こたつむりさんの映画レビュー・感想・評価

こたつむり

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たかが感想、されど感想。
いつもいつもありがとうございます。
少しでも前に進んで行けますように。

映画(1131)
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デッドコースター/ファイナル・デスティネーション2(2003年製作の映画)

3.5

★ ヒント② 風が吹けば桶屋が儲かる

ホラー映画の続編。
って偏見かもしれませんが「第一作目よりもつまらない」という印象が強く。その先入観を抱きながらの鑑賞でしたが…。

なるほど。完全に前作ありき
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ヴェノム(2018年製作の映画)

3.6

★ それは、漆黒の悪…ではなく焦げ茶色の悪

なるほどねえ。
「微妙な評価が続くなあ」なんて薄目ながらに巷の動向を捉えておりましたが…それも当然の作品でありました。

何しろ、予告編などで「徹底的な悪
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ザ・ゲスト(2014年製作の映画)

3.8

★ 幸運も不運も予想外の先に在る…
  だから、何も考えてはいけない…

これは地味に良作。面白い作品でした。
物語としては「息子を失い、哀しみに暮れる家族の元に訪れた一人の男。息子の友人だと名乗る彼
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憲兵とバラバラ死美人(1957年製作の映画)

3.8

♪ 瞳開けたまま 腐食してゆく身体
  あざやかに失われる
  この意識だけを残して

うはは。これは地味に良作。
昭和32年の作品なので白黒だし、当時の演出や女優さんの話し方には違和感があるし…と鑑
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みんなのいえ(2001年製作の映画)

4.0

♪ いすも机も柱も壁も
  僕らの家は新しくなる

今回が2回目の鑑賞でした。
三谷幸喜監督作品の中では一番好きです。

ただ、巷の評価は『ラヂオの時間』のほうに軍配が上がる…というのも理解できます。
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リトル・ダンサー(2000年製作の映画)

4.0

★ ただ自分らしく生きるために

今更ながらに本作を鑑賞しました。
なるほど。名作の評判に違わぬ素敵な物語。
胸の奥に、じん…と温かくなるものが生まれましたよ。

主人公は踊ることが大好きな男の子。
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マダム・イン・ニューヨーク(2012年製作の映画)

4.2

★ フラペチーノを飲みながらNYを歩きたい

とても意欲的な作品だと思います。
英語が話せない女性が一人でニューヨークを訪れる物語…ということで、題材的に目新しさはないのですが、精神的に攻め込んでいる
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ファイナル・デスティネーション(2000年製作の映画)

3.5

★ ヒント① 予兆は至るところに存在する

サクッと鑑賞できて、後に残らない。
そんな作品でした。娯楽としてあるべき姿、とも言えますね。

物語としては「飛行機事故を予知し、生き延びた主人公。しかし、
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15時17分、パリ行き(2018年製作の映画)

3.9

♪ ひとは誰でも しあわせさがす           
  旅人のようなもの

テロリズムを阻止した英雄たちの物語。
…と見せかけて、これは自己肯定の物語だと受け止めました。英雄と言っても普通の人間。
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ビッグ・シック ぼくたちの大いなる目ざめ(2017年製作の映画)

4.0

★ 愛は、いつだって難しい

何を書けば良いのか迷う作品です。
基本的には“普通の恋愛物語”。
男女が出会い、恋に堕ち、障害に直面し…という恋愛の流れは古今東西変わりません。

ただ、本作で特徴的なの
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D坂の殺人事件(1997年製作の映画)

3.8

★ 正しい“贋作”のつくりかた

とても濃厚な味わいでございました。
江戸川乱歩御大は斯く在るべき…という“最大公約数”を映像化した作品。足元が不安定になる世界観を見事に表現されていました。

ただ、
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ラヂオの時間(1997年製作の映画)

3.9

★ ラヂオがグーグー ラヂオがガーガー
  無限の可能性を秘めたラヂオは終わらない

近年は悪評が目立つ三谷幸喜監督。
監督デビュー作である本作を鑑賞するのは3回目ですが…うん。相変わらず面白かったで
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フロリダ・プロジェクト 真夏の魔法(2017年製作の映画)

