kktkzwさんの映画レビュー・感想・評価

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パリタクシー(2022年製作の映画)

3.7

いい映画だった。
人に優しくしようと思えた珍しい映画。
大きな展開は全くないし、ラストも想像できる内容だけど、2人の空気感が絶妙で。

彼女も最後まで自分の人生には満足出来ず、寂しい気持ちのまま逝った
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終わらない週末(2023年製作の映画)

3.6

面白い。
いかに自分たちの生活が、インターネットや情報にまつわる機能によって担保されている(という気になっている)、コントロールされているかが怖いくらいに分かる。


最後の第三段階ではクーデターや内
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デンジャラス・ラン(2012年製作の映画)

3.6

普通に面白く見れた。

広いエリアを移動して物語が展開していくのにも関わらず、なぜか常に閉塞感を感じる作りになっていて、主人公たちがどこにいても室内にいる感覚になった。もしこれをSAFE HOUSEに
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マリグナント 狂暴な悪夢(2021年製作の映画)

1.5

何この映画。
こういう風に荒唐無稽なことやっちゃうけど面白いっしょみたいな感じ。それをB級感を散りばめてエクスキューズしてる感じが気持ち悪い。
色々と肯定的否定的どっちものレビューを読んでみたけど、全
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ブラック・クランズマン(2018年製作の映画)

3.7

映画らしい映画の中の後、一気に現実にドキュメンタリーに引き戻す。あれだけ映画らしかった映画が急にドキュメンタリーだったように思える。緩急がすごい。
コミカル、ドラマティック、ヒューマニスティック、映画
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ポーラー 狙われた暗殺者(2019年製作の映画)

3.5

面白くないわけではないが面白くもない。絶妙なライン。マッツミケルセンじゃなかったら持たなかったんじゃないか、という映画。
そっち系の映画の匂いが各所すごい。パクリではなくオマージュというか、詰め込みま
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イコライザー(2014年製作の映画)

3.8

仕事人すぎ。
クロエグレースモレッツ可愛い。

銃を奪って使うことをせず、周りにある道具を使いまくることに敢えて理由をつけるならば、時間をやたら気にすることも含めて未だ訓練の一環なのか、クセなのか、彼
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イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密(2014年製作の映画)

3.7

いい映画だった。
ベネディクトカンバーバッチの演技も素晴らしい。
あと出てくるおじさん達やたらかっこいい人多い。
マークストロングやばかっこいい。

映画という装置を使って事実の脚色し、ただ興味深く描
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アメリカン・スナイパー(2014年製作の映画)

3.8

クリントイーストウッドの良い映画。
こういう題材を扱っているし、彼独特の説教くささやストレス感含めて、納得出来る脚本、映像。流石だと思う。

でもやっぱりクリントイーストウッドの女性の捉え方はなんとも
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タイラー・レイク -命の奪還-(2020年製作の映画)

3.6

普通に面白く見れる映画だけど特にコメントしたい部分はない。

グレイマン(2022年製作の映画)

3.8

かなりレベルの高いアクション映画だと思えた。
話もいいし、飾りすぎないライアン・ゴズリングの演技もとても良い。アクションもすごい。
登場人物が痛がる時とかに、割と唸るのがリアルな感じして面白い演出だっ
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ミスト(2007年製作の映画)

3.7

個人的にとても好きな映画。

希望を失くした後に一番の絶望が訪れる、という言葉にしたら当たり前な事を、こういうアプローチで描けることは本当にすごいと思える。

希望はなくしちゃいけないね。
希望を持っ
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ジョー・ブラックをよろしく(1998年製作の映画)

3.7

面白い映画だった。役者も素晴らしい。
そしてブラピ、こんな難しい役をやり切るあたり流石すぎる。感服した。
アンソニーホプキンスも最高。

キャッシュトラック(2021年製作の映画)

3.6

ガイリッチーにしては静かな映画。
淡々と、普通に終わる。
でも回想というか過去描写が長かった割に、淡々と終わりすぎな気もする。
でもそれが主人公の執念深さとプロさを強調していると思えば必要なのか。

オールド(2021年製作の映画)

3.9

スーパートンデモ設定内で普通に起こり得る人間模様。そして最後のトンデモだけど納得できる種明かし。エンタメ感溢れる勧善懲悪的帰結。
なんか面白くてスッと入ってきた。
構図も強気で洒落てる。いい映画だった
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mid90s ミッドナインティーズ(2018年製作の映画)

3.7

90s版スタンドバイミーであり、2020版ロードオブドッグタウン。
気持ち良い映画、4:3はちょっとトゥーマッチな演出かなぁ

プロミシング・ヤング・ウーマン(2020年製作の映画)

3.5

ちょっとチープかなぁ
元々かなりチープなアメリカ感を意識して作ってる感じがするので、こういうチープなラストじゃなくてめちゃ重たい想像出来ないラストの方が良かったように思う。
なんならケータイ渡されない
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The Witch/魔女(2018年製作の映画)

3.6

面白い戦闘の見せ方で面白かった。超能力ものはチープに見えがちだが、カメラと編集でかなり上手に見せていた。

アイ・アム・レジェンド(2007年製作の映画)

3.5

ウィルスミスの演技、ストーリー、緊張感、時々あった青空での見上げる感じのファッション的構図などとても良かった。
でもゾンビのモンスター過ぎるデザイン、これだけはどうにかならなかったものか。。勿体無過ぎ
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ヘレディタリー/継承(2018年製作の映画)

3.7

空気の変え方が鬼すぎる。
あの鬱々とした世界観を、一瞬で清々しくさえ思えるほどに変える事が出来るってどういうこと?
まさに継承。物語の2時間全てはラスト30秒のためだけに。

あくまで現代の中のファン
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ミッドサマー(2019年製作の映画)

3.8

彼らの日常と歴史を淡々と描いた映画。
コミュニティの人間への嫌悪感も生まれない。自分たちが結婚式と葬式をするのと同じように、ごく当たり前にすべき事、したい事をしているだけ。なのでもちろんそこには狂気は
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コロンバス(2017年製作の映画)

3.0

構図とか画作りにこだわっているように見えるが、ただこだわっているだけで面白さや美しさはあまり感じない。
ただ、それなりにきれいに画面の中に収めただけという感じ。
とにかくステイがくどい。
小津安二郎を
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英国王のスピーチ(2010年製作の映画)

3.8

面白い映画だった。

時折入ってるくるファッション的構図とライティングが印象的で、吃音という音の違和感を映像的にも連想させた。
重苦しくなりそうなテーマの映画を最後で気持ちよく、かつブレる事なく表現し
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チョコレートドーナツ(2012年製作の映画)

3.7

胸糞悪い映画。
端的、簡潔にまとまっていて面白い。象徴的な音楽もいいし。
でも、正直こういう救われない人を題材とした映画はもう入ってこないな。
最後にマルコと一緒にいられることになった、というなら普通
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