柴さんの映画レビュー・感想・評価

柴

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ウインド・リバー(2017年製作の映画)

3.8

実話を元にしたサスペンス映画。
アメリカの歴史やらなんやらについては正直詳しくないので、この映画が何をどの程度表しているのかはよく分からないけど、普通にサスペンス映画として観る分にはとても面白かった。

KUBO/クボ 二本の弦の秘密(2016年製作の映画)

3.7

ストップモーションとは思えぬ綺麗な映像。
海外作品とは思えぬ、音楽含めた日本文化の表現。
ストーリーはありきたりな流れであるものの、そこを補ってあまりある魅力溢れた作品だった。

羅小黒戦記 ぼくが選ぶ未来(2019年製作の映画)

5.0

あまりにも面白くて、映画を観た帰りにもう一度観に行こうと決意した。

ストーリーもキャラクターも映像も音楽も本当に最高で魅力的。
シャオヘイがものすっごくかわいい。かわいすぎて、観てる途中ずっと微笑ん
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プロメア(2019年製作の映画)

3.8

最新ロボアニメ!てかんじ
絵がとても綺麗でかわいかった

ロボ系の作品はほとんど観ないため慣れないのもあって、世界観を理解するのにちょっと時間がかかり、最初はあまりついていけなかった
出てくるキャラク
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ローマの休日(1953年製作の映画)

4.5

子どもの頃にテレビ放送を観て以来、久々に鑑賞。
以前はこの映画の良さがあまりよくわからず、パッとしない印象だったけれど、大人になって改めて観たら非常に面白かった。

映像は白黒だが、ストーリーの面白さ
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千と千尋の神隠し(2001年製作の映画)

5.0

ナウシカやもののけ姫の時も思ったが、やはり映画は映画館で観るのがいちばんだ。

テレビで観ていた時は気づかなかった細やかな音が届いてくる。
気が散るものが何もないから、画面に対する集中度合いも全然違っ
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もののけ姫(1997年製作の映画)

4.5

映画館でジブリはやっぱり感動する。
もののけ姫は音楽が本当に良い。壮大な音楽が、映画館だと余計に心に響いてグッとくる。泣けたなあ。

ジブリ(特に初期作品)の好きなところは、主人公が男女関係なく自分の
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風の谷のナウシカ(1984年製作の映画)

5.0

ナウシカを映画館で観ることは長年の夢だった…

物心ついた時から大好きだったナウシカ
生まれた時には過去の作品だったナウシカ
これを映画館で観られる日が来るなんて

ありがとうスタジオジブリ…
ありが
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駆込み女と駆出し男(2015年製作の映画)

3.7

いつの時代も生きるのは大変だな。
日々いろんなことがあって、面白おかしく冗談を言って笑ったり、どうにもならず死にたくなったり、今も昔も変わらない。

目の前のことに誠実に向き合う姿は、きっと誰かが見く
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セカンドベスト/父を探す旅(1994年製作の映画)

3.6

両親から愛情をもらえないまま歳を重ね、結婚する事なく40代となった主人公グラハムが、心に傷を持つ少年ジェームズを養子に迎えようと交流を重ねる物語。

説明台詞がほとんどなく、画面上での小さな動きや何気
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ハッピー・デス・デイ(2017年製作の映画)

3.6

ホラーは普段見ないけど、これは怖くないと聞いたので鑑賞。

確かに、全然怖くない。驚くシーンは少しあるけど、後引く怖さが全然ないし、主人公はなかなか肝が座ってて笑えるシーンはあるしとても面白かった。

チョコレートドーナツ(2012年製作の映画)

4.5

舞台は1979年、カリフォルニア。
同性愛者の男性2人と、ダウン症の少年の愛情の物語。

ああ、世界はなんて残酷なんだ。
たまたま異性愛者に生まれた。
たまたま同性愛者に生まれた。
違いはその属性に所
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マイ・インターン(2015年製作の映画)

4.1

仕事も家庭も全てに一生懸命なジュールズと、心に余裕を持ち周りの人を温かく受け入れるベンの世代を超えた友情の話。

アマゾンプライムだとジャンルはコメディーだったが、ギャグで笑わそうとするタイプではなく
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スポットライト 世紀のスクープ(2015年製作の映画)

4.2

カトリックの神父による子どもへの性的虐待と組織によるその隠蔽を、ボストンの地元紙が暴き記事を出すまでを描いた作品。
事実に基づいたフィクション。

歴史も古く身近で巨大な組織に、過去から未来までの被害
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今夜、ロマンス劇場で(2018年製作の映画)

3.6

序盤はコメディ色が強く、非現実的な状況も力技で物語が進んでいた。2人の仲が親密になってからは、丁寧に描かれていたと思う。

北村一輝さんの存在感が光っていて面白かった。

マイノリティ・リポート(2002年製作の映画)

3.7

20年前の人にとっての50年後はこういうイメージなのかと思うととても面白い。
ただのSFかと思いきや、スリラー要素もなかなか多くて鳥肌シーンもちょいちょいあった。2時間半の超大作!こんな映画が20年前
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ジョン・ウィック(2014年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

冒頭でかわいいかわいい犬が死んでしまってメンタルに特大のダメージ!

