Lizettteさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

Lizettte

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ラブ&マーシー 終わらないメロディー(2014年製作の映画)

4.5

ブライアン・ウィルソンの半生、しかもどちらかというと負の方向にあった頃を、それを丁寧に追うわけではなく、2つの時系列を組み合わせたり、映像を収録シーンはドキュメンタリー風にしたり、時にはぐにゃぐにゃし>>続きを読む

人生スイッチ(2014年製作の映画)

3.5

確かに面白いブラックコメディだけど、ここまで特別扱いされる訳がわからないくらいには、至って普通の映画です。6つのストーリーがそれぞれ完結していて、特に深い繋がりはないし、20分程度しかないストーリーの>>続きを読む

ブルックリンの恋人たち(2014年製作の映画)

2.0

結局なんの話なのかわからん。キャラクター像も表面的で好きになれない。ただの雰囲気映画。個人的にアン・ハサウェイが好きじゃないってのも込みでいまいち。

進撃の巨人 ATTACK ON TITAN(2014年製作の映画)

3.0

CGと脚本はすごく頑張ってる。ただ、演技と演出がダサいしクサイ。

インターンシップ(2013年製作の映画)

4.0

負け犬が最後に勝つという王道のストーリーかと思いきや、個々の能力が求められる時代の流れの中で、トップ企業ほどチームビルディング能力を重要視している現代にコミットした作品。googleの壮絶な広告だと思>>続きを読む

わたしに会うまでの1600キロ(2014年製作の映画)

4.0

何の為の旅なのか?過去の自分を認めて、未来を生きるための旅。贖罪の旅。この世界こそが自分の居場所だと、心から思えるようになるための旅。リース・ウィザースプーンの演技が完璧。主人公の断片的な記憶の回想と>>続きを読む

ナイトクローラー(2014年製作の映画)

3.0

真面目で丁寧なだけの人間のように見ててその中身は完全に狂っているジェイク・ギレンホールの演技を楽しむ映画。正直ストーリーに新しさは感じなかった。とにかくジェイク・ギレンホールに拍手!

ロンゲスト・ライド(2015年製作の映画)

4.0

まあ、ニコラス・スパークスのいつもの感じだけど、住む世界が違う主人公2人の恋愛模様を、時代の違うアイラとルースの純愛の物語で味付けることでより深く、味わいのあるラブストーリーに仕上げた秀作かと。アイラ>>続きを読む

プロジェクト・アルマナック(2014年製作の映画)

1.0

ストーリー、演出、キャラクター、全てが安易で薄っぺらい。少し良く言うとタイムパラドックスの基本中の基本を描いている、、、のか?時間のムダです。ラストカットは割と好き。

ベル ある伯爵令嬢の恋(2013年製作の映画)

5.0

ベルの心の強さと屈託のない姿に勇気をもらった。彼女のような女性になりたいと思う。その事実はもちろんのこと、作品自体の出来も非常に高く、劇場公開されなかったのが本当に悔やまれる。サラ・ガドン嬢の歌声も素>>続きを読む

シェアハウス・ウィズ・ヴァンパイア(2014年製作の映画)

2.0

ちょっとこのノリは独特過ぎてついていけなかった。ニュージーランド映画をはじめて観れたのはよかったかも。

オン・ザ・ハイウェイ その夜、86分(2013年製作の映画)

2.0

序盤10分は彼がどこに向かい、何の電話なのか観客にはわからないので、興味が湧き、一気に世界観に引き込まれるが、その後から衝撃的失速。1人画面に映る主人公よりも、電話の向こう側の人達の人生の方が浮き出て>>続きを読む

イン・ザ・カット(2003年製作の映画)

3.0

セクシーなマーク・ラファロが観れただけで私は満足なんですけど、なんの話なのかは…。監督がジェーン・カンピオンということで、"女性の解放"がひとつのテーマなんでしょうけど、それならケヴィン・ベーコンの役>>続きを読む

スクール・オブ・ロック(2003年製作の映画)

3.5

ジャック・ブラックの"只者ではない感"。そもそもの設定だけでも涙もろい私は泣いてしまいます。リチャード・リンクレイターはキャメロン・クロウではないかもしれないけど、もっと評価されるべきだよね。これ、い>>続きを読む

マッドマックス 怒りのデス・ロード(2015年製作の映画)

4.5

「ストーリーがなく、常にクライマックス」というのは町山智浩さんから聞いていて、割とストーリー重視の私には荒野の砂っぽい世界観も含めて合わないかもしれないなあ、と思っていたけれども、そんなことはなかった>>続きを読む

クロエ(2009年製作の映画)

3.0

クロエの髪飾りからも伺えるマザーコンプレックスから生まれる同性愛やラストの展開から、クロエ自身がキャサリンの中にある何かのメタファーなのかもしれないと思った。オリジナルも観てみたいものだが、そもそもで>>続きを読む

アリスのままで(2014年製作の映画)

4.5

大阪の試写会で鑑賞。若年性アルツハイマーを発症する女性が主人公という特徴的な設定でありながらも、それ以外は特に事件が起こるわけではなく、あくまでもストーリーはアリスに寄り添う形で進んでいく。そのストー>>続きを読む