3.9

★ おかあさんがいちばんだいすき。

ぶっちゃけた話、最初はムカつきました。
子供たち全員“悪ガキ”。イタズラを叱られても悪びれませんからね。しかも、それに輪を掛けて母親も酷い有様。同情の余地はない…
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マッハ!(2003年製作の映画)

3.0

★ 今のアクションを
  別の角度からご覧ください

限界まで挑戦するアクションの“原点”。
さすが『チョコレート・ファイター』を仕上げた監督さんの出世作でした。

特に序盤の“木登り”は圧倒されるだ
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ランペイジ 巨獣大乱闘(2018年製作の映画)

3.4

★ 空前絶後?史上最強のバトルロワイヤル!

“森の賢者”ゴリラ VS
“水辺の狩人”ワニ VS
“森林の恐怖”オオカミ VS
“最強破壊兵器”ドウェイン・ジョンソン
4匹の巨獣が乱闘する物語。以上。
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search/サーチ(2018年製作の映画)

4.2

★ 検索中…検索中…1116件です。

とても秀逸なサスペンス映画でした。
コピペ、検索ワード、パスワードの解除…。
今や特殊技能ではない“パソコンの操作”を物語に結びつけた着眼点は見事な限り。

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ピッチ・パーフェクト ラストステージ(2017年製作の映画)

3.3

♪ さらば青春の光 あの頃 俺とお前は…

とても好きなシリーズの完結編。
ということで、劇場で鑑賞してきました。

物語としては“栄光を取り戻す”系。
大学を卒業した彼女たちが社会の壁にぶつかって“
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ミスミソウ(2017年製作の映画)

3.5

★ 雪割りの花 歌っておくれ
  この世界は美しいと

サスペンスだと思って鑑賞したらホラーでした。しかもB級の類ですね。血糊は過剰だし、目玉は飛び出るし、台詞は棒読みだし、叫び声は鬱陶しいし。真面目
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超高速!参勤交代 リターンズ(2016年製作の映画)

3.3

★ 家に着くまでが遠足
  …ではなく参勤交代です

『超高速!参勤交代』の続編…というか後編。
確実に2本で1本の構成であり、前作鑑賞が必須の作品でした。

そのぶん、感情移入はしやすかったです。
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天才スピヴェット(2013年製作の映画)

4.1

★ 10歳の少年が辿る再生の旅路

いやぁ。これはいい!いいですよ!
端的に言えば、自他ともに認める《天才少年》が“受賞式”に出るために、西部のモンタナから東部のワシントンまで旅する物語…なのですが、
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ザ・レイド GOKUDO(2013年製作の映画)

4.0

★ 喰うか、喰われるか、往生せえや…!

圧倒的な暴力を描いた『ザ・レイド』。
その続編がある…と耳にしたので鑑賞しましたが、手触りは普通のマフィア映画。潜入捜査官となった主人公が勢力争いに巻き込まれ
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ブロブ/宇宙からの不明物体(1988年製作の映画)

3.0

★ ドロドロ、ドロドロ、ドロロロロ

これぞホラー映画の王道。
なんて言いたくなる作品でした。
しかも、80年代の作品ですからね。
土曜夜九時からフジテレビ系列で放映されても違和感がない雰囲気なのです
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ラン・オールナイト(2015年製作の映画)

4.0

★ その夜は逃げるに長く、後悔するには短く

いやぁ。ググッと惹き込まれる作品でした。
自分の人生を悔いる父親と過去を断ち切ろうとする息子の物語。うん。どうしても贔屓目に観てしまう分野ですね。親バカの
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ルイスと不思議の時計(2018年製作の映画)

3.5

★ 不屈の精神で臨む“本気”のハロウィン

愚息が観たいと言うので劇場にて鑑賞。
ただ正直なところ“メガネをかけた魔法少年の物語”の二番煎じに見えたので、僕の中の期待値は超低空。寝ないように気をつけよ
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残穢 住んではいけない部屋(2016年製作の映画)

