斎藤工。
そのルックスやドラマでの役柄故に、色香馨しい女性の視線を集める俳優である。
そのイメージは間違いないと思うのだが、今作で、監督として映画人として、斎藤工のイメージは大きく変わった。
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TIFFにてワールドプレミアを鑑賞(2回)。
はっきり言って、今年一番のデトックス映画です。
モノローグ主体の原作だけど、相手をつけることで溢れる内面の言葉をいとも自然に、まるでヨシカの電卓を叩くス>>続きを読む
岩井俊二監督の、90年代初頭の女性SSW好きを、CHARAの「break these chain」で爆発させた作品。バブル後の退廃的な雰囲気と、この作品以降"怪優"と評される浅野忠信が絶妙な、初期岩井>>続きを読む
「上の句」の青春映画ど真ん中な感じを引き継ぎつつ、「個」の若宮詩暢との対比でチームや仲間の大切さを、あまりにもクドく、ダサくまとめてしまったところに、続編の難しさを垣間見る。
ただ松岡茉優の存在感だ>>続きを読む
スクールカーストにおけるパワーポイントとなる要素は実はとても表層的で、それはルックスやスタイルやアクティビティといったもので、カースト下位にいる所謂オタクの持つ潜在的な情熱は、そういう表層的なものより>>続きを読む
森淳一監督の撮る自然はとてもいい。
この監督にはそういうものと同じ時間が流れてるのだろう。
この昨今、食育だのマクロビだの、都会の尺度における食文化の浄化を目にするが、古来の、特に日本の根源的な食、>>続きを読む
皆は気づいてるだろうか。
秋編、アケビのシーン。
プッ、プッ、と種を飛ばす松岡茉優は、後に「ストレイヤーズ・クロニクル」で鉄鋲を飛ばして相手にダメージを与える。
このシーンが布石となったに違いない(>>続きを読む
新しい技術や方法でアニメーション表現を観客に「どストレート」にぶつけた同時期公開の記録的ヒット作とは違い、難しい題材である原作の愛溢れる部分を浮かび上がらせる細やかな展開や技法は、アニメーション映画の>>続きを読む