Pokkopokkoさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

Pokkopokko

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太陽の蓋(2016年製作の映画)

3.2

とにかく覚悟を感じる作品だった。左寄りすぎる嫌いはあるが、命がかかっているテーマを命をかけてやっているひとたちがいる。反面、演出や仕立てにテレビドラマ的なチープさがあったことは否めなかった。

ソロモンの偽証 後篇・裁判(2015年製作の映画)

3.1

前編に比べると後半の失速感は否めなかった。けれど中学生たちはみんなが素晴らしい演技を見せていた。大人たちがそれをどうまとめるかにかかっていて、それが勿体無かった。気絶多すぎだし、エンディング曲のU2の>>続きを読む

ソロモンの偽証 前篇・事件(2015年製作の映画)

3.5

藤野涼子、役名を芸名にされたそうだが大丈夫だろうか。この映画での彼女は突出している。誰よりもそこにいる感。しかし役名を一生背負わせるのは大人のエゴではないかと勝手ながら不安になる。
そして石井杏奈。凄
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八日目の蝉(2011年製作の映画)

3.5

原作は未読。ずっと見ようとして見ていなかった作品。観てからより複雑。
なんにしてもこの映画は最後が全て、と感じた。
ところどころ、悪い意味で気になるとこは相当量あった(特に時折入ってくる楽曲)。それが
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ペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書(2017年製作の映画)

3.9

ジャーナリズムが仕えるべきは政府ではなく国民、というのは民主主義の基本理解であるだけに、かつてのアメリカ、そしていまのアメリカでも投獄される危険をも省みず政治の嘘を暴くジャーナリストたちの勇気にただた>>続きを読む

ヒューマン・フロー 大地漂流(2017年製作の映画)

4.0

2015年からの短い期間にこれだけの難民キャンプ、居留区をアイ・ウェイウェイ含め撮影チームが回ってきたのかと思うと凄まじい。 予想に反して極めて真面目な難民とひたすら向き合うドキュメンタリー。そこにア>>続きを読む

自転車泥棒(1948年製作の映画)

3.8

小さい頃観て、貧しいということはどういうことなのか、に衝撃を受けた一本。時折見返すけど、また観たい。決して観たいと思う内容でもないのに。それが映画の魔法だなあと感じさせられる。

彼女を見ればわかること(1999年製作の映画)

4.1

素晴らしい。今まで見たオムニバス映画でも最も秀逸に洗練された一本。この俳優陣がこぞって賭けたくなるロドリゴ・ガルシア…さすがガルシア=マルケスの血と思わざるを得ない。作風全然違うけど。
ひとりだけ浮く
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うみやまあひだ 伊勢神宮の森から響くメッセージ(2014年製作の映画)

3.6

決してうまくまとまっているわけではないんだけど、時々入ってくる言葉や知識に胸打たれる箇所がいくつかある。伊勢神宮行く前に見ることをかなりオススメできる。

Right Place(2005年製作の映画)

4.1

ひたすらシュールな笑い、でもラストの落とし方!なんか海外作品みたいな印象。

腑抜けども、悲しみの愛を見せろ(2007年製作の映画)

2.8

原作が良かっただけにそのマンガ性をそのままマンガにしてしまった感じが否めなかったが、サトエリは熱演してたと思う。

渇き。(2013年製作の映画)

2.7

役所さんの迫力が物凄い。そこは素晴らしいし小松菜奈も妙なエロさとかあるけど、なんだろう演出がいちいちコレカッコいいだろと言われてる感じ?で逆におっさんぽく感じた。結局何が言いたかったのかな、とかはよく>>続きを読む

ディーバ(1981年製作の映画)

3.9

この映画を劇場で観たかった、ひたすらそう思わせてくれる色使いと、ただの自己満だけではないエンターテイメント性と。いちいちフレーミングとかもカッコいい。一周まわって80年代流行りの現代でもなかなかこうは>>続きを読む

ミッション:インポッシブル/フォールアウト(2018年製作の映画)

4.0

これはやばかった。スタントあれやこれやすごすぎる箇所がありすぎて、インターネットで調べたら本当全部やってるのね…イカれすぎ。こういう映画の中でも最高にぶっとんだ一本。

リベリアの白い血(2015年製作の映画)

3.5

リベリアの内情初めて知って衝撃。あと監督が日本人と知って二度ビックリ。ラストは好みがわかれるだろうなあ、わたしは全然ピンとこなかったけど、好きな人もいるだろう。

ジャッジ!(2013年製作の映画)

2.0

これはいままで観た中でもなかなかつらい映画だったなあ…必死な妻夫木くんだけが好感持てたけど。

15時17分、パリ行き(2018年製作の映画)

