アニメーション版よりもそれぞれの年代がスムーズに描かれていたと思う。改変された部分も違和感なく良い仕上がり。高校生編の再現性が高かった。
何を見ているのかよくわからなくなるような不思議な内容。性的嗜好は人それぞれだし、勝手にやってくれって感じだけど、結果丸く収まるのは映画らしいなと思った。ニコール・キッドマンがボトックスを打ち込むシーン>>続きを読む
所々で気になるところはあるが思ったより良かった。HYの名曲のおかげで映画の評価が何倍増しにもなっている気もするが。変な言い方だけど、絶世の美男美女じゃない少し普通に見える2人だから良かったのかもしれな>>続きを読む
前2作と比べるとテンポが悪いような気がした。3作それぞれジャンルが異なった内容になっているのは面白いと思った。
心温まるお話。鶴瓶の演技はこういうストーリーにはよく合うなと思った。鶴瓶と原田知世の年齢差は気になるが、この映画の雰囲気的に妻役は原田知世で良かったと思う。
キャストは豪華(数分程度出てくる河合優実とか竹野内豊とかやたら「あんぱん」味が強い)なのだが、雰囲気映画なので、ストーリーはよくわからなかった。恋愛って面倒くさいなという感想しか残らない。藤井風の主題>>続きを読む
哲学的で地味な展開が続くが、本作で描かれる社会の空気は今の社会の根底にあるものとあまり大差ないのかなと思う。
良くも悪くもびっくりするくらいくだらない映画。中盤以降は何がしたいのかよくわからない内容で消化不良感がすごい。
良い映画。困難な状況でも前を向く家族に胸を打たれる。キャストが豪華だが、悪目立ちしてる俳優がいなくて良かった。
前衛的な作風。あの迷路のような空間は人のトラウマとか深層心理の象徴なのかなと思った。だからそれを克服すれば出口にたどり着くし、克服できないと「おじさん」みたいな末路になるのかも。そして出口に向かってい>>続きを読む
思っていたストーリーと違って少し驚いた。いろいろと考察できる内容だった。
三浦友和の圧が凄い。家族全員がおかしいが、それ以上に田中麗奈が演じた女性が異様で怖い。それぞれが「こういう人いるよね」と思わせる演技をしていた。
緊迫感のあるあっという間の90分間。テロ事件を扱っているが、舞台はテレビ局という部分が新鮮だった。
切ないラストの余韻が心に残る。作品全体に色褪せない味があったと思う。
想像以上にグロく、ここまで気持ち悪い映画を久しぶりに見た。ストーリー的にデミ・ムーアでないと成立しない内容。普通に老いることはある意味幸せなのかもしれない。
悪くはないが、主人公よりもデンゼル・ワシントンの存在感が勝っていて、やはりラッセル・クロウのグラディエーターには及ばないと思った。前作とほぼ同じ構成なので見る側に優しいと思った。
いつも以上にトム・クルーズが不死身で、かつ現実離れした内容に笑ってしまったが、過去作の小ネタもたくさん入っていたし、シリーズを追ってきた身としてはとても楽しかった。
ポーレットがラストシーンでミシェルと母親を探すシーンに泣かされる。戦争を直接的に描くことなく、シンプルなストーリーで反戦を訴えるところがとても良い。
愛にもがく青年たちを描く。この映画には貧困、同性愛などいろいろな要素があるが、カットが絵的に綺麗なところが一番印象に残った。
80、90年代の量産型アクション映画を見ているかのような懐かしい感じ。頭を空っぽにして見れる娯楽作品。
前評判ほどひどくはないが物足りない。マーベル物にしてはアクションがほとんどなく、ほぼ逃げているだけの内容。「マーベル初の本格ミステリー・サスペンス」ではありません。
普通に面白い。ただ、設定のネタバレがないほうがもっと楽しめたと思う。中盤以降はグロい描写が続くので飽きることなく最後まで見れた。
殺人事件というタイトルだが、メインは犯人探しではなく、英国貴族達のネチネチした会話の応酬で、ヨルゴス・ランティモスの作品みたいな感じだった。
エンターテインメントとしての楽しさと時を超えた人間ドラマとしての感動が両立した満足度の高い内容。知名度は高くないかもしれないが、芸達者な役者が揃っているのも良い。
前半は少しごちゃごちゃしているが、後半はスカッとするアクション。誰もが頭を空っぽにして楽しめる映画とはこういうものを言う。
胸が締め付けられるような内容。救いが全くないが、これがリアルなのかもしれない。河合優実と佐藤二朗の演技がすごく良い。
コンクラーベの儀式的な部分を知れて興味深かったのとともに、一見地味そうに見えて、次々と発覚するスキャンダルに全く飽きることのない作品だった。現代的なメッセージだが、バチカンから抗議が来ないか心配になる>>続きを読む
衣装、セット、楽曲すべてが期待通りの出来栄え。少しベタだが、今の時代に響くメッセージ。権力に抗うエルファバの姿に自分を重ね合わせる人も多いと思うが、多くの人はグリンダのように社会の中で折り合いをつけて>>続きを読む
低予算感とキャストの棒読み具合がすごい。真面目にレビューする映画ではないかな。
行き過ぎた承認欲求の成れの果てを描いた内容。SNSは意外と出てこないが、仮にSNSがなかったとしても人はこうなるということ。そこがまた恐ろしい。
ニコラス・ケイジの感情移入させる情けない演技がとても良かった。なぜと考えるときりがないが、切ないラストまで上手くまとめたと思う。チャーリー・カウフマン的な世界観の作品。
古い映画だが、世界観は今見ても良いなと思った。最初の「虹の彼方に」が名曲すぎて、他の曲がほとんど印象に残らなかった。CGがない時代の作品だが、オズの国のシーンは全編カラーで、当時の様々な技術を駆使して>>続きを読む
おそらく生活音、臭いが普通とは違うのだが、全くそう感じさせない一家の異常さが恐ろしい。他の映画とは違った切り口から描いた戦争映画。不協和音のような音楽が耳から離れない。
2人の主人公目線を視聴者に見せつつ、ストーリーを展開するというユニークな撮影方法になっている。人種差別を扱った映画は数多くあるが、文字通り主人公目線という映画は初めて見た気がする。
プリティ・ウーマンかと思いきや、コーエン兄弟のファーゴのような内容。ショーン・ベイカーの映画は見た後にじわじわくる感じが好き。ラストの涙は色々な物が凝縮され過ぎていてどう解釈していいかわからない。