借りぐらしのコブレッティさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

勇気ある追跡(1969年製作の映画)

3.4

コーエン兄弟の「トゥルーグリッド」のオリジナル版。邦題は「勇気ある追跡」ですが本作も「トゥルーグリッド」というタイトルです。
父親が理不尽に殺された為、警察に逮捕してくれと頼むも犯人が先住民居住地に逃
>>続きを読む

ザ・フラッシュ(2023年製作の映画)

4.0

今のところバットマンのオマケみたいなヒーロー、ザ・フラッシュが主演の映画。
少しナメていたんですが、初っ端から結構な予算がかかっているアクションシーンが楽しいし、色々と酷評されたベン・アフレックがまた
>>続きを読む

スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム(2021年製作の映画)

3.9

「アベンジャーズ/エンドゲーム」が素晴らしかったのでしばらくマーベル映画から離れてました。ですのでスパイダーマンの正体がバレた経緯もすっかり忘れました。
ドクターストレンジと関わるとろくな事にならん。
>>続きを読む

クリード 過去の逆襲(2023年製作の映画)

3.5

何かこう…これじゃない感があるんですが上手く言語化出来ません。
このシリーズは観終わった後に元気や勇気を貰いたいんですよ…それが無かったです。
オマケのアニメにいたっては全然必要ない…アニメつけるくら
>>続きを読む

岸辺露伴 ルーヴルへ行く(2023年製作の映画)

4.0

人気スペシャルドラマの映画化。漫画の実写化はことごとく駄作が多い中、小林靖子の脚本で原作の良さを殺してない素晴らしいお話。またスタンドと言わずに超能力としているので漫画未読でも入りやすいです。
あらた
>>続きを読む

RRR(2022年製作の映画)

4.0

まだ上映しているので色々噂だったのでみてきました。
インド映画らしい力こそパワー!と言わんばかりの迫力ある映像に圧倒されました。絵が迫力あるのでそんな訳ないだろというツッコミすら追いつけません。伏線の
>>続きを読む

メジャーリーグ(1989年製作の映画)

3.5

今となっては古い映画になりましたけど、オーナーが球場が古くなって移転したいから現場が負けて欲しいというのは、まんまラスベガスに移転したい今のアスレチックスとかぶりますね。経営面からの判断としては正解な>>続きを読む

聖闘士星矢 The Beginning(2023年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

お話はアレンジされてましたが、原作のテイストを上手く取り入れていて良かったです。
星矢が姉を探している事と、かなり原作寄りのマリンさん。アテナが覚醒すると髪が原作通り紫色になる。敵側にフェニックスがい
>>続きを読む

AIR/エア(2023年製作の映画)

3.8

ランニングシューズが主力商品でバスケットシューズはそこまで売れていなかったナイキ社が未来のスーパースター、マイケル・ジョーダンと契約するまでのお話。
まあどちらかというと滋味なお話のお仕事映画です。今
>>続きを読む

男はつらいよ ぼくの伯父さん(1989年製作の映画)

3.8

後藤久美子初登場。渥美清の負担を減らす為に物語を満男の話にシフトしていったとどこかで読んだ事があります。
満男くんの反抗期に博さんも桜さんもちょっと困ってますね。寅さんのお酒の飲み方、いいなぁ。戸川純
>>続きを読む

THE FIRST SLAM DUNK(2022年製作の映画)

3.8

すでに鑑賞済の友人から宮城リョータが主人公と言われてどういう事かと思ったのですが、原作を邪魔しないアレンジで納得の出来でした。映画という尺で話を進めるならこのやり方もありだなと…原作者が脚本、監督をや>>続きを読む

男はつらいよ 寅次郎心の旅路(1989年製作の映画)

3.5

寅さん唯一の海外ロケ作品。しかしウィーンと由布院間違えるのがいかにも寅さんですね。
プライベートで嫌な事があったので久々に寅さんみてるけど、寅さんの優しさが心に染みますね。竹下景子もお美しい。
ウィー
>>続きを読む

