こーじさんの映画レビュー・感想・評価

こーじ

こーじ

映画(1228)
ドラマ(0)
アニメ(0)
  • List view
  • Grid view

ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE(2023年製作の映画)

4.0

アクションてんこ盛りの約3時間。観る方にも体力が必要だが、話の途中で終わってびっくり。いや、タイトルにONEて書いてあった笑。いつまで体を張れるか分からないけど、トムがやり続ける限り、こっちも観続けな>>続きを読む

ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー(2023年製作の映画)

3.0

マリオシリーズをやり込んでる人には画面の情報量が凄いんだろうな。正直大ヒットする程の内容とは思えないが、マリオの世界を違和感なく映画化したのを素直に楽しめる。ピーチ姫は嫌味なく現代的だし、クッパのポン>>続きを読む

ザ・フラッシュ(2023年製作の映画)

4.0

ドラマ版と基本展開は同じなのに、これはこれで驚きの面白さ。しかもしっかり泣かせやがる笑。あの助走ポーズをこんなにかっこよく魅せるとは流石エズラ・ミラー笑。しかし、母ちゃんいるとこんなんなるのかバリー笑>>続きを読む

スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース(2023年製作の映画)

5.0

とにかく全てがイカしてる。隙なく一体化した映像と内容と音楽とスピード感が、実写でもアニメでもない、この作品のために生み出された新しい表現と思える程の完成度を生み出した。これはもはやちょっとした映画界の>>続きを読む

バービー(2023年製作の映画)

2.0

変にテーマを盛り込んだのが全く上手く行っていない。てか今更感が強くて古過ぎる。今この時代に熱弁するような内容じゃない。おもちゃが人間界に来たらという単純なコメディにした方が良かった。マーゴットが可愛い>>続きを読む

トランスフォーマー/ビースト覚醒(2023年製作の映画)

4.0

少年漫画ノリで良い。つっこみ点は多々あるものの、ロボットがヌルヌル動くだけで何をしているのか分からなかった過去シリーズよりも映画として格段に観やすくなった。人間も一緒に戦っちゃう驚きも楽しい。ロボット>>続きを読む

ベニー・ラブズ・ユー(2019年製作の映画)

3.0

ベニーの動き雑っ笑。最後までベニーにビジュアル的怖さが一切なくて軽っ笑。トラウマにはならなさそうなチープさなのは、ある意味いいかも。てか、ベニーやってることはホラーだけど、気持ちは案外ピュア。ご主人様>>続きを読む

スマイル(2022年製作の映画)

3.0

唐突な音や映像で驚かせるシーンもあるけれど、物理攻撃できず逃れようもない呪いの連鎖は設定として間違いなく怖い。そこに固まった笑顔という要素を加えたのが、この作品としての個性。それなりに効果ある。自分の>>続きを読む

ノマドランド(2020年製作の映画)

3.0

憧れなのか仕方なくなのか、それとも自然と選んだ生き方なのか。幸せなのかと問う気持ちも、そもそも人は幸せのために生きるのかという疑問に変わる。ただ、長く続くものであろうと、一時の出会いであろうと、断続的>>続きを読む

マッシブ・タレント(2022年製作の映画)

3.0

当て書きなのか落ちぶれた俳優を主人公にするなら落ちぶれた俳優を使おうなのか分からないが、受けたニコラスは流石。と思ったら、3〜4回出演を辞退してるのか笑。でも結果、ニコラス好きなら楽しく観られる作品に>>続きを読む

バビロン(2021年製作の映画)

3.0

きっと映画愛に溢れた作品なんだろうけど、しっちゃかめっちゃかな狂喜乱舞のアクが強すぎ。こういうの、監督として一度は撮りたい映像なのかも。濃度と熱量高めの3時間超えは観る方の体力がもたない感じ。マーゴッ>>続きを読む

イノセンツ(2021年製作の映画)

4.0

派手なCGなんか使わなくても、こんなに緊張感のあるサイキックスリラーが出来るなんて。観る側の想像力を掻き立てて、怖さを生み出してるような感じ。普通っぽい子役たちの見事な演技が、より現実味を増している。>>続きを読む

