あーやさんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

あーや

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インポート、エクスポート(2007年製作の映画)

4.0

ウクライナとオーストリアが舞台。
ここ最近観ているザイドル作品のなかでも一番のヒット。
出会うことのない男と女の日常もザイドルの手にかかれば、どこかで繋がっているようなまとまった映画になるのね。
ダン
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ワールズ・エンド 酔っぱらいが世界を救う!(2013年製作の映画)

5.0

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WTF!!!!!!2014年最高の一本!エドガーライト・サイモンペグ・ニックフロストは現代映画界の至宝!!ヌルい映画観てボケてポックリ死んでる場合じゃない!!飲んで騒いで殴って腕引っこ抜いて頭吹っ飛ば>>続きを読む

(2013年製作の映画)

3.2

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原題はWe are what we are。
幸薄そうな絶世の美人姉妹がこそこそ嫌々ながら人食ってるのかなぁくらいしにしか思ってなかったけど、やーだ、大胆っ!!
がっつりじゃないのっ!
合併症もあるみ
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ウィッカーマン(1973年製作の映画)

4.0

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小学生の時、エロマンガ島!って男の子たちが小声ではしゃいでる様子を観ながら、きっと実在するサマーアイル島のことだと思ってビクビクしていた。
今になって見返してみたら、宗教の不気味さを描いた傑作だった。
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GODZILLA ゴジラ(2014年製作の映画)

1.1

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パシフィックリムの興奮に匹敵する恐怖を期待していったのだが、ちっとも面白くなかった。
ポップコーンがススむススむ。

主役はゴジラ。たしか。
キックアスでは惚れさせてくれたアーロン・ジョンソンは童顔に
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イーダ(2013年製作の映画)

4.5

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本来であれば、ワルシャワから帰国した翌日に観に行くつもりだったのに某航空会社のオーバーブッキングのせいで。。けっ。まぁいいや。イーダ観てきました。

私はポーランドの歴史映画ではアンジェイ・ワイダくら
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徳川セックス禁止令 色情大名(1972年製作の映画)

4.0

この映画の存在を知ったのは7年くらい前。
映画秘宝での杉本美樹特集にて。
5年ほど前に偶然出会ったちょっとアブナイおじさんからDVDを貰ったのが同じ徳川家でも「徳川いれずみ師 責め地獄」の方。石井輝男
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女番長ブルース 牝蜂の挑戦(1972年製作の映画)

3.5

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朝なのでスッキリとレビューを。
鈴木則文監督の「女番長シリーズ 牝蜂の逆襲」
猛スピードで進むストーリーも、機転の効いたセリフも鈴木則文のセンスがぎらぎら光る作品。 正直、挑戦より逆襲の方が好みでした
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ヒドゥン(1987年製作の映画)

4.4

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まずはカイル・マクラクラン、もろタイプです。
彼ってSATCのトレイ役くらいでしかちゃんと見たことなかったんですが、この時の彼の美しさったら………はぁぁ。だめだ。。メロメロパンチ喰らった。。
端整すぎ
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キャンディ(1968年製作の映画)

4.0

Lolita映画のなかでもぶっ飛びホームラン級のやりたい放題っぷり!珍プレイ炸裂!
んああ!キャンディかわいすぎる!!(昇天)
エヴァ・オーリンはもしかしたら宇宙から飛来してきたpresent、正真正
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寄生獣(2014年製作の映画)

1.0

寄生獣を見た。
CGがださい。CG多用使するの大好きな三丁目の夕日監督なのに。出だしのミギーの断面でガッカリ。野菜の断面みたい。
母親を軸に物語が展開する→他のストーリーを省略するため?
展開が早すぎ
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ディア・ハンター(1978年製作の映画)

3.8

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「長いしー。戦争映画は苦手だしなー。」と理由を付けて見てこなかったDeer hunterを「若い時のクリストファーウォーケン出てるよー戦争映画らしいシーンはそんなにないよー」と父に唆されやっと見ました>>続きを読む

