じゃがいもさんの映画レビュー・感想・評価 - 10ページ目

じゃがいも

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プリデスティネーション(2014年製作の映画)

3.4

こじんまりとしたタイムトラベルもの。時空を飛んだときの演出が良かった。自然で、でも普段見ない光景。消えるときは空白を埋めるように風が吹きモノが引き寄せられ、出現したときは逆に押される。
ラストは答え合
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シェイプ・オブ・ウォーター(2017年製作の映画)

3.6

もちろんロマンチックで独特な映画だが、なぜこれほど評価されているのか分からなかった映画の一つ。

沈黙ーサイレンスー(2015年製作の映画)

3.7

日本は沼。植物は育たない。これが日本文学であることとハリウッド映画であることは、かなり違うなと思った。
アンドリュー・ガーフィールド!
アダム・ドライバー!
加瀬亮〜!

ヴァレリアン 千の惑星の救世主(2017年製作の映画)

3.9

公開時に「ドラッグをキメたスターウォーズ」などのワードをよく見かけたが、実際見てみるとカオティックだけど誠実な「好き」が詰まった作品だった。大袈裟な感想に興味を削がれることあるよな。ファック、バズ狙い>>続きを読む

クラウド アトラス(2012年製作の映画)

3.7

19世紀から24世紀まで、全く異なる6つの物語が少しずつ繋がっていく。輪廻転生みたいな考えを組み込んでいる(すぐに分かることなのでネタバレではないはず)ので取っつきにくいけれど、なんだかんだ人間は希望>>続きを読む

KUBO/クボ 二本の弦の秘密(2016年製作の映画)

3.5

ストップモーションだと忘れるほどのクオリティー。それと、日本の文化をここまでまとめてるのすごい。

ポーラー 狙われた暗殺者(2019年製作の映画)

3.4

英語のレビューサイトを見ると酷評だけど、めっちゃええやん。マッツ・ミケルセンの人気を理解したよ。ドクター・ストレンジの敵役の人ね、なるほど。

雇われ殺し屋の命を狙うのは、退職金節約のために暗殺してし
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アトランティックス(2019年製作の映画)

3.4

オバマ前大統領が2019年お気に入りリストに挙げていたNetflix映画。1行であらすじを書けるほどシンプルな、セネガルの港町で悲恋を移したリリカルな作品、なんだけどアレレ?様子がおかしいぞ?となるフ>>続きを読む

アースクエイクバード(2019年製作の映画)

3.6

あまり評判高くなさそうだけど、なんか好きだった……日本を正確に描いているように感じたし、主役が東京で独りでいる不安が映像から伝わった。温度や風も感じないほど静かな作品だし、結局そうなるのかというラスト>>続きを読む

スパイダーマン:スパイダーバース(2018年製作の映画)

4.3

何度でも見れる。コマ送りで見たい。どの瞬間もキマってる。繋がらないものが繋がる気持ち良さ。こんな特徴的な絵を大勢で分担して描くなんて、どうやってクオリティーをコントロールしたのか。
セリフや行動の反復
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フォードvsフェラーリ(2019年製作の映画)

4.7

いい映画見た!爽快。死の恐怖と隣合わせの快楽。速さに取り憑かれた男(現場)とスーツ組(本社)のお仕事映画。からの、マッドマックス的な狂気のドライブ。人生で一番、車かっけえって思った瞬間だったな。アカデ>>続きを読む

スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け(2019年製作の映画)

2.7

このレビューはネタバレを含みます

The dead speak!じゃないよ。死者の口を開くな。
SWオタクでもないのに文句がたくさん思い浮かぶほど不満があるが、アトラクションとしては楽しかった。フォース綱引き状態になるところなんて、邪
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ジョジョ・ラビット(2019年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

10歳の少年の目線だからこその戦争映画。衣装がすごく良かった。
キャプテン・クレンツェンドルフ好きだな〜負けちまえって思いながら仕事してるのバレバレ。あと実はゲイで副官と仲良し。ついスリービルボードを
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シャザム!(2019年製作の映画)

4.0

映画館ではスルーしたけど、DC映画で一番楽しかったかも。あっという間だった。周囲の人との関係を拒む孤児が友を得てヒロイズムに目覚めていく過程を楽しく描く。この作品だけで楽しめるけど、終盤ではバットマン>>続きを読む

パフューム ある人殺しの物語(2006年製作の映画)

3.2

一度嗅いだ女性の香りが忘れられず、理想の香水を追い求める青年。人殺し感薄かった。香水を作りたいだけで殺す気はない、動かないほうが都合がいいだけなんだ。気持ち悪いけど魅力的。
匂いって割とすぐ忘れるよね
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バスターのバラード(2018年製作の映画)

3.7

ドラマチックな死にまつわる、6つの西部劇。最初の2つが特に良かったな。ブラックユーモアが炸裂した笑える死に方がポンポン出てきた。

レザボア・ドッグス(1992年製作の映画)

