景に配置された(しかし極めて主体的な)音と色の鮮烈さ
劇場で体感すべき

質屋(1964年製作の映画)

3.7

冷血無慈悲なユダヤ人質屋
フラッシュバックするかつて囚われていた収容所の記憶
そこから逃れるかの様に全身厭世家として生きる道を選んだ彼は、本日も激安価格で買取査定・他人から決して感謝はされぬが、面倒い
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ミカドロイド(1991年製作の映画)

3.7

後半ダレるが凄く良い。
夢を追う者、堕落した者、虚しい者
ジャッロでコーティングされた歪な青春
時間と空間の調和もなかなか
イロモノと敬遠するのは惜しい作品だと思う。

スネーク・フライト(2006年製作の映画)

3.5

何故か定期的に観たくなる本作
何度目かもうわからんが、流石にもう新鮮味も何も無いな...と途中思ったりもしたが、結果今回も良かった
密室の群像劇で主役不在の意味をしっかり通す
個人個人は誰が死んでも
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シルバー・グローブ/銀の惑星(1987年製作の映画)

4.1

種の創世と文明の崩壊後が同時に描かれているかのような、カオスだがポップさもあるという壮絶作
異種への怖れと自意識への問いが、延々と形を変え繰り返され、遂に真理に辿り着く明確なものは示されなかったようで
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ベイウォッチ(2017年製作の映画)

2.7

ジャケで内容を語り尽くしている

ラジー賞を取る事がマスターピース
即ちそうなる事で完成し、成仏出来る様な作品もあるという事を、我が国の映画関係者も知っておくといいよ

アーノルド・シュワルツェネッガーのSF超人ヘラクレス(1970年製作の映画)

2.7

下界に行ってみたいと父ゼウスに直談判するも反対され、それでも食い下がらないヘラクレス(シュワ)がゼウスから怒りのイカズチを喰らい地上に落ち結果オーライ
人間界に降り立ったはいいが、特にプランも無く、か
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幸福(しあわせ)(1964年製作の映画)

3.8

命を輝かせ、また分断するような原色の多用や、ヤケにボリューミーな劇伴が不安感を煽る
嫁も子供も愛人も親戚も職場の皆も好きで幸せ噛み締めてる博愛野郎の顛末(反復)
いかに嫁を愛しているかを表現する為「フ
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クローズ・アップ(1990年製作の映画)

3.9

別人への成りすまし詐欺の廉で訴えられている男(サブジアン)と告発側の者らが、事件当時の様子を自身らで演じ再現、そして実際の裁判場面とで構成されている異様な作品

その行動の本来的な目的であったり、語ら
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貞子vs伽椰子(2016年製作の映画)

1.9

リング編と呪怨編とを交互に進行させ、それぞれに死にそう女子を排出・まぁまぁ急に出てきた安藤政信扮するバンカラ霊能者&謎の子供ペアの提案にて、貞子と伽倻子が潰し合やあぁいいじゃん!と場面をセッティング。>>続きを読む

ハローグッバイ(2016年製作の映画)

2.8

めっちゃ、もたいまさこ

展開におけるリアリティラインの曖昧さは好きになれないが、通り過ぎて行く言葉や態度が、まるで過去の思い出のように力を湛えている。

エル ELLE(2016年製作の映画)

4.0

リアリズムからの絶妙な距離感が本作をまぁ〜るくおさめてまっせ
最後のアイツの、手際が洗練され過ぎた挙句の暴漢への変身のファストさ、
ただ一身にハードコアプレイへの欲求がそうさせたであろうこの人物を始め
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パターソン(2016年製作の映画)

4.1

正しくありたいと願う人間にとって、詩を書くというのは悪くない
毎日の仕事があって、帰りを待つ者がいて、
ともすればそこに"埋没"してしまう"自分"を見つけること

映像と音楽の相互補完が見事。

奥田民生になりたいボーイと出会う男すべて狂わせるガール(2017年製作の映画)

1.5

こういうのでドラマ軸として成立してしまうのが、何ともドメスティック。
メガドンキが好きな輩向け。
きょうび奥田民生にそこまで普遍的なイメージがあるとも思えないし、業界的かTOKYOか知んないけど価値観
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パーソナル・ショッパー(2016年製作の映画)

3.4

エロを感じ悶々するこちらが恥ずかしくなる様な撮り方をしやがる...


ハッタリとは言わないがこの内容なら、もっとカットを持続させないと駄目だろう。

ギミー・デンジャー(2016年製作の映画)

3.6

オープニングの気の抜けたgimme dangerでトバされた。
MC5とはあんな友情で結ばれていたのだなぁ
自分はどんなに好きなバンドでも再結成冷める派だが、シンガーをして表現される"再統一"という
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羅生門(1950年製作の映画)

3.8

ラストの志村喬の顔

そして、善の象徴として坊主を見ることも私には...

パンダコパンダ&パンダコパンダ雨ふりサーカス(1973年製作の映画)

3.5

パパンダがようやっと活躍(怪力)

大雨で半分が水没した町・安全な場所へ避難した人間と取り残されたサーカスの動物たち・ミミとパンダ親子は動物たちのいる"孤島"へ向かって舟を漕ぐ・そうして、ミミたちによ
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津軽じょんがら節(1973年製作の映画)

3.8

死が人を引き寄せ、繋ぎ止める
風と波の音だけの寒村で、

東北の土地と人の情念が、またも自分の中でカリカチュアされてしまった。
そしてどうしようもなく、日本人が未来永劫捨て去れないであろう性をここに見
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