こーいちさんの映画レビュー・感想・評価

こーいち

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閃光少女(2017年製作の映画)

4.8

邦画のうすーいラブコメタッチ青春系よりもB級感は振り切っててクオリティ高い!邦画に飽き気味の人は是非!!

主演女優も脇役も全員かわいい。日本人よりコスプレ似合ってる感じがした。

近年、行ってみたい
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それでもボクはやってない(2007年製作の映画)

3.2

もう、電車乗るのが怖くなりますよ。

痴漢冤罪も向かう先は結局、国家権力というところにも恐怖があります。

啓発的な映画だけど、説明的な台詞がさほど気にならず、加瀬亮の演技が安定してるからかなと思いま
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思い出のマーニー(2014年製作の映画)

4.0

予想以上に面白かったジブリの最後の映画。
マーニーとは何かがネタバレしてたら面白さが半減するかもしれない。

ただ、自分の人生経験と全く何かがリンクする事が、不思議と起こらない映画だった。

たいてい
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男性・女性(1966年製作の映画)

4.8

19歳の時、ミニシアターで見た始めてのヌーベルバーグ映画。
整理券番号001。

役者全員が活きてる、溢れる魅力、覚えてしまうほど、それぞれのシーンが焼き付いている。音の映画。爆音で見たかった。

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みなさん、さようなら(2012年製作の映画)

3.5

ある事がきっかけで団地から抜け出せなくなった少年の成長記録なんですけども、僕も団地育ちですから、そこでのお隣さんや同じ団地内の女の子との青春描写が懐かしくてたまらなかったです。

団地の中だけで生きて
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はじまりのみち(2013年製作の映画)

3.8

映画監督、木下恵介の伝記映画。
恵介役、加瀬亮の安定感ってあるね。
田中裕子の優しい目。
病床の母親をリヤカーに乗せひたすら引いてく。
雨に濡れ、朝日を浴び、風や土の匂いを感じながら。
強い意志と吹き
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トラスト・ミー(1990年製作の映画)

4.8

ハル・ハートリー監督映画の中で一番面白いのに、まだDVD化されてないんだなあ。もう言葉で説明できないけど、空気感がいつ見ても新鮮で懐かしい。最高にロマンチック。

所帯じみると彼の魅力はなくなるし、ア
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アブラクサスの祭(2010年製作の映画)

3.6

僧侶も音楽も商売も夫婦も世界のすべては人間の行いと自然との調和の中にある。もう、映画って大体、愛って事しか分らない時がある。愛してるか、愛されてるか、自分の事が。この映画の主人公と同じように映画を見る>>続きを読む

ALWAYS 三丁目の夕日(2005年製作の映画)

3.6

子どもを拾って育てる、特に男の子。これって父性が芽生える瞬間、男のロマンなんじゃないか。チャップリンのキッドも同じく子どもを拾って育てる。厳密には最初は嫌々ながら押し付けられる。で、どうしようもなくな>>続きを読む

メランコリア(2011年製作の映画)

3.8

序章の悪夢のような不吉な好みの映像美でたまらないハイテンション。からの前半、第一部。不吉ないかがわしさと嫌悪感。これもたまらない。後半、第二部。すべてを悟っているキルスティン・ダンスト。彼女の全て見透>>続きを読む

ファクトリー・ガール(2006年製作の映画)

3.8

勝手にしやがれ、のジーンセバーグと並ぶ、セシルカット似合ってるナンバーワン女優、イーディ・セジウィックの伝記映画。セシルのブルースって歌の通り、悲劇的に落ちてゆく人生はセシルカット女優に共通するのはな>>続きを読む

ノーウェアボーイ ひとりぼっちのあいつ(2009年製作の映画)

3.5

ジョンレノンの悲しみは本当はもっともっとだったんじゃないかな、それがもっと出てきて欲しいと欲張っちゃった。けど、ビートルズ好きな皆さん!ポールとの出会いのシーンは感動的ですよ!みんな知らないでしょ、ビ>>続きを読む

