koloさんの映画レビュー・感想・評価

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ちょっと思い出しただけ(2022年製作の映画)

4.0

なんでもない、ちょっと思い出しただけ。後になって振り返ってみたら、そんな言葉でまとめられてしまう様な出来事で人生は作られているのかもしれません。色んな感情が湧いてくる映画。とにかく主演2人の演技が素敵>>続きを読む

クローバーフィールド/HAKAISHA(2008年製作の映画)

3.9

あれ、こんな素晴らしい作品にレビューを書いていなかったなんて。
とにかく大きな画面で大きな音で、前情報を極力排除して集中して観るべき作品。
考えるのではなく、感じるのです。

暗数殺人(2018年製作の映画)

3.5

韓国映画にしては珍しくまともな刑事さんだなと感じたのは単なる偏見でしょうか。急にキレる人は怖いです。

あのこは貴族(2021年製作の映画)

3.8

交わらない価値観と埋まらないギャップ、世間が作り出す対立構図と自分達が産み出す欺瞞と偏見、そういうものでこの国は、東京は今日も回っているんだなと思いました。

MOTHER マザー(2020年製作の映画)

3.7

終始救いのない物語です。
夏帆が今回も報われない役を演じていてこれまた不憫です。

ザ・キラー(2023年製作の映画)

3.5

スタイリッシュなんだかシュールなんだかよく分からなかったです。それっぽい事を言っているようで全然格好がついていなかったり、スマートなようで行き当たりばったりなファスベンダー様がなんだか愛おしい映画です>>続きを読む

さがす(2022年製作の映画)

3.8

見事な佐藤二朗劇場です。佐藤二朗の演技の全てがフリに見えるのは佐藤二朗の普段の行いの所為です。清水尋也はハマりすぎです。心が強すぎる娘さんが不憫でなりません。

ラブ&ポップ(1998年製作の映画)

3.6

90年代の渋谷がこの映像の中に閉じ込められています。アングルやカメラワーク、登場人物の変態性が不気味です。

アンダー・ユア・ベッド(2019年製作の映画)

3.5

美しき変態映画です。高良健吾はベッドの下に隠れるにはオーラがあり過ぎます。

EXIT(2019年製作の映画)

3.5

アイデアはとても面白いです。
韓国映画はパニックムービーでもコメディ要素を欠かしません。

流浪の月(2022年製作の映画)

3.8

横浜流星のクズっぷりが素晴らしいです。
音も映像も美しいです。

ボイリング・ポイント/沸騰(2021年製作の映画)

3.6

ワンショット撮影自体はシンプルにとても凄い。が、ストーリーのせいなのかワンショット撮影の緊張感のせいなのか、見ていて疲労感が凄いです。何だかフラストレーションが溜まるというか、登場人物の負のオーラにあ>>続きを読む

ヴィレッジ(2023年製作の映画)

3.6

救いも光も無い村の話です。横浜流星の眼が終始濁っています。共依存する黒木華は何だかしっくりきます。

死刑にいたる病(2022年製作の映画)

3.7

とにかく阿部サダヲが阿部サダヲしてます。ナチュラルにおかしい人に、それに惹かれてしまうどうしようもなく普通な人間の矮小さを指摘されている気分になってなんだか変な気分です。
灯里役の女優さんが好み過ぎま
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エクストリーム・ジョブ(2018年製作の映画)

3.8

アホしかいなくてずっと笑えます。
チキンは庶民の味方です。

シン・ウルトラマン(2022年製作の映画)

3.8

科学や物理的な細かい点はいいんです。ファンしか楽しめない作品だとしても、僕はファンなのでたっぷり楽しませてもらいました。

シン・エヴァンゲリオン劇場版(2020年製作の映画)

3.8

エヴァンゲリオンに携わる全ての人の救済の物語です。
さようならは、また会うためのおまじないです。

人数の町(2020年製作の映画)

3.3

アイデアと「街」の雰囲気は良いです。
僕も中村倫也のお尻を褒めたいです。

レイニーデイ・イン・ニューヨーク(2019年製作の映画)

3.5

安定のウディ・アレン作品。面倒くさい人は面倒くさい人を引き寄せて、惹かれるものです。ドーム型のビニール傘ってオシャレですよね。

ミッドサマー(2019年製作の映画)

3.6

終始不安定な気分になれる、なかなかにトリッピーな作品です。映画館で観るべきでした。

THE GUILTY/ギルティ(2018年製作の映画)

3.8

良質な叙述トリックミステリーを映像化した、って感じの作品です。まさに『聴く』映画。眠くない夜にヘッドホンでの視聴をお勧めしたい映画です。

CUBE(1997年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

アイデア勝ちです。シチュエーションスリラーのお手本です。

そして、何故?誰が?何のために?について考え出して続編や前日譚に齧り付くとロクな事にならない、というのがこの手のシリーズもののお約束です。
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友罪(2017年製作の映画)

3.3

表層だけを映像化するとぼやけてしまうのです。
薄幸感溢れる夏帆は素敵です(2日ぶり2度目)。

Strange Circus 奇妙なサーカス(2005年製作の映画)

3.5

もっと真面目なサイコ・スリラーっぽく出来たかもしれないプロットを、とことん悪趣味に味付けするのが園子温です。ご馳走様でした。

Red(2020年製作の映画)

3.1

あぁ、これはダメだ…これはいかん…久しぶりに見事なまでの原作殺しを観た気がします。原作のある作品の映画化は大変です。愛がある人が多ければ多い程。

それでも、薄幸感溢れる夏帆は素敵です。
2016年、
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パラサイト 半地下の家族(2019年製作の映画)

3.9

無機質で美しい家のシーンでこそ、浮き立つ『臭い(smell)』が妙に意識されてしまいます。
結構離れてるとはいえ、そこそこ大きな子供を前におっ始めちゃう社長夫婦が何とも、でも奥様がお美しいので良しとし
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タワーリング・インフェルノ(1974年製作の映画)

3.6

高層ビルが当たり前になった現代では、絶対に作れないパニック映画。緊迫感が凄いです。

イエスタデイ(2019年製作の映画)

3.6

ビートルズがいなかったらロックンロールもバンドもシンガーソングライターもサビという概念も愛と平和もマッシュルームカットも存在していなかった、みたいなダーウィンの進化論的な批評を昔読んだのを思い出しまし>>続きを読む

バーニング 劇場版(2018年製作の映画)

3.8

終始不穏で、不気味です。主演の方の歩き方、表情、どれをとっても素晴らしいです。原作も読んでみようと思います。

バッド・ジーニアス 危険な天才たち(2017年製作の映画)

3.7

お金だけ払ってtestをパスしたヤツらがなんだか許せないです。2人が不憫です。

ジョーカー(2019年製作の映画)

3.9

ホアキン・フェニックスの存在感が異常です。狂気。

スノーピアサー(2013年製作の映画)

3.4

世界観設定だけで突っ走ってます。黒いプロテインゼリーがとても不味そうです。

9人の翻訳家 囚われたベストセラー(2019年製作の映画)

3.7

よく出来たどんでん返し系ミステリーです。でも暗証番号3桁は流石にガードが緩すぎです。

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