シンドラーって言ってることで判断したらだいぶロクでもない奴だけど、だからこそ多くの人を救えたというのが好きなポイント。
有名な赤い服のシーン以上にSSの将校がイギリス組曲を弾くシーンの何とも言えない不>>続きを読む
だいぶ壮絶な話なんだけど、ほんまにあった話なんだよなこれ。
エレ・マリャ/クリスティーナの複雑な心理を上手く表現できていたように思える。良作。
この緊張感は良い。なかなか丁寧に描かれているのも好感が持てる。
これが史実だと考えるとだいぶ来るものあるけどな。
ダラダラとしていて、それでいてあっという間に過ぎていく時間感覚がすごく良かった。
美しかった。
良くも悪くもそれが全てって感じだけど、好きか嫌いかで言うとだいぶ好き。
役が綺麗にハマっててびっくりした。SINGSも好きだがヨーロッパで活動した晩年も好きな身としては、その間の物語という点ですごく興味深い主題だったのも好印象の一因。
デビュー当時の騒がれ方が無茶苦茶だったのは聞いていたけど、映像として見るとそりゃライブ辞めたくなるよなと思いました笑
最後の屋上ライブの時、寂しそうでありながら楽しそうでもあったのはそういうことかなと>>続きを読む
めちゃくちゃ面白かった。今年初の4点台。
フェイクドキュメンタリーという形でしか映画を撮れない状況すら利用して演出に取り込んでいたのは流石の一言。
ミュージカルとしての楽しさに振り切れるか、セッションみたいに狂気に振り切れるかどちらかにして欲しかった印象。
この雰囲気は嫌いじゃなかった。会話とか空気感とか。音楽は唐突な感じがしたけど。
ひたすら上手くいかない方にばかり進んでいくのが妙な魅力になっていたような気がする。原作読みたい。
出来過ぎなのは分かってる。でも格好良ければそれでいいのだ。
アメリカの理想みたいなものを描いたような、そんな作品。
このシチュエーション、誰もが一度は想像したことがあるんじゃないかな。
アイデアの勝利と言うよりは、綺麗に描き切った実行力の勝利。
1度観て採点不可能、コメント不可能だったので2度目を観てみた。やっぱり採点不可能だった。
ストーリーもキャラクターも風景も、ちょっと古めの広島弁も…。全ての要素が愛おしい。
この作品の存在には感謝の>>続きを読む
Theフランスのお洒落な映画。音楽も映像もすごく好き。
公開当時に観た人達は衝撃だったろうなぁ…。色々な人が影響を受けたのもよく分かる。
絵は綺麗で良かった。スピード感もなかなかだと思う。
でもストーリーより時間軸の方に興味がいってしまったので感動とかはなかったかな(笑)
音楽も映像も良いし話も面白いんだけど…。50年前に観れたらもっと純粋に楽しめたのかなって感じ。
でも想像してたよりはヒーロー映画っぽくなかったので4時間飽きることはなかった。
最近のアニメには無い感じ。これが80年代という時代の空気なんだろうか。
原作読んでないからストーリーの評価はしづらいけど、ただのディストピア物ではないなって印象。
あと作画はめちゃくちゃ凄かった。
二階堂ふみにしか出せない味って、この辺にあるのかも知れないって思った。
ストーリーがめちゃくちゃ面白いって訳じゃないけど、所々でクスッとさせてくれるのも良いところ。
音楽がひたすらオシャレ。
まあ物語自体はどうしようもなく救いがないけど。めちゃくちゃ既視感があったのが自分でもとても不思議。どこかで見てたのかしら?
グロいのも長いのも基本的に苦手だけど、その割には楽しめたかなと。噂通り全くミステリー感はなかったけど(笑)
これは劇場で観ないと残念なことになるんだろうなーって印象の映像でした。モリコーネには流石の一>>続きを読む
完全にやられたらやり返せの世界。
狂気と緊張感を楽しむ映画。劇場で観れて本当によかった。
一つ一つの要素や展開は割と予想通りで大きな驚きはないんだけど、最初から最後まで綺麗に線がつながる感覚は私は好きでした。
ラストも個人的には納得。
子役の演技がすごく良かった。あと「部屋」から出た後の親子とその周囲を上手く描けていたのが好印象でした。
若い人に人気な理由はよく分かったかなって感じ。
出し抜く爽快感とストーリーが丁寧に積み上げられていく所は割と好きでした。あとモーガン・フリーマンはやっぱりいいね。
キラキラしたオープニングから徐々に締め付けられていく感じ。そしてそれに対する姉妹の行動。
嫌でもヴァージン・スーサイズを意識させられる作品だけど、より力強い作品になっていたと思います。
設定や所々出てくるパロディは面白かったんだけど…って感じ。
まあ結構笑えたんだけどね。