ひまやこぞうさんの映画レビュー・感想・評価

ひまやこぞう

ひまやこぞう

「意味を語るな、見たままを記せ!」
2017年公開映画ベスト11<3-4-3>
GK キングコング 髑髏島の巨神
DF アウトレイジ 最終章
DF 希望のかなた
DF ダンケルク
MF☆密使と番人
MF バリー・シール アメリカをはめた男
MF パターソン
MF☆ハローグッバイ
FW★散歩する侵略者
FW パリ、恋人たちの影
FW パーソナル・ショッパー

映画(106)
ドラマ(0)

寝ても覚めても(2018年製作の映画)

4.0

○あれは、何だ!? 走る2人を俯瞰で捉えるシーンで、雲の影が2人を追うようになくなっていく。
○上記のおそろしいシーンに匹敵するのは、朝子が画面に正対するシーン(展覧会で写真を、防波堤の上から海を)。
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きみの鳥はうたえる(2018年製作の映画)

5.0

【2度目の鑑賞で気づいたこと】
☆遊歩道を歩く佐知子(左)と静雄(右)。左右が入れ替わった後に、「そのシャツ好き」の間接的な告白と承諾。
☆コンビニでもメインの主体が入れ替わる。静雄から佐知子、静雄か
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はなればなれに(1964年製作の映画)

5.0

〇54年前の作品をスクリーンで初見。いまさらここでわたしが付け加えることなどありはしないような。
〇女性を口説くときは「ラッキーストライク」的ななにかを絶えず身の回りに置きたいものですね。
〇あの川を
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2重螺旋の恋人(2017年製作の映画)

2.5

〇女性に対する意地の悪い視点は健在。というか、より粘着度を増しているような。一方、メインの画面の方は、どのシーンも範疇に収まっていて退屈。老害? まだ、51歳なのに。

M(1931年製作の映画)

4.0

〇ぎょろ目の映画。それだけ記憶しておけばいいのではないか。というか、消したくても消せそうもないあの容姿。
〇これでもかと、多用される斜俯瞰構図。部屋に漂うというか、部屋を埋め尽くす紫煙。あのへたくそな
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ミッション:インポッシブル/フォールアウト(2018年製作の映画)

3.5

◯冗長な妻パートは、シリーズの倫理性を保つために致し方なし。
※シリーズ2作目以降、あやふやになっていた妻帯問題にけじめ。
※そして、今回の直線全力疾走シーンは2の疾走につながっている?
◯心配はこれ
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ジュラシック・ワールド 炎の王国(2018年製作の映画)

4.0

◯雷、電灯の点滅で見え隠れする恐竜。壁の影でその存在を表すシーンなど。
◯歌舞伎の見得につながるティラノサウルスの登場場面は健在。
◯海棲恐竜がここ2作はおいしいところ取り。ブルーがイマイチ迫力不足で
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万引き家族(2018年製作の映画)

3.0

◯そうめんからの情事。あの、安藤サクラの背中!
◯樹木希林の死に顔、少年の骨折の現場、逮捕場面など省略が印象的だけど、まだまだ説明的すぎるくどい場面が目立ちました。
◯大人びた子供の演技がけっこううざ
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ファントム・スレッド(2017年製作の映画)

5.0

○脱がすより着せることに興味がある変人の恋愛話。と要約すればそれきりだけど、その撮り方にまいった。以下、印象的なシーンを挙げるときりがなくなる。
○自然光を生かした出会いシーンの一幕。○スピード感が一
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それから(2017年製作の映画)

5.0

〇韓国映画って、エンタメ感は楽しめるけど暑苦しい演出が疲れちゃう。と思い込んでいたけれど、これはクール。
〇白を強調した背景で演じる4人の役者さんが適度な距離感で捉えられていて見やすかった。とくに、ア
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犬ヶ島(2018年製作の映画)

5.0

〇「感動」や「笑い」などの怠惰な喜びに浸る隙を与えてくれないシビアなタッチと流れに圧倒されっぱなし。感情移入などもってのほか。興行的失敗も致し方なし。これは前衛芸術なんだから。

