jさんの映画レビュー・感想・評価

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成功したオタク(2021年製作の映画)

3.6

推しを全て知っているつもりでも、その実彼ら彼女らの一面を知っているだけにすぎないというのは、この映画の題材になっている事件を通してまざまざと実感したのを思い出した。
私たちが応援(お金を払った)からこ
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デューン 砂の惑星PART2(2024年製作の映画)

3.2

前回より盛り上がる部分が多くて面白かった。

一方で一個人を崇め奉る展開についていけなくなった。ただゼンデイヤ演じるチャニが終始不機嫌そうな表情で静観している感じに救われた。

梟ーフクロウー(2022年製作の映画)

3.8

ホラーかと身構えてたけど面白いサスペンス映画でした。

ユヘジンの怪演が光っておりました...

ジェントルマン(2021年製作の映画)

3.8

謎が謎を呼ぶ、何が本当なのか分からない、予想以上に面白い映画だった。

不意打ちのフランクシナトラとパスワードに笑ってしまった

グランド・ブダペスト・ホテル(2014年製作の映画)

3.8

不思議な世界観と色彩とテンポの良い会話であっという間だった

詩で会話をする2人、というのが素敵。

MONDAYS/このタイムループ、上司に気づかせないと終わらない(2022年製作の映画)

4.0

新年1発目はずっと見たかったこの映画。

1人1人にタイムリープの事実を信じさせて、最後はチーム一丸で抜け出そうとするのがすごく新鮮で面白かった。
主人公の心境の変化も同時並行で描かれてて、ただ面白い
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宝くじの不時着 1等当選くじが飛んでいきました(2022年製作の映画)

4.0

かなり面白い映画でした。
演技もとってもよかった。
略語、K-POP、ドイツのくだりはずっと笑ってた。
映画館であんなに声出して笑ったのは久しぶりだったかも。
周りのお客さんも結構声出して笑ってて、な
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ゴーストワールド(2001年製作の映画)

3.6

着実に大人になるジェシカと今でもモラトリアム全開のイーニド。
同じだった2人がどんどんすれ違っていくのは切なかった。

ただ、そろそろ30代の私からしたら大人が高校生になにしてるの...とかどうして責
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デジモンアドベンチャー02 THE BEGINNING(2023年製作の映画)

2.6

このレビューはネタバレを含みます

ルイが強い友達がほしいと願ったから、人間とパートナーデジモンの関係性を生み出したという設定がよく分からなかった。それと世界中の人にパートナーデジモンが突然出現したら混乱になるから闘うというのも理由とし>>続きを読む

私がやりました(2023年製作の映画)

3.6

終始笑って見れる楽しい映画だった。
善悪とは何なのかよく分からなくなった

建築家役の俳優さんどこかで見たなと思ったら、タクシー運転手の主役の方でした。びっくり。

ザ・クリエイター/創造者(2023年製作の映画)

3.6

権力に立ち向かう映画に弱い...
今の世界情勢と重ね合わせて見てしまって結構しんどくもなった。

ロスト・キング 500年越しの運命(2022年製作の映画)

3.8

職場で正当な評価を受けられない女性が、リチャード3世に共感して、そこから遺骨捜索の道を進むという究極の推し活映画、面白かった。

遺骨探しが始まる時はワクワクしたけど、男や権威による妨害も多々あって、
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ハント(2022年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

イジョンジェとチョンウソンの演技力に圧倒される2時間だった。
現代史の知識があってよかったと思うほど、80年代の熾烈な南北の情報戦についての話で、こういう映画をイジョンジェが撮る/撮れるというのが日本
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ソウルに帰る(2022年製作の映画)

3.4

終始フレディの機嫌は悪いし、
韓国の生みの親家族は家父長制に基づいた身勝手な話ばかりで、見ていてずっと居心地の悪さを感じていたけど、
これはフレディがフランスでアジア人として生きる時の生きづらさに通じ
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名探偵ポアロ:ベネチアの亡霊(2023年製作の映画)

3.5

原作とは全然違ったけど面白かった。

ただホラー要素強い上に、驚かせようという意図の音と映像が多くて、ホラー苦手な私は常にドキドキしっぱなしだった...心臓に悪い笑

ようこそ映画音響の世界へ(2019年製作の映画)

3.5

恥ずかしながら映画は見るけど、あまり音について注目したことなかったなあ...と。

台詞だけ、環境音と台詞の切り替えなど、かなり練られた音の構成がどれだけその映画への没入感や感情移入につながるのかと改
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エノーラ・ホームズの事件簿(2020年製作の映画)

3.6

女性が自分らしく生きることを模索する物語。
そんなにミステリー要素は強くないけど楽しかった。

マイ・エレメント(2023年製作の映画)

4.2

移民2世の監督のメッセージがとても良かった。

異なる種族や文化に触れると感じる抵抗感や葛藤、偏見による差別発言とかが、火と水というキャラクターの特性でより分かりやすく描かれていた。それを乗り越えて共
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ランガスタラム(2018年製作の映画)

3.0

チッティのキャラをずっと好きになれないまま終わってしまった...ラーマラクシュミもあんなチッティのどこを好きになったのだと思ってしまった。お兄ちゃんが推せます。

ただ作品のジャンルは私が好きな社会派
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レインマン(1988年製作の映画)

3.5

ダスティンホフマンの圧巻の演技が光る映画。

最初は金ヅルとしか思っていなかった兄を段々兄、親友として受け入れていく過程が温かかった。

(韓国でトムクルーズ特集をしてて、丁度いい時間に上演してたので
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BLUE GIANT(2023年製作の映画)

3.8

音楽の良さももちろんだけど、主人公たちの壁にぶち当たり、それを乗り越えて一歩成長するシーンに感情移入しつつすごく心が踊った。濱田がとても好き。良い青春映画でした。

サントラも最近よく聞いてる。
全然
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aftersun/アフターサン(2022年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

かつての夏休みの綺麗で繊細な思い出を振り返って懐かしさと少しの違和感に浸る映画。
弱い面は内に隠して人に見せず、より良い人・父であろうとするカラムに終始感情を揺さぶられた。

最後に何でも話していいん
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生きる LIVING(2022年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

私は故人の思い出を周りの人が語るというシチュエーションにとても弱いので笑、後半パート終始うるっとしてた。
最後のブランコのシーンよかった。

ビルナイとっても素敵だった。

パリタクシー(2022年製作の映画)

3.8

予想外の展開で驚いたけど、とても良い話だった...
壮絶な過去を追体験するのはとてもしんどかったけど。

マドレーヌが一芝居打つシーンが面白くて好き

オマージュ(2021年製作の映画)

3.8

映画監督として、過去を追いながら、自分を見つめ直す映画。
フィルムを本来の(検閲前の)状態に戻して映画を完成させることで、女性だからという呪縛から少しだけ解放された気がした。

あえて母/妻を強調する
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コンパートメントNo.6(2021年製作の映画)

4.0

赤の他人だった2人が、心通わせつつも目的の達成と共に元いたところに戻っていく、というのが切なくもそれが旅というものだよなと。

ラウラが落ち込んだ時にリョーハが「皆死ねばいい」と言ってあげるシーンがす
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ヒトラーのための虐殺会議(2022年製作の映画)

3.5

大勢の人が亡くなるきっかけとなる会議があまりに淡々として人間味がなくて、人をモトとして扱う残忍性に言葉を失う。
途中見ていて少し眠くなるような演出もこちらが会議に参加しているようで妙にリアルだった。
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