Pearl パール(2022年製作の映画)

3.0

夢見る気持ちが完全に狂った方向へ行っちまった系。いや、そもそもおかしいからそうなったのか。間違っても関わっちゃいけないタイプの人間だ。万が一関わってしまったら人生諦めるしかない笑。昔っぽいホラーとして>>続きを読む

アステロイド・シティ(2023年製作の映画)

3.0

いつも通りに絵はすごくお洒落。でも登場人物たちが何をしているのか意味不明。何を表現したいのかも意味不明。全体通して淡々と同じリズムで心地よい眠りに誘われる。てか寝た笑。モノクロの舞台裏は要るのだろうか>>続きを読む

シンデレラ/3つの願い(2021年製作の映画)

3.0

魔法はあるけど、魔法使いもカボチャの馬車もガラスの靴もなし。舞踏会には自分で行く。ディズニーのようなキラキラした夢の世界じゃないけど、それがむしろ良い。3つ目の願いの答えが意外で良い。継母以外は幸せな>>続きを読む

フラッグ・デイ 父を想う日(2021年製作の映画)

3.0

大好きだった父がここまで腐った人間だと知るのはどれほど苦しいだろう。ノスタルジー溢れる映像で紡がれた思い出は、真実だったのか嘘だったのか。ショーンの演技はさすが。隠れた真実があるわけでもなく、何を伝え>>続きを読む

ベネデッタ(2021年製作の映画)

3.0

17世紀の映像の雰囲気は良いし、新型コロナで体験した現実に通ずる閉鎖的な重苦しさや狂気に満ちた世界観も見応えある。奇跡ってこういうものなのだろうなという納得感もある(この描き方には怒る人たちもいると思>>続きを読む

グリーン・ナイト(2021年製作の映画)

2.0

なんも考えずに観ているとなんもわからん笑。何を伝えようとしているのか読み取る力や知識がないと激しい眠気に襲われる。単純なファンタジー的面白さを期待すると、何じゃこりゃとなるだろう。映像の雰囲気や巨人の>>続きを読む

M3GAN/ミーガン(2023年製作の映画)

3.0

AI暴走系のSFホラー。霊的要素やビジュアル的気持ち悪さが無くて、怖さ控えめ。傷ついてもターミネーターみたいなもんでグロさ無し。ホラーキャラとしても弱い。全体に期待や予測を超える要素が無い。玩具にオー>>続きを読む

シャザム!~神々の怒り〜(2023年製作の映画)

3.0

(中盤くらいから)思ったよりも楽しめる。魔法のペンとか魔物がうようよとか単純に楽しい。ただ18歳ともなると下手すりゃスパイダーマンよりも歳上。中身はコドモのセールスポイントはもう無理がある。今後はただ>>続きを読む

ノック 終末の訪問者(2023年製作の映画)

3.0

説明する側の説明が雑すぎて、そりゃ信じられるわけがない。テレビ画面越しの情報だけでは信じられるわけはない。それでも信じるかってのが肝なんだろうけどね。妄想なのか理解し難い真実なのか。もやっとして皮肉め>>続きを読む

デタッチメント 優しい無関心(2011年製作の映画)

4.0

他人に無関心であれば傷付くことはない。他人を思えば感情が生まれ傷つけ合うこともある。ならば無関心が幸せなのか。結び付きを拒絶することが優しさなのか。人は人に傷付き、でも癒やされるのもまた人との関わり。>>続きを読む

長ぐつをはいたネコと9つの命(2022年製作の映画)

3.0

コマを落とした油絵風の絵で動くアクション映像が最大の魅力。彩度高めの色彩も良い。この絵柄はどんな作品にでも合うわけでは無いが、今作はアクションや死神のビジュアルにはまった。物語はさすがにそつがない。が>>続きを読む

アバター:ウェイ・オブ・ウォーター(2022年製作の映画)

4.0

本当にそういう星があってそういう人たちや生き物が居ると思わせる、圧倒的な映像世界。もうこれだけでずっと観ていられる。ただ、ジェイクの行動や発言があまりにダメすぎ。もはや奥さんや子供たちの方が主人公キャ>>続きを読む

