こたつむりさんの映画レビュー・感想・評価

こたつむり

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たかが感想、されど感想。
娯楽も芸術も実は同じ。
楽しんだ者が勝者です( ^ω^ )

映画(1200)
ドラマ(0)

嵐ケ丘/嵐が丘(1939年製作の映画)

3.5

★ 降れよ、雨!
  吹けよ、風!
  僕の心が千切れるほどに荒れていけ!

世界的名作『嵐が丘』を映像化した作品。
…ってスミマセン。原作は未読の不勉強者です。ピントがズレた感想になると思いますが、
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八つ墓村(1977年製作の映画)

3.0

★ この恨み、はらさでおくべきか

ミステリよりもホラー。
そんな手触りの作品でした。
確かに横溝正史先生の特徴は怪奇趣味。
八つ墓村の由来である“落ち武者の呪い”を前面に出せば、ドロリと血が流れる雰
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機動戦士ガンダム THE ORIGIN Ⅱ 哀しみのアルテイシア(2015年製作の映画)

3.6

★ ドレン、本作を何だと思っているのだ?

安彦良和先生のコミックを映像化した第二弾。
前作はあくまでも助走。
《赤い彗星》が生まれるまでの物語としては、本作からが本番でした。

特にオリジナルの『機
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機動戦士ガンダム THE ORIGIN I 青い瞳のキャスバル(2015年製作の映画)

3.4

★ 見せてもらおうか、
  最新技術で作られたガンダムとやらを

着眼点は良かったと思うのです。
原作は全24巻もあるので、丁寧にアニメ化するのは困難極まる話。だから、オリジナルの『機動戦士ガンダム
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聖なる鹿殺し キリング・オブ・ア・セイクリッド・ディア(2017年製作の映画)

3.7

★ 自らに勝つことが、真の勝利である

“不自由な選択”を強いられた男の物語。
とても嫌な手触りの作品でした。
喩えるならば、緩やかに死に至る…そんな感触。

本作を仕上げたのは。
『ロブスター』のヨ
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ピラニア 3D(2010年製作の映画)

3.8

★ 酒池肉林…
  そう、これが楽園(パラダイス)!

いやぁ。面白い作品でした。
…なんて書くと不謹慎でしょうか。

突如現れたピラニアの大群。
リゾート地に悲鳴が響き、湖は赤く染まるのであった…な
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ミッション:インポッシブル3(2006年製作の映画)

4.1

★ この文章に騙されても
  当局は一切関与しない

「何これ、最高かよ」
と思わず口にしてしまう序盤から中盤の流れ。
さすがはエイブラムス監督。本作が初監督なんて本当かよ、シビレるぜ!

…なんて鼻
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クリード 炎の宿敵(2018年製作の映画)

4.5

★ 受け継ぐもの、受け継いでいくもの

端的に言って最高でした。
最初から最後まで涙が乾くことはなく。
僕はこんなにも『ロッキー』シリーズが好きなのか、と再認識しました。

そう。本作はリトマス紙と同
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探偵物語(1951年製作の映画)

3.9

★ 悪・即・斬!

「なんじゃ、こりゃあッ」
の松田優作さんが主演のドラマ…ではなく。
『ローマの休日』を仕上げたウィリアム・ワイラー監督の舞台劇。なかなか見応えのある作品でした。

何しろ、見事なま
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飢餓海峡(1965年製作の映画)

4.1

★ はたして“悪”とは何か…?
  人間の尊厳に訴えかける重厚なるドラマ

異様な迫力に満ちた作品でした。
現代の視点で観れば目新しさがあるわけでもなく、太い筆で一本の線が引かれているだけなのですが、
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木曜組曲(2001年製作の映画)

2.4

♪ 太陽が沈んで ボードレールで眠れない 
  眩しくて 眩しくて

大好物の“密室劇”と耳にしたので鑑賞しました。…が、よく寝なかったなと思うほどに起伏がなく。2時間近い尺は“冗長”の極みでした。
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パーフェクト・ホスト 悪夢の晩餐会(2010年製作の映画)

3.6

★ 無駄無駄無駄無駄無駄無駄ァァッ!

