づかしさんの映画レビュー・感想・評価

づかし

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カラーパープル(2023年製作の映画)

3.5

ニッショーホールにて鑑賞。

舞台は1900年代前半のアメリカ、様々な差別がある種まかり通っていた時代。なかでも、男女差別を色濃く描いており、そんな時代や環境の抑圧に耐え、生き抜いていくことの大切さを
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流浪の月(2022年製作の映画)

2.7


どうにも感情移入が難しく、こういう世界、生き方もあるんだろう、とかなり引きの目線で観たという印象が強いです。

グッバイ、リチャード!(2018年製作の映画)

3.6

善く生きて、善く死のう。

時に『もし自分の余命が○ヶ月だったら、後悔しないように〜するだろうな。』と考えたりします。でも、本当の意味で悔いのない人生は、「それまで」を善く生きた人にしか訪れないのかも
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ドント・ルック・アップ(2021年製作の映画)

3.4

大学教授とその生徒により発見された巨大隕石。導き出された結論は、地球上の全生命の滅亡。政府は、国民は、その時何を思い、どう動くのか。

資本主義への批判か、政府による新型コロナウイルス規制に対する反発
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キングスマン:ゴールデン・サークル(2017年製作の映画)

2.8

様々なスパイ兵器を駆使した対人アクションや銃撃戦と、少年心をくすぐる作品。

キングスマンシリーズが私の好みに合わなかったので、前作が好きという方は本作も楽しめるかもしれません。
ただ、前作と比較して
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キングスマン(2015年製作の映画)

3.4

現代の鎧“スーツ“を纏い、様々なスパイグッズと超人的な運動神経で任務を遂行するド派手系スパイアクションムービー🎩☕️

選抜試験や特殊武器等、厨二心をくすぐるスパイ映画コテコテの展開は、なんだかんだ言
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最高の人生の見つけ方(2007年製作の映画)

4.0

どのような人生を歩んでいくとしても、最期に振り返って、自分が“最高の人生だった“と思えたのであれば、それ以上の人生はないのではないでしょうか。

家族の為に、あるいは自身の成功の為にこれまでの人生を費
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メメント(2000年製作の映画)

3.5

“ある時“からそれ以降の記憶はまるでリセットボタンが押されたかのように突然消えてしまう。気がつけば“ある時“時点の記憶での再スタート。

どれが現在で、どれが過去か、正しい情報を、信頼できる情報を、視
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マイスモールランド(2022年製作の映画)

2.6

日本で育った1人のクルド人の女子高生を通して、『難民認定を受けられなかった外国人』が直面する厳しい現実を描く。難民問題の一面を知ることへの入口となり得る作品。

日本の難民受け入れの基準が厳しいことは
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ザ・ピーナッツバター・ファルコン(2019年製作の映画)

4.0

前を向いて生きたいと、生きなきゃと、誰もが前を向いて生きられるんだと、"強く"生きることの素敵さを教えてくれました。

プロレスラーになることを夢見て施設を抜け出したダウン症の青年ザックと、過去と孤独
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孤狼の血 LEVEL2(2021年製作の映画)

3.6


松坂桃李演じる日岡は、大上亡き後の役割をこなすものの、どこか前作の真面目さが入り混じる。

一方、鈴木亮平演じる上林は根っこから狂った人間として圧倒的な存在感を放つ。

松坂桃李、鈴木亮平、村上虹郎
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マイティ・ソー バトルロイヤル(2017年製作の映画)

3.6


相変わらずMCU他作品との帳尻合わせ感が拭えないマイティソー作品。

がしかし、ソーをメインに据えた作品の中では1番面白かったように思います。

アスガルドの帰結について疑念は残りますが、やはり通常
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ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス(2017年製作の映画)

3.2


CGで作り込まれた映像の美しさと世界観。

ストーリーに意外性はほとんどなく、
本作もやはり絆が色濃く描かれている。

ヨンドゥの俳優さんは『TWD』のイメージが強すぎて、、、

キャプテン・マーベル(2019年製作の映画)

3.0


アベンジャーズ始動の契機にして、キャプテンマーベル誕生の物語。

個人的には特に見どころなく、特に目を見張るシーンもないが、つまらないというほどでもなく。

そして、エンドゲームへ。

もふもふがグ
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アントマン&ワスプ(2018年製作の映画)

2.8


本作品は、スーパーヒーロー作品ではなく、小さくなれるスーツを持っていて、少しウィットに富んだおっさんが頑張る話であり、同時に家族愛?の作品です。

1番楽しめたのが、スコットと愉快な仲間たちの場違い
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コーダ あいのうた(2021年製作の映画)

4.5

Coda
"Children of deaf adult"
耳が聞こえない家族の中でたった1人の健聴者。

家族とは分かり合えないものであった『音楽』は、お互いの想いにより、たとえ音が聞こえなくても分
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アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー(2018年製作の映画)

3.5


絶望と希望を味わうワカンダでの決戦。
アベンジャーズを観る理由の多くはここにある。

宇宙での対峙シーンでだいぶ萎えました。単に間に合わないならまだしも人的障害によってという点もバカバカしくて受け付
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ドクター・ストレンジ(2016年製作の映画)

3.6


"Forget everything you think you know."