ボーンズ アンド オール(2022年製作の映画)

3.0

カニバリズムは何かの象徴なのだろうが、あまりに特殊過ぎて共感とかには程遠い。そのくせガールミーツボーイなロードムービーで美しい恋愛映画的映像だったりで、どんな視点で観たらいいのか悩む。「におい」はあれ>>続きを読む

エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス(2022年製作の映画)

2.0

全然意味わからん笑。「変なこと」の面白さの感覚も合わないみたい。賞をいっぱい獲ってるんだから、映画の造詣が深ければ、きっとカオスっぷりの面白さが分かるんだろう。これを真面目に演じている役者さんたちは偉>>続きを読む

つみきのいえ(2008年製作の映画)

3.0

静かに動く絵本のような短編作品。海に立つ、上へ上へと積み木のように伸びた家というビジュアルから話を膨らませたような世界観が素敵。人生も積み木のように過去の上に未来が重なっていくものなのだろうか。宮崎駿>>続きを読む

RRR(2022年製作の映画)

4.0

いやー、熱い!。「そんな無茶な笑」な展開満載だけど、熱さが最優先。少年漫画のノリを真面目にやって、それが滑らずに燃えるなんて、インド映画の勢い恐ろしい笑。盛り上がって笑って泣いての179分はあっという>>続きを読む

ティファニーの贈り物(2022年製作の映画)

2.0

ちょっとレトロでベタなラブコメは好きなはずなのに、何故か集中出来ず。もっとワクワク感ときゅんきゅん感が欲しかった。少しの涙があると幸せの輝きが増したかもしれないが、感情が暗い方に行かないライトさは良い>>続きを読む

スペンサー ダイアナの決意(2021年製作の映画)

3.0

「実際の悲劇に基づく寓話」とのことで、どこまで事実なのかは不明。もし事実なら、確かに息苦しくて仕方ないだろう。全体に静かで重々しくて、観ていて苦しい作風。だからこそラストの開放感に救われる。というかケ>>続きを読む

エスター ファースト・キル(2022年製作の映画)

3.0

怖いエスターを期待してたら、まさかの狙われる側。もちろん可哀想とも応援したいとも全然思えない笑。1作目で肝心のネタバレをしちゃってるから捻りを加えたのだろうが、求める物と違うのは否めない。流血バトルよ>>続きを読む

チケット・トゥ・パラダイス(2022年製作の映画)

4.0

楽園を舞台にこの2人がハッピーなラブコメを演じるなら、それだけで楽しいに決まってる。バリの景色は最高だし、バリの文化は素敵だし、難しいことは考えずに楽しい気持ちでのんびり観るのに最適。言うなれば、観る>>続きを読む

ザリガニの鳴くところ(2022年製作の映画)

4.0

ミステリー要素は弱め。法廷劇要素は面白いが、何よりも湿地の娘の歩んだ人生と自然の美しさを描いた映像の魅力に惹き込まれる。孤独とは、湿地の一部となり自然として生きる力とは何なのか。無ければ消化不良だった>>続きを読む

ブルーベルベット(1986年製作の映画)

2.0

登場人物たちの言動が理解不能過ぎて、面白いかどうかもよく分からない。独特な監督のセンスをお洒落と取るべきかナンセンスと取るべきか悩ましい。ただ、面白いかどうかと言えば、面白くはない。イザベラもホッパー>>続きを読む

ブラックアダム(2022年製作の映画)

3.0

強い神様なロック様を楽しむ作品。共に戦うのは、どこかで見たことありそうな仲間たち。とはいえ特に欠点のない無難な面白さで、充分に楽しめる。マーベルを追って派手なユニバース化なんかせず、個別作品のヒーロー>>続きを読む

MONDAYS/このタイムループ、上司に気づかせないと終わらない(2022年製作の映画)

4.0

日本の職場が舞台ならではのループ物。何のヒーロー性もない一般社会人たちが地味に謎を解いていくという小物感が大変良い笑。こんなに非現実感の無いループ物もありだとは笑。笑いがちゃんと笑えるのは大切だ。

>|