バグダッド・カフェ<ニュー・ディレクターズ・カット版>(1987年製作の映画)

4.5

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バグダッドカフェってタイトルだけど、原題はOut of Rosenheimなんですって。こちらも観よう観ようと思っていたのになぜか父娘揃って観れていなかった。なぜもっと早く見なかったんだろう。この映画>>続きを読む

イジー・トルンカ監督短編集(1946年製作の映画)

4.8

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Jiří Trnka の遺作「RUKA(手)」のみ記します。
イジー・トルンカの作品を何作か見ましたが、これは観たことを記録に残さないといけない作品。
世界で初めてチェコのアニメーション作家としてカン
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ピンポン(2002年製作の映画)

4.0

ユメギワノラストボーイ♪が聞きたくて約10年ぶりに見たけど、窪塚きゅんがかわいすぎる!アラタもかわいい!(古田じゃないほう!)
こっぱずかしい台詞や話し言葉がたくさん出てくるけど、漫画が原作で窪塚くん
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妻二人(1967年製作の映画)

4.0

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若尾文子と岡田茉莉子が美しすぎてため息の連発。増村&若尾コンビの「妻二人」。

若尾文子の着物姿が終始完璧。暗闇でもキラキラ輝いて見えるほど美しい。生地が特別なのかな。
この映画では結局、最後の最後に
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キングスマン(2015年製作の映画)

4.8

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最近は旧作ばかり観ていたけど、session以来の映画館。グランドブタペストホテル以来のシネコン。やー!そりゃ見るよね!今世界一番色気のある55歳!英国俳優コリンファースがかっちょいいスーツ着てマシュ>>続きを読む

ラブホテル(1985年製作の映画)

4.5

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相米慎司監督唯一の日活ロマンポルノ作品「ラブホテル」を初めて見たのは大学生の頃。
親に隠れて深夜のWOWOW。眠れない夜に深夜のCATVでは一体何を放送しているのか観たくてテレビをつけたら、偶然にもち
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コルチャック先生(1990年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

ホロコーストをテーマにした映画は色々ありますね。正直このテーマで好きな映画はあまりない。(Life is beautifulは特に無理)
殆どは観たあと落ち込みます。でもこの作品は、落ち込ませることな
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恋人たち(2015年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

「恋人たち」観ました!新作映画!日本人ですし!邦画!
レイトショーやったけど、人が多かった。ファーストデーで安かったからですかね。
テレビ屋の悪ノリ映画は少し量が減りましたが、相変わらずマンガ原作の邦
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日本一のゴリガン男(1966年製作の映画)

4.7

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植木等の映画は単純明快なサラリーマン喜劇かと気楽に観ていたら、ふとしたときにハッとさせられる。
例えば「日本一のゴリガン男」。
「世の中まちがっとるぅよ~まことに遺憾に思いますゥ~かァっ!」と口ずさみ
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カイロの紫のバラ(1985年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

ロマンチックに現実逃避をしたいときは「カイロの紫のバラ」で映画の魔法にかかるのに限る。
「5回も映画館に観に来てくれたんだね!」とスクリーンから出てきてくれた大好きな俳優と恋ができるなんて・・・・・
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ゾンビコップ(1988年製作の映画)

4.7

このレビューはネタバレを含みます

1988年の隠れた傑作ムービー。「ゾンビコップ」というロボコップの名残を感じるようなセンスのない邦題とは裏腹に、hiddenのようなかっこいいポリスバディ物!
ゾンビと邦題についているけれど、大怪我し
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アンドレイ・ルブリョフ 動乱そして沈黙(第一部) 試練そして復活(第二部)(1969年製作の映画)

4.3

このレビューはネタバレを含みます

ロシアの歴史大作映画であるとともに、大叙情詩でもある「アンドレイ・ルブリョフ」
15世紀のロシア史をイコン画家アンドレイ・ルブリョフを主人公に物語が進んでゆく。
アンドレイ・タルコフスキーの作品は気合
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出発(1967年製作の映画)

