こたつむりさんの映画レビュー・感想・評価

こたつむり

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映画(1570)
ドラマ(3)

アンダルシアの犬(1928年製作の映画)

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♪ シリコンのザリガニは臆病で使い捨て
  よごれてる傷の穴 吸い尽くす

自由を怖れるのは人間の本能である。
集団生活を行うことによって生命保持の確率が高まることを肉体で解っているのだ。ゆえに芸術も
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ウワサの真相/ワグ・ザ・ドッグ(1997年製作の映画)

2.6

♪ まるで本質も見えず
    話題ばかりに捕らわれる
  そんなお前も今日から
    俺に狂わされてくだけ

スキャンダルを隠すために戦争を起こす…。
そんな皮肉を描いた物語。劇場公開時、クリント
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僕のワンダフル・ジャーニー(2019年製作の映画)

3.3

♪ いつもお世話になっています 私は犬です
  今日は愛される犬になる方法教えます

『僕のワンダフル・ライフ』の続編。
監督は交替しましたが、前作を仕上げたラッセ・ハルストレム監督は製作総指揮として
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かぐや様は告らせたい~天才たちの恋愛頭脳戦~(2019年製作の映画)

1.3

♪ 言いたい事も言えないこんな世の中じゃ

原作既読。
というか、スピンオフと公式同人、ガイドブックも所持しています。だから“原作厨”の戯言と流してもらいたいのですが、赤坂アカ先生の観察眼を下地にし
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ブラック・クランズマン(2018年製作の映画)

3.3

♪ なんにも知らない奴は 可哀想だ
  なんにも知らない奴は しあわせだな

白人至上主義団体KKKに潜入する捜査官の物語…なのですが、とても軽妙な筆致でした。うーん。なんでしょうかね。この違和感。も
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ホテル・ムンバイ(2018年製作の映画)

4.3

♪ エレクトリックな夢を見よう
  アジアの幻想が俺の頭を支配する
  そこで俺は言葉を探すんだ

最後まで物凄い緊張感でした。
2008年にムンバイで起きたテロを描いた物語ですが、涙腺を揺さぶる演出
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ブラッド・ワーク(2002年製作の映画)

4.2

♪ どうして生きているのか この俺は
  そうだ狂いだしたい 生きてる証が欲しい

主人公は元FBI捜査官。
退職のきっかけになった(と思われる)心臓移植手術を終え、どことなく“違和感”を抱く日々。そ
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ペーパーボーイ 真夏の引力(2012年製作の映画)

3.6

♪ “あんな男のどこがいいんだ”って
  どなりつけてやりたい
  うつむいたままで語る おバカさんの君を

マシュー・マコノヒーの生尻。
ザック・エフロンの白ブリーフ。
ニコール・キッドマンのおしっ
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フレイルティー/妄執(2001年製作の映画)

3.7

♪ そう、微かにドアが開いた
  僕はそこから抜け出すだろう
  この狭い地下室では何かが狂っている

地味な立ち位置の作品だと思います。
現在の視点で捉えると既視感は強いし、公開当時も話題になった記
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ドライヴ(2011年製作の映画)

4.1

♪ 魂が虹のトンネルをハイスピードで
  駆け抜けてゆくのさ

レフンといえば龍角散…じゃない『ドライヴ』。巷で評判だったのは知っていましたが、ようやく鑑賞しました。なるほど。とても選曲が巧みなのです
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その男、凶暴につき(1989年製作の映画)

3.7

♪ 乾いた風に吹かれ 独りきり歩いてる
  忘却の空へたどり着けるまで

“世界のキタノ”初鑑賞。
なるほど。従来のフォーマットを踏まえつつ、湿っぽさを排除した筆致は確かに独特。目力を感じるほどの背景
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チーム★アメリカ/ワールドポリス(2004年製作の映画)

3.5

♪ 北京 ベルリン ダブリン リベリア
  束になって 輪になって
  イラン アフガン 聴かせて バラライカ

この映画、すんげー笑えるよ!
カップルやファミリーで観るともっと面白いよ!

