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(2015年4月15日 劇場鑑賞)
大変面白かったです!
孤立していたチューリングが、徐々に仲間の信頼を得ていく過程。
クラークと婚約するも、同性愛者であることを隠さねばならぬ苦悩。
いじめられて>>続きを読む
参勤交代にテーマを当てた異色コメディです。なかなか笑えます。殺陣もしっかりしており、見ごたえ十分。
参勤交代をさせることで、藩の財政を圧迫させ、反乱を防いでいた江戸時代。諸藩にとっては、たまったも>>続きを読む
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(2015年4月17日のレビュー)
名作『羊たちの沈黙』に比べ、全体的に質が下がった感じです。
ハンニバル・レクター博士は、猟奇度数が増え、紳士度数が減りました。『羊たち~』の時のような、あの何で>>続きを読む
色彩の魔術師、マティスは言った。
”私の絵の「全体」が何かを表現している”
何を描くではない、いかに描くかが、大切だということだ。細かい部分にこだわるな。全体を見よ。つまりそう、これは20世紀初頭に>>続きを読む
(2015年3月のレビューです)
「権力者=悪」という構図に、正義の主人公がキレイごとをくらわして、権力者をやりこめる、というお決まりの展開があり、ちょっと萎えた。
ツンデレ北川景子が、妻夫木に>>続きを読む
もはや最高。
本当は、全作見てからまとめてレビューしようと思っていたのですが、2作目にして、もはや、ほぼ最高に近い形で面白かったので、思わずフライングレビューしてしまいました。
あんまり、「最高」>>続きを読む
All those moments will be lost…
in time like tears … in rain.
(すべての思い出は消えていく、
雨の中の涙のように)
そういって微笑んだ>>続きを読む
とてもわかりやすくて、いいと思います。ストーリーもしっかりしてますし、俳優の演技もよし、劇団ひとりは初監督とのことですが、監督としても特に欠点はなかったと思います。
本編も90分程度で、難解な部分も>>続きを読む
ーなぜホームレスを?
”アニメーションの世界は無限に広がっている、と、もっともらしいことを言いながら、ホームレスの企画を出したとき、「なんでアニメで?」って、同じ口がいうんですよ。自分で可能性を狭め>>続きを読む
(2015年1月14日のレビュー)
好きなアニメ映画10本を挙げるとして、クレヨンしんちゃんや、ディズニー、ジブリ作品が何作か入るとしても、まず間違いなくランクインするのが『のび太と鉄人兵団』(旧)>>続きを読む
どんでん返し系の映画ですね。
ケイリー・グラントの渋さ。
オードリー・ヘップバーンの可憐さ。
ドキドキワクワクさせる音楽。
そして、時代を乗り越えてきた映画だけが持つ、特有の風格。
ところで、どん>>続きを読む
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この映画には、他では見られない演出がいくつかあった。
まずは、小人症のマジシャン、マメ山田の出演。
なぜ小人?
しかし、彼の登場は殺伐とした本作の中で、異色のユーモアを放ち、気を緩める。緊張しっぱ>>続きを読む
安心して、ゆったりと観れる。
展開もわかりやすく、
役者の演技もおもしろい。
役者陣、全員100点である。
山田洋次監督、
今、いくつになられたのかわかりませんが、映画を作り続ける姿勢、尊敬します>>続きを読む
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”愛しあい、憎しみあい、支配しあう。それが結婚だ”
結婚に、純粋なる愛の物語を期待している若年層は完全についていけないと
思いますので、見ないほうがいいです。結婚は、恋愛と違って法的に有効な契約で>>続きを読む
ロバート・アルトマン監督の最高傑作のひとつと言われる本作。しかし、
原作とのイメージや結末の違いから、公開当時は不評だったとか。
「原作と違う」という批判って、今も昔もあったんですね。
マーロウ>>続きを読む
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(2014年11月寄稿のレビューです)
文句なしでおもしろいですね!
ジャンプ作品を実写化するのであれば
このくらいのレベルになってもらいたい。
スタンド使い、幻影旅団、十本刀、悪魔の実の能力者>>続きを読む
”こんな血で血を洗う修羅共が蠢くこの現世こそ、地獄と呼ぶにふさわしくないか?”