シン・仮面ライダー(2023年製作の映画)

3.5

うーん、微妙でした。長澤まさみ登場した時はテンション上がりましたが、即退場…2号ライダー登場の下りで寝てしまったのでなぜ彼が改心したのかわかりませんでした。池松壮亮の芝居が個人的に好きじゃないからとい>>続きを読む

ブラック・フォン(2022年製作の映画)

3.7

「ドクターストレンジ」のスコットデリクソン監督作品。イーサン・ホークとは「フッテージ」で組んでいるんですね。イーサン・ホークがこういう役やるのは少し意外なんですけど、やっぱり上手し身体もビルドアップし>>続きを読む

ゼロの焦点(2009年製作の映画)

3.3

新婚の広末涼子は金沢出張で帰ってこない旦那を探しに金沢へ、そこで知る事になった旦那の秘密とは…。
冒頭で脇役なのにクドい演技の本田博太郎と映画やドラマで何かいる人野間口徹が同時に出てきてシリアスドラマ
>>続きを読む

神々の山嶺(2021年製作の映画)

3.9

アマプラにて。
山岳写真家深町は取材先のネパールでかつてこつ然姿を消した冒険家羽生に出会う。羽生は挑戦をやめて引退したと思われていたが、実はエベレスト南壁の単独無酸素登頂に挑もうとしていた。深町は彼の
>>続きを読む

ブルーサンダー(1983年製作の映画)

3.3

80年代、世はスーパーメカブームでナイトライダーやエアーウルフが流行って本作もその流れで製作されたとシネマクラッシュの前説で語られていました。私も世代的に夢中になったものですが、本作の無骨なデザインよ>>続きを読む

さらばバルデス(1973年製作の映画)

3.7

うーん、マンダム。チャールズ・ブロンソン主演の西部劇。孤独なブロンソンと青年との素朴な交流がどことなくシェーンっぽい。
ジルアイアランドは大根演技っていう評価があって、私がみる限りそんな事ないのになっ
>>続きを読む

ロイヤル・ナイト 英国王女の秘密の外出(2015年製作の映画)

3.8


英国は戦争に勝った。ロンドンで国民が喜ぶ中、エリザベスとマーガレットはお忍びで市民の様子を体感する為にロンドン市内に出かけていくのだった。
「英国王のスピーチ」の後、どうなったの?という視点で観ると
>>続きを読む

映画大好きポンポさん(2021年製作の映画)

3.4

いつも楽しんでる映画ってこんな風に出来ているんですね。007のバーバラブロッコリがこのポンポさんのポジションなんでしょう。
映画製作アニメだと「映像研には手を出すな!」という傑作がありますけど本作もま
>>続きを読む

狼の挽歌(1970年製作の映画)

3.3

うーん、マンダム。チャールズ・ブロンソンとジルアイアランドのおしどり夫婦共演。
オープニングからカーチェイスですけど、イタリアの狭い街並みをレトロスポーツカーが走るだけで絵になります。
タランチュラ、
>>続きを読む

釈迦(1961年製作の映画)

3.2

「大魔神怒る」「斬る」の三隅研次監督。ビジュアルにインパクトがある作風なんですけど本作も絵に力強さがありますね。釈迦が産まれた瞬間「天上天下唯我独尊」と喋って笑ってしまいました。エキストラの人数が今の>>続きを読む

インビクタス/負けざる者たち(2009年製作の映画)

3.9

ラグビーが再びマイブームなので再鑑賞。
マンデラ大統領というと追悼式典のデタラメ手話通訳の人を思い出すのですが、あの大舞台でデタラメを貫いた度胸は凄いですね。
オープニングで南アフリカにおける白人と黒
>>続きを読む

ゴーストバスターズ/アフターライフ(2021年製作の映画)

3.8

おもいっきりコケた女性版ゴーストバスターズですが、本作は「ゴーストバスターズ」のその後話という事で製作。監督も「ゴーストバスターズ」の息子さんという事で物語にもっともマッチした選択だったと思います。>>続きを読む

ロンドン・エディンバラ・ロンドン(2016年製作の映画)