『悪夢の晩餐会』という副題。
「戦慄のクライムサスペンス!」という煽り文句。ゴリゴリのサスペンスを期待しましたが…実はコメディでした。

なので、巷の評価も低い
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ブレックファスト・クラブ(1985年製作の映画)

4.4

★ 陽の光が眩しく感じるほどに
  語り尽くしても世界は変わらない
  
今更ながらに本作を鑑賞しました。
なるほど。名作と謳われるのも納得の仕上がり。はち切れんばかりの青臭いエネルギーに満ち溢れた物
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ミッション:インポッシブル2(2000年製作の映画)

2.8

★ 本日の指令は暗号文で伝える…
  10 16 18 11 46 13 19 07

ガンダムのプラモが巷を席巻していた頃。
親から一本の電話が入りました。
「ガンダムのプラモデル買えたよ!」
僕は
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ボブという名の猫 幸せのハイタッチ(2016年製作の映画)

4.3

★ 肉球、鼻のあたま、もふもふのお腹
  きみを構成する要素すべてが愛おしく

ネコのネコによるネコのための国づくり。
そんな公約を掲げるネコネコ党の党員ならば鑑賞必須の作品でした。

ただ正直なとこ
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必死の逃亡者(1955年製作の映画)

4.0

★ 自転車が倒れていたばかりに生まれた悲劇

さすが、アカデミー監督賞最多受賞者。
と唸りたくなるほどにウィリアム・ワイラー監督の手腕が光る物語でした。

何しろ、1955年の作品ですからね。
現代の
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天国と地獄(1963年製作の映画)

4.4

★ これが映画ですよ。ね、権藤サン。

圧巻でした。
凡百の作品とは厚みが、太さが、深みが違います。この手触りは邦画というよりも洋画。なるほど。これが“世界のクロサワ”なのですね。

正直なところ、最
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ぼくたちと駐在さんの700日戦争(2008年製作の映画)

3.8

♪ revolution ノートに書き留めた言葉…

いやぁ。くだらねえッス。
フリースタイル具合にマジくだらねえッス。
だけど、これよくない?よくないこれ?何も考えずに楽しむってこの作品のことじゃな
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フォーガットン(2004年製作の映画)

2.5

★ あっち系?そっち系!どっち系?

何故、人は同じ過ちを繰り返すのでしょうか。
“予告編で煽り過ぎた作品に裏切られる”のは映画界において“太陽は東から昇り西に沈む”と同義。『シックス・センス』以来、
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ゴーストワールド(2001年製作の映画)

3.9

★ 空は青く突き抜けても、心は曇天模様

そうなんですよ。
人間は生まれる場所を選ぶことが出来ないんですよ。だから、生まれた場所に縛られる若い頃は、違和感ばかりでも不思議じゃないんですよ。

それに経
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ミッション:インポッシブル(1996年製作の映画)

4.3

★ 
  ↑炙り出しになっています。
  自己責任において色々と試してください。

「あけましておめでとうございます」

そんな言葉が飛び交う日に相応しい映画…であるかはさて置き、正月のめでたい気分を
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未来は今(1994年製作の映画)

3.8

★ さようなら2018年、
  こんにちは2019年

太陽の周りをぐるり。
それが“1年”という単位。
その間に人間は泣いたり笑ったり怒ったり。
それでも地球は同じ場所に戻ってきます。

そう。時間
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我等の生涯の最良の年(1946年製作の映画)

4.0

★ 非日常から日常への帰還(或いは幻想へ)

170分強という長い上映時間。
直訳のままで堅苦しいタイトル。
そして、白黒映画…ということで敷居が高く。
『ローマの休日』を仕上げたウィリアム・ワイラー
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ぼくの名前はズッキーニ(2016年製作の映画)

