じゃがいもさんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

じゃがいも

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鉄男 TETSUO(1989年製作の映画)

2.0

海外でも人気のカルト映画を見てみようと。こういうのってなんか点数つけるの申し訳ないですが、個人の気分なので。
金属と身体が融合したビジュアルが素晴らしい。音楽がいい。何が起こっているか分からなくなりそ
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東京ゴッドファーザーズ(2003年製作の映画)

2.3

パプリカの今敏。画面が暗くてかすれているのが映画館を意識させる。リアリティのある背景と、現実には遭遇しないアクシデントが混然としている。都合の良い展開。

ザ・レイド(2011年製作の映画)

2.6

まさに殺し合いなんだけど、眠くて。アクションの間は話が止まり、間を繋ぐストーリーが退屈な映画の典型だと思ってしまった。小さな動きで高速で格闘するシラットが苦手なのかも。
他の映画や漫画に影響を与えてい
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CUBE(1997年製作の映画)

2.5

元祖?ワンシチュエーションスリラー。オープニングの掴みがいい。部屋の色で気分を煽るの上手い。無限に同じ部屋だからセットは1つ2つで済む。無人島に行っても火星に取り残されても部屋に閉じ込められても生き残>>続きを読む

マーズ・アタック!(1996年製作の映画)

2.3

B級を作ろうと思ってできたB級の面白さ。最高。火星人キモカワ。平和を望みますと言いながら虐殺仕掛けるのゲスい。理屈がめちゃくちゃの展開。俳優が何故か有名な人たち。カルト映画的。

ブリングリング(2013年製作の映画)

2.0

セレブの家に空き巣に入って楽しい〜ってやるシーンがひたすら長くて、ドラマがない。俳優の魅力も感じない。窃盗がめくれたあとの展開の嫌な感じは良かった。あと最後に流れるフランク・オーシャン。

ブレア・ウィッチ・プロジェクト(1999年製作の映画)

1.0

モキュメンタリーホラー。ファウンド・フッテージってやつ。基本的には遭難を記録しただけ。テレビ番組や宣伝方法で本当にあった話だと思わせることでうまくいくもので、もう見る意味はないと思った。

ヴィレッジ(2004年製作の映画)

2.6

サプライズを仕掛けようとしてくれているがどうも地味で読めてしまうような、映像もなんだか下手に思えるような。キャラクターにシンパシーを持てなかったり演技にひかれないのは、シャマランが演劇に関心があるひと>>続きを読む

サイン(2002年製作の映画)

3.2

ホアキン何やってるんですか。
ミステリーサークルや全身タイツみたいな宇宙人を臆面もなく出してどうするの?と思ったらそこに着陸するのか。陰謀論の危ない橋を渡りつつ「信じること」について描くのを本気でやっ
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博士の異常な愛情 または私は如何にして心配するのを止めて水爆を愛するようになったか(1964年製作の映画)

3.1

この4年後に「2001年宇宙の旅」って、なかなか信じがたい。博士全然だった。狂人リッパー将軍とどうにか事態を収めたいイギリス将校のコンビがツボ。ワンシーンが長くて冗長なのが「人間って愚かですよね」とい>>続きを読む

突撃(1957年製作の映画)

3.6

端正で皮肉なキューブリックらしさのある反戦映画だった。幹部の部屋は豪奢で美しく、塹壕はどんより。いずれも長回しが面白い。無茶な命令と軍法会議はコメディに見えてくるほど皮肉。

現金に体を張れ(1956年製作の映画)

3.7

キューブリック初期作品。見やすかった。綺麗なテンポの速い会話。完璧な強盗計画。破綻の予感。終わり方好き。
あと感想を見て思い出したのは、ピエロマスク。ここにもダークナイトが。

パリ、テキサス(1984年製作の映画)

3.9

砂漠の道をびゃーっと走るだけで絵になるのはアメリカならでは。ロードムービーは案外スッと終わり、家族の話、そして執着/依存の話に……。ぐえええ。インセプションでlimboに閉じこもっちゃうタイプね、分か>>続きを読む

コズモポリス(2012年製作の映画)

2.5

ロバート・パティンソン。静かなリムジン内と、窓から見える混沌とした街角。人生の終わりと世界の終わり。会話がわけわからない。でも雰囲気は嫌いじゃない。

13th 憲法修正第13条(2016年製作の映画)

-

春からNetflixがYoutubeでも公開しているやつ。
奴隷制が、黒人と麻薬や犯罪のイメージ関連付け、微罪や無罪の大量投獄、刑務所での労働…というステップで続いています、と歴史を辿る。
民営の劣悪
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ファントム・スレッド(2017年製作の映画)

4.8

2018年に見逃してしまった映画の筆頭。ポール・トーマス・アンダーソン監督の最高傑作。始まってすぐ、この映画好きだーってなった。画面も衣装も綺麗。傑作でしょう。採寸する仕草だけでエロい。倒錯しているけ>>続きを読む

her/世界でひとつの彼女(2013年製作の映画)