でも、そのあとはジョンウィックが強すぎてすごく安心してみていられた。
銃の腕前半端ないでしょ。気持ちがいいわ。
一体何人くらい死ん
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チチを撮りに(2012年製作の映画)

3.0

出演者の演技力が残念過ぎて、話に全然集中できず…
滝藤さんと渡辺さんのシーンが救い。

ただ、ここで描かれているような家族は世の中にたくさんいるんだろうなとは思った。ツッコミどころも満載だったけど…
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DESTINY 鎌倉ものがたり(2017年製作の映画)

3.6

邦画のファンタジーなのでどうなんだろうと思っていたが、案外面白かった。
艶かしかったり暴力だったりといった変なシーンは全く無く、キャラもそれぞれ立っていてストーリーも分かりやすい。家族でも安心して観ら
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コンテイジョン(2011年製作の映画)

3.6

まるでこの状況を元に映画を制作したのか、と言いたくなるほど、いま目の前に広がる現実と被った。
もちろん映画は時間が決まっているので、実際よりもスピーディに話は進む。
だが、ウイルスのみをテーマにし、余
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ミッドナイト・イン・パリ(2011年製作の映画)

3.6

芸術界の有名人がごろごろ出てきて面白い。現在に不平不満を垂れ、過去を夢見たところで、渇きが満たされることはない。今あるものを受け入れ生きていくしかないのだ。

日日是好日(2018年製作の映画)

3.8

現代の日本ではなかなか感じられない、ゆったりとした時間が流れる映画。
毎日が良い日になるよう、過去でも未来でもなく、今目の前に流れる時間に目を向けて、一期一会を大切に生きていきたい。

ワンダー 君は太陽(2017年製作の映画)

4.8

魅力的であれば人は後からついてくる。辛い時も、腐らず今できることをしながら一歩ずつ前へ進んでいれば、いつか晴れる日はやってくると思えた。今は1人でも生きられる時代だけれども、やっぱり人との繋がりは人生>>続きを読む

フォレスト・ガンプ/一期一会(1994年製作の映画)

3.8

主人公・フォレストガンプの、不器用で真っ直ぐで一生懸命な姿に心打たれた。
彼の実直な生き方は、周りの人の生き方までも変えていく。
まさに一期一会、目の前の人と過ごす大事な時間はもう二度とやって来ないの
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レオン 完全版(1994年製作の映画)

4.0

名作ではあるが、ちゃんと観るのは初めて。

この映画に出てくるキャラクターは、皆個性がハッキリしていて分かりやすい。
そのおかげか、鑑賞者は感情移入しやすいような気がした。
天涯孤独な身であるレオンと
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きみはいい子(2014年製作の映画)

3.9

誰にでも起こりうる、子供や老人にまつわる社会問題が複数描かれた作品。被害者側のみならず、加害者側の目線も描かれており、問題が単純ではないことが窺える。
ラストはニコニコハッピーエンドとはならないが、そ
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イエスタデイ(2019年製作の映画)

3.9

前情報をほとんど持たず鑑賞。思っていたよりもコメディ色が強く、上映中何度も笑いが起きていた。個人的には、本物のエドシーランが出演していたことに衝撃。しかも、チョイ役ではなく割と重要な役どころだなんて。>>続きを読む

万引き家族(2018年製作の映画)

3.8

観ていて苦しくなる映画だった。格差社会と言われている日本の闇の中で、その日その日を乗り越えている家族の姿。彼らが助かる道はあるのだろうか。きっと彼らのような家族は現実世界にもいるんだろう。簡単に、悪や>>続きを読む

セトウツミ(2016年製作の映画)

3.5

男子高校生が、ただお喋りするだけの映画。自分にも覚えがあるが、言葉の投げ合いを楽しむ会話。非常にゆるくて、肩の力を抜きたい時や心を緩ませたい時なんかにピッタリだ。時間も、1時間ちょっとととてもちょうど>>続きを読む

ぼくたちの家族(2013年製作の映画)

3.8

どこにでもある、ありふれた家庭。身近な地獄が広がるけれど、目の前のことを精一杯やっつけて、ギリギリのところで小さな光を掴む。

役者さんがそれぞれピッタリで、とてもとても魅力的だった。どうしようもない
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