4.0

「バリエラ」もそうだけど、イエジースコリモフスキの青春映画は混沌と美しさが共存している。どちらも90分そこらの映画だが、もう少し長かったら退屈してしまうだろう。
特に大きな事件は起こらない。車がだいす
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チャイナタウン(1974年製作の映画)

4.2

家にあるポーランド人監督作品を観なくては!と思ったので、ロマンポランスキーのチャイナタウン。
観たあとは誰でもいうように「音楽がいい!脚本がいい!色がいい!」すべて納得な大人向けの探偵映画。
大抵気の
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はなればなれに(1964年製作の映画)

4.5

ミシェルルグランを聞きたくなったらbande à part。ゴダールの映画では一番好き。たぶん。
そして高校生の頃の私がフランス語に興味を持ったきっかけの作品。
観客思いなのかよくわからないゴダールの
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ラヴ・ストリームス(1983年製作の映画)

4.1

ジーナローランズは本作でも壊れゆく、いや壊れてしまった女を演じている。「愛は流れるものよ。流れ続けて止まらないの」彼女が人生のどの瞬間でそう感じたのかはわからない。それでも頑なに信じて何度も力強く語る>>続きを読む

カメレオンマン(1983年製作の映画)

4.0

なんだかんだ言ってもウディ・アレンの映画で好きなのはコメディ。
カメレオンマンって邦題だけど、原題「Zelig」よりしっくりくる珍しいパターン。
「みんなと同化したい。好かれたい。」そんな誰もが持つ気
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ある精肉店のはなし(2013年製作の映画)

4.5

動植物のいのちを頂いている人間全てが観るべき映画『ある精肉店のはなし』。
牛の額をポカッと割ってト殺したあと、皮と肉と骨、そして内蔵に捌いてゆく。
その後、肉は私達がよく目にする「肉の形」に裁断され、
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翔んだカップル オリジナル版(1982年製作の映画)

4.8

いつもの東宝の波しぶきもザッパーーンではなく、サンバ調のリズミカルな音楽。あどけない鶴見辰吾のドアップで始まるが、最後は鶴見辰吾の戦う男の表情で終わる映画。
原作漫画は置いておいて「翔んだカップル」は
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ヘイトフル・エイト(2015年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

8人の男と手錠で繋がれた1人の女が猛吹雪の雪山にある山小屋で美味しそうなシチューを食べる話です。朝から長時間暖炉で煮込んだシチューは、お肉はほろほろに煮えていて口に入れた瞬間にとろけるの!人参やじゃが>>続きを読む

野火(2014年製作の映画)

4.8

実は去年公開の映画なのですが、すっかり見損ねてしまい七藝の下の淀川文化創造館(シアターセブン)で期間限定アンコール上映に行ってきました。
予告も観ておらず、前情報は原作小説・戦争映画・カニバリズムのみ
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死霊のえじき(1985年製作の映画)

4.0

ゾンビ映画を見たくなりDay of the deadを観た。(ちなみに邦題は「死霊のえじき」。「死霊のはらわた」シリーズの1作とか「死霊の盆踊り」の関連作品かと勘違いしてしまうよね。センスのない邦題。>>続きを読む

酔いどれ天使(1948年製作の映画)

4.3

人情黒澤映画を観たくなって「酔いどれ天使」。黒澤明の作品で好きな映画を1本挙げるとすればいつも「どん底」と答えている私ですが、本作ではいつも涙腺崩壊。
1948年の作品で、三船敏郎と志村喬のダブル主演
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苺とチョコレート(1993年製作の映画)

4.0

苺とチョコレート(Fresa y chocolate)は1993年のキューバ映画です。共産主義の学生とホモセクシュアルの芸術家がメインキャラクター。初めは、片や恋心を片や嫌悪感しか抱けなかった2人が恋>>続きを読む