こばこばさんの映画レビュー・感想・評価

こばこば

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グラン・トリノ(2008年製作の映画)

4.0

ベタなストーリーなのだが、じわーっと心に染み入る良い映画だった。モン族のタオやスーがウォルトに助けられていたが、ウォルト自身もまた純粋な二人の存在に救われていたのだと思う。だからこそのラストシーン。人>>続きを読む

モービウス(2022年製作の映画)

2.7

あまり新鮮味のない内容。あっと驚くような展開もない。最大の見せ場がエンドクレジット以降という皮肉。本編の物足りなさを、クレジット後に力技で挽回しようとしたように見えなくもない…?クロスオーバーにとらわ>>続きを読む

フルメタル・ジャケット(1987年製作の映画)

3.4

人間性を封じ込め、まるで殺人マシーン養成のように訓練されていく描写が印象的。文字通り“フルメタル・ジャケット”になるまでの訓練を描く前半と、“フルメタル・ジャケット”となった青年たちの戦争体験を描く後>>続きを読む

ジオストーム(2017年製作の映画)

2.3

あまりに荒唐無稽すぎて言葉にならない内容だった。環境問題や家族愛など描きたいテーマはわかるのだが、リアリティがなさすぎて頭に全然入って来なかった。エメリッヒの映画が好きな人には合うかもしれない。

ハート・ロッカー(2008年製作の映画)

3.3

果たしてこれがアカデミー作品賞に値するかという疑問は置いておくとして、まるでドキュメンタリーのようなリアリティは見事だったと思う。ストーリーはほぼなく、日々の任務が淡々と描かれる。この過酷な環境で生き>>続きを読む

真夜中のカーボーイ(1969年製作の映画)

3.7

大都会で富を得ようともがく男2人を描いたアメリカン・ニューシネマの名作。全体的に生々しい内容だった。フラッシュバックや回想シーンが夢なのか現実なのかわからないトリッキーな編集になっていたところが一番印>>続きを読む

とんび(2022年製作の映画)

3.3

内野聖陽&佐藤健のドラマの印象が強い作品だけど、内容がわかっていてもやっぱり泣ける。阿部寛&北村匠海の演技というよりは原作が素晴らしいんだと思う。今後もキャストが変わって再映像化されるたびに泣かされる>>続きを読む

SING/シング:ネクストステージ(2021年製作の映画)

3.4

各キャラクターの掘り下げは前作に比べると少なく、ストーリーは弱いが、音楽でしっかり補っているため、エンタメ作品として気持ちよく見ることができる。相変わらずミュージカルパートの編集が見事。ところでネズミ>>続きを読む

15時17分、パリ行き(2018年製作の映画)

3.0

思っていた内容と少し違った。事件の描写よりも、それ以前の3人の生い立ちや行動に時間が割かれている。この伏線が列車内の3人の見事な連携プレーにつながっていることは確かだが、肝心の事件の部分があっさりとし>>続きを読む

アバター(2009年製作の映画)

3.6

映像と世界観が見事で素晴らしい映画体験をさせてくれる。ストーリー自体はけっこう単純で、人間の悪の部分を侵略される側から描いたもので、ラストは見る前からなんとなく予想できる。上映時間は長めだが、圧倒的な>>続きを読む

ゼア・ウィル・ビー・ブラッド(2007年製作の映画)

3.5

物語に大きな起伏はないが、ダニエル・デイ=ルイスとポール・ダノの怪演のおかげで飽きずに見ることができる。原作がプロレタリア文学だということを頭に入れて見ると、内容がすっと入ってきやすいのかなと思った。>>続きを読む

お熱いのがお好き(1959年製作の映画)

4.0

ビリー・ワイルダーの傑作コメディ。芸達者なトニー・カーティスとジャック・レモンの笑ってしまう掛け合いとマリリン・モンローの美しさ。テンポの良い、軽快な脚本で、時代を感じさせない面白さだと思った。モンロ>>続きを読む

奇跡の人(1962年製作の映画)

3.7

体当たりで演じた2人の壮絶な演技が見どころ。中盤の食事のしつけのシーンなんか演技とは思えないくらいの熱量だった。本当の教育とは何なのかについて考えさせられた。

ブルーノ(2009年製作の映画)

3.1

ボラット以上に下品で過激な内容だった。馬鹿らしいとバッサリ切り捨てることもできるが、むしろサシャ・バロン・コーエンの徹底した仕事ぶりに感心してしまった。

マーベル・スタジオ スペシャル・プレゼンテーション:ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー ホリデー・スペシャル(2022年製作の映画)

3.7

やっぱりこのメンバー最高だなあ。笑わせて、最後に泣かせるお決まりの展開で楽しめた。44分できっちりまとめていて、今後への伏線もしっかり入っている。短編だけど満足度は高め。

ウエスト・エンド殺人事件(2022年製作の映画)

3.2

アガサ・クリスティ風であり、どこかウェス・アンダーソン風でもあるコメディサスペンス作品。尺が短めで気軽に楽しめる内容。実在の人物が出てくるのもオマージュ感があって面白かった。

続·ボラット 栄光ナル国家だったカザフスタンのためのアメリカ貢ぎ物計画(2020年製作の映画)

3.3

前作ほどのインパクトはないが、今作はタイムリーなネタを上手く料理している印象。ジュリアーニのくだりとかは日本じゃ絶対できないだろうな。ある意味アメリカの凄さを感じた。下品で不謹慎なネタが続くのに、終盤>>続きを読む

ボラット 栄光ナル国家カザフスタンのためのアメリカ文化学習(2006年製作の映画)

