あさんの映画レビュー・感想・評価

あ

ファイト・クラブ(1999年製作の映画)

4.2

理性的であることを求められすぎる現代では、やはり暴力的な衝動は必要と実感。
私も何もかも捨て去ってこのくだらない現代の社会構造をぶち壊したい、ぶち壊せないにしても抵抗したい。

Flow(2024年製作の映画)

4.0

動物版ノアの方舟みたいな話。
ワンマンプレーしかしなかった猫が、洪水によって全く種族の違う動物と出会い信頼し協力し合う様子を言葉もなく描写されてるのが良い。
場面によって環境へ明らか適応していない生物
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ウィキッド ふたりの魔女(2024年製作の映画)

4.0

没入感、世界観、衣装の作り込み、ミュージカル遜色なしに良い。
和解した後のグリンダの部屋のシーン好き,可愛いので。
私がミュージカル好きならもっと楽しめたかも。

PERFECT DAYS(2023年製作の映画)

3.8

平山の妹の身なりがかなり上品だったり、平山の昔好きだったお菓子が紅谷のクルミッ子だったりするところで、元々は裕福な育ちであることが伺えるシーンでなおさら現状の平山の暮らしに疑問を覚えたが、だからこその>>続きを読む

青くて痛くて脆い(2020年製作の映画)

3.1

変わりものの女を分かってやれるのは俺だけ!って思ってたら、女が有名になって周囲にチヤホヤされているのを見て、勝手に孤立した気になって暴走するメンヘラ男の話。
吉沢亮の顔面でも誤魔化しきれないキモさで良
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グッド・ナース(2022年製作の映画)

3.7

病院の隠蔽体質はどこの国でもあるもんだなあ、脳外科医竹田くんを思い出した。
病院側が疑念を持った時点で解雇ではなく通報してたら犠牲者は少なかっただろうに。

ファーストキス 1ST KISS(2025年製作の映画)

4.2

不仲の夫婦生活を共に送っていた夫の死から始まり、最初はただ怒りの感情だけだったのに過去の夫に会って感情が揺れるシーン、結局怒りは興味があるから湧くものだよなと思う。
大切なのは生きるか死ぬかの結果では
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セブン 4K版(1995年製作の映画)

5.0

すでに鑑賞済みだけど、IMAXでも鑑賞。
IMAXだと没入感がすごいので最後の衝撃が1回目観たときより感じられた。
朝から気分最悪になってイイッ‼️

胸騒ぎ(2022年製作の映画)

3.9

嫌すぎる映画!いい意味でもう観たくない!
軋轢を避けてのらりくらりしてるだけのくせに、父親が理想の人間を演じるのに疲れたと涙を流すシーン、流石に自己評価高すぎで笑った。
人の評価を下げてでも主張すべき
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チェイサー(2008年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

無能と不細工な男しか出ない映画です。
開眼ゆゆうたが出ます。

機動戦士Gundam GQuuuuuuX -Beginning-(2025年製作の映画)

4.2

絵柄が全く異なる二つの世界が繋がってから怒涛の展開すぎて体感3秒だった。
前半と後半、バラバラにみたら別作品だと思っちゃうのにしっかり繋がってるの怖いよ。
昔から続くアニメが現代風なタッチやビジュアル
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私ときどきレッサーパンダ(2022年製作の映画)

3.6

自分が子供の頃抑制して生きていたからと言って子供にもそれを強いるのは違う。
思春期の成長物語と見せかけて毒親からの解放と毒親自身の毒の浄化みたいなテーマをここまでポップな画で表せるのすごい。
ただ4t
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ルックバック(2024年製作の映画)

4.2

タツキの絵がそのまま動いてて感動。
そして河合さんの声優がうますぎるのも感動。
何かを始めるきっかけって、身近の人が喜んでくれることきっかけになりうることが多いし、大勢からの承認以上に身近の人が喜ぶ顔
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すばらしき世界(2021年製作の映画)

4.4

とても良かった、新年早々とても良い映画を観てしまった。
レールを踏み外した人間を排斥するような社会、更生してまともな生活を送ろうともそのきっかけさえも掴めない、そりゃ再犯率も上がるよなと思う。
明らか
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陪審員2番(2024年製作の映画)

4.1

陪審員制度は国民が司法に能動的に参加できる一方、作中でもあるように過去の自身の経験からくる感情、思い込み、身の回りの事情によって罪をどう判断するか揺らぐため、正当な判断を下せるのか疑問に感じながら鑑賞>>続きを読む

レ・ミゼラブル(2012年製作の映画)

4.1

パンを1つ盗んだだけで禁錮19年なんて足立区民だったら8割が終身刑です。
コゼットが美しすぎてそりゃマリウスも恋に落ちるよな…という気持ちとエポニーヌが報われなすぎて一番作中可哀想だった。
初めてのミ
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ゆれる(2006年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

記憶は確実とは言えない、本来みた光景と自身の感情が結びついて異なる記憶が生じることがある。
弟の先入観や思い込みをある種利用して、幼馴染を死なせた罪悪感や決められた自分の人生から逃れたかったのだろうな
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セキュリティ・チェック(2024年製作の映画)

3.7

保安検査場が舞台という斬新な設定で気になり視聴。
展開がダレることなく進み、程よいハラハラ感で面白かった。
ラスト丸く収まったな〜〜〜〜収まりすぎ感もあるけども。
ホモカップルかわいそうだった!

