♪ 教室にワンちゃんは
飛び込んでこなかったんだ
退屈な青春に思い出はない
不安定な思春期女子を描いた作品。
いわゆる“定番”。子供から大人に変わるまでは長いようで短いもの。その“刹那”を捉>>続きを読む
♪ 電動コケシが食べたのは
からっぽになったビルの空
今から40年前の青春。
…と書くと格好良く聴こえますけどね。
青臭くて尖がった“意識の高さ”と定義すると痛々しいだけ。鑑賞するのがとてもツラ>>続きを読む
♪ 白いボール 小さくなってく
叫び声も 吸い込んだ暗い青
北野武というよりもビートたけし。
そんな印象が拭えない作品でした。
誤解を恐れずに言うならば、松本人志さんの作品(『頭頭』)に通じるも>>続きを読む
♪ 忘れ去られてゆけばいい 通り雨のように
何気ないある晴れた日 風が通り過ぎる
傲慢で不遜。
神をも畏れぬ発言。
それが岸辺露伴。
「確固たるエビデンスもないのにマスクを着けるなんて、まるで飼>>続きを読む
♪ in silence キミを
in silence 見つめていた
in silence そっと
oh my heart 溢れていた
詐欺。
それは人の弱みに付け込み、お金を巻き上げる>>続きを読む
♪ BOTHER POSER 這い上がれ 今すぐ
泥水被るような世界 笑え
何だかんだと言ってみても。
日本は幸せな国だと思います。
少なくとも、本作の状況を肌感覚で“解る”…そんな人は数少ない>>続きを読む
♪ 言ってしまえば僕らなんか
似せて作ったマガイモノです
ラッキーナンバー。
やっぱり一桁の数字から選ぶのが普通なんですよね?小数とか分数とか無理数を選んだらダメなんですよね?確かにラッキーナン>>続きを読む
♪ And I'm a creep
I'm a weirdo
What the hell am I doing here?
I don't belong here
これは反則ですね。>>続きを読む
♪ Hurry Christmas!
夜空を奪ってキャンドルに炎を灯し
愛しい瞳に星を浮かべて
ハッピークリスマス!
って、今は何月なんだ?という話ですが。
良いんです。クリスマスは年に何回>>続きを読む
♪ どうして雨は降る 辺りはぬれてない
途方にくれるだろう 乾かない髪の色
1980年代のイギリス。
鬱病を患った孤独な中年女性の物語。
…と聞くと少し重たい感じですが、舞台を映画館にしたことで>>続きを読む
♪ よかれと思って した事が
誤解を招いて そりゃないよ
ダメダメ すねてちゃ ダメですよ
いい歳した大人の仲違い。
ただそれだけの物語なんですけどね。かなり惹き込まれる作品でした。
いい>>続きを読む
♪ Brother 生きていくだけだよ
ためらうことなど何もないよ 今更
雰囲気映画としては最良ですネ。
出演陣も豪華絢爛。クリスチャン・ベール、マーゴット・ロビー、ラミ・マレック、クリス・ロッ>>続きを読む
♪ 今日も元気に マリオが走る 走る
ピーチ姫を 助けに行くぜ 行くぜ
なるほど。賛否両論も分かりますね。
本作は“観るゲーム”。普通の映画とはスタンスが違うのです。
そもそもテレビゲー>>続きを読む
♪ Try hard my desiny 負けられない
狙いを定めて 旋風起こすのよ
20世紀最後の大作。
数多の映画賞を受賞した作品。
…という評判から期待しすぎたのでしょうか。眠気が全てに勝>>続きを読む
♪ Joker 所詮 ノラ犬
カサノヴァやネロにはなれない
「カネがあれば何でもできる」
とは一昔前の悪者が口にしそうなセリフですが、それもシステムが正常に機能していることが前提。世界が破綻した>>続きを読む
♪ たとえ勝てはしないゲームでも
どうにかなるの 過ぎてゆく季節の中
巡る巡る巡る巡る このおかしな2人
ケヴィン・スミス監督の“おゆるり”コメディ。
だらっと始まってだらっと終わる…ある意>>続きを読む
♪ いわばシャイで
ひきこもりの日常を返上したい
だって そうさ そうさ そうさ
痛い痛い痛い痛い。
とても痛い物語ですね。相も変わらずのトッド・ソロンズ節。いやぁ。本当に痛いです。
主人>>続きを読む
♪ SOS SOS SOS SOS
もう逃げ出したい朝から
ああ死にきれない夜から 這い上がってゆく
所謂、ねじりパン専用物件。
良い子は立入禁止です。雰囲気に流されやすい人や、ネット掲示>>続きを読む
♪ 優しい歌 忘れていた 誰かの為に
小さな火をくべるよな
愛する喜びに 満ちあふれた歌
イイハナシダナー。
とは思うんです。
とてもきれいな兄弟愛が主軸ですから、心がポカポカになるのは間違>>続きを読む
♪ またしても殺された
釣り鐘に水車小屋 琴の音が 笛の音が
【注意!】この感想にはウソが混じっています!