3.3

日本でもブルベっていう長距離サイクリングのイベントがあるんですが、ブルベを楽しんでいるサイクリストの目標がパリ〜ブレスト〜パリか本作のロンドン〜エジンバラ〜ロンドンなのではないでしょうか?
1400k
>>続きを読む

バベットの晩餐会(1987年製作の映画)

3.9

スターウォーズのロケ地に選ばれそうなデンマークの辺境に住む老姉妹にある日フランスから逃れてきたバベット婦人が訪れ家政婦を希望するのですが…

当たり前ですが、こういう田舎にまでキリスト教が普及して、毎
>>続きを読む

トレーニング デイ(2001年製作の映画)

3.7

デンゼル・ワシントン、イーサン・ホークが主演でアントワン・フークア監督作品。これは観ないと駄目でしょって事で鑑賞。

実力派のイーサン・ホークとデンゼル・ワシントンの演技は見応えあります。上司とウマが
>>続きを読む

ダンケルク(2017年製作の映画)

3.9

クリストファーノーラン監督の実話戦争作品。ナチスドイツ軍は勢いを増し、英仏連合軍はフランス海岸、ダンケルクまで撤退を迫られる。ドーバー海峡を超えて母国に撤退出来るのか?を陸海空の視点から淡々と描く。>>続きを読む

アイス・ロード(2021年製作の映画)

3.6

ジョナサン・ヘンズリー監督作品。リーアム・ニーソン主演。ゲストスターはローレンス・フィッシュバーン。
私は寒いところで暮らした事がないので、寒いところならではの苦労というのがあるんだろうなと、そこで生
>>続きを読む

ミッション:インポッシブル/フォールアウト(2018年製作の映画)

3.9

トム・クルーズ&クリストファー・マッカリー監督のコンビによるミッションインポッシブルシリーズ第6作。ゲストスターはヘンリー・カヴィル、ショーン・ハリス。
映画評論家町山智浩によるとまずトム・クルーズが
>>続きを読む

DAICON FILM版 帰ってきたウルトラマン(1983年製作の映画)

3.3

アマチュアが情熱だけでこれだけの作品を造ってしまうのか…やはり映画監督になる人は只者ではない。岡田斗司夫が脚本しているのね。メカの発進シーンやミニチュアは物凄く頑張っている。「シンウルトラマン」の話が>>続きを読む

ラストナイト・イン・ソーホー(2021年製作の映画)

3.8

本文と全く関係ないですが、Amazonがセール中でしたのでfirestickを購入しました。今までスマホでチマチマみていた映画がTVでみられるので快適です。画質も必要充分で良い買い物しました。

さて
>>続きを読む

フラッシュダンス(1983年製作の映画)

3.5

そこはかとなくエロい映画撮ってる印象があるエイドリアン・ライン監督作品。
溶接の仮面からヒロインの素顔がみえる演出オープニングのつかみはOK。ヒロインがプロダンサー目指してオーディションを受ける話なん
>>続きを読む

Shall we Dance? シャル・ウィ・ダンス?(2004年製作の映画)

3.7

「シャル・ウィ・ダンス」のハリウッドリメイク。元の映画は芸能人社交ダンスブームを起こすぐらい大ヒットしました。
スーザン・サランドンなんて久々にみた気がします…わたしが知らないだけで精力的に活動中でT
>>続きを読む

羅生門(1950年製作の映画)

3.7

む、難しい。これは原作の「藪の中」を読んでからの方が良かったかも知れない。言っている事が三者三様で真実は一体何だったのか…視聴者の判断にゆだねられる。音声がクリアでないので台詞がききとり難く、ますます>>続きを読む

ヤング・ゼネレーション(1979年製作の映画)

3.6

激シブ映画「ブリット」のピーター・イェーツ監督作品。ライムスター宇多丸師匠が常々生涯ベスト映画と絶賛。
主人公がイタリアかぶれなんですけど、家系がイタリア系みたいですね、もうイタリア人じゃないって言っ
>>続きを読む