こキさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

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キング(2019年製作の映画)

3.5

ティモシーの演技力云々よりも見せ方とか脚本の方が気になりすぎてもやもやしたまま鑑賞終わった

イギリスでは歴史的勝利として国民の誇りとなっているらしいけどその戦いの凄さ、ヘンリー5世の王の偉大さ何もか
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パラサイト 半地下の家族(2019年製作の映画)

4.4

試写会で鑑賞したのに愛が強すぎてレビュー書けないままでした 何度も観てその都度違う感触が味わえる心に残る作品

今まで観てきた映画史上最も感情を揺さぶられた映画がポンジュノ監督による「殺人の追憶」でそ
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サマー・オブ・84(2017年製作の映画)

3.6

80年代90年代にしかないその時代特有の謎に満ちつつ好奇心を駆り立てられるムードの中で同じ街のどこにいるかも分からない殺人鬼を少年たちで突き止める怖いもの見たさな視点で観客も観れるのがよかった

十二夜(1996年製作の映画)

3.6

授業で流し見で観たながらも良い作品
シェイクスピアの原作に触れたのが初めてで何もかも新鮮でした。

まだ決闘裁判で真実を決める時代で貴族の衣装や豪邸の内装が豪華で煌びやか

若い頃のヘレナボナムカータ
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グエムル -漢江の怪物-(2006年製作の映画)

3.6

殺人の追憶のキャストが所々に出てきてたのが嬉しかった それだけでも楽しめる

撮影時の監督とキャストの作品を共に作っていこうとするクリエイター精神みたいなのを観ながら想像してた 

現実的にいそうな人
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バーニング 劇場版(2018年製作の映画)

3.5

イチャンドン監督の作品は初めて

象徴として意味を持たせてきてて何も分からなかったし考察を読まないと理解できないのは果たして映画と言えるのか謎で終始腑に落ちなかった

ユアインの魂抜かれたみたいな表情
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IT/イット THE END “それ”が見えたら、終わり。(2019年製作の映画)

4.1

IMAXで鑑賞 地響きするかのような音程でペニーワイズの恐怖と対面できて興奮

前作以上にルーザーズクラブ一人ひとりの幼少期のトラウマと対峙する場面が丁寧に描かれていて引き込まれていった

ルーザーズ
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さらば、わが愛 覇王別姫(1993年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

「覇王である項羽と虞美人が劉邦の軍に囲まれて嘆き悲しむ有名な場面の京劇」そこで名を馳せる姫役と王役の2人の小さい頃から始まり京劇を背負う2人として過酷な時代変化の中で必死に生き、伝統ある劇を演じながら>>続きを読む

悪人(2010年製作の映画)

4.0

怒りと同じ監督でやはり人の気持ち、思いに痛いぐらい向き合ってた作品で生々しい反面、強く生きていこう 生きたいっていう純粋な気持ち、家族としての誇りと怒りを真っ直ぐに描いてた。


この映画を観て被害者
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観相師 かんそうし(2013年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

二連続ソンガンホ

序盤は、コメディタッチと仲良すぎる兄弟愛そしてソンガンホの愛嬌さから見てて何度も笑っていて明るい印象だったのが一転して段々と宮中の陰謀に巻き込まれ最後には泣いた


この話が実在す
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スノーピアサー(2013年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

舞台は世界中を淀みなく走る列車の中で繰り広げられる階級闘争と列車のあらゆる主権を富裕層から奪い取って今の劣悪な環境から少しでも良い生活を送るために最底辺に住む住民たちが一致団結して闘いに挑むストーリー>>続きを読む

ジェーン・ドウの解剖(2016年製作の映画)

3.6

死体解剖ホラーとして序盤は、かなりグロいけどグロいのを通り越して不可解な現象や死体の謎を読んでいくうちにだんだんと気持ち悪い怖さにのめり込んでいってた。

死体があまりにも綺麗なのも怖くてミステリー
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バトル・ロワイアル(2000年製作の映画)

3.4

このレビューはネタバレを含みます

たけしと中学生の視点で見ると随分変わってきそうな映画

中学生って大人と子供の分岐点な感じしてたけしと中学生どちらも社会から取り残された感じに思って悲しくなるけどそこでどんな非条理な日常も受け止めて真
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新感染 ファイナル・エクスプレス(2016年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

マドンソクとコン・ユの2人の映画として素晴らしかった! ゾンビ映画でただ疾走するKTXから逃げるだけの映画だとぬかしてたけど想像以上にヒューマンドラマだった


「家族の愛 残された人の愛 約束、想い
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神と共に 第二章:因と縁(2018年製作の映画)

4.1

このレビューはネタバレを含みます

冥界 下界 過去 3つの話が巡り巡って3人の使者に起きた1000年前の悲劇を軸に現在へと繋がる壮大な話でありその3人の使者と共に観客も置いていかれない、人生について考えさせられる重厚な映画だった >>続きを読む

誰も知らない(2004年製作の映画)