(『るろうに剣心』 志々雄真実)
原題の"Apocalypse Now"は、直訳で"現代の黙示録"。それを、あえて">>続きを読む
(2014年11月16日のレビュー)
愛と性の深淵へ。
以前『エレファントマン』を見て、デヴィッド・リンチの世界観に引き込まれ、今回が2作目です。リンチ監督初心者な私。『エレファントマン』とは
、>>続きを読む
(2014年10月のレビュー)
映画史に残る名作『KAMIKAZE TAXI』を作った原田監督。本作は、その続編という位置づけのようで、随所に『KAMIKAZE~』との繋がりが見られますね。(特に、>>続きを読む
るろ剣ファンの戯言です。
蛇蝎(だかつ)のごとく!!
人気原作を映画化すると、原作ファンからクレームが出るのは、やはり仕方のないことなんでしょう。むしろ今までが奇跡だったと思います。
京都大火編>>続きを読む
(2014年9月のレビュー)
素晴らしい映画。
アニメ映画史上初のアカデミー賞作品賞ノミネート。
本作には、
恋愛映画としての感動はもちろん、
親子の愛、人間への愛、
命への愛など
さまざまなも>>続きを読む
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(2014年7月のレビュー。劇場鑑賞)
低評価レビューが散見され、俄然見たくなりました。これは一種のネガティブキャンペーン。
三池崇史や、園子温、北野武、井筒和幸など、みなさんの評価が低ければ低いほ>>続きを読む
(2014年に書いたレビューです。北方領土に関する見解を含む。)
ソ連軍による色丹島占領と、それに翻弄された家族の物語。北方領土問題との関連もあり、歴史物として見る分には、とても見応えのある作品で>>続きを読む
追悼、ロビン・ウィリアムズ。
これは名画です。
前半は、ガープが人生に成功し、様々なものを獲得していく。そして後半は、それらのものを徐々に失っていく過程を描く。わかりやすい構成だ。そして、大体どん>>続きを読む
(2014年8月12日のレビューです)
“『思い出のマーニー』という作品は知っていた。だけど、これをアニメにしようなんて思わないですよ。アニメにするのは無理なんです。なぜならこれは、内面の問題だから>>続きを読む
(2014年7月21日のレビューです)
『ねじ巻き都市』以降、つまり藤子・F・不二雄の死後のドラ映画は、正直あまり見る気がしなかった。見て、がっかりしたくなかった。
藤子・F・不二雄が書く、深いス>>続きを読む
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(2014年7月 劇場鑑賞)
ストーリーは最低か?
いやいや、エルサが『Let it go』を歌い終えるシーンまでは、完璧でしたよ、何もかもが。完璧だった。アナとハンスのデュエットも最高だった。そこ>>続きを読む
映画化したら、完全なフィクションになってしまった。フィクションになっては意味がないのです。
『人間失格』を映画にするのは絶対に無理。なぜなら、映画化すればフィクションになってしまうから。監督が悪いと>>続きを読む
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松本人志監督作品では、初めてのヒットでした。これがスコア2!?私って見る目ないんだな。
レビューを見ると、まぁ本作は、監督の「自己満足」ということに尽きるのか。しかし、松本監督が自己満足映画を撮るこ>>続きを読む
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まぁ、ストーリーには最初からあまり期待してませんので。
あと、長澤まさみの演技が下手というレビューを見ますが、私は彼女の演技、好きです。長澤まさみは、演技派とは言えないにしても、決して下手ではない>>続きを読む
(2014年6月に書いたものです)
“自由と独立と己とに充ちた現代に生まれた我々は、その犠牲としてみんなこの淋しみを味わわなくてはならないでしょう”
(夏目漱石『こころ』)
“先生”という響きに>>続きを読む
(2014年4月18日のレビュー)
“松田はそのオーディションで迫真の演技を見せ、見事に役を射止める。そして松田の強烈な個性を反映してか、撮影中に幾度も脚本が書き直されて佐藤の絶対悪度が増し、主役すら>>続きを読む
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(2014年4月のレビュー)
①人の記憶は捏造される
②マスコミは都合のいい報道しかしない
③匿名の個人の無責任さ
上記3つが非常に丁寧に描かれており、さすが中村監督だなぁ、と思いました。今年見た中>>続きを読む
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映画レビューあるあるのひとつとして、前半はオモシロかったのに、後半で失速して評価に困る、という経験。みなさんは無いでしょうか?
私はよくあります。
物語が収束に向かう後半はテンポが悪くなりがちで、し>>続きを読む
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2018年7月現在、私の個人的な「バッドエンド」作品の最高位です。
『ダンサーインザダーク』が今までのバッドエンドの最高位でしたが、本作でその記録が塗り替わりました。
しかし、バッドエンドにする必要>>続きを読む