アベンジャーズ/エンドゲーム(2019年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

ロマノフ死ぬと知ってからモチベーションがかなり下がり見る気がなかなか湧いてこなかったけど、もっと早く観れば良かった。
この作品を観る前にキャプテンアメリカの新作のCMを観てしまったので、キャプテンアメ
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母なる証明(2009年製作の映画)

4.0

警察の捜査無能すぎる。少年探偵団のがもっとまともに捜査する。
同じ障害者でも母の有無によってここまで命運変わるの残酷だし、この映画での母性は絶対肯定すべきものではない。
そりゃ記憶失ってバスで縦ノリダ
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インターステラー(2014年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

映画好きの友達ほぼ全員に後押しされてIMAXで初鑑賞。

自分が実際に宇宙船に乗っているような臨場感と恐怖が伝わって、宇宙に投げ出されてからずっと汗じんわり。
映像も本当に自分が目の当たりにしてるよう
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シン・エヴァンゲリオン劇場版(2020年製作の映画)

4.5

シンジくんが成長するための物語だったんだな…。
反抗期〜思春期の頃は気付けないけど、周囲の人って自分に対して優しいし気にしてくれてるんだよなあ。
カヲルくんも優しかったけど、カヲルくんだけじゃなく周囲
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ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q(2012年製作の映画)

3.9

ダブルエントリーシステムってなんだよ…って思ってたら保険でしかなくて唖然
カヲルくんは犬死にだし、ゲンドウの手のひらの上で一生コロコロされてるし、やっぱりタコ殴りして最初にゲンドウをエヴァに乗せるべき
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ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破(2009年製作の映画)

4.0

このアニメ、まともな精神状況の人がほとんどいない。
ゲンドウがシンジに「大人になれ」って諭したシーン鼻で笑ってしまった。一番逃げてる人間なのに…!?

ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序(2007年製作の映画)

3.8

自分の承認欲求のために人類を滅ぼす敵と闘う選択できるなら他に今までできたことあったでしょ、責任が重すぎる。
私がシンジだったらゲンドウタコ殴りにして無理矢理エヴァに乗せてました。

ガールズ&パンツァー 最終章 第4話(2023年製作の映画)

4.5

最終章で1番アツい。
BT-42 片輪走行がまた見れて感動してしまったし、スキー板装着は度肝抜かれた。
三人称視点から一人称視点に移るシーンで4DXいかなかったこと後悔した…。
次も楽しみ。

女王陛下のお気に入り(2018年製作の映画)

3.8

いつの時代も自分の出世ばかりに目を向けて周囲を引っ掻き回して終わる人っているもんだなあ。
アビゲイルの初夜、サミュエルが情けなすぎて大笑いした。
女たちの力関係が面白くて良い。

キャプテン・アメリカ ザ・ファースト・アベンジャー(2011年製作の映画)

3.8

ただ体を強くするだけでなくて、元来持っている正義の心も増幅させる設定だったのか…。
私も筋トレめんどくさいからスーパーソルジャーにしてほしい。
デートの約束について言及して終わるの好き。

ガールズ&パンツァー 劇場版(2015年製作の映画)

4.6

再度観た、この映画だけでも5回は観てる。
当時4DXを2回観に行ったくらい好き。
全国大会でライバルだったメンバーたちと同じチームで戦うのかなりアツいです。
BT-42が一回り大きいパーシング撃破から
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SNS-少女たちの10日間-(2020年製作の映画)

3.5

犬がおしっこかけるシーン、大好き!
全体的に最悪だったけど、
作中聖人扱いされている大学生、普通の感性してたら10個下の女の子とSkypeでビデオ通話なんて求めないし、頭がいい子と話したいと言ってて自
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親切なクムジャさん(2005年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

オールドボーイよりは胸糞感が少なかったし、所々コメディ?となるシーン多。
娘が英語を話すおかげで、娘と会話するときに真犯人に銃を押し付けながら翻訳させてたのズルい。
真犯人殺すときも遺族たち全員が殺し
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アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー(2018年製作の映画)

4.1

このレビューはネタバレを含みます

ピーター消えた時、私ピーター・パーカーのこと好きだったんだ…って気づいた。
ピーターを返してください!!

ザ・ホエール(2022年製作の映画)

3.9

一つの部屋でのみ話が進んでいくが、各所に伏線があって飽きのないストーリーで一気見。
最後チャーリーは救いがあったけど、結局エリーの傷深くなるでしょ…と思ってしまった。
キリスト教のことわかってたらもっ
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