kobadog2さんの映画レビュー・感想・評価

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法廷遊戯(2023年製作の映画)

3.5

 まだおぼつかない芝居の若手俳優を牽引するように杉咲花の演技が際立っている。心の奥に闇(病み)を持った女性役といえばこの人、といってもいいくらい第一人者になってしまった。

時をかける少女(1983年製作の映画)

3.5

 何度も見たと思っていたら実は初見でビックリ。芝居が辿々しいことはさておき、こりゃ今見ても名作だ。
 原田知世はアニメキャラを超越した、本当に実在しているのか?と思ってしまうような不思議な存在でありま
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四月になれば彼女は(2024年製作の映画)

3.5

 ゆっくりとしたやや重厚な進行。期待を超えていい映画。
 森ナナナ演じるか弱さの中に強さを見せる春、長澤まさみ演じるまた別な弱さと強さをもった弥生とのクライマックスはジワります。
 2人の女性に翻弄さ
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世の中にたえて桜のなかりせば(2022年製作の映画)

3.0

 冒頭から寝落ちし、復活したのはほぼ中盤の折り返し地点。
 今年は久々に桜が4月に咲いて、たわわに咲いた週末の花見を楽しみにしていたのに雨と強風で1日で散ってしまった。
 そんなこともあり、学校裏の桜
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コンビニエンス・ストーリー(2022年製作の映画)

2.5

 ワケ分からんけど寝落ちせず一気見。
 成田凌で何とかもった感じ。
 天気の子とvaundyの恋風邪PVとがゴチ混ぜに。

すずめの戸締まり(2022年製作の映画)

3.5

 震災を扱ったテーマを新海節で壮大に描いている。
 作画が相変わらず素晴らしい。
 天気の子と連続して見てしまったため、登場人物とシーンがゴチャ混ぜになってしまった…

天気の子(2019年製作の映画)

3.0

 ストーリーはおっちゃんにはメルヘンすぎました。
 にしても背景、工業製品、食料品など3DCGがスゴすぎて、もはや実写を超えてしまった!

猫は逃げた(2021年製作の映画)

3.5

 良かった。時には猫もいいもんだ。
 カラオケの選曲、たいていの不倫役は健気で愛おしい、カット割りなし4人の口論、ラストの集合写真が良かった。

ペナルティループ(2024年製作の映画)

2.5

 2回目くらいまでは、この後どうなるの?と期待したものの、それ以降も特に意表を突いた展開にならず流石に飽きてしまった。若葉、伊勢谷、山下でなかったら途中で脱落したかも。

愛なのに(2021年製作の映画)

4.0

 オモロかった。ちょいエロな大人の情事とは対照的に、純愛JKがめちゃ可愛い。
 物的証拠が出てきた修羅場シーンの言い逃れ演技は感心してしまった。
 俳優陣も皆さんいい感じ、特に中島歩のとぼけた感じと向
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大河への道(2022年製作の映画)

2.5

 ただただ伊能忠敬と地図作りに関わった人々の偉業に感嘆。
 映画としては今ひとつだった。
 完成した地図のシーンと、現代と昔で配役を被せる演出は良かった。

審判(2018年製作の映画)

2.0

 まさに人間存在の不条理。不気味な作品。

宮松と山下(2022年製作の映画)

3.5

 ちょっと…香川照之の怪演見入っちゃいましたね。一人芝居劇でないかと思うくらい圧倒的。
 現実と演者役との構成がまた何とも言えない。香川の役どころを引き立てていた。

ビューティー・インサイド(2015年製作の映画)

4.0

 良かった。
 恋人同士の男女が抱える問題を病気、国籍、宗教、lgbtなどではなく、現実離れした設定でコミカルに描くことで、重くなり過ぎず。ラストもgood!

めまい 窓越しの想い(2019年製作の映画)

2.5

 序盤、中盤まで不安定に揺れる心理描写がいい感じ。
 終盤なんじゃそりゃ…

退屈な日々にさようならを(2016年製作の映画)

3.5

 良かった。
 うま過ぎない演技、ゆったりとした進行、時系列の使い方。これぞ今泉監督。
 役者名と配役名を絶妙に被せるのも今泉監督ならでは。

リバーズ・エッジ(2018年製作の映画)

1.0

 いつの時代の話しかと思って見ていたらオリジナルラブ、フリッパーズのキーワードと緑電話で1990年代と確信するも何故かは不明。
 ストーリーはというと… 何度か離脱しそうになる。
 おっぱいの無駄使い
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ひとくず 新ディレクターズカット(2019年製作の映画)

2.5

 主役の人、瓜田純士かと思ったわ。そのあと田中要次が出てくるまで知ってる役者が出てこず。荒削りな演技とベタなストーリー展開で嫌な予感がするも、子役の2人が神がかっており撮影現場自体がもはや幼児虐待では>>続きを読む