3.7

★ 壁の落書きに込められた想い

児童養護施設に預けられた子供たちの物語。
…なのですが、うわぁ。
この作品、観客を信用していますよ。
「あなたの心に届くのは間違いない」と作品全体で言っていますよ。
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のみとり侍(2018年製作の映画)

3.7

★ 蚤取り屋 はじめました。

「イエス!高須クリニック」
で有名な高須克弥院長(以下、かっちゃん)がオススメしていたので気になっていた作品。しかも「万引き家族よりも面白いよ」なんてコメントもありまし
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キューブ■RED(2007年製作の映画)

2.5

★ 赤い部屋に閉じ込められた4人。
  謎を解かなければ死が迫ってくる。
  制限時間は1分―。
  はたして彼らは脱出できるのか?
 
これは…なかなか…微妙な作品でした。
邦題からして『CUBE』
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ジュラシック・ワールド 炎の王国(2018年製作の映画)

2.4

♪ ある人は言う 君は滅びたのだと
  ある人は言う 根拠もなく生きてると

前作が偉大なる初代の魂を引継いだのならば。
今回は二作目『ロストワールド』と同じ轍を踏んだ…と感じた作品でした。

単刀直
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コードネーム U.N.C.L.E.(2014年製作の映画)

4.3

♪ 屋根なんかない どこまでも空

おもちろい!おもちろいですよ!
確実に“少年マンガ大好き層”を狙い撃ちした人物造形、脚本、演出…さすがはガイ・リッチー監督。最高に素敵な作品を仕上げてくれました。
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ラブ・アクチュアリー(2003年製作の映画)

4.5

★ 先着5名様限定。ラブ入荷しました。

いやぁ。最高の物語でしたね。
止め処なく溢れる“やさしい気持ち”。
それは寒々しい都会の風すらも心地良くしてしまう魔法。うん。「甘ちゃん野郎」と言われようとも
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3人のゴースト(1988年製作の映画)

2.5

♪ クリスマスキャロルが流れる頃には
  君と僕の答えもきっと出ているだろう

クリスマスが題材の映画ですからね。
正直なところ、あまり悪いことは書きたくないのですが…考えれば考えるほど良い部分が消え
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東京ゴッドファーザーズ(2003年製作の映画)

4.0

★ 奇縁、宿縁、腐れ縁
  縁(えにし)が繋がる奇跡の物語

年の瀬の雰囲気を感じる作品でした。
多忙だし、寒風が身に沁みるし、どこに出掛けても人が多いし。そんなワチャワチャした空気感をアニメで再現し
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あなたが寝てる間に…(1995年製作の映画)

3.8

♪ どんなときも どんなときも
  迷い探し続ける日々が 答えになること
  僕は知ってるから

これぞラブコメ映画の“THE 王道”。
久方ぶりの鑑賞でしたが、相変わらずキュンキュンしました。

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不思議惑星キン・ザ・ザ(1986年製作の映画)

4.1

★ クーに入ってはクーに従え

西暦1986年。
ベルリンの壁は崩壊し、ソ連邦も解体される…そんな激動の波が訪れるよりも前に本作は生み出されました。それゆえに政治的に濃厚な物語…ではなく。全体的に“ゆ
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ジュラシック・ワールド(2015年製作の映画)

4.0

★ これが終われば もうさよならだね
  運命は僕たちを引き離していく…

とても素晴らしい作品でした。
第一作目『ジュラシック・パーク』を現在の技術で作るとこうなる…という物語ですからね。シリーズを
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デス・レース2000年(1975年製作の映画)

2.5

★ チキチキマシン猛レース(デストロイ版)

あくしゅみ【悪趣味】(名・形動)
① 品のよくない趣味。「 -な服装」
②人のいやがることをわざとやって喜ぶような性格や態度。また、そのさま。

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ゲティ家の身代金(2017年製作の映画)

3.2

★ しあわせって何だっけ?
  面白い映画って何だっけ?

実際に起きた誘拐事件を元にした作品。
しかも、仕上げたのはリドリー・スコット監督。ということで期待値高目で臨みましたが…。

正直なところ、
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