3.3

すごく期待したんだけどなんだろう、無駄なシーン多すぎないかなあ?一般人が、というとこを描きたかったからかとくに何もないシーンが多くすごもったいなかった。

鈴木家の嘘(2018年製作の映画)

3.2

とても優しく丁寧でいい映画だった。役者みんな素晴らしいし、とくに木竜さんは新しい役者と感じた。けど、全体としては何かに挑戦している感じが全くなかった。あとこの映画に、なんであんなコメディタッチの予告を>>続きを読む

見栄を張る(2016年製作の映画)

3.4

企画性があって、目のつけどころがすごく良かったが、演出が詰め切れていない感をかなり感じた。主演の久保さんは初めて見たが、透明感ある感じでこれからにとても期待。全然違う役をやってほしい。

少女邂逅(2017年製作の映画)

3.2

なんかむかーし観たBlueだっけな?ていう映画を思い出した。そういうことがやりたかったのかなあ。ちょっといろいろ完成度低いからそこまで好きではなかったけど、監督のこれからには期待。モトーラはミステリア>>続きを読む

帝一の國(2017年製作の映画)

2.5

これは…ちょっと…まあマンガをマンガらしく描いたんだろうけど…

I am Sam アイ・アム・サム(2001年製作の映画)

4.2

何度見ても号泣。サントラも好き。なんかシーンごとに色味がすこしづつ変わっていくのがストーリーを補強していてなるほど感。しかし役者が最高だよ…もうそういうひとにしか見えない。涙

告白(2010年製作の映画)

3.3

やりたいことはわかるんだけど、なんかナナメ上をいくウチらかっこよくない?みたいな作り手の感情をチラホラ感じるんだよなあ…アイドルの使い方とか、選曲とか。なんだろう?学校を舞台みたいにして描いてるのは良>>続きを読む

ゴーン・ガール(2014年製作の映画)

3.2

フィンチャー好きだけにこれは久々すべった感。なんか郊外っぽい感じとかリアルなのは良かったけど、この監督はリアルな話には向いてないのかなあ?とか

海街diary(2015年製作の映画)

3.2

こんなにも美しい映像美のある映画でこんなにも感情移入できないことにビックリした。なんだろう、いろいろフェイクに感じる….

ダンケルク 史上最大の撤退作戦・奇跡の10日間(2004年製作の映画)

3.4

スーパー金のかかったプロパカンダ映画に感じた。映像、音響全て凄まじい。凄まじいスペックが向かう先の話が…うーむ、そんな英雄譚だけでいいの?

インセプション(2010年製作の映画)

4.9

うーんすきだなー、このジャンプっぷり。ジャンプしながらも社会的な向き合い方もあったり。ノーランはダンケルク以外は好き。

セッション(2014年製作の映画)

3.7

すごくいいんだけどなんだろう、脚本なのかな?なんかいろいろカットしすぎ?恋愛のくだりとかあまりにも雑すぎて、主人公がウルトラ身勝手に感じすぎた。

ラ・ラ・ランド(2016年製作の映画)

4.7

素晴らしいエンタメ愛。ラストのくだりは、映画が総合芸術であることをあらためて納得させられた。

太陽の塔(2018年製作の映画)

4.8

生きてるだけで愛、が良かったから同監督の作品鑑賞。結果、えー!なんだこれ!とひたすらビックリして興奮した。いまの時代に必要なテーマを、太陽の塔を媒介にして多少無理くりにでも詰め込んだんだなという感じだ>>続きを読む

シン・ゴジラ(2016年製作の映画)

2.5

なんじゃこりゃ。いろいろふざけてるのか。特撮とかもクオリティまちまちでどう観ていいのかわからないし人物がいちいち道具でしかない描き方でイラついた。石原さとみはさすがに可哀想に感じたよ。監督の人間性をう>>続きを読む

君の名は。(2016年製作の映画)

2.9

構成とかはうまいけど、売りたい、ヒットさせたい感しか感じなかったし、いろんなものからネタをパクリすぎてるよ。

この世界の片隅に(2016年製作の映画)

3.1

期待したほどではながった、なんだろう、戦争について考えるのは大事だし思うこといろいろあるけど、これはなんかひっかかる部分多かったなあ。

KUJAKU 孔雀(1998年製作の映画)

4.0

好みは分かれるだろうけどめっちゃ好きだったなあ、なんというかBGVとしてもすごく良い。映画になってないという意味ではなく、こういう映画もあっていいんだと気付かされた。

アンダーグラウンド(1995年製作の映画)

5.0

若い頃観て震えるほど感動した。ラスト、この国に人じゃないのに号泣できたのは、人間の存在のなんたるかがちゃんと描かれていたからだと思う。

アンダー・ザ・スキン 種の捕食(2013年製作の映画)

2.9

ジョナサングレイザーが映画!めっちゃ期待しただけに…アートなのは全然いいけどそれがどこにも着地していない感。