状況と出来事の中で対応し続けるキャラクター達に泣ける。見ることをロマンチックに演出するシーンの余興で見えないことのサスペンスを演出する感じが好き。
いい感じの画と断片的な物語な印象。海辺のシーンが綺麗だしおばさん達の演技合戦もたのしい。バスの天井に乗るとか面白そうなシーンがあっさり収束する。
このレビューはネタバレを含みます
83年コッポラのモノクロ。煙と雲に対してのフェチに溢れている。バス停での謎の煙幕から死の表象の特撮と地面を流れる白煙。ミッキー・ロークのウィスパーボイスが格好良いし彼のアクションを捉えるカッティングも>>続きを読む
都はるみが寅屋2階から下り、とり残された寅次郎のショットが好き
ニコラス・ケイジがマンドリン弾いたり唄を歌うのに対するリアクションの切り取り方。言葉で感心させない感じ
ダイジェストっぽい時間SF。何度時間を戻しても目的が戦争に勝つこととなるトム・クルーズの心情が、エミリー・ブラントに少し左右されていく様をもっと見たかった。
今っぽい画面でやる話とは思えないお話。逃亡軍人が抱えるドラマ。何か現れた物が次のシーンやショットで消費されてゆく感じで飽きない。最後にあっさり紙芝居みたいに纏められて終わるのがあんまり
反射鏡を隔てた二人のうち一人が背を向けているだけでこんなにセンチになれるなんて...と思うと『真夏の方程式』を見直したくなる
ラプトルがかわいいのとロン・ハワードの娘が綺麗。クリス・プラットが癖や性質だけで動いている感じとか、ラストショットに至るくだりがパニック映画の定番を踏んでいる感じもいい
とっても観やすい山田洋次。寅次郎が仲介役。みかんを野球青年が投げるのが一番面白かった。この映画の沢田研二の人物に共感しかないのがまたズルい。メロンより松茸のほうがおとなしいとわ
赤ちゃんとロバート・カーライル。ダニー・ボイルは排泄物を描くのが好きなのだろうか、と思ってしまう。汚い映画は苦手だが汚いのが面白い。というかナレーションが面白いけれど頼り過ぎているきらいもある。
エンジン音の録音とかやたら複雑なアクションとかいいキャラクターとか
アンストッパブルとかサブウェイ123のような追う追われるを実時間に近い形で描くのもいいけどこの映画の車椅子レースとかデュバルとトムクルーズが走る、みたいな脱線をもっとみたかった。トニー・スコット
北村和夫や田中好子の視線。目撃者のリアクションの感じ。被爆後の広島の造形の恐ろしさです。89年モノクロ。水とか家屋に張り付いた黒が恐い。助監督に三池崇史がいる...
一見無意味なショットがその後に効いてくる感じがたまらんような気がしたが、これがシドニー・ポラックの遺作なのか...という感じ。ニコール・キッドマンは綺麗でショーン・ペンも格好良い。クローズアップが好き>>続きを読む
テーマ曲の Côme Aguiar がすごくいい。YSLと彼の名を冠したフランスが誇るブランドとしてイヴ・サンローランがある。サンローランについて公私共にパートナーであったピエール・ベルジェが語ってゆ>>続きを読む
何も描かれていない空間しか見つめないダスティン・ホフマンと必ず目を見て話すトム・クルーズのコンビがとても。音楽いいなと思っていたらハンス・ジマーだった
フレッド・カヴァイエ『すべて彼女のために』の方が優れていると思うのは彼方は純粋に活劇で空間を景色から機能に変化させてしまうところだと思う。こっちはラッセル・クロウとレニー・ジェームズが格好良いし吃驚す>>続きを読む
アラン・レネ。冷めたロマコメ。飛行機を愛するヒロインだが、終盤に操縦を披露するまでは風の表現が"風にそよぐ草"のインサートに集約されている。色が面白い映画。車や飛行機の車内は合成だが合成された景色の光>>続きを読む
このシリーズはアクションシーンよりも問答の方が面白いと思った。
人々がミュージカルのように歌い出すがミュージカルではない、というように振る舞います。仰向けの人としゃがんでいる人の切り返しとか最後の携帯電話の使い方が好きです。やっぱりおもしろいです。キャメロン・ディ>>続きを読む
追う追われるの関係が緩い気がする。シャーリーズ・セロンのビジュアルとトム・ハーディの声が。騎兵隊は来ないがインディアンは数派閥現れ、約束の地を目指す駅馬車。シリーズを撮った監督と同じとは思えないほどカ>>続きを読む
地面を素手で掘っている子供の手。何故掘っているのか。掘っていると次第に水が湧いてくる。家族総出でスコップを持ち砂の山を作る。一体なんの為に、と。ドキュメンタリーとは思えないほど
内田吐夢のメロドラマ。有馬稲子、満島ひかりに似ている気がします。様々を窃視・盗聴した末の近松門左衛門の最後の涙がイイ。カット抑えてる代わりに物凄い距離の奥行きとトラッキング多めの105分。
ジンジャーとジャスミンて名前いいですね。回想の入り方が独特、というか回想にはいる為の何かが無いのが驚き。ケイト・ブランシェっトが虚空を見つめて一人で喋る。混乱して混乱のなかで終わるというのがまた好き
冒頭の雪のシーンの空間がギクシャクした感じが好き。矢張り出逢いの演出はこれくらい阿保ほど劇的なほうが
超能力女子大生ルーシー。人智を超えるの巻。
中国資本入ってます感がヤバい。トランスフォーマー4以来の衝撃。ベッソンがバンデドシネか何か描いたらやっつけで買います。
BSの動物番組みたいなショットに>>続きを読む
浮いている幽霊をみて主人公たちが俯瞰だとか浮遊という。主人公の服装が好き