Lizettteさんの映画レビュー・感想・評価 - 9ページ目

Lizettte

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ゴッド・ブレス・アメリカ(2011年製作の映画)

3.0

確かに面白いし、好きなんだけれど、ラストに向かうにつれて思想的過ぎて引いてしまう所は多々ある。映画という"娯楽"なんだから、そこまでアメリカの文化や政治への批判は含まない方が良かったと思う。これだと、>>続きを読む

ジェイン・オースティン 秘められた恋(2007年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

2人が結ばれるまでの過程の描写が薄すぎることと、トムのジェインへの感情・言葉にはどうも疑い深いものがあり、ジェインが逃げてしまったのも納得で、何の切なさもなく、2人も互いに結婚しなかったおかげで成功し>>続きを読む

デリカテッセン(1991年製作の映画)

3.0

ブラックな話をファンタジーに見立ててしまう監督の力量には脱帽。純愛が繰りなすラストの展開も面白い。ただ、初めの50分は眠くて眠くて仕方なかった。

イントゥ・ザ・ストーム(2014年製作の映画)

4.5

まず言いたいのは、パニック映画だと思って舐めていました。ごめんなさい。昨年の「ゼロ・グラビティ」に近い、いやそれを超えたと言っても過言ではない竜巻(ストーム)のリアリティ。竜巻という、起こり得るかもし>>続きを読む

GODZILLA ゴジラ(2014年製作の映画)

3.0

久しぶりに本物の“ハリウッド”映画を観た。かっこいいオープニングからノンストップのラストまでゴジラとフォード、2人(匹)のヒーローから目が離せられない。そして、ゴジラ映画は観たことないけれど、ここまで>>続きを読む

ドリームハウス(2011年製作の映画)

3.0

シャッターアイランド的展開からさらにホラー×感動のドラマに。でもなー、なんでだろう。普通。

ショーン・オブ・ザ・デッド(2004年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

ショーンの日常の葛藤がそのままメタファー的にゾンビとの戦いに置き換えられ、「みんなを守れなかった」というショーンにリズは「一生懸命やったわよ」と言う。みんなが非難するのはショーンの人格そのものではなく>>続きを読む

憑神(つきがみ)(2007年製作の映画)

2.5

時代劇専門チャンネルにて。コメディーからヒューマンドラマ、それも生と死に関する物語への変換ぶりに考えさせられるものがあった。…けれど、爆発シーンのチープさに萎えてしまったのが残念。それと、ラストに原作>>続きを読む

ニシノユキヒコの恋と冒険(2014年製作の映画)

4.0

珍しく原作を読んでいるから、ダメなんだけれど、比べてしまう自分がいて、そんな自分にイライラしながらも、不思議な雰囲気を綿菓子を食べるような感覚で浸っていた。中学生のミナミ目線で見ながら、そしてユキヒコ>>続きを読む

アイム・ソー・エキサイテッド!(2013年製作の映画)

1.5

スペインのコメディー映画は初めて観た。そもそもスペイン映画は苦手なんだけれど、この監督の作品だけは例外のはずが…血迷ったのかなあ…。アニメーションや色使いなどの美術はとても良かったです。

複製された男(2013年製作の映画)

4.0

最後のシーンまではなんとか解けそうなパズルのようで、その最後のシーンですべてのピースが全く違うパズルのものだと気付いたような気持ちになった。結局メタファーの連続でしかなかったのか?それならあのシーンは>>続きを読む

ヘンリー・アンド・ザ・ファミリー(2011年製作の映画)

2.5

特別な自分を認められるかってお話。ウェス・アンダーソンを意識しているような撮り方、ストーリー展開だった。でもどこか中途半端で終わり良ければすべて良し、なヤケクソ気味のラストが気に入らなかった。

マラヴィータ(2013年製作の映画)

4.0

最高。マフィア映画にしては甘っちょろいけれど、コメディーとしてはすごくいい。キャラクターもはっきりしていて、元マフィアの父親といつもキレ気味の母親。そしてその子供たちも蛙の子は蛙状態。ちょうど今の自分>>続きを読む

セイフ ヘイヴン(2013年製作の映画)

3.0

1つの映画にしてはいろんな要素を含んでいる、ラブストーリーではない映画でした。恋愛の部分に関しては“過去”のある2人のきちんとした、というかお決まりに近いストーリー展開だから、普通にラブストーリーにし>>続きを読む

リディック:ギャラクシー・バトル(2013年製作の映画)

2.0

シリーズものなんですか…SFアクションにしては地味ですし、最初の30分は要らないと思います。でも徐々におもしろく?はないけれど、賞金稼ぎVSリディックのストーリーが形作られていって、まあなんとか最後ま>>続きを読む

MAMA(2013年製作の映画)

3.5

正統ホラーかと思いきや、ラストに向かうに連れてファンタジー仕立てに。内容もしっかりあって、感動すら覚える。これはこれであり。

ボーイズ・ドント・クライ(1999年製作の映画)

4.5

ダサいポスターのせいでひたすら重いだけの映画だと思って避けていたけれど、始まって1秒で違うと気づいた。かっこいい音楽と90年代の“おしゃれ”な雰囲気が作り出す不良の疾走感はたまらなかった。…だけで終わ>>続きを読む