現代医学における回復の望みが潰えた先で辿り着いた超常的な力。

その超常的な力や世界は、現実には存在し得ないほどに色
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シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ(2016年製作の映画)

3.8


『アベンジャーズ』それぞれの正義が明らかとなり、その不一致は譲れないものに。

己の正義を掲げて真っ二つとなった『アベンジャーズ』同士の、凄まじく、かつ、緊迫した戦闘シーン。

緊張走るシーンであり
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アントマン(2015年製作の映画)

3.6


同じ世界の景色とは思えない、ミリサイズの視点で描かれる映像の数々。

本作はMCU作品でありながら、作品単体でも楽しめる作品だと思います。(観てないと『?』となるシーンが無いわけではありませんが…)
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ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー(2014年製作の映画)

3.4


未来都市のような街を様々な星の出身の人々が交差するSF的な世界観。

舞台は、まさに我々が想像するような宇宙、宇宙都市、近未来都市

本作はかなりチーム色の強い作品で、他のMCU作品とは若干色味が異
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キャプテン・アメリカ ウィンター・ソルジャー(2014年製作の映画)

3.7


 各々が個を発揮しながらも、チームとして機能するキャプテンアメリカ、ブラックウィドウ、ファルコン。

 アイアンマン、ソーのような派手さはないものの、緊張の走る対人戦闘シーンの数々。

 一つの小隊
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2分の1の魔法(2020年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます


現状に満足できないとき、きっと自身を追い込む、他人を羨む、あるいは諦めるという選択肢。
どれが正解でどれが不正解ということもないのかもしれませんが、多くの人にとって、そういった葛藤や感情は心をすり減
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マイティ・ソー ダーク・ワールド(2013年製作の映画)

2.9


正直好みの問題もあるかとは思います。
当たり前のことではありますが、北欧神話と現代の調和は難しく、、、

ちょっとした超弾丸ロンドン旅行かのような映像の遊びも楽しめますが、個人的には映画とは関係ない
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アイアンマン3(2013年製作の映画)

4.0

アイアンマン3部作の完結を告げる
最高のエンディング

疾走感と迫力ある戦闘シーンは
やはり『アイアンマン』が随一。

"The House Party Protocol"
胸高鳴る始動シーンから鮮烈
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リメンバー・ミー(2017年製作の映画)

4.0


色彩豊かに描かれる幻想的な映像と、
リズミカルで陽気で楽しく、でもどこか現実を思わせながら、それでいて心温まる物語。

映像の楽しさ、音楽の楽しさが凝縮されたPIXAR作品。

メキシコ音楽だけでな
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アベンジャーズ(2012年製作の映画)

3.8


NYマンハッタンを舞台とした
躍動感漲る、疾走感溢れるラスト1時間

圧倒的な数の敵の軍勢に立ち向かうアベンジャーズ
『スーパーヒーローとはこういうものだ』
と言わんばかりのシーンの数々。

人間模
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マイティ・ソー(2011年製作の映画)

2.8


人を想う心の大切さを知り、王たる資質が再び輝きを放つ

強大な力にゆえに傲慢なソーが王としてあるべき姿に気づく成長譚。

というテーマは理解できるものの、地球サイドの導入は長い一方で、アスガルドでの
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キャプテン・アメリカ ザ・ファースト・アベンジャー(2011年製作の映画)

3.4


国を想いながらも体格に恵まれず、戦地に立てなかった若者が、スーパーヒーロー“キャプテン・アメリカ“になるまでの物語。

圧倒的“力“を象徴するアイアンマンとは打って変わって、弱者としての過去ゆえの“
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アイアンマン2(2010年製作の映画)

3.0


追随するパワードスーツの存在を前に、アイアンマンは更なる進化を

1作目ほどの高揚はなく、ストーリーもいまいちまとまりがあったようには感じられませんでした。

アベンジャーズへの布石としての側面が強
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アイアンマン(2008年製作の映画)

4.1


天才技術者がスーパーヒーローに。

“私がアイアンマンだ“

簡潔で無駄のないストーリー。
空を飛び、ビームを放つ、誰もが幼少期に夢見たスーパーヒーローは如何にして生まれたのか。

ただのヒーロー映
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グリーン・インフェルノ(2013年製作の映画)

2.5


新年早々何故この作品を観てしまったんだろう

意識高い系大学生にアクシデント、そこにいたのは食人族。

実態も大して調べずに自然保護を訴える大学生への痛烈な皮肉といった側面も作品の中で、暗に、しかし
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