このレビューはネタバレを含みます
かつて西部劇のTVシリーズで人気を博していたリック・ダルトン(レオナルド・ディカプリオ)は、今や落ち目の俳優となっていた。起死回生を狙うリックを、彼のスタントマンであり親友でもあるクリフ(ブラット・ピ>>続きを読む
穏やかな両親の元で何不自由なく暮らすカルリートス(ロレンソ・フェロ)という少年には、窃盗を得意とする裏の顔があった。カルリートスは転校先の学校でラモン(チノ・ダリン)という野蛮な少年に気に入られ、彼の>>続きを読む
年老いて保養地を求める作曲家のアッシェンバッハ(ダーク・ボガード)は、美しき水の都・ベニスを訪れていた。
そこで上流階級のポーランド人一家を見かけたアッシェンバッハは、年若い息子・タージオ(ビョルン・>>続きを読む
シチリア島の僻地の村。終戦直後の人々の心の拠り所は、村の教会に併設された映画館『パラダイス座』で輸入映画を観ることだった。厳格な司祭がキスシーンをカットしていることに不満を募らせる村民たちだったが、そ>>続きを読む
元刑事のスコティ(ジェームズ・スチュアート)の元へ、友人のエルスター(トム・ヘルモア)がある依頼を持って訪れる。その内容は不審な行動をする妻・マデリン(キム・ノヴァク)の様子を探ってほしいというものだ>>続きを読む
私事ですが、8月末に静岡県から神奈川県へと引っ越しました。
引越し期間中は何かと慌ただしくて映画と触れ合う時間がありませんでしたが、また少しずつレビューを書いていけたらなと思います。近隣に映画館も沢山>>続きを読む
世は既にライオンキングだというのに、6月に観たこの作品を今更レビュー…(笑)
字幕、吹替両方を観てから書こうと思っていたのですが時間がなくて字幕版しか観れずじまいでした(;_;)
山ちゃんのリアルジー>>続きを読む
サイレント映画が絶大な人気を博していた頃のアメリカ。その銀幕に欠かせなかったのはドン(ジーン・ケリー)とリーナ(ジーン・ヘイゲン)というスターコンビだった。何本もの作品で主演を飾る2人は、プライベート>>続きを読む
家族や友人に囲まれ充実した日々を送る17歳のサイモン(ニック・ロビンソン)は、自分がゲイであることを誰にも打ち明けられず悩んでいた。
そんな折、学園内のSNSに『僕はゲイだ』という告白が投稿される。">>続きを読む
ギリシャのとある街に住む三兄妹は、生まれてから一度たりとも家の外へ出たことがない。両親は彼らに名前すら与えず、偽りの知識を仕込み、子供たちを完全なる支配下に置いていた。
しかし年頃になった長男の性欲処>>続きを読む
アスペルガー症候群のシモン(ビル・スカルスガルド)はSFの世界が大好きで、つらいことがあるとロケットに見立てたドラム缶の中に引きこもってしまう癖があった。
そんなロケットからシモンを連れ出すのは兄のサ>>続きを読む
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1960年代のケンブリッジ大学。物理学を専攻するホーキング(エディ・レッドメイン)は、文学専攻のジェーン(フェリシティ・ジョーンズ)と出逢い恋に落ちる。
ところがホーキングは在学中、ALS(筋萎縮性側>>続きを読む
午前十時の映画祭にて。
令和最初のスクリーン鑑賞がこの作品になるなんてなんだか不思議で、とても嬉しいです。
私の生まれる前の作品ですが、物心がついて間もなく父が見せてくれました。
生まれて初めての洋画>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
ようやく100件目のレビューになりました。長い道のりでした…(笑)
もっと沢山のレビューを書いていらっしゃる方や、息をするのと同じように映画と触れ合うことができる方、本当に凄いなと改めて憧れます。
私>>続きを読む
第二次世界大戦の最中、貧しいお針子のジョバンナ(ソフィア・ローレン)は出兵を間近に控えたアントニオ(マルチェロ・マストロヤンニ)と恋に落ち、結婚する。しかし彼らの新婚生活はたった12日間で幕を下ろし、>>続きを読む
裕福な家庭で母親からの愛を一身に受ける19歳のハロルド(バッド・コート)は、しかしなぜか厭世的であった。母親の前で狂言自殺を図ることが日課で、更にはマイカーを霊柩車風に改造し、赤の他人の葬式に参列する>>続きを読む
1984年、人々の思想を弾圧していた東ドイツは国民への疑心に溢れ、国家に背く可能性のある者は徹底的な監視下に置いていた。国家保安省シュタージの大尉・ヴィースラー(ウルリッヒ・ミューエ)は、そういった異>>続きを読む
サクラメントのカトリック系高校に通う17歳のクリスティン(シアーシャ・ローナン)は、【レディ・バード】という名で通っている。地元を嫌う彼女はニューヨークの大学に進学することを夢見ているが、それを反対す>>続きを読む