3.8

タランティーノはこのデビュー作で、映画に音楽のリミックス文化を持ち込んだ。
無駄話からオープニングの流れがかっこいい。低予算で限られたロケーションの中でこんなに面白くできるんだよと見せつけられる。時間
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サスペリア(2018年製作の映画)

3.0

分かる、斬新でキレイ。でも全然刺さらなかった。Not For Meってこれかー!と思った。

夜は短し歩けよ乙女(2017年製作の映画)

3.4

移り変わる季節を一晩に詰め込むアイディアが良い。ミュージカルシーンが長くて退屈に感じてしまうけど、最後の風邪のパートはすごく好き。

同じく森見登美彦原作×湯浅政明監督の「四畳半神話大系」がめちゃくち
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マイ・インターン(2015年製作の映画)

4.0

アン・ハサウェイもデ・ニーロも可愛い。2015年の映画なのに、進んでるなあって思ってしまった。
創業数ヶ月とかのスタートアップなのに従業員多すぎでしょとか、パソコン初心者だったレベルのデ・ニーロがなん
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コードネーム U.N.C.L.E.(2014年製作の映画)

3.8

デコボココンビのスパイ映画いいねえ。ちょいちょい見返してしまう。
続編、ないんですか。ずっと待ってます……

ハウス・ジャック・ビルト(2018年製作の映画)

3.6

最悪だった!「家」も想像の一段上を行く気持ち悪さで良い。
最後の方よく分かんなくて調べたら、ヴァージ=ウェルギリウスだとかダンテの神曲をなぞってるのとか納得した。尖った内容だけど歴史に残る傑作を目指し
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ウォーム・ボディーズ(2013年製作の映画)

3.7

設定がぐらぐらだけど希望があって好き。完全にゾンビになってから人間と交流するって新鮮。「ライフ・アフター・ベス」はちょっと近いかも。

イカロス(2017年製作の映画)

4.3

めちゃくちゃ面白いNetflixオリジナルドキュメンタリー。2017年配信で、アカデミー賞も取った。
自らドーピングを行いその効果と検査の穴を検証するアマチュア自転車選手の監督が知り合ったのは、やたら
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帝一の國(2017年製作の映画)

4.1

おすすめされてから1年以上経ったかも🙄
リッチな映像でコメディをやられるといっそう面白いな。後半飽きてきたところで大胆な省略が効いた。主題歌も合ってて理想的な楽しい邦画だなあって感じがする。菅田将暉眺
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ホワイト・ボイス(2018年製作の映画)

4.0

ホワイト・ボイス/Sorry to Bother You
電話営業で働き始めた主人公は、同僚のアドバイスで「白人の声」を習得し売上を伸ばしていく。しかしエリートの仲間入りを果たした彼は、予想外の事件に
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ファウンダー ハンバーガー帝国のヒミツ(2016年製作の映画)

4.1

スピーディーなオペレーションと創業のストーリーに感動したレイ・クロックは先見の明があり、執念が大切だと語るのも納得させられる。しかし創業兄弟からすれば、1つの(8つだけど)ミキサーを買ったばかりに「怪>>続きを読む

ピッチ・パーフェクト(2012年製作の映画)

3.5

意外にも悪意や差別意識が全体に散りばめられていて、「爽快な映画です」で済ませないコメディ。それがガラッと変わることもなく進むのがリアルに感じた。
内容薄いな、その展開何?みたいな感想も湧いた。続編あり
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コンテイジョン(2011年製作の映画)

2.9

デマを広めるブロガー怖かった。
それ以上に、このレビュー欄に、ワクチンを信用出来ないって言いたいんだとかプラシーボを摂取した人がどうなったか気になるとか書いてる野郎がいたのが怖い。

シェフ 三ツ星フードトラック始めました(2014年製作の映画)

4.2

ジョン・ファブローやっぱり俳優としても監督としてもすげえな!はじめの5分、テンポが良いオープニングで既にそれぞれの性格がよく伝わってくる。
ジョン・ファブローが出演、監督した「アイアンマン」のキャスト
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カメラを止めるな!(2017年製作の映画)

2.0

当時ハマらず、見返すとさらに評価できない。面白くない時間が長すぎる(冒頭に限らず)。撮影のこだわりがない。

世界にひとつのプレイブック(2012年製作の映画)

4.3

こんなヘンテコな映画だと思わなかった。なんかめっちゃ好きです。会話が面白いセラピー映画。色んな種類の喪失感に効きそう。躁鬱の主人公、自暴自棄の未亡人…エキセントリックなのは若者だけかと思ったらギャンブ>>続きを読む

30年後の同窓会(2017年製作の映画)

3.6

穏やかなタイトルだけど、戦場が出てこない戦争映画だった。会話の演出が巧くて飽きない。
意外とAmazon制作の映画って多いな。Netflixみたいに公開/配信前から騒がれないだけで。

ぼくのエリ 200歳の少女(2008年製作の映画)

3.3

想像超えて暗い。予算かけずにファンタジックな演出するのが上手い。
不自然なモザイクについて調べたら、ストーリーの根幹に関わる要素が明らかになって驚いた。モザイク要らないし、つけちゃ駄目だって、これは。