フィフス・エステート 世界から狙われた男(2013年製作の映画)

4.0

ジャーナリズム、真実、正義。この3つの真意とそれぞれの“正しさ”について深く考えさせられた。恥ずかしながら、ウィキリークスとそれが今の形になるまでの経緯は知らなかったので、観終わって事実(ラストに自虐>>続きを読む

チャッピー(2015年製作の映画)

4.5

ブロンガンプは監督三作目でここまで来たか、という感じ。監督自身の生まれ故郷ヨハネスブルク、そしてこれからの世界への願いが存分に込められた作品であった。テクノロジーは進化していき、人間を超えていく。しか>>続きを読む

ハイネケン誘拐の代償(2014年製作の映画)

2.5

大阪の試写会にて。この事件とその背景、そして加害者と被害者のその後の事実関係はとても興味深く、ストーリーも面白く観れたが、アクションベースか、キャラクター描写ベースか、はっきり決められなかった制作側の>>続きを読む

ドゥ・ザ・ライト・シング(1989年製作の映画)

4.5

アメリカにおいての人種差別といえば、白人から黒人への差別が思い浮かぶし、また映画でもよく描かれている。この作品ももちろんそれが主題だが、その作品の鋭いところは“差別の相互関係”を描いているところだ。白>>続きを読む

誘拐の掟(2014年製作の映画)

3.0

常に一定の怪しさを保っていて不穏だった。ありがちなようで他とは違っていたような。感想書きにくい系小説原作サスペンス作品ですね。

アンノウン(2011年製作の映画)

2.5

ラストのどんでん返しまでの道のりが間延びしてしまって、疾走感にかけてしまっているのが残念。ラストの解釈に少し困ってしまった。

あなたに降る夢(1994年製作の映画)

3.0

お金があるから幸せ?お金がないないから不幸?やっぱり大切な人と過ごせる人生が幸せでしょ?と言う話。かと思いきや、ラストの寄付金の件で、人間の良心とは、というところまで深まっていて、そのせいでご都合主義>>続きを読む

めぐり逢わせのお弁当(2013年製作の映画)

3.5

インド映画ならではの「歌って踊る」演出がなく、地味に見える作品だが、題材はインドの伝統あるお弁当とそれを作っている現代社会での生き方を模索している女性、そしてそのお弁当が間違って届けられたやもめ男との>>続きを読む

ラン・オールナイト(2015年製作の映画)

3.5

元殺し屋ジミーとその息子マイクの和解、そして長年の友人であったボス、ショーンとの対立。アクション映画かと見くびっていたら、とてつもなく濃厚で切ないヒューマンドラマに仕上がっていた。

特にジミーとショ
>>続きを読む

Facebookで大逆転(2014年製作の映画)

2.5

題材が興味深いので観てみましたが、想像以上のことは特に起こらず。むしろ主人公は最後まで友達できてないじゃん…?1人しか友達が居なくても、その1人を大切にしようということなのかなどうなのかなでもラストま>>続きを読む

恋するふたりの文学講座(2012年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

期待していなかった分、めちゃくちゃ気に入りました。ラブストーリーの形を取りながらも、中身は大学時代の輝きに囚われて現在上手く生きられない主人公が母校に戻り様々な人と関わる中で、成長し、現在を肯定すると>>続きを読む

神さまの言うとおり(2014年製作の映画)

2.0

テーマ性にかけるし、ラストも良くわかんないわ。原作を読めば色々意味がわかるんですかね。

退屈な日々にも大切なものがたくさんある。生きていくには体力・知力・想像力、そして少しの運が必要。ええ、知ってま
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パンチドランク・ラブ(2002年製作の映画)

4.0

ラブストーリーという体で進むものも、マイルを集めるためにプリンを買いまくる場面はコメディ調になったり、ただ誰かと話がしたくて電話を掛けただけのセックス・テレフォンの詐欺業者に追われる場面はサスペンスフ>>続きを読む

モンスター(2003年製作の映画)

4.0

自分の信じる"愛"や"信念"のもと生きる主人公の姿はとても力強く、応援したくなったものの、"殺人"という超えてはいけない一線を超えてしまった彼女は同情する対象として正しいのか、考えさせられた。主人公の>>続きを読む

胸騒ぎの恋人(2010年製作の映画)

4.5

これまでのドラン作品で一番見やすくて、万人におすすめできる一本だと思った。ドラン本人が演じるフランシスの一方通行な愛情が切なくて切なくて…ヘプバーンのポスターを買って嬉しそうにしている姿でさえ切なかっ>>続きを読む

ぼくのエリ 200歳の少女(2008年製作の映画)

3.5

アメリカ版リメイクの「モールス」は2年前に観たにも関わらず、オリジナルは初見です。細かい違いはあるものの、ほとんど同じ展開なので、お話のスリリングさや盛り上がり、そしてクロエちゃんを楽しみたいのなら「>>続きを読む

悪童日記(2013年製作の映画)

4.0

戦火の中、独自の正義を貫いて「成長」していく双子の姿に感動すると共に、恐怖さえも感じてしまった。双子を演じた子役の演技がすごい。あと、続きが気になるので原作本3冊買いました。