絵やスポーツが得意な少年ニック(ティモシー・シャラメ)は、その輝かしい未来を薬物によって阻まれてしまう。一度は更生したかのように見えたが、薬物の誘惑はどこまでもニックを手招きする。本人の意思によるコン>>続きを読む
女優を志して田舎から出てきたイヴ(アン・バクスター)は、舞台の楽屋口からマーゴ(ベティ・デイヴィス)という大女優に見惚れていた。
そんな熱心な姿がとある劇作家の妻の目に止まり、イヴはマーゴと引き合わせ>>続きを読む
美容室で働く美しい女性キャロル(カトリーヌ・ドヌーヴ)は、コリン(ジョン・フレイザー)という男性とぎこちこなく距離を縮めていた。
しかし共に暮らす姉(イヴォンヌ・フルノー)が既婚男性を自宅アパートに連>>続きを読む
マドリードの映画監督エンリケ(フェレ・マルティネス)の元へ、旧友のイグナシオ(ガエル・ガルシア・ベルナル)が訪ねて来る。俳優兼脚本家であるイグナシオは、自らが執筆した物語を映画化してもらうためにエンリ>>続きを読む
スランプ状態の小説家カルヴィン(ポール・ダノ)は、"ルビー・スパークス"という理想の女性をイメージした小説を書き始める。それは当然カルヴィンの創作物に過ぎないはずだったが、なんとある朝、自宅のキッチン>>続きを読む
J・D・サリンジャーの半生を描いた伝記映画。
作家を志す若き日のサリンジャー(ニコラス・ホルト)は紆余曲折を経たのち、コロンビア大学の文芸コースに入学。そこで教鞭を執るウィット・バーネット教授(ケヴィ>>続きを読む
ピュリッツァー賞への野望に燃える新聞記者のジョニー(ピーター・ブレック)は、いまだ未解決である殺人事件が起こった精神病棟に詐病入院してスクープを狙う計画を立てる。
そして自分の恋人・キャシー(コンスタ>>続きを読む
アフリカ系アメリカ人のロン(ジョン・デヴィッド・ワシントン)はコロラドスプリングスで初の黒人警察官。当初は庶務的な業務しか与えられず、白人の同僚たちから嫌がらせを受ける生活を送っていたロンだったが、あ>>続きを読む
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1930年、デンマークに画家の夫婦が住んでいた。夫のアイナー(エディ・レッドメイン)は風景画家、妻のゲルダ(アリシア・ヴィキャンデル)は肖像画家。
ある時ゲルダはアイナーに女性モデルの代役を懇願する。>>続きを読む
広告会社の重役であるニール(スティーブ・マーティン)は、感謝祭までに家族の待つ家に帰省しようと気が急いていた。
その道中、デル(ジョン・キャンディ)というお喋りな営業マンと出会う。
不思議なことに二人>>続きを読む
1962年のアメリカ。ナイトクラブで用心棒を勤めるトニー・"リップ"・ヴァレロンガ(ヴィゴ・モーテンセン)は、学はないもののその腕っぷしと機転の良さで人々からの信頼を得ている男。美しい妻や2人の子ども>>続きを読む
スコットランドに住む未亡人の女性エイダ(ホリー・ハンター)は声を発することができないが、自身が弾くピアノの音色に意思を乗せることができた。そして彼女には心の通じ合う愛娘・フローラ(アンナ・パキン)の存>>続きを読む
ニューヨークの新聞記者アーサー(クリスチャン・ベール)は編集長から、70年代に消息を絶った歌手のブライアン・スレイド(ジョナサン・リース=マイヤーズ)の行方を調査するよう指示される。
ブライアンはかつ>>続きを読む
1968年、ヨットによる単独無寄港世界一周レースが開催された。熟練の船乗りたちが名乗りを挙げる中、唯一アマチュアで参加表明をしたのがドナルド・クローハースト(コリン・ファース)という男。ヨットの計器類>>続きを読む
令和元年おめでとうございます(^^)
新しい時代にも、沢山の映画やレビューに触れて行きたいです。
令和の一本目は、【目覚め】をテーマにしたこの作品で。
神経外科医のセイヤー(ロビン・ウィリアムズ)>>続きを読む
敬虔なイスラム教徒のリズワン・ハーン(シャー・ルク・カーン)は幼い頃から人付き合いが苦手だったが、それを咎めない優しい母の元で、心の優しい青年に育った。
母の亡き後、弟が暮らすアメリカへと移住したリズ>>続きを読む
高校生のダニー(ジョン・トラヴォルタ)とサンディ(オリヴィア・ニュートン・ジョン)は避暑地で出会い恋をして、夏が終わると離れ離れに。
かと思いきや新学期、なんとダニーの通うライデン高校にサンディが転校>>続きを読む
マイク(リヴァー・フェニックス)は幼い頃に親と離れ、ポートランドにやってきてからはストリート・キッズとして生きていた。中年男に身体を売ることで生計を立てているが、持病のナルコレプシーにより客の前で意識>>続きを読む