kさんの映画レビュー・感想・評価 - 8ページ目

アナと雪の女王(2013年製作の映画)

4.2

両親と観に行った思い出。
母親は映画かなり寝ちゃうんだけど、これは寝なかったしおもしろかったって言ってて娘は嬉しいです。笑

ターミネーター ニュー・フェイト(2019年製作の映画)

5.0

映画館に何年も行ってなかった父と、たまたま休みが被った兄と。

良い思い出になったので5点です…笑

めちゃくちゃフェミニズム盛り込みますやん、とさすがにテンション上がった。

みんなかっこよかった。
>>続きを読む

ラフィキ:ふたりの夢(2018年製作の映画)

5.0

恋をすると相手の息使いが、鮮明に聞こえてくる。
その音を抱きしめるように、キスをするんだ。
あなたとだけ、セックスがしたいんだよ。


ケニアの中心地は、過ごしやすい気候で住みやすく、アフリカの中でも
>>続きを読む

ひとよ(2019年製作の映画)

4.3

白石監督作品は映画館で観なくっちゃ!
と気合を入れて鑑賞。

松岡茉優、あんたが大将!(?)

ふざけてごめんなさいね、ただ、最高を更新し続けてくれてありがとう茉優…俺たちの未来・松岡茉優…。

親子
>>続きを読む

ガリーボーイ(2018年製作の映画)

5.0

ボリウッドの熱いハート最前線!みたいな雰囲気ほんと好き…。自分の純粋さを全力で肯定できて、幸せな気持ちになる。
映画館を後にする時は、
守らなきゃ、この熱いハートを。(胸元をトントン叩く)
って感じで
>>続きを読む

真実(2019年製作の映画)

5.0

あんなに爽やかな明るい気持ちで映画館を後にするとは…。
キュッと切ない、でもギューッと嬉しい。

世界で1番ヒョウ柄のコートが似合うと言い切って間違いないカトリーヌ・ドヌーヴでさえ、是枝監督の手にかか
>>続きを読む

パリ、夜は眠らない。(1990年製作の映画)

5.0

ル・ポールのドラァグレースの熱狂的ファンと自称しておきながらずっと観てなかった。

ドキュメンタリーか疑うくらい出てくる人みんな伝説的な存在。実際、伝説になってるけど。
ボールがゲイコミュニティにとっ
>>続きを読む

ドリームガールズ(2006年製作の映画)

4.0

懐かしっっっ!
中学生ぐらいの時に奈良で観た…。ビヨンセをビヨンセと知らずに観てました。

ビル・カニンガム&ニューヨーク(2010年製作の映画)

4.2

人生で初めての海外、初めてのニューヨーク目前に観た思い出。
目に映る全て、かっこよかった。

彼のようにニューヨークを豊かに楽しむのは、わたしにはまだ100年早いって気持ちだ!

ニューヨーク、また行
>>続きを読む

ジョーカー(2019年製作の映画)

5.0

本当の悪は笑顔の中にある?
誰のことを言っている?

初日に鑑賞して、その夜は悪夢を見たし、しばらく気がつけばアーサー/ジョーカーのことを考えていた。
もちろんこれからも思い出すことになる。私にとって
>>続きを読む

おしえて!ドクター・ルース(2019年製作の映画)

5.0

"おばあちゃんはフェミニストだよ!"
"違うよ、でも孫を愛してる。"

"弱い立場の人たちを他人事だと思えないの"
"どんな人にも敬意を持って接するべきよ"

人生そのものがフェミニズム、ドクター・ル
>>続きを読む

スパイダーマン:スパイダーバース(2018年製作の映画)

4.5

運命を受け入れろ、珍しくキャッチコピーがめっちゃかっこいいやん…!といきなり上から目線でごめんなさい。笑

あらすじとか全くチェックせずに鑑賞。
こーれーは、映画館で観なければならなかった😂

お父さ
>>続きを読む

アンソニーのハッピー・モーテル(1996年製作の映画)

3.8

京都みなみ会館のルーキー映画祭にて。
みんな全然かっこよくないのがほんと良い。

ヴァイオレット・エヴァーガーデン 外伝 - 永遠と自動手記人形 -(2019年製作の映画)

5.0

好きすぎる…。
シアター内のみんなで泣いた感覚よね…。

初めて夢中になったアニメ、映画館で新しい物語を観れる喜び。
多くを語らず、いつも深い感動を与えてくれる。
この作品の世界を愛するひとりひとりに
>>続きを読む

ロケットマン(2019年製作の映画)

5.0

その音楽で感情が踊る。
世界に魔法をかけるスターでも、孤独との戦いに苦しむ姿は、私と重なる。
初めて鍵盤に触れたときのように…エルトン・ジョン、あなたを感じることが出来ました。

何度も何度も、鏡に映
>>続きを読む

HOT SUMMER NIGHTS ホット・サマー・ナイツ(2017年製作の映画)

3.7

大阪最終日にすべりこみ!

