KOH3Yさんの映画レビュー・感想・評価

KOH3Y

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トゥルー・ヒストリー・オブ・ザ・ケリー・ギャング(2019年製作の映画)

3.0

【True History of the Kelly Gang】
時は19世紀、UK支配下のオーストラリア。貧しい移民で勇敢(?)&無謀な「ネッド・ケリー」の壮絶半生…。要因は完全に環境。観賞後、血ま
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Mr.ブルックス 完璧なる殺人鬼(2007年製作の映画)

3.8

【MR. BROOKS】
成功者に隠された素顔、それは殺人依存症…。話が入り組み過ぎず、敢えて詳細を削ぐスタイルの作品。知名度低いのが不思議。大好物。ケヴィン・コスナーは「殺し屋」が本当に良く似合う。

オールド・ジョイ(2006年製作の映画)

2.7

【Old Joy】
もうすぐ父親になるマークの元に、自由奔放な旧友カークからのお誘い電話で2人は秘湯探しの旅へ…。穏やかで優しくやや切ない世界。波が無い事が心地良い珍しい作品。「悲しみは使い古した喜び
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すべての終わり(2018年製作の映画)

1.0

【How it ends】
原因不明の災害により人々は秩序を失い、街はディストピアと化す…。…え?ドラマの第1話?説明、解決一切無し&無駄演出のオンパレード。清々しい程の駄作で不覚にも笑った。監督が友
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記憶の行方(2016年製作の映画)

3.6

【La propera pell】
8年の時を経て、実母が見付かり施設を出る少年。だが、彼は幼少期の記憶を失っていた…。エンドロールまで猜疑心に振り回されっぱなし。考察に花が咲く事請合い作品。テーマは
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ザ・キラー(2023年製作の映画)

1.4

【The Killer】
「手練の殺し屋」が招いた失敗の代償とその報復。…素直に何も響かず。フィルムノワール崩れ。中盤以降、期待すらせず何とか観了。

ペイン・ハスラーズ(2023年製作の映画)

3.0

【Pain Hustlers】
娘を持つその日暮らしのシングルマザー。勤務先のストリップクラブで製薬会社員と出会い「MR」になるが…。解り易いイリーガルサクセスストーリー。行き着く先は結局良
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ブルドッグ(2003年製作の映画)

2.4

【a man apart】
DEAが長年追い続けたカルテルの「大物」を逮捕するも、世代交代と共に新たな組織が動き出す…。真新しさ皆無だがシンプルで爽快。たまに観たくなる類いのやつ。

ラスト・フル・メジャー 知られざる英雄の真実(2019年製作の映画)

3.5

【The last full measure】
ベトナム戦争時、多くの命を救い戦死した空軍衛生兵と30年経った今も授与されない名誉勲章…。戦争の「違う側面」を知る事が出来た。とにかくスピーチが鳥肌モノ
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ノーウェア:漂流(2023年製作の映画)

2.2

【Nowhere】
脱出不可能なコンテナで単独サバイブする妊婦…。ほぼワンシチュエーションが故、中弛みはどうしても(略。「昨日より愛している」「でも明日以下よ」このやり取りは大好物。

報復の街をあとに~ペドロ12歳の旅立ち~(2017年製作の映画)

2.9

【La familia】
場所はベネズエラ・カラカス。12歳の少年がスラムの少年ギャングに脅されるも返り討ちに。報復を恐れ、父と共に逃亡の日々が始まる…。波は無い。が、不思議と緊張感が継続する作品。

ゴシカ(2003年製作の映画)

1.7

【GOTHIKA】
精神科女医が帰宅時、事故に遭う。次に目覚めたのは閉鎖病棟室内だった…。とにかく「人外モノ」が嫌い。今作に限らず超常現象系は瞬時に興醒め。ゴシックホラーと知っていれば…ジャンル位はチ
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レプタイル -蜥蜴-(2023年製作の映画)

2.2

【Reptile】
不動産仲介業女性の惨殺から物語は始まる…。デル・トロ補正込みでもこのスコア。ミスディレクション下手&既視感。タイトル「爬虫類」=トカゲの尻尾切りというのだけcool。

愛してるって言っておくね(2020年製作の映画)

2.7

【if anything happens
i love you】
ノンバーバルショートアニメーション。切なくて優しい作品。もっと好きだと言っておけば良かった…。後悔する前に「i love u 」を。
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不都合な自由(2017年製作の映画)

2.6

【outside in】
20年の刑期を終え、服役中ずっとお世話になった女性との再開…。事件はサブでメインはラブ。優しい甘さを孕んだ作品。その甘さに苛立つ鑑賞者もいるかと。PS:安定のfuxk邦題

13th 憲法修正第13条(2016年製作の映画)

5.0

【13th】
米国憲法13条:南北戦争後、奴隷解放を目的とし制定…。ジム・クロウ法〜3ストライク法〜刑務所産業。時代と共に姿形を変え、今尚続く有色人種からの搾取。「今は耐えろ=諦めろ」黒人達の言葉が深
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オットーという男(2022年製作の映画)

3.9

【a man called Otto】
陽気な隣人により、何度も自殺を妨害されてしまう気高き男オット。彼の過去には一体何が…。テーマは「生きる」。何とも言い難いハートウォーミング&エモーショナルド
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消えない罪(2021年製作の映画)

4.4

【the unforgivable】
20年の刑期を終え、釈放された女が思う事…。これ、ネトフリ作品じゃなければ間違いなく名作。心理描写、事の運び、どストライク。残酷で美しい。怒りを感じる人にも一応の
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ジョー・ベル ~心の旅~(2020年製作の映画)

