MaruFukuさんの映画レビュー・感想・評価

MaruFuku

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ルパン三世 グッバイ・パートナー(2018年製作の映画)

4.4

00年代以降のルパンTVスペシャルを時系列に観てきたんですが、その中では屈指の出来ではないでしょうか。次元が軸にくると一気にハードボイルド感満点に…やっぱり僕はそういうのが好きらしいです汗

そんな第
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イノセンス(2004年製作の映画)

4.8

未Markだった理由を再鑑賞して思い出した。最初は攻殻機動隊シリーズの初見とも知らずビデオ屋さんて借りて観たけどわけもわからず寝落ちしたんでした…

押井守版の攻殻、95年から9年越しの第二作。

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攻殻機動隊 S.A.C. SOLID STATE SOCIETY 3D(2011年製作の映画)

4.6

僕も0から1を産み出すより、1を他の1に変換したり2以上に発展させる方が得意なんですが、神山健治氏は士郎政宗氏の攻殻機動隊というものに自分なりの変換や発展を加えて世に出し評価された、それが神山作品St>>続きを読む

ルパン三世 イタリアン・ゲーム(2015年製作の映画)

4.0

TVスペシャル第25弾
TVアニメの第4シリーズが下敷きだそうで(未見)、18世紀のヨーロッパに実在した稀代の詐欺師アレッサンドロ・ディ・カリオストロ伯爵("カリオストロ城"のほうとは別もの)の遺産を
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ルパン三世 princess of the breeze 〜隠された空中都市〜(2013年製作の映画)

4.0

TVスペシャル第24弾。
前作が(僕的には)迷走してた気がするのですが、一気にCG多用の今っぽい絵柄や技術描写に。完成度はけっこう高い作品でした、

舞台はヨーロッパとシャハルタ共和国という架空の国。
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ルパン三世 東方見聞録 アナザーページ(2012年製作の映画)

1.9

マルコ・ポーロの足跡を辿るように東に向かう、考古学的かつロードムービー的要素に、別建てな五ヱ門のコミカル修行話をドッキング。
TVスペシャルの第23弾です。
プロットは好きでした。平泉、弁慶、モンゴル
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ルパン三世 血の刻印 ~永遠のMermaid~(2011年製作の映画)

4.0

これまた一気に懐かしの画風に…
TVシリーズ第22弾、アニメ化40周年にしてジブリ風味復活です。カリオストロの刻印は見やすさの加速に一役買います。そちら出身のアニメーターさんを招聘して温故知新なのかも
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ルパン三世 the Last Job(2010年製作の映画)

3.4

2010年まできましたルパン三世TVシリーズ、第21弾。
舞台はドイツからローマ、ナポリ、そしてポンペイへ…旅したい気分にさせられる回。
そして海外の人からの「日本といえば」の定番、忍者をイタリアがル
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ルパン三世 sweet lost night ~魔法のランプは悪夢の予感~(2008年製作の映画)

3.5

素材はアラブ、舞台は東南アジア、TV向けコミカルも全開で。
TVスペシャル第20弾となります。

お宝だと思ってたものが実はハイテクで記憶が12時間消されるから取り戻しに(盗みに)行く。という話には従
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ルパン三世 霧のエリューシヴ(2007年製作の映画)

3.5

TVスペシャルシリーズ第19弾。
ルパン生誕40周年記念……コレでほんとに良かったのか?!

まぁ僕は普通に楽しめましたが、中間層としてはオールドファンはオマージュ多めで採点甘め、そうでない方は伏線?
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ルパン三世 セブンデイズ・ラプソディ(2006年製作の映画)

3.7

TVスペシャルシリーズ第18弾。

先に1週間後の競馬場の計画を話すところから、というありそうで無かった?スタート。そこからの7日間を描くラプソディ(狂詩曲)。氷やダイヤモンドを"カットする"のもキー
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ルパン三世 天使の策略(タクティクス) ~夢のカケラは殺しの香り~(2005年製作の映画)

