不死身のKOKIさんの映画レビュー・感想・評価

不死身のKOKI

不死身のKOKI

デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション 前章(2024年製作の映画)

4.5

原作1〜4巻まで既読

地球がクソヤバい。

まるで「きららアニメ」と見紛うような、「平凡な女子高生達の日常」と「世界の終わり」が密接に同居している狂気。

災害が、戦争が、疫病が、いつ日常を破壊して
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SAND LAND(2023年製作の映画)

4.5

初期のドラゴンボール味を感じる。

戦闘力が高い野生児と訳アリのオッさんが、「幻の泉」を探す摩訶不思議なアドベンチャー…うん。コレ、初期の「ドラゴンボール」だわ。

ただ、てっきり悟空枠のベルゼブブが
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戦国自衛隊(1979年製作の映画)

4.5

自衛隊vs戦国時代

正直、自分は自衛隊が現代兵器を使ってひたすら俺TUEEEE!!するのかと最初は甘く見ていて、劇中に出てきた自衛隊員等も意気投合した上杉側の兵士から「信玄は手強い」という話を聞いて
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ザ・レイド GOKUDO(2013年製作の映画)

5.0

上げ直し。

純度100パーセントの「暴力映画」。

「アクション」のみに振り切った前作から一変し、本作は純粋に「暴力」にフォーカスした内容になっていたのが個人的に好印象。

そもそも「アクション」
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ゴールド・ボーイ(2023年製作の映画)

4.0

サイコvsサイコ!!勝手に戦え!!

岡田将生演じるサイコ殺人鬼が、「お前人生何周目だよ?」と問いたくなるぐらい頭のキレるサイコ中坊にひたすら翻弄されていく様は確かに面白い。面白いんだが、肝心のノワー
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ドラゴンボールZ 絶望への反抗!! 残された超戦士 悟飯とトランクス(1993年製作の映画)

3.5

人造人間編、前日譚。

圧倒的な力を持つ悟空の死をキッカケに、終末へと進む未来世界。そこで改めて再認識される孫悟空というヒーローの偉大さと、その意志を受け継ぐ未来悟飯の奮闘。面白い。

決して、「ドラ
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ザ・フラッシュ(2023年製作の映画)

2.5

出すだけ出しといてコレかよ。

最近のヒーロー映画にありがちなマルチバースだとか、過去作品のリサイクルだとか、いい加減どこもかしこも同じことをしすぎだし、ウンザリを通りこして、もはや諦観気味な視線で眺
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ネイビーシールズ ラスト・ソルジャー(2023年製作の映画)

4.3

少女を連れて、孤立無縁のアフガンを生き延びろ!!

なるべく敵との交戦は避け、道なき道をひたすら逃げ抜く。激しいガンアクションに定評のあるカウフマン作品としては、全体的にやや質素な内容ではあるのだが、
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エイリアン/ディレクターズ・カット(1979年製作の映画)

4.0

シリーズ原点であり、真骨頂。

閉鎖された宇宙船で、いつ、どこから姿を現すか分からぬエイリアンに、ひたすら翻弄され続ける恐怖が堪らない!!

エイリアン自体は劇中でさほど姿を見せず、基本的に7名の宇宙
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イップ・マン 完結(2019年製作の映画)

4.2

ドニー・イェンVSスコット・アドキンス!!

シリーズ最終章という事もあり、ドラマパートがやや湿っぽい所が気になったが、父親として、中国人として、西洋人社会に立ち向かうイップマンは過去最高に熱い。
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イップ・マン 継承(2015年製作の映画)

3.8

アクションは良いけど…

ギャング関連の話にしろ、マイク・タイソンとのタイマンしろ、「え?そこで終わりなの?!」と思わずツッコミを入れたくなってしまうぐらいアッサリとして、肩透かしに感じてしまった。
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犯罪都市 NO WAY OUT(2023年製作の映画)

