演出家が仕掛けた困難を乗り越えてくる感があるアルドリッチ映画のキャラクターすごい
現在との並行で回想が踊りだすミュージカルが始まった時ビビった。こういうの初めてみた。パッケージ古臭いけど割と最近のケビン・スペイシー監督主演ボビー・ダーリンの伝記映画。ジャズシンガーだった
理髪店に自然と人が集まってくる感じとかそいつ等が最後に楽しそうにはしゃいでいるのがイイ。『ブロンコ・ビリー』的な楽しさを感じる。うなぎの習性と自分を重ねる役所広司とかアレだけど冒頭の殺人シーンが只の事>>続きを読む
ザック・エフロンが青い瞳で辛い出来事を目撃する、というのが良かった。オーソン・ウェルズが映画人になる前の活動を描いているせいか、シネフィル的なオタクっぽさの無い映画だった。そういうところに好感がある。>>続きを読む
映画で主人公の不幸を補完するためだけの人物が現れると大抵は鼻に付くが、こういうアメリカ映画では何故か居ることに納得してしまう。キーファーサザーランド。最後にリチャード・ドレファスと目が合う瞬間が何とも>>続きを読む
告解室に耳を近づけるほあきんがよいし、収容所でコティヤールが見る取り引きにピント当たってない感じとか。面白い映画はピント送りしないっていう風潮がちょっとだけわかる
93分が20分くらいの短編であると錯覚するほど吸い込まれた。血がちゃんと怖いってあんまりない
東出昌大と早乙女太一以外の過去とか生活が台詞で消化されているのと鈴蘭校舎の装飾の強力さとスローモーションの格好よさと冒頭の舞う桜が好き。お話に西部劇みたいな印象がある。
東出昌大の巨大な身体とその動き>>続きを読む
ダスティン・ホフマンがシャイアン族と白人社会を行ったり来たり。久し振りにフォードの『シャイアン』をみたいと思わせてくれる
爺さんの葬式の場所をミスコン会場に選ぶだとかブレーキを踏まないワーゲンにわざわざ一人づつ乗って行く感じがやっぱり好き
たみお
オチ以外好き。『フィールドオブドリームス』のようなことをする。忌野清志郎がでている
映画館以来2度目の鑑賞。3つの場所を繋ぐドアの開閉や水の脅威、繋がらない電話などのおもしろさ
観光と反戦を合わせたような前半も好みだけど終局に入ってカメラが動き出した後の雨のなかでの疾走とそこに描かれた距離の感じが凄く好きな感じだった
M・ファスベンダーの激昂演技の独壇場が在るのとカンバーバッチとブラピが異常に格好良いとかイジュフォーの何とも云えない表情のクローズアップとか好き。南部の景色を美しく撮っているのに違和感があるしお話が断>>続きを読む
散乱した食べ物の不気味な迫力だとか睡眠を意味ありげに撮る感じとかクラクションやヘリコプターの回転音をスペクタクルっぽく入れる感じが好き。他人の視線が無い時こうまで不気味な人間になれるかどうか。
熊が出た!という混乱が始まってロングショットの中で現れた寅次郎と熊を草木で隠すのと、それに対するその他大勢の過剰なリアクションがおもしろかった。
金田一シリーズの刑事がいる
この二人が夫婦かそうでないかというのを謎にしたまま議論が進んでゆく。ただただトスカーナの秋の景色に包まれながら話をして赤の他人に話しかけられたり話かけたりする。ホテルの一室で語り合う際の画面の光の具合>>続きを読む
フィクションですっていう感じが何故か薄いのが不思議。スピーチの扱い方がたのしいご都合主義みたいなのが凄く心地よい
桃井かおりが囃し立てた群衆がええじゃないかと唄い出したり霧口茂が軍人を殺害する、という面白いものが始まりそうな予感がした途端次のシーンが始まる。それを繰り返した末の日本橋へ行進するええじゃないか集団に>>続きを読む
動機とかどの都度の選択を所作であっさり描いている感じがみやすくていい。欲を言えば最後は格闘技で終わって欲しかった。
スティングの曲ぜんぜん関係ないしケヴィン・コスナーとポール・ニューマンが親子ってのも笑いそうになったけど人物の繊細な感じがイイって思わせてくれる映画。仕事を描きつつ楽しんだり悩んだりというシーンが豊か>>続きを読む