3.1

TVスペシャルシリーズ第17弾。

本作から舞台はアメリカに。コメディ色が薄く、敵も分かりやすく死ぬ描写、政治色なスパイスもあり、ややオトナ向け。これも監督さんが変わるからだと思いますが、シリーズのダ
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ルパン三世 盗まれたルパン ~コピーキャットは真夏の蝶~(2004年製作の映画)

3.7

TVスペシャルシリーズ第16弾
初の地上デジタルだそうで(そんな時期か…)

前作から引き続き舞台はヨーロッパ(フランス)。エンディングの音楽で国を意識してますよね大野さん。
いろんなテーマソングが長
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ルパン三世 お宝返却大作戦!!(2003年製作の映画)

4.5

バルセロナ好きとしてはガウディをフィーチャーしてくれたのが何より嬉しい回。終盤はそこかしこにバルセロナが感じられる。
そしてとっつぁんが3回もルパンを逮捕する回笑

旧友マークがスペインで過去にサグラ
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ルパン三世 EPISODE:0 ファーストコンタクト(2002年製作の映画)

4.5

ルパンにはNY、大都会が似合う。
賛否両論あったんでしょうけど、エンタメとしてルパンシリーズはコレでええんちゃう、と。楽しみました。

一味+とっつぁんこと銭形警部らの出会いを回想する設定ですが、原作
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ルパン三世 アルカトラズコネクション(2001年製作の映画)

3.8

ルパンの長編の21世紀一発目てことでセルからデジタルへ。存外楽しめました。
TVスペシャルとしてはモンキー・パンチ氏の原作に基づくというのも珍しい作品だそうです。

王道な手法は外さず、かつサスペンス
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ゴジラの逆襲(1955年製作の映画)

3.5

シリーズ第2作。
コングvsゴジラに触発されて、アマプラで観れそうなやつをゆるゆる観ていきます。(初代は視聴済み)

2度目ということで山根博士を中心に多少の習性が明らかになってるゴジラ。さらに初の対
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ゴジラvsコング(2021年製作の映画)

4.3

モンスターバースシリーズ第4弾。ゴジラ→コング→ゴジラときての最強決定戦?!
なぜ?を入れたかというと観た方はお分かりの通りキング・オブ・モンスターズでもフリのあったMの存在によります。

ゴジラvs
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LUPIN THE IIIRD 血煙の石川五ェ門(2017年製作の映画)

4.0

絵というか描写のこだわりが感じられます。
五エ門がメインやとそうなりますよね。
無敵に思える五エ門でも負けるときがある。
だからこそのハードボイルド感。

声優さんが変わって声がまだ若い。
栗貫さんが
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推定無罪(1990年製作の映画)

3.3

やるせない。

いわゆるゲッタウェイ・フェイスのグレタ・スカッキさん(キャロリン役)。自分の上昇志向のために有力な男と寝まくる。そんな彼女が殺される。
周りはいろんなことを隠しにかかる。
こんな見方も
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竜とそばかすの姫(2021年製作の映画)

3.8

細田イズム、でしたね。

リアルとサイバーという両輪をベースに、
・リテラシー問題。
・身近な生活とサイバー空間内の対比を甘酸っぱい高校生フィルターで。もちろん親も絡めて。
・田舎と世界が同じ土俵にな
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コロンビアーナ(2011年製作の映画)

3.8

リュック・ベッソンに加えて大作を経て脂が乗ってきたゾーイ・サルダナ。マフィアへの復讐。
好物なテーマに加えてアクションのスタイリッシュさと緊迫感、ゾーイのセクシーさとあいまって良作。

機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ(2021年製作の映画)

5.0

富野由悠季小説の隠れた?金字塔。
大人になるとさらに味わい深い作品。
MX4D初体験コミで行ってきました。

結果、大満足です。
もう入りからゾクゾクして、30年以上(!)脳内補完してきたちょっとした
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マッドマックス 怒りのデス・ロード(2015年製作の映画)