ミッション:8ミニッツ(2011年製作の映画)

3.5

安易なラストで終わらせないのがこの監督のモットーなのか。シンプルなストーリーかと思いきや徐々に雲行きが怪しくなっていき、切ない気分にさせておきながら怒涛のラストへ。疑問点も残るもののこれはこれで良しと>>続きを読む

ゲノムハザード ある天才科学者の5日間(2013年製作の映画)

3.0

娯楽ミステリーでしかないどこかの東野圭吾さんのミステリーに良くありそうな新鮮味のないストーリーでした。西島秀俊さんはCUTやセイジのようなアート系の作品にもっと精を出して欲しいです。作品の出来はそこま>>続きを読む

JUDGE/ジャッジ(2013年製作の映画)

2.0

理由もわからずに密室に閉じ込められ次々人が殺されていく設定にはもう飽きました、7つの大罪も飽きました、動物の着ぐるみももう飽きました。よかったのはエンドロール後の一瞬と77分という潔い本編の長さだけで>>続きを読む

猟奇的な彼女(2001年製作の映画)

3.5

ますだおかだのますだが「この映画を観てから韓国映画を100本ぐらい観たけどこれに勝るものはなかった」と言っていたのを信じて観てみた。ホロっと切ないラブコメ。リメイクされるのも納得の出来です…が!個人的>>続きを読む

28日後...(2002年製作の映画)

3.0

「感染した島国に用なんてない 俺たちは見捨てられたんだ」…ラストがHELPではなくHELLOであるところがこの映画の全てかと。でも劇場公開バージョンのエンディングの方が好き。女はどんな時でも強いんだ。

サムサッカー(2005年製作の映画)

4.0

自分を馬鹿にする大人達を嫌っていたジャスティンがその大人達も昔は自分のように恋愛や将来に悩むティーンだったことに気付かされ成長していく物語。絶好調と不調のバランスがちょうど良いストーリーだけでなく、音>>続きを読む

パッション(2012年製作の映画)

4.0

面白かった。独特な雰囲気に流されかけたけれど、中盤から女同士のドロドロした戦いからガラッと流れを変えて、現実と幻想が混じるミステリーに変わっていく様はよく出来てるなと圧巻された。ノオミ•ラパスはいつも>>続きを読む

オールド・ボーイ(2003年製作の映画)

5.0

ジョシュ•ブローリンのハリウッドリメイク版を観てから観ようと思って観るのを我慢していたけれど、遂にレンタル。かなり高い期待値を超える、文句のつけようがない映画だった。これでリメイク版観れないな。

ディス・イズ・ジ・エンド 俺たちハリウッドスターの最凶最期の日(2013年製作の映画)

3.5

キャスト達の過去出演作品のネタがいっぱいでセス•ローゲン関連作ファンの私にとってはとても面白かった!ストーリーなんかどうでもよくて、キャスト同士の会話がメインだと思ったら満足。逆に言えば、そんなことに>>続きを読む

思い出のマーニー(2014年製作の映画)

1.0

予告の雰囲気も主題歌も好きで楽しみにしていたのに自分でも驚くぐらいに合わなかった。気持ち悪いぐらいにミステリーテイストを推してくる展開にイライラしっぱなし。オチも理解はできるんだけれど、それまでのスト>>続きを読む

グランドピアノ 狙われた黒鍵(2013年製作の映画)

3.0

機内鑑賞。イライジャの笑った顔って観たことない気がするー、というイメージが更新されただけでした。ラストは更に謎を呼ぶ展開でよかったと思う。

プラダを着た悪魔(2006年製作の映画)

3.5

ずっと変な意地を張って観てなかったんだけど、機内で観てしまった。思っていた話といい意味でも悪い意味でも違っていて、とりあえずは観て損はなかったです。

きっと、星のせいじゃない。(2014年製作の映画)

4.0

オーストラリアで劇場鑑賞。久しぶりに号泣した。主演の2人の容姿が整いすぎてない(と言ったら少し語弊があるけど)から、ラブストーリー×病気という普段なら斜め下から観てしまう内容でも素直に感情移入できたん>>続きを読む

トランスフォーマー/ロストエイジ(2014年製作の映画)

2.5

オーストラリアで鑑賞。シリーズ何も観てないのに連れていかれてしまった。無謀だった。中国へ行くまでは面白かったけど、中国での破壊ぶりには完全に冷めた。本当はそこがこの映画の醍醐味なんだろうけど。

Black&White/ブラック&ホワイト(2012年製作の映画)

3.5

ホスト家で鑑賞。やっぱりクリパは可愛い。ずっとアップテンポで進んでいくから飽きずに観れた。

マレフィセント(2014年製作の映画)

2.5

これ以上も以下もないだろうな、といストーリーだった。というより、これ以上も以下にも“できない”と言った方正しいかも。テーマは物語は視点を変えると違ったものが見えてくる、ということと、真実の愛…これはア>>続きを読む

her/世界でひとつの彼女(2013年製作の映画)

5.0

恋が素敵だと言われるのは、自分以外の誰かを愛することで、自分の人生にときめけるからなんじゃないか。恋における別れが決して悲しいだけではないというのは、互いの成長を最後に見つめられるからなんじゃないか。>>続きを読む