kostammさんの映画レビュー・感想・評価

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ゆれる人魚(2015年製作の映画)

3.9

ホラーテイストのミュージカル「人魚姫」といった内容。おしゃれMVのようなシーンの連続は、「ララランド」の冒頭を彷彿とさせた。
一方でストーリーは唐突に進行することもあり、理解が追い付かないことも。心理
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スター・ウォーズ/最後のジェダイ(2017年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

フォースとはなんだったのか、冒頭から不安になる作品。レジスタンスには参謀がいないのかというくらい謎の作戦や、整備士のいらんことするな感は劇場を出てからモヤモヤとする。ただ鑑賞中はそんな事を思わず楽しめ>>続きを読む

IT/イット “それ”が見えたら、終わり。(2017年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

ホラーというより青春映画という前評判通りの作品。「スタンド・バイ・ミー」を思い出す。登場人物が多く、個々人の掘り下げが今一のような気もしたが、ルーザーズ・クラブがメンバーを増やしていくエピソードは良か>>続きを読む

米軍が最も恐れた男 その名は、カメジロー(2017年製作の映画)

3.8

沖縄問題について、今に繋がるこれまでを知ることが出来た。とにかく亀次郎という政治家の魅力を味わえた点が大きい。政治家として理路整然と対話を行える様は、現在の国会中継では見ることの出来ない光景に思えた。

密偵(2016年製作の映画)

3.8

日本政府統治下の朝鮮半島で、抗日勢力と日本警察で元朝鮮人の主人公が繰り広げるスパイアクション。ソン・ガンホの名演により人間味を増していくイ・ジョンチュルが、後悔と葛藤の中職務を遂行していく様がよかっ>>続きを読む

鋼の錬金術師(2017年製作の映画)

2.5

このレビューはネタバレを含みます

見る前から地雷だったが、山田涼介が見ずに批判されたくないとのコメントをされていたので観賞。原作は既読。
先に良かった点をあげるなら、ホムンクルス3人が役にはまっていたこと、錬成シーンくらい。後は冒頭か
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探偵はBARにいる(2011年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

3公開に合わせて初視聴。大泉洋のキャラクター性に笑い、松田龍平の天然ボケに癒される作品。一方で似非ハードボイルドを振りかざす主人公に終盤は食傷気味。オチが見えてからは、主人公の感の悪さに頭を抱えたくな>>続きを読む

トランスポーター2(2005年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

トランスポーターシリーズで一番おもしろいと聞いて初視聴。前作よりは見ごたえのあるアクションシーンだが、これからアクション始めるよと言わんばかりの演出が好きにはなれない。また前作から続くオイル相撲はリュ>>続きを読む

星空(2011年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

ラストで主人公が大人になる物語だったと明かされたことで評価が変わった映画。家庭の危機から自分の世界に逃げ込みがちだった主人公が、転校生との出会いと別れを経て成長したことが、友人たちと仲良く寄り道する映>>続きを読む

劇場版 はいからさんが通る 前編 ~紅緒、花の17歳~(2017年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

大正ロマンといえば「はいからさん」というイメージだったので、服装や世界観に満足。原作は未読なので、矢継ぎ早に進むストーリー展開にはやや困惑したが、雰囲気を楽しむと割りきると気にならず見れた。ある意味型>>続きを読む

ブランカとギター弾き(2015年製作の映画)

3.8

脇を固める役者が現地でスカウトした人ということで、ブランカを取り巻く環境がリアルに伝わってくる。特にピーターの人柄は、ブランカの成長を助け導くよき大人として魅力的だった。一方で目線がストリートチルドレ>>続きを読む

草原に黄色い花を見つける(2015年製作の映画)

3.8

率直に言えば、ゲーム『ぼくのなつやすみ』を思い出した作品。こうした田舎の風景を知らずに育ったが、どこか懐かしさを感じさせる作品だった。前半後半で物語は二つに別れているが、タイトルでもある草原に黄色い花>>続きを読む

ダイ・ビューティフル(2016年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

LGBTの知識云々関係なく、トリシャという女性の生涯を強烈に見せつけられた作品。トリシャもそうだが、彼女の親友だったバーブスの演技がとても魅力的。ストーリーに関しては父と娘(息子)、母と娘という親子関>>続きを読む

グッバイ、レーニン!(2003年製作の映画)

3.8

勝手にコメディ映画と思って初視聴。コメディの要素も多いが、内容は家族愛を描いたヒューマンドラマ。とにかくヒロインは可愛いし、良くできた看護師だし、同僚は最後までいいやつ。主人公の熱に周りが動かされて、>>続きを読む

パンズ・ラビリンス(2006年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

世界観やクリーチャーのデザインなどが魅力的。ハッピーエンドともバットエンドとも取れるラストたが、ファンタジーを全面的に肯定しても悪魔の儀式としか思えなかった。少女に見たい物を見せて、最終的に生け贄を大>>続きを読む

イコライザー(2014年製作の映画)

3.9

予告編が面白そうだったので初視聴。とにかく予告編詐欺。だけどこれほど単純にカタルシスを満たしてくれるアクション映画も珍しい。ロバートのキャラクターも、人格者でありながら無慈悲に敵を殺していく様が魅力的>>続きを読む

ブレードランナー ファイナル・カット(2007年製作の映画)

3.7

今年続編が公開されるとあって初視聴。トータル・リコールのようなアクションかと思いきや、冗長な序盤に拍子抜けした。しかしそう感じたのはその後のSF作品で、同じような世界観を享受しているからだろう。むろん>>続きを読む

パイレーツ・オブ・カリビアン 最後の海賊(2017年製作の映画)