4.5

ちょっと表現する言葉見つからず放置してましたが、皆さん言う通り、追われながら行って帰ってきただけ。なのに圧倒的なパンチ力。エンターテイメント。

全てのキャラ、造形の振り切れ方、シャーリーズ・セロンを
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マッドマックス/サンダードーム(1985年製作の映画)

3.5

80s半ば、その年代の音楽も、そしてティナ・ターナーも絶頂期に差し掛かってる時期。
ハリウッドと共に放たれた3作目サンダードームです。

入りから「ジャイロ・キャプテン」が子連れで出てきたのは笑ってし
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マネー・ショート 華麗なる大逆転(2016年製作の映画)

4.0

何も知らないことが厄介なのではない。知らないことを知っていると思い込むのが厄介なのだ。(マーク・トゥエイン)

世に言うリーマンショックの裏で儲けた人たちの話。
ただ、「華麗なる…」という華々しさより
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少林サッカー(2001年製作の映画)

3.5

少林拳と太極拳は世界を制する笑
最初サッカー映画やと思ってたら違ってました笑
振り切ってるのが最高。

公開当時観に行った人がゲラゲラ笑ってた記憶。

香港がああなる前の良い時代てことですね。

ボーン・レガシー(2012年製作の映画)

3.5

なんか事前にジェレミー・レナーがジェイソン・ボーン役だと思い込んでましたが違ったんですね汗
スピンオフ的なシリーズ第4作だったと。

ジェイソン・ボーンやパメラ・ランディによってCIAの違法な計画の数
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マッドマックス2(1981年製作の映画)

4.0

警察官→流浪の男になったマックス。
前作は暴走族の撲滅みたいなテーマだったのが、さらに世界は荒れ、ガソリンを奪い合う。
オーストリア荒野に残った油田・精製所を占拠する者たち、奪おうとする者たち、そして
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アトミック・ブロンド(2017年製作の映画)

4.0

ベルリンの壁崩壊前後。各国に潜むスパイの全容を記した超弩級のリストを巡るスパイ・ゲーム。MI6の腕利き女性スパイがベルリンに投入される…騙す者を騙すのは誰だ?

美しきシャーリーズ・セロンですが、ある
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マンチェスター・バイ・ザ・シー(2016年製作の映画)

4.3

快晴ではなく、薄曇り。そして雪。
よくあるアメリカ東海岸北部の空と海、伝統的な家たち。
結局のところパッケージ画像がすべてを表現してくれている。

数年前からなんとなく雰囲気で観たかったのに何故か後回
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バルカン・クライシス(2019年製作の映画)

2.8

コソボ紛争久しぶりにおさらいしました。
ミロシェビッチ大統領を中心としたユーゴスラビアからの民族独立運動、ユーゴスラビア紛争の後半フェーズ。
アルバニア人によるコソボ独立を目指したコソボ解放軍と、支持
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未来のミライ(2018年製作の映画)

2.7

現時点でポケモン以外コンプ(ポケモンは、まぁ…甥っ子の相手でお腹いっぱいですし)となる細田守作品。
コレは子供のいる親たちが観るやつでした。

大人の理屈は理解できないから思い通りにならなくてヤダヤダ
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カジノ(1995年製作の映画)

3.5

生々しいマフィア映画といえばマーティン・スコセッシ、という勝手な印象なのですが、本作も遺憾なく手腕を発揮、といったところ。"グッドフェローズ"からのジョー・ペシとのコンビ。

"ヤカラ"をやらせたら右
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ジェイソン・ボーン(2016年製作の映画)

4.0

結局、「レガシー」より先に観てしまったマット・デイモン&ポール・グリーングラス。
一旦区切ったあとだったので演者はジュリア・スタイルズしか残ってませんでしたが、迫力の肉弾戦、ド派手なカーチェイスはもと
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PARKER パーカー(2013年製作の映画)

3.9

重めのものを観すぎると挟みたくなるステイサム先生作品。
今回は優秀で圧倒的な戦闘能力を持つ強盗。ルールを破った同業者に復讐する。
シカゴマフィアからの刺客との戦闘シーンは迫力満点ですが、主な舞台がフロ
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