3.8

★ 驤肴─縺ェ莠コ縺ォ縺ェ繧翫◆縺?↑

これはなかなか怖い物語でした。
じくりと隙間から零れ落ちる液体。気付けば足元に拡がる無数の穴。全般的にテンションが低いのも功を奏し、ぬとりと背中が寒くなるので
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超高速!参勤交代(2014年製作の映画)

3.4

★ 素っ裸になりゃ、大名も農民も差はなし

「大爆笑必至!小学生でも理解できる時代劇」
なんて評判を耳にしたので愚息(小学三年生)と一緒に鑑賞しましたが…。

やはり、笑いとは“違和感”が発端。
江戸
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神様メール(2015年製作の映画)

4.0

★ 澄んだ空の日、あなたの瞳に花束を

神様は中年の男性。
マンションの一室で妻と娘を軟禁し、パソコンに向かって「世の中を不幸にしてやる。うけけけけ」…ってどんな妄想ですか?と思わず突っ込みたくなる序
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ブレイド3(2004年製作の映画)

2.5

★ 全てはブレイドから始まり
  ブレイドで終わる

『ブレイド』三部作完結編!
…っていつから三部作の構想があったのでしょうか。正直なところ、この内容ならば四部作、五部作…と続けることは可能。“完結
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スペル(2009年製作の映画)

2.6

★ 望んだのは栄華、手にしたのは後悔
  
B級ホラー映画の王道。
という言葉が使い方として正しいかどうかは分かりませんが、その表現がピタリと当てはまる作品でした。

何しろ、恐怖よりも“笑い”が先立
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フライト・ゲーム(2014年製作の映画)

3.9

★ 空飛ぶ密室で、リーアム・ニーソン暴走!

これは良作でした。
物語としては「搭乗中の航空保安官の元に届くメール。そこには「20分以内に1億5000万ドルを口座に振り込まないと乗客を一人ずつ殺す」と
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es [エス](2001年製作の映画)

3.9

★ 【レポートNo.01101】
  限界条件における人間の役割について

人間は自分が見たいものを見る。
だから万人が傑作と褒める映画も駄作と貶す映画も存在しない。対象となる映画から想起された感情が
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失われた週末(1945年製作の映画)

3.7

♪ 二日酔いが怖くて酒が呑めるか
  それなら三日三晩 呑み続けりゃ怖くねえ

第18回アカデミー作品賞受賞作。
仕上げたのはビリー・ワイルダー監督。
相も変わらずの安定感で見事な限りでした。

物語
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ちょんまげぷりん(2010年製作の映画)

4.0

★ パワーを溜めないと必殺技は使えないよ

ニヤニヤが止まらない作品でした。
いわゆるひとつの居候型のコメディ。異分子によって日常が変化する…という定番ものです。今回の異分子は江戸時代からタイムスリッ
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やかまし村の春・夏・秋・冬(1987年製作の映画)

3.9

★ 今日も、明日も、明後日も
  緩やかに流れる間に間にきみの笑顔

前作に引き続き、ヤマもオチもない物語。
ただ子供たちの日常風景が流れるだけなのに…相変わらずニヤニヤが止まらない作品でした。

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ブレイド2(2002年製作の映画)

3.3

★ 百聞は一夜に如かず 体で確かめてみたい

90年代スタイリッシュアクションの続編。
…なのですが前作とは手触りが違う作品でした。

その違いを簡単に比較すると、
スタイリッシュ度 ↓↓↓
脚本の複
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ザ・ブルード/怒りのメタファー(1979年製作の映画)

3.0

★ 荒涼たる野に、陰惨たる屈辱を

“解体の貴公子”クローネンバーグ監督。
肉体も精神も物語も解体し、奥底に潜むドロッとした“何か”を冷静に観察したうえで、それを乾いた映像に仕上げる手腕は唯一無二。そ
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