aioiさんの映画レビュー・感想・評価

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マルホランド・ドライブ(2001年製作の映画)

3.8

過去

テーマ、構造、ディテール等映画に対する見方が良い意味で変わったので思い出深い映画。

難解すぎるし、自力での理解は困難だったけど繰り返し見たくなる

ラブレス(2017年製作の映画)

3.9

ロシアらしく(?)寒寒とした陰鬱な映画で、サスペンスストーリーと合ってる。

失踪した息子を離婚間近の両親が捜索するストーリー。

2人とも親失格、離婚の引き取りもお互い押し付け合う始末。捜索もどこか
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舟を編む(2013年製作の映画)

4.3

ちょうど漢検勉強に励んでおり、親近感を持っての鑑賞

類を見ない地道な作業と根気のいる仕事、その癖責任重大で常に更新され続ける言葉という世界で流れについていかなければならぬ厳しさ、数多の見直しを経るた
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私は貝になりたい(2008年製作の映画)

4.1

独房での手紙執筆シーンから死刑執行に至るまでの中居正広が圧倒的で演技に思えなかった。演技、悲哀と絶望に満ちた独白がこちらに擬似体験させるくらい引き込まれた。

ヒメアノ〜ル(2016年製作の映画)

4.4

ずっと昔に鑑賞済みだったけど、原作まんがを読んで2度目の鑑賞。
1度目も2度目も相変わらずガツンとくる。

原作読んで思ったのが、映画という尺上当然はしょりはあるし、話もアレンジされる。アレンジが加え
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ツィゴイネルワイゼン(1980年製作の映画)

3.7

これ昔見たけど当時でも今でも過去一謎作品だった
高貴で謎めいて妖艶で、どちらの世界にいるのか分からない
久しぶりに見たくなったので近いうちに見る

他人の顔(1966年製作の映画)

3.7

仮面を材料に、自己同一性を題材とした内容だけあり、会話が哲学的。なので少し置いてけぼりにされてしまった感は否めない
愛は仮面の剥がしっこ などなど印象的なフレーズも多々
にしてもどうしてあんなに心地よ
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海辺のポーリーヌ(1983年製作の映画)

4.1

ポーリーヌが可愛すぎる この系統の顔がワイは好きです
恋愛のゴタゴタ劇 そこに子どもがいるのが笑える

みんなのヴァカンス(2020年製作の映画)

4.4

この監督4作目にしてだんだんと分かってきた&暫定ベスト

冒頭見る限り印象最悪なフェリックス。しかし、サプライズを試みたところかなりの手応え不足。ここらへんから同情心で愛着が湧き始める。

親友と白人
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リンダとイリナ(2023年製作の映画)

3.3

ダラダラとした会話がこの上映時間でも退屈を覚えてしまった
けれど、会話内容的には共感と新たな考えもあり嫌いにはなれない

そういえばこれってドキュメンタリーなんですか??!

7月の物語(2017年製作の映画)

4.2

2章で男を魅了する女が出てくるのだが、これって女も女で悪いんだよねぇが最後にすっとくる良さ 本人に自覚が足りてないというか、無責任で無自覚な魅惑
こちらは後味わろし、、、

いかにもなお笑いと絶妙なユ
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勇者たちの休息(2016年製作の映画)

3.5

サイクリストガチ勢のドキュメンタリー風

淡々としてる
雪山、アルプス山脈縦断、道なき道
こういった過酷な環境の中でも、サイクリングをする狂気を説明しうるほどの熱意がなのとなくは伝わってきた、

日本で一番悪い奴ら(2016年製作の映画)

3.7

最終的に落ちるとこまで落ちた綾野剛がかなり心苦しい。曲がりなりにも正義を貫く警察という組織で、その絶対的な権力を利用しながら、裏の世界で幅を効かせた男の転落は見応えあり。


蛇足だが、綾野剛に貫禄不
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桐島、部活やめるってよ(2012年製作の映画)

3.1

スクールカーストをリアルに描いてるところが一つの売りだろうけど、だから何だという印象しか受けずで楽しみ方を間違えた感ある

時系列いじる演出もパルプフィクションみたいな効果抜群作品なら良かったけど、単
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雨月物語(1953年製作の映画)

3.9

過去

原作?を読んでいたせいか、楽しめた記憶
画の美しさが印象的
また見たいな

(1954年製作の映画)

3.4

良くも悪くもよくできた作品だなと言う印象

普遍的すぎて、レビューで賞賛されてる石ころの哲学があまり響かなかった(でもそれをこんなにも綺麗に感動的に演出してるこの映画は素晴らしいわけで、、、)


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CLOSE/クロース(2022年製作の映画)

4.7

自分の過去を振り返りながら鑑賞すると、それはもうこの映画に心を奪われずにはいられない
ショッキングで物語的だが、思春期の親友におけるかなり普遍的な葛藤・悩みがテーマ

親友でいて、どんな気持ちも共有で
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薔薇の葬列(1969年製作の映画)

3.5

編集の独創さ、メタ的な演出、時系列シャッフルなど、ゲイがメインだったりとアバンギャルドな映画。

理解不能なとこも多かったが、エネルギーや官能的なシーン、強烈な印象を与えられた。
オイディプスの神話が
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ゲーム(1997年製作の映画)

4.1

息を呑むサプライズの連続...
時代感もあって、上質なサスペンスであり、素晴らしいエンタメ作品

変な家(2024年製作の映画)

3.7

案外楽しめた
オリジナル要素もプラス
怖がらせる演出もあって良い緊張感だった

個人の好みだけど、川栄李奈が今までになく綺麗だった

人魚伝説(1984年製作の映画)

3.8

昼ドラみたいな温度感を漂わせていたが、話は壮絶な復讐劇
度々流れるあの悲しげな音楽が印象的 

マジの人魚が出てくる話かと思ったら違かった(そっちの方が見たい気もした)

胸騒ぎ(2022年製作の映画)

4.1

「自制心の解放の時を間違えた主人公たち」
本能、直感に従わずに、気まずさに蓋をし常識を優先した結果が招いた惨劇

動機とか内面知りたいって思うけど、胸糞系って、結局犯人の動機分からない方が良いのかも

神曲(1991年製作の映画)

-

パルプフィクションで一目惚れしたマリアの裸体が拝みたくて鑑賞してしまいました。
今まで映画見た中で、彼女がトップクラスに美しいと思ってる。

天国と地獄(1963年製作の映画)

4.5

冒頭からとんでもなく面白い

こういう題材によくある犯人探し的なとこはすっ飛ばして、犯人の内面に迫って本作は見事


三船敏郎の迫真のもしもしには毎度笑ってしまう

アナザーラウンド(2020年製作の映画)

4.0

この映画に変な影響受けて、酒飲みもどきみたいなことしてたの恥ずかしい

スーパーの女(1996年製作の映画)

3.8

産地偽装や表示偽装などかなりブラックなとこを扱ってはいるものの、ぽんぽん立て直すがうまくいきすぎている感があったので、サクセスストーリー嫌いマンからすると、、、