レディ・プレイヤー1(2018年製作の映画)

3.0

〇入れ替わる場面はどこもたいてい感じよく、ふたつが混じったシーン(VRにいながら現実世界では車中で蹴りとか)はより愉快で。
〇最大の見せ場が、一歩踏み出すキスシーンというのはすばらしい。けど、スピルヴ
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ワンダーストラック(2017年製作の映画)

3.5

○私的最良シーンは、現代編にジュリアン・ムーアが現れたところ。
○隕石を触るシーン。よくある奇跡が起こって少年少女が出会わなくてよかった。
○ところどころの省略が停滞を帳消し。停滞は脚本のせい?

ウィンストン・チャーチル /ヒトラーから世界を救った男(2017年製作の映画)

3.0

○妻が自宅でキレたとき、側近3人が違うドアから退散する。印象的なシーンのようでいて、どこか歯切れが悪い。しばしば使われる俯瞰撮影や部屋から部屋へと移動する際の壁またぎ撮影もしかり。ないよりはあった方が>>続きを読む

ペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書(2017年製作の映画)

4.5

○証券取引所の扉前の女性たち、法廷の外で迎える女性たち。
○何度も開閉される扉。そして、新たな問題発生。
○路に転がるおびただしいコイン、部屋中に積み上げられた書類、長すぎるファックス、1ドル札の束(
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果てなき路(2010年製作の映画)

5.0

番外編・DVD鑑賞。映画館での再上映を強く求む!
〇飛行機墜落で息が止まり、以降は不整脈気味になった。
〇空気感といえばなんとなくわかった気になるが、要は照明? カメラワークと編集のリズム? 実はさっ
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南瓜とマヨネーズ(2017年製作の映画)

3.5

○出会いから同棲までの回想場面の大胆な省略(私的最良シーン)!
○元カレと現カレが遭遇する場面からの別れ話シーンや新曲を聞かせるシーン。無音シーンも印象的でした。
○ドア越し、ドア越し、金網越しの対
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シェイプ・オブ・ウォーター(2017年製作の映画)

2.5

○ミュージカル風前ぶりがいくつかあって、だらだらと。でも、しっかり用意されていた<独唱からダンスにいたるシーン>。胸ときめくシーンでもなかったけど、これがなかったら収まりがつかない。
○そうでなくても
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15時17分、パリ行き(2018年製作の映画)

4.5

○映画づくりに飽きたし、ちょっと変わったことしようかな。じゃなくて、勲章授与式の生映像をできるだけ多く流したかったからでは。
○どこかの映画評論家が「ゆるい」と評していたけど、見識を疑う。ゆるいところ
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ザ・シークレットマン(2017年製作の映画)

3.5

○渋面のおっさんたちが暗い室内で話し合い。
○車周りと車移動で新展開。
○娘話は無駄じゃなかった。彼女が画面に現れたとき、心底安心した。

苦い銭(2016年製作の映画)

5.0

〇1週間の工場勤務で耐えられず帰郷するイケメン青年。見送る同郷の女性のほうは、心なしかあか抜けてきて新しい環境に早くも馴染んでる様子。2人の乗ったタクシーの窓はいやに汚れている。
〇社長の伝言を告げに
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スリー・ビルボード(2017年製作の映画)

4.0

○なんて印象的なラストでしょう。しばらくは忘れまい。
○唐突な吐血シーンだけではなく、鹿や亀、厩舎の外に出た馬、新署長、娘(との思い出シーン)、列車、犯人候補など、新鮮なシーンの連続にその都度感心する
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ジュピターズ・ムーン(2017年製作の映画)

3.5

○追うクルマの下方からとらえつづけるカーチェイス! 簡単な仕掛けなのに、迫力感ハンパなし。北野武が気づいてもよかったのに。
○裸体も顕した女医さんの生々しさ! ブダペストの頑丈だけどぼろぼろな街なみに
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ロスト・シティZ 失われた黄金都市(2016年製作の映画)

