Deさんの映画レビュー・感想・評価

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82年生まれ、キム・ジヨン(2019年製作の映画)

4.7

原作を読んでから見た。
韓国では30年程前までは一家に男子を多く残すために胎児が女の子とわかった時点で中絶する、というのはめずらしくないことだったらしく、82年生まれのキムジヨンはそんな時代に生まれた
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悪女/AKUJO(2017年製作の映画)

2.0

映像はかっこよかったがおっさんと少女の恋愛関係(”カッコ仮”だとしても)がどうしても無理だった

悪魔を見た(2010年製作の映画)

4.0

猟奇殺人と性犯罪を煮詰めてできた塊みたいなモンスターをチェ・ミンシクが演じている。今まで見た映像作品の中で1、2位を争うレベルの猟奇的で残酷な悪役。
何度も殺されそうになるのに全然死ななくてこわい。
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プロミシング・ヤング・ウーマン(2020年製作の映画)

5.0

将来を約束された有望な男性"プロミシングヤングマン"って罪を犯した若い男性の情状酌量を裁判で訴える時によく使われる常套句だそう。
プロミシングヤングマンが犯した”些細な”罪のせいで踏みにじられてた女達
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ミッドサマー(2019年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

薄ら笑みを浮かべていたあの優男に全て仕組まれてたと思うと他人なんか信用するもんじゃないなと思う。
姥捨山とか生贄系の狂った村の風習ばなしって日本人は割と馴染みがあるのでそこまで不気味に感じないのかも。
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ディヴァイン・フューリー/使者(2019年製作の映画)

2.5

プリーストみたいなド陰気な感じを想像していたがスタイリッシュというかなんか不思議な映画だった…

悪役のウドファンと気弱なチェウシクはハマり役だった。

さまよう刃(2014年製作の映画)

5.0

父親の心情を思うと怒りで頭が痛くなる程に感情移入してしまった。父親からクズ学生に至るまで全員演技が上手すぎる…
性暴力シーンが見るのが辛いレベルで生々しいので要注意。
現実はあまりにも不条理だ。刑事の
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神と共に 第一章:罪と罰(2018年製作の映画)

3.5

EXOのディオが演技上手でびっくりした。(そしてやっぱり7号室はなんだったのという気持ちでいっぱい)
ハ・ジョンウとジフニ以外にもマブリーやらイ・ジョンジェやら凄い豪華キャスティング。
私は序盤の怠惰
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トガニ 幼き瞳の告発(2011年製作の映画)

5.0

実際に韓国で起きた事件がベースになっているそう。クソ共への怒りで脳の血管がブチ切れそうになるし心がめちゃくちゃになってしまう映画。でも絶対に一度は観るべき作品だと思う。
この映画の公開によって事件が再
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エクストリーム・ジョブ(2018年製作の映画)

4.0

くだらなさが絶妙。シンハギュンの麻薬王良かった。本当にこういうキモかっこいい役が似合う。
コンミョン演じる若い警官の「何も覚えてない!!」というセリフが中々リアルで笑った

7号室(2017年製作の映画)

2.0

いや、ちょっとブラックジョークが過ぎるのでは...

ヤクザと家族 The Family(2021年製作の映画)

4.0

尾野真千子さんの存在感最高だった。
社会からヤクザを締め出す=その家族まで自動的に締め出されてしまうのは酷すぎるのではと思ってしまった。孤立させた先に彼らが行き着くところは結局反社だと思うので…

ビューティー・インサイド(2015年製作の映画)

3.0

人は見た目じゃないというメッセージの映画だと思うのですが、ハン・ヒョジュのあまりの美しさに何回も一時停止したり巻き戻してしまった。だって超可愛いんだもん

藁にもすがる獣たち(2018年製作の映画)

5.0

やっぱり人間って間抜けで欲まみれのクソみたいな生き物。やめたいけどやめられない、臭いけど嗅ぎたくなっちゃう何か、みたいなとこある。
チョン・ウソンのやさぐれ具合もチョン・ドヨンのすぐ殺しちゃう毒婦っぷ
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1987、ある闘いの真実(2017年製作の映画)

5.0

韓国映画を見漁るきっかけになった作品。

過去の政治批判の内容でここまでの国民的オールスターキャストが揃うのがただひたすらすごいなぁと感心してしまう。

監督のインタビューを読んで心に残った言葉がある
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新感染半島 ファイナル・ステージ(2020年製作の映画)

4.5

男だけの社会はゾンビよりもクソということをわかりやすく可視化してくれてた。こういう分かり易さはすごい好き。
ロングヘアーのドンウォンが色気500倍増し。本当にありがとうございます。

王宮の夜鬼(2018年製作の映画)

3.5

朝鮮時代のいにしえのゾンビ設定、絶対にあり得ないのに違和感なくすんなり飲み込めてしまうのが面白すぎるんだよな

KCIA 南山の部長たち(2018年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

キム部長が大統領殺害を心に決めてからの緊張感とテンパり具合の演技が凄い。
血溜まりで滑って転ぶところなんて拍手したいくらい。演技なのかハプニングかわからないが凄かった。

多くを語らず表情だけで全てを
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君の誕生日(2018年製作の映画)

5.0

あの事故のことを思うだけでも胸が押しつぶされるように苦しくなる。
色々な人がいる。事故で亡くなった人、遺族、友達、隣人、亡くなった友達に助けられ生き残った人。それぞれ葛藤しながらその後を生きている
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プリースト 悪魔を葬る者(2015年製作の映画)

3.5

陰気の描出力が突き抜けている。
薄暗くて臭くて汚い水溜まりの道を素足で歩かされるようないやな感じ。
カンドンウォンは司祭服が世界一似合うのでこの映画の唯一の清涼感だった

それにしても、悪魔に取り憑か
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華麗なるリベンジ(2015年製作の映画)

4.0

裁判のシーンのファン・ジョンミンはかっこよすぎて痺れたし、ドンウォンは囚人服もチャラいスーツも似合いすぎてなんでもオシャレに見えちゃう人。

ナイトクローラー(2014年製作の映画)

4.0

承認欲求とか自己顕示欲は行き過ぎたらもう人ではなくなると思った。

パラサイト 半地下の家族(2019年製作の映画)

5.0

人間の残酷さとか汚さとか狡さとか間抜けさを気持ち良いまでさらけだしていた
何気ない一言の中に他人への蔑みや悪意が満ちていて、それが相手をグサグサと傷つけている。

そして結局あの石とパクソジュンは一体
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タクシー運転⼿ 〜約束は海を越えて〜(2017年製作の映画)

5.0

この作品を見てから、無知なまま他国の文化の上澄みだけを美味しくいたいだくようなことはしてはならないのだと肝に銘じるようになった

この光州事件に関しては当時の政府が隠蔽していた為にまだ明らかになってな
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ミッドナイト・ランナー(2017年製作の映画)

3.5

主演2人の目の保養も笑いもありつつ、エグい所はとことん血生臭く胸糞悪い。

新聞記者(2019年製作の映画)

4.0

最後の後味の悪さが現実の全てを物語っているようでもあった。
あのレイプ事件やモリカケ問題を連想させられる序盤の展開の生々しさは良かった。そうそうこういう邦画が観たかったんだよー!!と思ってるうちにまさ
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新しき世界(2013年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

傑作。
ケセッキャ連発のただのバイオレンス映画だと思っていたら、、めちゃくちゃ泣かされた
警察とヤクザの板挟みで病みまくっているイ・ジョンジェ(煙草の吸い方最高。とにかく目の演技がとんでもないしチャン
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