3.8

この世界観を待っていたと言わんばかりのパイレーツ。ジョニー・デップのジャックも健在。序盤の銀行強盗や、処刑場からの脱出は魅せるシーンのオンパレードだった。一方で海に出てからは、謎解きも敵とのバトルも今>>続きを読む

しあわせな人生の選択(2015年製作の映画)

3.7

余命僅かな親友との最後の4日間を描いた作品。久しぶりの再開でどこか噛み合わない二人を見て、自分の親友のことが思い起こされた。僅かな余命を感じさせないほどコミカルなテンポに、愛犬トルーマンの愛らしさも相>>続きを読む

パルプ・フィクション(1994年製作の映画)

3.9

話はつながっているが、短編の詰め合わせといった内容。各短編はそれぞれ魅力的な人物の共演であり、一夜の夢とも言わんばかりに過ぎさっていく。個人的にはヴィンセントとミアの一夜のくだらなさが魅力的であり、夜>>続きを読む

RED/レッド(2010年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

予告編が面白そうだったので初視聴。モーガン・フリーマンにもっと活躍してほしかったが、それを除けば満足なアクション映画だった。特に副大統領を誘拐するシーンは、オーシャンズ11を彷彿とさせた。

残像(2016年製作の映画)

4.0

職人気質とも見えるストゥシェミンスキが、革命の渦の中で、政治に翻弄させながらも、自らの芸術観を維持し続けた姿は印象的だった。また国家の理想にそぐわない人を、失職させ、配給を受けられないという形で合法的>>続きを読む

セブン(1995年製作の映画)

4.0

ストーリーは今となっては目新しくはないが、アクションなどに寄らないミステリーとして素晴らしかった。キリスト教についての理解が一般化してない日本では、作品の持つメッセージを強烈には受け止められないと感じ>>続きを読む

アイ,ロボット(2004年製作の映画)

3.5

ウィル・スミスを見たくて初視聴。SFとしては平凡だが、アクションシーンは割りと見ごたえがある。コンバースを履きたくなる映画だった。

セールスマン(2016年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

イスラム社会の男女観が引き起こす悲劇を描いた作品。ミステリーとしても、イスラム文化園のドラマとしても見れる。男性が表面上の物語を動かし、その背後に女性がいるという作品の構成は、そのままイスラム社会を映>>続きを読む

トータル・リコール(1990年製作の映画)

3.4

シュワルツェネッガーと言えばこの作品と薦められて初視聴。どんな問題もとにかく筋肉で乗り切るシュワちゃんはよかった。ストーリーは期待してたよりサスペンスではなく、敵も無能の集団というありさま。ストーリー>>続きを読む

ノーカントリー(2007年製作の映画)

4.4

シンプルでいて暴力的。BGMや起伏の激しいストーリーがあるわけではない。むしろ俳優陣の演技のみが見るものを釘付けにする。ストーリー上理解出来ない点もあるが、それも含めて作品の理不尽さが際立っている。と>>続きを読む

鑑定士と顔のない依頼人(2013年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

ストーリーはとにかく胸糞悪くなるラスト。オチが見え始める頃には、そうなって欲しくないと思う自分がいる。ただ、ラストは強烈な印象として今後も刻まれるし、一般的なこうした作品よりも希望は残されていると信じ>>続きを読む

メッセージ(2016年製作の映画)

3.9

率直に言うならば地味な作品である。SF的な側面を目的にするならば、わりと素直なストーリー。一方で言語学に焦点を当てた点や、ラストに繋がる演出などは驚きがあった。正直、大衆受けする内容ではないが、作中の>>続きを読む

ローマ法王になる日まで(2015年製作の映画)

3.7

現ローマ法王の、法王就任までを描いた作品。フランシスコを単純な聖人としてではなく、交渉術をもって様々な問題と渡り合っていった人物として描いているのが素晴らしい。盲目的に信仰を広めるのではなく、現実の社>>続きを読む

トップガン(1986年製作の映画)

3.7

最初からクライマックスと言わんばかりにOPがカッコいい。あとトム・クルーズがとにかくイケメン。戦闘機に乗ってる時は危険な自信家だが、女性には紳士な振る舞いをするし、素直に自分のミスを反省する一面も。ス>>続きを読む

ドラゴン・タトゥーの女(2011年製作の映画)

3.9

とにかく作品全体に漂う雰囲気が魅力的。ミステリーとしてのオチが今一とも思えるが、それ以外の点が魅力的な為、楽しめた。一方で全体に性描写が散見されたが、作中だと必要性があったのか疑問も多々。原作未読の為>>続きを読む

レオン 完全版(1994年製作の映画)

4.1

レオンとスタン、物語の根幹を担う両者はどちらも優秀であり、他人とは異なるルールで生きている。そのことが、両者を魅力的なキャラクターとして印象付けており、堅実なストーリーを最後まで牽引したと思う。個人的>>続きを読む

シャッター アイランド(2009年製作の映画)

3.7

ラストが衝撃との前評判を受けて初視聴。序盤でラストは想像出来た部分も多かったが、そこまでの過程は充分楽しめた。一方で、見終わってから改めてストーリーを解釈すると、強引とも思えるシーンも多々あり、ミステ>>続きを読む

ヴィドック(2001年製作の映画)

3.4

予告編を見て以来気になっていたが、ついに視聴。雰囲気や演出は嫌いではなかったが、ストーリーが単調。犯人を追っていた探偵の足跡を辿るのみで、ミステリーというのかホラーというのか今一はっきりしない。オチに>>続きを読む

バタフライ・エフェクト(2004年製作の映画)

3.9

タイムリープ映画として薦められての初視聴。今まで時間をテーマにした作品を幾つか見ていたので、それほどの衝撃は無かった。しかしSFよりも人間ドラマに軸を据えていることで、既視感のあるSF作品としてではな>>続きを読む

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