とても感想を書くのが難しい作品ですね。
一言でまとめるならば「世間を騒がせた“あの映>>続きを読む
♪ 孤独な人込みの中 ただ埋もれて
押し寄せる光の中 一人漂う
「心を許した友は、あの少年Aだった」
というキャッチコピーに惹かれての観賞。
「少年A」と言えば“神戸の事件”を連想しますからね。>>続きを読む
♪ アヴェマリア
今もあなたの声は聞こえる
優しく目を閉じた眠るむくろに 深く響け
本作が問い掛けたのはシンプルな話。
東日本大震災を背景に生活保護の在り方を描いた物語です。生活保護は最低限>>続きを読む
♪ 溢れる愛をくらえ ひるんじゃいないさ
歪んだ世界もまっすぐ生きていく
年齢区分を示すレーティング。
本作はPG-12(12歳未満は鑑賞注意)なんですが「本当にそれで良いの?」と思ってしまう作>>続きを読む
♪ ヒビ割れたアスファルトの上に
苛立ちを吐き捨てる
見せかけの今日達に囲まれて
ザラ付いた心はどうすればいい
シリーズ第五弾にして完結編。
正直なところ「やっと終わった…」というのが本>>続きを読む
♪ SURRENDER 過ぎ行く時の中で
俺は何を求め 彷徨うんだろう?
広島がヤヴァイのか、時代がヤヴァイのか。
血で血を洗うような争いは激化していくばかり。『仁義なき戦い』第四弾は、副題に相>>続きを読む
♪ 甘い罠と裏切りで溢れた
コンクリートの街は幻
信じられるものなどない
みんな消えてしまえ
『仁義なき戦い』第三弾。
前作の菅原文太の兄いは狂言回し的な立ち位置でしたが、本作は堂々ど真>>続きを読む
♪ 切れないナイフ胸に当て流す涙
失った遠い過去へ送るレクイエム?
あぁ…彷徨う俺の魂 何処へ翔んでゆく
『仁義なき戦い』第二弾。
“殺伐”を超えた“殺伐”とした筆致は、まさにキングオブ劇物>>続きを読む
♪ 限られた生命は永遠を夢見るのか
全ての絶望さえも救われるならば
二度と嘆かない
やくざ映画を観ると肩で風を切るようになる。
…なぁんて言うんも分かる気がするのう。恥ずかしながら今回が初観>>続きを読む
♪ 出くわせた運命を思うほど
その手の体温が 鼓動が 点っていくんだ
至上の安らぎ
すごいタイトルですよね。
骨って。しゃぶるって。
かなりえげつない単語の組合せですよね。勿論、実生活で使う>>続きを読む
♪ オレは今日をゆく
オレは今日を生きる
さらば昨日の夢
1959年(昭和34年)の色づいた街。
そうなんです。
本作はモノクロじゃなくてカラーなんです。とても貴重なフィルムですね。
終戦>>続きを読む
♪ どかーんと一発やってみようよ
当たって砕けろ 死んでもともと
これは何、これは何、これは何と問われたら。
これは能、これは狂、これは歌舞伎と答えます。
どんつく、しゃかしゃか、ぽっぽー。
ど>>続きを読む
♪ 一人で生きるより 永久に傷つきたい
そう思うのはただのワガママ
狂気の70年代と大量生産の90年代。
その真ん中に挟まった80年代は、まさに“過渡期”。狂気も大量生産されれば常識になる…そん>>続きを読む
♪ Hey, Hey Give me your body
no, no それだけでいい
ホンネ押し殺して 夜が明けるまで
ドシュッ!「ぐっ。こ、このままでは…」
「さあ、とどめだ!くらえッ!>>続きを読む
♪ 地平線に届くように
限界まで振り切ってくれ
平日の昼下がり。
代休を取ってゆっくりしていたら、春休み中の愚息が「暇だ」「暇だ」とうるさいので本作を観賞することに。何しろ、若いうちに観たほうが>>続きを読む
♪ 遠ざかる雨雲を
濡れたまま見詰めていたのさ
追い掛けて抱きしめたら
悲しみを今は繰り返す
朝陽よりも夕陽が好きです。
たぶん、僕の原風景に“山の向こうに落ちていくオレンジ色”があるの>>続きを読む
♪ 君は、真夜中に目覚める
奇妙な夢が寝付きを悪くさせる
少し汗ばんだほっぺに髪が纏はりついてる
セセセセセセセックス。
このタイトルだけでドキドキしちゃいますね。「おいおい中学生じゃあない>>続きを読む