4.5

○映画館の暗闇の中に人が消えていくような監督お得意のシーンがどこで観られるかと期待していたらちゃんとあった。川岸から密林に消える主人公と原住民。すばらしい! そして、暗闇の中で燃える松明のラスト。新し>>続きを読む

デトロイト(2017年製作の映画)

2.0

○散漫。冒頭の暴動の発端事件に関った人は以後姿を消す(退役軍人はあの人?)。「実話」だからいたしかたないという考えよりも、映画なんだからちゃんとつづけて欲しい。テンポ悪く、無駄なシーンが多いと感じるの>>続きを読む

早春(1970年製作の映画)

4.0

○それは、想定外のシーンに出くわしてはっとする感情。クロスカントリー大会への唐突な参加、映画館での痴漢騒動、ホットドッグの1本サービスなど。
○調和。血とペンキ、消火器の泡と雪。黄色いレインコートの浮
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ハローグッバイ(2016年製作の映画)

4.5

○2人の女子高生がともに歩くシーン(その速度はまちまちで、ときには全力疾走)がどこもきもちよかった。階段を上るとなにか新しい展開が待っている、というよりも新しい展開は階段を上ってからのお楽しみ。
○お
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三十九夜(1935年製作の映画)

4.0

○ヒロインがストッキングを脱ぐシーン。つるつるの細い生脚の艶っぽさったら。
○テーマが国際問題系になると展開が急すぎたり、ちょっと雑になる感じがします。

第3逃亡者(1937年製作の映画)

4.5

○「知り過ぎた男」や「北北西に進路をとれ」や「鳥」で再現される名シーンが満載。物語進行が滑らかで、ヒロインと主人公がだんだん親密になっていくさまをボディランゲージで表現する演出もわかりやすい。

婚約者の友人(2016年製作の映画)

2.5

○わたしが悪いのか、監督のセンスなのか。手紙をささっと燃やすシーンとか、婚約者の友人の婚約者に会う場面とか、ヒロインが狂気の域に達するところとか、ここぞの場面に緊迫感がない。それがオゾン流の洗練といわ>>続きを読む

猫が教えてくれたこと(2016年製作の映画)

1.5

○猫賛歌、猫を愛する人賛歌。わたしも好きなので気持ちはそこそこよかったけど。
○緊張感(サスペンス的喜び)なし、地面に近い画角に飽きたら空撮で、だらだらとつづく。

The Beguiled/ビガイルド 欲望のめざめ(2017年製作の映画)

2.5

○いくつかのサスペンスフルなシーン。なかでは、ニコール・キッドマンと負傷兵の接吻未遂場面か。
○エロさの露出を抑え過ぎたような。肩だしくらいでは、鈍感なわたしは感じませんでした。

ブレードランナー 2049(2017年製作の映画)

3.0

○主要女性キャラ3人の涙に、ちょっとはっとする。主人公の上司だけ涙なしなのは、ノーマルな人間だからかな?
○その涙だけでなく、降りつづける雨、水に浮いたような社長室っぽい部屋、床にこぼれるウイスキー、
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バリー・シール/アメリカをはめた男(2016年製作の映画)

4.5

○抒情を排し(抒情に逃げるのは簡単で、並みの監督だったら同じ脚本で倍の時間になるでしょう)、短いカットの連続でドキュメント風なテイスト。ミッションインなんとかとは違って、「トム・クルーズ」の存在感に頼>>続きを読む

アウトレイジ 最終章(2017年製作の映画)

4.0

○北野作品では不吉とされる海のシーン(埠頭はそれほどやばくない?)から、夜の繁華街を走る「黒い車」を追うシーンに。冒頭の2シーンで緊張と恍惚で頭がくらくらになりました。
○シリーズのまとめに入った分、
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希望のかなた(2017年製作の映画)

4.0

○緩急の按配でもたせる手法に円熟味が。「急」の部分が多く、絵も寄りより「引き」の方が多くなった気がします。ジミヘン(ポスター)含めての集合シーンに感心。
○省略の大胆さ。妹の密入国のくだりに愕然とした
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