鳩の撃退法(2021年製作の映画)

2.5

 途中で時系列と登場人物が分からなくなった。それでも食らいついて見ていたら、中盤あたりで大まかなストーリー構成が分かってきたので、もう一回見直したら面白いかも。
 内田けんじ監督の「運命じゃない人」的
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緑の夜(2023年製作の映画)

2.0

 んー、ちょっと何をテーマとしているのか伝わらなかったです。

夢売るふたり(2012年製作の映画)

2.5

 西川美和監督の見逃してたやつ。
 鑑賞前の期待が高すぎたか、世の女性たちが阿部サダオに簡単に身を捧げてしまったり、短い期間に何股もかけてしまっているところがリアリティがなく、ちょっと入ってこなかった
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ある閉ざされた雪の山荘で(2024年製作の映画)

3.5

 アガサクリスティの「そして誰もいなくなった」、うる星やつらの「そして誰もいなくなったっちゃ」、フジドラマの「ロストデイズ」を足して又吉直樹の「劇場」を振りかけたそんな感じ、で面白かった。

すばらしき世界(2021年製作の映画)

2.5

 歯車の噛み合わない前半から、後半は好転し、すばらしい世界になることを期待したが違うものになってしまった。
 スーパー店長、監察官夫婦、生活保護の皆さんに救われた。

泣く子はいねぇが(2020年製作の映画)

3.5

 女子がダメ男に浴びせる痛烈な言葉は、何だか自分が言われているようだった。
 父親として娘にしてあげられる最後の悪あがき、それを察した母親の悟りと強さ。吉岡里帆は可愛いだけではなく、眼力はナマハゲより
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市子(2023年製作の映画)

4.0

 途中、年齢不詳の役者多数と刑事の携帯がガラケーで時系列が混乱するも、何とか食らいつき鑑賞。いや、ケーキ屋から祭りで長谷川くんに出逢うまでの間がどうだったか見失ってるな。
 他人には言えない、知られた
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怪物の木こり(2023年製作の映画)

2.5

 いかにもセリフ、ばっちりメイクによりリアリティを欠くも、エンタメ枠としてはぎりセーフ。
 ただ、吉岡里帆を巻き込まないでくれ。

逃げた女(2019年製作の映画)

2.5

 雰囲気イケメンならぬ、雰囲気イケ映画。
 キムミニは美味そうに食べるなぁ。

ディア・ドクター(2009年製作の映画)

2.5

 鶴瓶と八千草薫の2人芝居でも見応えあり、流し台のシンクの中で溶け出すホームランバーの描写が西川監督ぽい。
 …なのですが、うっかり見過ごしてしまったのか、肝心な医者になりすまそうとした理由、かづ子と
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(2023年製作の映画)

4.0

 北野監督作品は過激すぎて敬遠してきたが、予告で信長のイカれっぷりと尾張弁に惹かれて鑑賞。明智光秀めっちゃ禿げてるやん(爆)。
 そうそうたる出演者、エピソードも無駄使いなく、てんこ盛りな内容もガチャ
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燃えよドラゴン 劇場公開版 4Kリマスター(1973年製作の映画)

5.0

 何回も見ている作品が4Kリバイバル上映という事で早速劇場へ。出ました星5つ。
 リーの表情と肉体を見るだけで、少なくとも翌日までは生活習慣変わります。
 アチョー!

アジアの天使(2021年製作の映画)

3.0

 良かった。
 石井裕也監督、この後「月」、「愛にイナズマ」と続いていくのか…この作品で覚醒した感じ。オダギリジョーと池松壮亮は元より子役と韓国俳優陣が良く、物語に引き込まれた。最後の食事シーン好き。
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茜色に焼かれる(2021年製作の映画)

2.0

 伝えたいテーマに対して、各エピソードの繋がりが浅く、ばらばらに置いてけぼりになっている感。要らないシーンをカットして短く重く描いたバージョンを見てみたい。
 そして、何だ、あの結末は。

の方へ、流れる(2021年製作の映画)

3.5

 唐田えりかが妙に説得力があり、サバサバしたドSな感じがタマらない。恋愛会話劇の中にサスペンスを垣間見た。コワかった〜

死体の人(2022年製作の映画)

3.0

 オモロかった。
 どこまでも拘りを突き通すか、世の中の需要に忖度するか。これを見極めるのもプロのなせる技と思う。

 「寝ても覚めても」以来の唐田えりかは、あんな事あったけど嫌いになれん。いい女優に
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正欲(2023年製作の映画)

3.5

 タイプは違うがワシもメンヘラなので彼ら彼女らのメッセージは理解できる。
 ただガッキーと同棲して欲情しない磯村くんは理解できない。

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