…なんて
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ラブ・アゲイン(2011年製作の映画)

4.0

♪ いつだって可笑しいほど
  誰もが誰か 愛し愛されて生きるのさ

巷での評価が高い作品ですね。
だから、どうしても期待値は高めになりますし、それに応えるかのように旋律は軽やか。序盤からニヤニヤが止
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トロピック・サンダー/史上最低の作戦(2008年製作の映画)

3.7

♪ Easy Do Dance  Easy Do Dance
  踊る君を見てる…

抱腹絶倒必至!戦争映画製作のパロディ!
という触れ込みで観ましたが…パロディの難しさを再認識した作品でした。何しろ
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ビルとテッドの地獄旅行(1991年製作の映画)

3.3

♪ イーガジャケジョロ イーガジャケジョロ
  意味ないじゃろ

まさかの『ビルとテッドの大冒険』の続編。
いやぁ。これを作っちゃいますか。
やはりハリウッドの懐は広いんですね。
当時は景気が良かった
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ビルとテッドの大冒険(1989年製作の映画)

3.6

♪ アクセル踏み込めー!うぉー!
  まぶたを閉じるなー!うぉー!
  虹色に変わる それは太古の遺伝子

バカ映画…と伺って鑑賞しましたが。
なるほど。本作でバカなのは主人公の二人。ビルとテッド。潔
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笑の大学(2004年製作の映画)

3.1

♪ 東京中の電気を消して夜空を見上げてえな
  かわいがってる ぶざまな魂
  さらしてみてえんだ

時は大正十五年。
次第に暗くなる世相を反映するかのように、演劇の脚本に検閲が入り、今日も「不許可」
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LOVEHOTELに於ける情事とPLANの涯て(2018年製作の映画)

3.8

♪ 老いも若きも熱くなる四角い部屋で
  いろんな恋に火がついて燃え尽きる

ラブホテル一室に限定された密室劇。
正直言って大好きなジャンルです。
こういう系統は“脚本”が命ですからね。
「右や左の旦
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ブロードウェイと銃弾(1994年製作の映画)

3.5

♪ 輝く星さえ見えない都会で
  夜空に終わりを探し求めて

図面を描くと自分の視点が顕著になります。
俯瞰した全体図から仕上げるのか。
それとも、詳細図を積み重ねていくのか。
出来れば「鳥の目、虫の
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アルカトラズからの脱出(1979年製作の映画)

3.8

♪ 游ぐサカナ 游がないサカナ
  游げるサカナ 游げないサカナ

映画界の鉄板三本柱。
それは裁判、脱獄、潜水艦じゃないでしょうか。調理の手順さえ間違わなければ、比較的容易に面白くなる“素材”だと思
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脱出(1972年製作の映画)

4.4

♪ 逃げても追いかけてくる
  ブルーな気持ちが
  この胸にぴったりくっついている

1972年の作品…だから48年前。
なのに圧倒的な筆力。やはり、映画は技術“だけ”で作るのではなく、製作者の圧倒
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アイ・アム・レジェンド(2007年製作の映画)

3.9

♪ 夕焼けの街は激しさを そっと忘れてる
  いつか見た空が 僕の心を帰すよ

荒木飛呂彦先生オススメの作品。
…ということで再鑑賞しましたが、かなり内容を忘れていました。でも「地球で最後の男」とい
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愛がこわれるとき(1990年製作の映画)

3.2

♪ What a silent night
  この手で殺してしまいたい
  このままで いつもふたりで

荒木飛呂彦先生オススメ…ということで鑑賞。
物語としては、貞淑な妻が“モラハラ”夫から逃げる
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ノーカントリー(2007年製作の映画)