3.3

1秒しか映らないような三角コーンにウルっときた😢 ルーニー・マーラ!
口悪いゲーム内キャラ:エイリアンチャイルド、めっちゃ可愛い。"F*ck you, sh*t head, F*ck face, F*
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ブロークバック・マウンテン(2005年製作の映画)

3.8

一生忘れられないような愛する人に出会ったのにそれを抑えて他の人と結婚して夫婦生活を送っていくのってどんな気分なんだろう

ウォーリアー(2011年製作の映画)

4.4

傑作!2時間強が一瞬。アツい。ガッツポーズしないで見ることが難しい。
格闘技を通して親子兄弟の関係を描く。過去が重要だが、回想なんてない。ひたすら戦うのみ。狂犬トム・ハーディがカッコ良すぎて笑えてくる
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オンリー・ザ・ブレイブ(2017年製作の映画)

4.2

今まで想像がつかなかった山火事の怖さに近づけた。天候を読み、溝を掘り、先回りして焼く。一見地味だけど、勇敢なヒーローたちが街に迫りくる怪物のような炎に打ち克つ姿に燃える、爽快で超かっこいい映画です。オ>>続きを読む

デスプルーフ in グラインドハウス(2007年製作の映画)

4.3

最高だね!Once Upon a Time In Hollywoodよりノレた。ラストの勢いの良さで笑顔に。徹底して美脚フェチなのも笑える。

ゾンビランド(2009年製作の映画)

4.1

RULE#32 ENJOY THE LITTLE THINGS
最高じゃん!続編見に行かなかったの後悔してる。細かいこと無視してバカ映画にしてるそのラインが、気分に合った。ラストらへん、Yeah! Y
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クレイジー・リッチ!(2018年製作の映画)

4.1

ハリウッド発、キャスト全員アジア系のラブコメ。単純に面白かったしこういう映画がヒットするのいいなと思った。現状を見ると、この作品がハリウッドでのアジア系俳優の活躍を後押ししたことは明らか

アリー/ スター誕生(2018年製作の映画)

4.1

ベタな展開だけどピュアな心で観れたからぴえん😢でした。キラッキラな映画かと思ったらそんなことなくて良かった。ブラッドリークーパーの曲が地味だけど最盛期を過ぎたアーティストという意図?ジャックもアリーも>>続きを読む

愛を読むひと(2008年製作の映画)

3.6

えっちな話だと思って見ると奈落に突き落とされるやつ。ロマンスは半分もない。主眼は歴史や罪を知ること、伝えること。

ウインド・リバー(2017年製作の映画)

4.1

インディアン居留地での事件。西部劇の名残り。悲惨な死のミステリーがハードボイルドに転がっていくのが最高。「ボーダーライン」でも有名な脚本家のテイラーシェリダンは今作では監督も務めた。この視点を持って見>>続きを読む

ザ・レポート(2019年製作の映画)

3.9

The Torture Report
ほとんどアダム・ドライバー1人で、ひたすらにCIAの拷問を検証し公開しようと奔走する。私生活を全く映さない徹底ぶり。

しれっとAmazon配信だから、全然見られ
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ビースト・オブ・ノー・ネーション(2015年製作の映画)

3.7

007最新作 NO TIME TO DIEを監督するキャリー・ジョージ・フクナガが少年兵を描いた作品。GeorgeじゃなくてJojiなんですね。
クーデターで政権を掌握した政府軍。対する反体制派に所属
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フランシス・ハ(2012年製作の映画)

3.8

もうやめてくれというくらいの場違い、場当たり、ユーモアすれ違いの連続。でもこういう雑さや勢いが羨ましいなー好きだなーと思うこともある。アダム・ドライバーの役の分かりにくいユーモア面白い。序盤のATMの>>続きを読む

プライベート・ライアン(1998年製作の映画)

4.1

これはすっごい。初めて見た。長いからと後回しにしていたけど、面白くて体感は長くなかった。一人を救うためにそんな任務やる?という問題に主人公たちも悩み、また前線での戦闘で任務に新たな意味が加わる。冒頭の>>続きを読む

スタンド・バイ・ミー(1986年製作の映画)

3.9

良いけどそこまで良くないよ、と思ってたらラスト響いたわ。なるほど確かに「IT」の原形だな。

仮面/ペルソナ(1967年製作の映画)

4.0

絵が綺麗!それに尽きる。Amazonプライムどうした。最近面白いラインナップだな。冒頭のあるカットで〇〇〇〇〇〇〇だ、と思ったら内容まで似ていた。タイトル言った瞬間ネタバレになるから書かない。いい映画>>続きを読む

グッド・タイム(2017年製作の映画)

4.4

演出と音楽がかっこいいクライム映画のそれなんだけど、内容が「街を駆けずり回る疫病神」って感じ。一発逆転を夢見る無謀さと弟への思いやりの不器用さゆえに、図らずも不幸を振り撒いていく。アート味の強い画面と>>続きを読む

神様なんかくそくらえ(2014年製作の映画)

3.3

"別の映画の調査のためマンハッタンの問屋街を訪れていたサフディ兄弟は、ある日、地下鉄の駅に向かう“美しい少女”を見かけ、進行中の映画に出てくれないか交渉をする。話を進めていく中で、彼女がホームレスだと>>続きを読む