レディ・イン・ザ・ウォーター(2006年製作の映画)

4.5

僕が最近、感じている事を代弁してくれたような映画。感動させるような映画じゃないだけども号泣してしまった。ファンタジーやおとぎ話は人間関係そのものの中にある。ストーリーだって、映画や本の中だけじゃない。>>続きを読む

天使(1982年製作の映画)

4.2

ストイックで濃厚な世界観。今でも初めて見た時の衝撃を忘れられない。

ざくろの色(1971年製作の映画)

4.5

美しい極私的かつ詩的な映画。その国の文化の持つ、美の側面が見事に耽美的に描かれている。

霧の中のハリネズミ/霧につつまれたハリネズミ(1975年製作の映画)

4.8

ロシアのアニメ作家、ユーリーノルシュテインの短編集。表題のものも好きだけど「話の話」というのが一番好きかな。
とにかく映画館で見たときに身につまされるような思いになって熱くなる映画でした。

高い芸術
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コントロール(2007年製作の映画)

4.3

ジョイディヴィジョンの伝記的映画。圧倒的なカリスマの普通の愛の物語。愛が狂気と化させる要因になりうるのだな、と思った。

ママと娼婦(1973年製作の映画)

4.8

何度見ても完璧な映画だと思う。生きてるのか、この映画はっていうくらい、何度となく見てハッとさせられる瞬間がたくさんある。ヌーベルバーグの異端児が撮った最高峰の映画です。

パンドラの匣(2009年製作の映画)

3.9

この映画で染谷君が好きになった。太宰ファンにとっても文学臭漂う、満足な作品になってる。劇中繰り返される「やっとるか?」からの一連の挨拶は病み付きになる。原作のユーモアもちゃんと引き出されてる。

ココ・シャネル(2008年製作の映画)

3.4

ココアヴァンシャネルよりこっちの映画の方が好き。ひったすら格好良かった。くわえ煙草の裁断作業とか。

エディット・ピアフ愛の讃歌(2007年製作の映画)

3.9

冒頭から「愛の讃歌」がオルゴールで流れてて切ない。一生分の夢、悪夢、現実、歌、恋、愛、老い、病、死が見事連鎖していた。劇中でエディットピアフ本人の歌唱で歌が聞けるのも醍醐味。

つぐみ(1990年製作の映画)

3.8

ひたすら瞳の輝き、目線の強さの映画だと思った〜。
ファンタスティックな時間がずっと流れてる、そんな感じだったと思う!

幻影師アイゼンハイム(2006年製作の映画)

4.2

期待しないで見てたらストーリーにマジックかかってたんで面白かった。こういうの好きだな。手品はタネがあるけど呪術の力を借りるくらいの集中力と憑依力を要するわけだから結局魔法だと思った。それが何かを愛する>>続きを読む

ミッドナイト・イン・パリ(2011年製作の映画)

3.6

のびのびしてるなあ、ウッディアレン!どの時代も過去を欲しがるのかな。

地獄でなぜ悪い(2013年製作の映画)

2.5

園子温で期待大だったけど、園子温監督作品を見た事ない人は別の作品をおすすめしたいな。ぐっとくるシーンは無かったです。

桐島、部活やめるってよ(2012年製作の映画)

-

採点不能。古くさい手法、同じシーンを別の人物目線で数回。
とか、全然活きてないし、人生初、映画見て腹が立ったのは。
何がどうなの?理解できないからかな。誰かに説明して欲しいな。

横道世之介(2013年製作の映画)

3.8

朝ドラで吉高由里子が好きになって見ましたが映画自体が骨のある感じでたいそう良かった 続け様に二回見た

リトル・ミス・サンシャイン(2006年製作の映画)

2.1

へんてこでしょうもないけど家族ってこと噛みしめるなら「イカとクジラ」の方がいいな

ウォールフラワー(2012年製作の映画)

3.3

今年見たけど、結構忘れた
ああいう憧れる奴や女の子居た!
さえない俺に優しい人ら
意外に彼らにも弱みがあったこと