3.4

♪ バラバラの感情で 
  どうしようもなく偽りで
  選べる道は限られてます
  とは言え また朝が来るので焦るのです

やっぱり、コーエン兄弟はコーエン兄弟でした。終盤までは面白く観ていたのですが
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クライモリ(2003年製作の映画)

3.8

♪ ギチギチギチャー ギチギチギチャー
  ギチギチギチギチギチギチギチャーッ

フルマラソンだけが陸上競技ではないように、映画も色々な種類があっても良いと思います。恋愛、戦争、SF、ミステリ…そして
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バスケット・ケース(1982年製作の映画)

3.5

♪ 「少年は人の影に歪んだ憎しみを見た」
  そんな世界なんて もう何も見たくないよ
  何も! 何も! 何も!

…カルトや。これがカルト映画やで、節子。

時代を象る作品だと思いました。
確かに
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ゴーストランドの惨劇(2018年製作の映画)

4.0

♪ 胸をさらけだした
  真っ白な柔肌さえも捧げて
  夢を掴むために 壊したのは…

パスカル・ロジェ監督。
この御方は“只者”ではありません。
何しろ、彼が仕上げた『マーターズ』はホラーの領域に留
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クロール ー凶暴領域ー(2019年製作の映画)

2.7

♪ 感情の波をクロールで横切ってゆこう
  永遠の河をゆくスイマーよ!

ハリケーンVSワニVS美人水泳選手。
…と贅沢に詰め込まれた物語でした。
特にワニの造形は見事な限り。不意を突かれてガブリと噛
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ザ・クラフト(1996年製作の映画)

3.4

♪ くすんだ石だって
  輝いて生きていたいんだな
  はじめから輝かせてよ 
  神様センスがないのね

恋の呪文はスキトキメキトキス。
…と古くから言われるように青春とオカルトは切っても切れない関
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パーティで女の子に話しかけるには(2017年製作の映画)

4.5

♪ 育ってく 育ってく 育ってく 
  眩暈の裸が痛い
  
モテない男の子がパーティで女の子に話しかけるまで、を描いた青春物語。

…ではありませーん。
もきゅーん、ぽきゅーんと超音波怪音波ハジける
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セブンティーン・アゲイン(2009年製作の映画)

4.2

♪ 誰もがもう諦めて苦く微笑むけれど
  僕らならできるはず
  革命チックなダンキンシュート

主人公はバスケット部のキャプテン。
その実力は誰からも認められ、綺麗な彼女もいる…なんてリア充なハイス
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ウィーアーリトルゾンビーズ(2019年製作の映画)

4.0

♪ 君は何を抱え 何を捨てて大人になった?
  人並みに挫折もした?
  人並みっていったいなんだ?

中学生四人組が主人公の青春映画。
…なのですが、若者向けの顔をして親世代を殴りに来ている作品です
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劇場版 アイドルキャノンボール2017(2017年製作の映画)

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♪ また いつかいつか そう言えば叶うか?
  ほとほと疲れ たまる何かよ 
  大きくない ほぼ いらない

問題作再び。
BiSHを追跡したドキュメンタリー『ALL YOU NEED is PUN
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ALL YOU NEED is PUNK and LOVE(2017年製作の映画)

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♪ 誰にも見せないその姿を
  もうちょっとだけ 見てたかったんだ

えーと。
今回は長いです。通常の2倍の文章量です。
熱量も高めなのでご注意ください。

★ ★ ★

常に全力疾走のBiSH。
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監督失格(2011年製作の映画)

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♪ あなたがそばにいれば
  しあわせじゃなくてもしあわせ

2005年に亡くなられた林由美香さん。
僕は寡聞にして知りませんでしたが、AV業界では有名な女優さんだったのですね。確かに本作から伺える“
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ジョーカー(2019年製作の映画)

3.9

♪ 真実なんてものは僕の中には何もなかった
  生きる意味さえ知らない

映画の感想は日記の延長線。
と思う僕は不届き者でしょうか。
でも、その日の体調、心情、環境で評価なんて容易く変わるもの。洋画の
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