2.8

【Joe bell】
性的マイノリティの息子が憧れていたNYまで彼の為に歩く父のお話…。人生はフェアじゃないし、人によっては立ち向かえない壁も在る。無神論者が言う言葉ではないが、祈る暇があるなら…いや
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ラストブラックマン・イン・サンフランシスコ(2019年製作の映画)

2.0

複雑な作品。「ヒトの側面」を信じるも否も自由。法治国家に生まれ育った自分は多くの疑問を感じた,と同時に単一民族である事の不教養も悟った…かな。言い様のない沁み方。オススメは出来ないが。

スマイル(2022年製作の映画)

2.1

【SMILE】
精神科医の患者が目前で自殺、その後彼女も精神的不安定に…。何故「スマイル」だったのか、核心的説明が欲しい。見応えはあるが感覚的にファジー。期待し過ぎた。

ヤング≒アダルト(2011年製作の映画)

2.6

【Young Adult】
煌めいた過去から目を背けられない女性…。一度丸めた紙を必死に伸ばしも、シワは消えない。若い頃にチヤホヤされた経験は…めっちゃ解る!が故に痛い。言うが理性、言わぬが品性。

ドラゴンボール EVOLUTION(2009年製作の映画)

1.0

【dragonball evolution】
険しいからこそ挑みたくなる山が在る。観光地化し、皆が登る山などに興味は無い…。そんな冒険者にこそ挑んで欲しい作品。多くは語るまい、というか語る事は無い。

THE ICEMAN 氷の処刑人(2012年製作の映画)

2.3

【the iceman】
家族を騙し続け「汚れ仕事」で成り上がる男の生涯…。時代背景も去ることながら、強運な男。根底は血か?意思か?映画としての掴みは弱いが、割と好み。

ファンタスティック・プラネット(1973年製作の映画)

2.5

【fantastic planet】
ドラーグ人が支配し、ヒトはペットor害虫として存在する惑星のお話…。狂気と安寧が入り交じる。独創的、特に瞑想。50年前の制作と考えれば超前衛的。ストーリーがどうと
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2ガンズ(2013年製作の映画)

3.0

【2 Guns】
互いの身分を偽ったまま命を預け合う2人…。「ドーナッツの名店前で強盗は禁物」。アクション映画は好みではないが、今作は例外的好み。悪党は誰か?決める必要は無いのかも。

SHE SAID/シー・セッド その名を暴け(2022年製作の映画)

2.0

MIRAMAX社長ハーヴェイ・ワインスタインによる隠匿された数多の性犯罪。巨悪に立ち向かうNYタイムズの記者達…。権力集中でどの時代にも在る惨事。何と言えば語弊無く伝わるのか…。こういった作品を低評>>続きを読む

ロスト・イン・ザ・サン 偽りの絆(2016年製作の映画)

1.3

【lost in the sun】
母を亡くし孤立する少年。祖母家へ送ると名乗り出た見知らぬ男…。嫌いでは無いが、オポチュニズムというか。犯罪を美談化したいなら、相当な脚本が必要。少年にとっては刺
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テイク・ミー(2017年製作の映画)

3.5

【take me】
「誘拐疑似体験会社」を営む冴えない男。ある日、経験外の依頼が。巨額報酬に抗えず実行するが…。設定が相当奇抜で大好物&雑味無く短尺。久々の掘り出し物。B級秀作。主人公の今後に幸あれ!

リチャード・ジュエル(2019年製作の映画)

3.3

1996,アトランタ爆破事件。とある警備員の活躍がメディアに担がれ英雄視されるが、FBIプロファイリングで一転「容疑者」に…。疑わしきは罰する時代。世間の風見鶏っぷりは今もお馴染。ジャーナリス>>続きを読む

ストックホルム・ペンシルベニア(2015年製作の映画)

2.9

【Stockholm, Pennsylvania】
誘拐から17年後に救出された「レイア」ことリアン。そう簡単にはストックホルム症候群から抜け出せず、母は苦悩し暴走を…。人格形成前と後では話がまるで別
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ライダーズ・オブ・ジャスティス(2020年製作の映画)

3.4

【riders of justice】
電車事故で妻を失い、帰国する軍人マークス。娘との溝を埋められない生活の中、突然訪問するギーク&ナードな2人…「偶然か事故か」。クライムコメディ。粗暴過ぎる
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アウトポスト(2020年製作の映画)

2.3

【the outpost】
アフガン北東の深い谷に設営された、あまりに脆弱な「前哨基地」と兵士達の物語…。立地が地獄、何故そこを選んだのか。ヒューマンドラマ寄せで作られてない分、見応えはアリ。

マッド・ハウス(2019年製作の映画)

3.0

【1BR】
住人同士支え合う「共同体」の様なワンベットルームの部屋へ引っ越すサラ。安らぎは束の間、全てが違和感へと変わる…。歪な社会主義的思想。期待値大幅超え。PS:邦題fuxk

ザ・ゲスト(2014年製作の映画)

1.8

【the guest】
とある家族の元に、戦死した「息子の友人」と語る男が現れる。彼が来て以降、家族にとって好都合な事故が頻発していく…。後半の暴走っぷりよ。必要不可欠な説明が無いのも清々しい。スコア
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サウンド・オブ・サイレンス(2001年製作の映画)

2.5

【don't say a word】
裏切りへの報復が始まる。それに巻き込まれた精神科医の長い1日…。各キャラクターの交差具合が丁度良い。サプライズは無いがシンプルに面白い。PS:「THE・アメリカン
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