3.5

各方面から抗議が来そうな不謹慎なブラックジョークの連続。個人的にはめちゃめちゃ面白いと思ったが、こういうのが嫌いな人はとことん嫌いそうな内容。サシャ・バロン・コーエンみたいな役者ってある意味貴重。

明日に向って撃て!(1969年製作の映画)

3.6

実在の強盗の逃避行を題材にした西部劇。強盗をして、逃げて、の繰り返しで、やっていることはかっこ悪いのに、ポール・ニューマンとロバート・レッドフォードのコンビが演じれば、何をやっても絵になる。邦題が素晴>>続きを読む

セッションズ(2012年製作の映画)

3.5

障害者の性を題材にしたヒューマンドラマ。障害を持つ男性とセックス・セラピストの女性との心の交流がメインのストーリー。タブー視されがちなテーマをユーモアを交えて描いた、なかなか味のある良い作品。

ゼロ・ダーク・サーティ(2012年製作の映画)

4.2

ドキュメンタリーを見ているかのような感覚だった。ビンラディン殺害までの裏側をシリアスかつ淡々と描いている。ジェシカチャステインの緊迫感ある演技は良かった。終盤のビンラディン確保に向かう場面は結末がわか>>続きを読む

麗しのサブリナ(1954年製作の映画)

3.5

ボガートはいつものボガートで、オードリーはいつものオードリー。タイプが全然違う気がするが、ラブストーリーとして成立している。さすがのビリー・ワイルダー。昔の映画はラブストーリーでも大物揃いだなと改めて>>続きを読む

魔法にかけられて2(2022年製作の映画)

3.2

Disenchantedというタイトル通りの内容で、前作以上にジゼルのいろいろな表情が見られ、エイミー・アダムスの多才ぶりを改めて感じた。ただ、前作よりもごちゃごちゃしていた印象。それと、ディズニーが>>続きを読む

魔法にかけられて(2007年製作の映画)

3.5

アニメと実写を違和感なく繋いでいる。アニメのキャラが現実にいたらこうなるだろうなという痛すぎる演技が秀逸。このストーリー、ど田舎から都会へやってきた箱入り娘が愛と成功をつかむ朝ドラみたいな内容だったん>>続きを読む

マーベル・スタジオ スペシャル・プレゼンテーション:ウェアウルフ・バイ・ナイト(2022年製作の映画)

3.5

ゴシックホラーテイストの短編。マーベル作品と言われないとわからない。このタイミングでこの作品が配信された意図がわからなかったが、後々何かありそうだとは思う。掘り下げ不足な部分はあるが、とても見やすい内>>続きを読む

言の葉の庭(2013年製作の映画)

3.4

もう少し言葉にフォーカスした内容なのかなと思っていたが、万葉集からの引用が2つあるくらいで、台詞は意外と少なめだった。相変わらず映像は綺麗で、本来なら憂鬱な梅雨の風景がこれほどまで美しくなるんだなと感>>続きを読む

ファイト・クラブ(1999年製作の映画)

3.7

言葉ではうまく表現できないが、凄い映画だった。人間の内面の狂気を描いた作品で、だんだん狂い始めるエドワードノートンの怪演が見事。世間に窮屈さを感じる人は多いと思うので、そういった人たちがテロリスト化す>>続きを読む

シザーハンズ(1990年製作の映画)

4.3

ティム・バートンの作品の中では一番好きかな。この切なくて残酷な物語が忘れられない。自分とは違うマイノリティの排除ってこんな感じだよね。社会の縮図をファンタジーに盛り込むのがやっぱり上手い。

ハスラー2(1986年製作の映画)

3.3

渋いポール・ニューマンとギラギラしたトム・クルーズ。出来は前作には及ばないが、中盤以降、トムから主役の座を奪い取ったポール・ニューマン大勝利な映画。そして、ハスラー1でもなく、スティングでもなく、この>>続きを読む

ハスラー(1961年製作の映画)

3.8

若きハスラーの人生の挫折を静かに描く。どこか空虚で、虚しい雰囲気が全体的に漂っていて、それが白黒の画面とよくマッチしていた。インパクトのあるキャラクターが多く、どの役者も名演だった。

ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー(2022年製作の映画)

3.8

前作は超えられないが、ブラックパンサー継承の物語として期待通りの出来だったと思う。思ったよりも戦争映画要素が強かった。あるキャラの再登場以外は他のシリーズ作品からの影響も少なく、単独作品としてしっかり>>続きを読む

秒速5センチメートル(2007年製作の映画)

3.9

「君の名は。」とは真逆のラスト。センチメンタルで儚い作品。心は繋がっているのに、一緒になれないこの距離感。切ない。たぶん内容的に、人生経験を経た20代、30代の人のほうがグッとくるはず。

エビータ(1996年製作の映画)

3.1

全編ミュージカルなので、ある程度の耐性が必要な作品。いまいち世界観に入り込めなかったが、マドンナは熱演だったと思う。ストーリーのテンポが早いため、主要人物について事前に少し調べておくとよいかも。

ブラックパンサー(2018年製作の映画)

4.0

とても質が高い映画で見応えがあった。シビル・ウォー以降の作品は割とコミカルな作風が多かった印象だが、この作品は王道のヒーロー物で、父親から王位を継いだ主人公の成長を描いている。マーベル版「ライオン・キ>>続きを読む

君の名は。(2016年製作の映画)

3.8

ストーリーは既視感があるが、映像がとにかく綺麗だった。もう少し尺があっても良かった気がする。RADWIMPSの音楽のマッチ度が異常。

太陽の帝国(1987年製作の映画)

3.1

日本軍の捕虜となった少年の過酷な体験から戦争を描いていく。エンタメ性がほぼなく、スピルバーグにしては地味な映画。どちらかというと失敗作かも。

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