3.8

マブリー無双

韓国映画特有の厭なパワハラ要素はコメディとして緩和され、基本的にマブリーの無双アクションとして、ストレスフリーな構成をしていて本当に見やすかった。

ただ、あまりにも無双アクションに偏
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無限の住人(2017年製作の映画)

3.8

数年越しの鑑賞。

キャラの扱い、解釈、内容など、お世辞にも完璧とは言い難いし、なんなら実写映画によくありがちなRTAっぽさも感じた。しかし原作の本筋から大きくズレてはいないので、そこは褒めたい。そも
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黄龍の村(2021年製作の映画)

3.8

村ホラーかな?と思いきや…

如何にも偏差値低そうな大学生グループと如何にもヤバそうな因習村の組み合わせに、「よくある村ホラーだなぁ〜」と序盤まではそこそこ楽しみつつも眺めていたのだが、後半にかけての
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アシュラ(2016年製作の映画)

5.0

全員狂人。

劇中に出てくる奴ら、四方八方どこを見渡しても外道、外道、外道!!真面目な正義漢寄りだった警官すらも、圧倒的な悪を前にした時、あっさり「犬」に成り下がってしまう尊厳破壊っぷりがもう一周回っ
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ゴジラVSビオランテ(1989年製作の映画)

3.6

ビオランテのデザインが良い…

バイオメジャーの奴らにしろ、超能力少女にしろ、「コレ必要か?」とついツッコみたくなる要素が散見されたが、怪獣の恐怖を余裕で超えてくる人間サイドの業の深さや、それを体現し
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ゴールデンカムイ(2024年製作の映画)

3.0

原作既読。

食えるオソマ。

まず最初に、俺は原作の大ファンだ。どれくらいファンかと言うと、人生ベスト漫画を選ぶ時、必ず1位にこの作品を選ぶぐらいに大好きだ。

そんなオールタイムベスト漫画が、どこ
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スカイライン-奪還-(2017年製作の映画)

4.0

宇宙戦争feat.ザ・レイド。

前半の容赦無い侵略パートから、後半から急に始まるマーシャルアーツアクションにより、脳が多幸感で溢れる!!

何かしらのSFガジェットは使わず、あくまで己自身の肉体と、
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マッハ!(2003年製作の映画)

4.0

ジャッキーリスペクトがスゴい。

事前に知らされていたキャッチコピーに偽りはなく、あくまでムエタイによるアクションの魅力だけで駆け抜けている作劇がとにかく面白い。

スタントを使わずに行ったとされるパ
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エクスペンダブルズ ニューブラッド(2023年製作の映画)

3.0

また、イコ・ウワイスが粗末に扱われた作品が産み落とされてしまったか…

確かに、アクション自体は偶にカメラが寄り過ぎて観づらい箇所はありはしたけれど、さほど目につくようなポカはしておらず、ジャッキーの
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エクスペンダブルズ2(2012年製作の映画)

4.0

画面がうるさい。(良い意味で)

もう本作を初見で見た時からどれほど時が経ったであろう?あの頃はまだ映画をさほど見てはおらず、本作に出ている俳優達の豪華さにはさほど気づけていなかった。

しかし、ある
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Accident Man 2(原題)(2022年製作の映画)

4.5

今年ベストアクション!!

前作以上に殺し屋達のバリエーションが増えたためか、素手、ナイフ、棒術などなど、アクションのバリエーションも豊富になっていた点が個人的にアガッた!!

しかもその殺し屋達との
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アクシデント・マン(2018年製作の映画)

4.0

アドキンス×殺し屋

豪華なキャストに見応えのあるアクション。そして、シンプルでかつ軽快なドラマパート。面白い!

個人的に好きなアクションシーンは、マイケル・J・ホワイト&レイ・パークとのレイドバト
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ネイビーシールズ ローグ・ネイション(2021年製作の映画)

4.5

再鑑賞。

スコット・アドキンスの新境地!!