3.8

「子供は親を選べない」
途中で息もできなくなるくらい苦しかった
4人の父親が違う兄弟がひっそりアパートの一室で閉ざされて生きてるだけでもう辛い

巣鴨児童置き去り事件がベースの映画
淡々と描いて見せて
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残穢 住んではいけない部屋(2016年製作の映画)

3.0

怪奇現象の深掘りしてくのに話が無駄に長すぎて怖さよりも?に頭が持ってかれた

橋本愛の私服がダサすぎて可哀想に思えてくる

神と共に 第一章:罪と罰(2018年製作の映画)

4.3

このレビューはネタバレを含みます

また1つ韓国を代表する作品を観れて満足

死後の世界を舞台に3人の使者と亡者が7つの地獄を乗り越えて新しい命を手に入れるために奮闘する物語

7つの地獄にはそれぞれの大王がいて大王の裁判で無罪を証明し
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ビューティー・インサイド(2015年製作の映画)

4.4

このレビューはネタバレを含みます

目が醒めると外見が変わる主人公と家具屋で知り合った彼女の話

一見すると外見より内面が大事をテーマにした映画のように思うけどそこに至るまでに様々な気持ちの揺れがあって他人事じゃなくて抱えてる不安や恐怖
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ROMA/ローマ(2018年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

時代は1971年 メキシコでの富裕層白人一家と家政婦クレオの話

物語が淡々と進んでいく中でどこか物憂げなクレオの表情、佇まいが家族に必要とされているものの家族ではない幽霊のような存在で悲しかった。
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ベテラン(2015年製作の映画)

3.8

爽快アクション映画
お金で揉み消そうとする巨大財閥と事件の真相を解明しようとする警察の戦い
字面だと堅くみえるけどコメディ有り ユーモアに満ちた作品で自分も画面に入り込んで応援してた

ユアインが演じ
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サバハ(2019年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

韓国映画特有のノワールに存分に浸れなかったけど謎に満ちた新興宗教を題材にしてたり連続少女誘拐殺人事件にまで繋がってくるあたりはさすが韓国映画、現実として凶器のように刺さってきた

終始ゾクゾクして目が
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スティーブ・ジョブズ(2013年製作の映画)

3.9

普段何も考えることなく当たり前に馴染んでるけど当たり前にある物を生み出したジョブズの生涯、壁、想いを一色単に味わえた作品

観てて込み上げてくるものがあった
取締役会との衝突、猿マネして競合に媚びへつ
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彼女がその名を知らない鳥たち(2017年製作の映画)

4.3

人を愛する行為は様々あるけど最大の愛を映画で観れてよかった
同時に自分が与えられてるのかなって思った

蒼井優の演技を見てからアカデミー賞のスピーチ見てまた余韻に浸ってる

聖☆おにいさん(2013年製作の映画)

-

立川が舞台なのがいい
森山未來と星野源の声優が合いすぎてて映画に入り込めた
一番好きなのは、ブッダと子供達とのお祭りでの争いが好き ほっとするエピソード

お互いにいなくてはならない存在なのいいな 癒
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死体が消えた夜(2018年製作の映画)

3.9

大手製薬会社の妻と結婚した大学教授の夫が仕掛ける完全犯罪そこから始まる二転三転したストーリー展開に最後は、謎が解けた感じがして爽快感もあって面白かった

絶対騙される
ミステリー好きな人はぜひ

グッドナイト・マミー(2014年製作の映画)

3.3

新しい発想で最後のシーンは結構好きだったなぁ

それまでの時間が長くて耐え難い
虫がダメな人🙅‍♂️

君の名前で僕を呼んで(2017年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

「エリオ エリオ エリオ」
「……オリヴァー。」ここの最後のやり取りに全部が集約されてた とても切ない会話の中でエリオの息が上がってたところが辛かった。

異性または自分以外の人に惹かれていく甘酸っぱ
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バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)(2014年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

自分が選んだ戯曲の主人公と同じ境遇に落ちた悲劇の老人俳優
エドワードノートンの演技はやっぱ半端ない

過去の栄光にすがる売れない俳優がバードマンに助言を乞うけどその声は大衆からの希望であって役者として
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ボヘミアン・ラプソディ(2018年製作の映画)

3.9

バンドメンバーとフレディっていう構図になるのなんとなく分かってたけどこうも複雑で孤独を感じさせる物語であるとは思ってもいなかった。

みんなのファッションがオシャレ
特にドラムの人の服、色の合わせ方が
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シンプル・シモン(2010年製作の映画)

3.8

色使いが鮮やかで聞いたことない言語なのも相まってフランス映画みたいな雰囲気

雰囲気オシャレ映画かと思ってみてたけど偏見だった シモンを中心にいろんな人との会話にもユーモアがあるし飾らなくてかわいい
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灼熱の魂(2010年製作の映画)

4.0

もう一度観たい 重厚なミステリー
消えない炎があるとしたらまさにこのことだと思った