お馴染みのガイバーキック等のアクロバットアクションを封印し、どこまでも泥臭いコンバットアクションに拘ったスコット・アドキンスがまあ面白い。

弾がジリ貧
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デイライツ・エンド(2016年製作の映画)

3.6

ウィリアム・カウフマン、初鑑賞。

ガンアクションに定評のある、カウフマン作品なだけあって、やはりどの銃撃戦もそれなりに見応えがあって、この手のジャンルアクションに明るくない自分でも、まあそこそこ楽し
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⻤太郎誕生 ゲゲゲの謎(2023年製作の映画)

4.5

これ、日朝アニメなんだよなぁ?!

正直、『ゲゲゲの鬼太郎』は世代的にアニメ5期の勧善懲悪妖怪バトルアニメのイメージが強くて、大人の鑑賞に耐え得るような娯楽性は期待していなかった。

しかしいざ蓋を開
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キャプテン・アメリカ ウィンター・ソルジャー(2014年製作の映画)

3.8

再鑑賞。

平均点が低めなアクションを連発しているMCUに於いても、近年のアクション映画群の中でも全体的に見応えのあるアクションはしている。しかし、所々カット割が本当にうるさく感じられてしまい、最近の
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キックボクサー(1989年製作の映画)

3.8

ヴァンダム版ベスト・キッド

内容は超シンプルな勧善懲悪物で、これといって語れるような要素は少ないのだが、やはり終盤にかけてのヴァンダムアクションはちゃんと面白い。

やや冗長に感じられる修行パートも
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ハード・ターゲット(1993年製作の映画)

4.3

舐めてた日雇い労働者がヴァンダムだった。

監督がジョン・ウーなだけあって、所々香港アクションの匂いを感じたが、どれも面白い。一見、過剰にすら思えるスローモーション演出も敵にトドメの一撃が入る瞬間にタ
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ガメラ3 邪神<イリス>覚醒(1999年製作の映画)

5.0

2で打ち立てた興奮をアッサリ更新するな!

お馴染みのヒト目線での大怪獣バトルはより進化しており、ガメラが暴れると地面は震え、街は焦土と化し、人間はその爆風で吹き飛ぶ等、前作以上に人的被害が過剰なまで
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ガメラ2 レギオン襲来(1996年製作の映画)

5.0

怪獣映画の頂点を見た。

今まで色んな怪獣映画を観てきたつもりだった俺だが、本作を見た事でまるで顎の先を殴られて脳震盪を起こしたような衝撃を感じた!!

ヒト目線から映し取ったような大怪獣バトルシーン
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ガメラ 大怪獣空中決戦(1995年製作の映画)

3.8

平成ガメラ三部作、第一弾。

個人的に人間の味方というスタンスのガメラに昔からイマイチ萌えないのだが、特撮シーンに関しては樋口真嗣が監督しているだけあって、中々の見応えがある。

確かに現在の映像技術
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ゴジラ-1.0(2023年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

案の定、ゴジ泣き。

予告の通り、今回のゴジラは明確に人類への敵意を剥き出しにしており、人間と見れば踏み潰し、薙ぎ払い、喰らい、熱線を吐き散らすと、歴代ゴジラ全体から見てもとにかく容赦が無い個体だった
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ダブル・インパクト(1991年製作の映画)

3.8

ヴァンダム×ヴァンダム。2人で2度美味しい…

ただでさえヴァンダム1人で画面が濃ゆくなるのに、本作はヴァンダムが2人という1日で摂取していいヴァンダム濃度を遥かに超えた内容となっており、非常に満足。

サドン・デス(1995年製作の映画)

4.0

またしても閉鎖系アクションの傑作を見つけてしまった…

この手のジャンルにありがちな、いつ敵とかち合うか分からぬ展開作りだけでなく、本作はホッケーの試合と同時進行というのもあり、新たに時間制限というル
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SISU/シス 不死身の男(2022年製作の映画)

4.3

『舐めて奴が殺人マシーンだった系アクション映画』の極地を見た。

この手のジャンルアクションは『ランボー』や最近だと『ジョン・ウィック』を筆頭に既にあらゆる作品がやり尽くしていて、もはや飽和状態なイメ
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