パンフレットは観る前に買ってて良かったー。観た後だったら、買ってなかったパターンだから…。

ティモ(今回のチームではそう呼ばれていたらしいので私もそう呼ぶ)が、全員が20
>>続きを読む

永遠に僕のもの(2018年製作の映画)

5.0

絶対に人を傷つけている、人生を狂わせているから、彼を肯定するわけにはいかない。

でも観てる間は、倫理観がトぶ。

"こんなこと普通の人がすると思う?"
"…思うよ。"

母親とのこの会話。感じられな
>>続きを読む

トム・オブ・フィンランド(2017年製作の映画)

5.0

人を殺めた手で、人を生かす。
消えない罪を消しゴムで消すことはせず、希望に満ちた理想を描き続けた彼自身の人生にフォーカスした、宝物のような映画。

冒頭、氷の上を男たちが走り回るシーンから始まる。
>>続きを読む

工作 黒金星と呼ばれた男(2018年製作の映画)

5.0

私には難しい部分もあった、のに、迷いなく満点、満点、満点ーーーーーー!!!

いつもウニャウニャと感想を言うけど、今回は純粋にこれを1番言いたい。

すごかった!!!!!!!!!

作品としての違和感
>>続きを読む

トイ・ストーリー4(2019年製作の映画)

4.2

毎日毎日、感想が変わる。
今回は前作よりも何故か、1作目を観ている自分を思い出してた。

考えれば考えるほど、感想が変わる。
明日にはまた、変わってる。

心の中が忙しくなる。
とりあえず記録しちゃお
>>続きを読む

新聞記者(2019年製作の映画)

4.0

こういった現代の政治に切り込んだ作品がフィクションでなく、ノンフィクションでできたらどんなに良いか。まだまだ圧力を感じた。
ファンタジーなら、結論を出して欲しかった。悪を潰して欲しい。
何を、誰を、信
>>続きを読む

幸福なラザロ(2018年製作の映画)

4.0

久しぶりにこんなにも自分の感想が書けない作品に出会ってしまった。

純粋であればあるほど疑われるかなしさ…。

やぁ〜、どえらいもん観てしまいましたわな。

ラザロの沈黙はほんまにただの沈黙なんやけど
>>続きを読む

長いお別れ(2019年製作の映画)

4.3

※パンフレットめっちゃこだわってるので観た人みんなに買って欲しい!
表紙もカラフルな傘を描いてて、グッとくる。

「そう、くるまるなよ。」

くるまるなって、どういう意味なのよ。
でも、その通りだね。
>>続きを読む

ベン・イズ・バック(2018年製作の映画)

3.8

ルーカス・ヘッジズというだけで観た。

疲れたなぁ。話自体も疲れるし、観客にそうさせる演出がたくさん。
グラグラ揺れるスクリーン。ガソリンのにおいを感じられそうなほど、荒い運転。
歯をくいしばる母親。
>>続きを読む

ある少年の告白(2018年製作の映画)

5.0

この作品を見て、LGBTQ+をテーマにZINEを作ったことが私の人生になくてはならないプロセスだったと再認識した。

"ある少年の告白"が日本でも高く評価され、アメリカの同性愛矯正施設が広く認知された
>>続きを読む

南瓜とマヨネーズ(2017年製作の映画)

4.2

"そんな人どこにいんの"

せいいちみたいな人に出会ってしまったら、もう、"普通に"働いてる人と"普通の"人生を送ることなんて見えなくなるんじゃないかなぁ。

あの声に全部が詰まってたな。

いつライ
>>続きを読む

愛がなんだ(2018年製作の映画)

4.0

"愛ってなんなんでしょうね。"

土鍋(深鍋)2人用。熱々の焼き芋はんぶんこ。
仕事サボって動物園。
33歳になったら仕事辞めてゾウの飼育員になる。

共感できないことに安心する2時間。
身に覚えがあ
>>続きを読む

グリーンブック(2018年製作の映画)

5.0

この映画に対する気持ちが熱すぎて、新しい言葉を生み出したい。それを静かに待ってる。
ただもうほんまに2人の物語を映画にしてくれて感謝しかない。

先月2回観て、一緒に観た人とこの作品についてパンフレッ
>>続きを読む

ビューティフル・ボーイ(2018年製作の映画)

5.0

ずっと私のお父さんのことを思ってた。

幼い頃にたくさん伝えてくれた愛情は、今も変わらない?
お父さん
今、何を考えてる?
お父さん
疑ってばかりいてごめんね。

当たり前すぎて気づかなかったけど、お
>>続きを読む

ブラック・クランズマン(2018年製作の映画)

5.0

私的、上半期トップ3は確実でっす!!
アカデミーでもっと賞とっても良かったんじゃないか🤔てかカンヌでこの作品よりも評価されたことになる万引き家族がほんまにすごいなー。いやすごいねんけどな。
アメリカの
>>続きを読む

ビール・ストリートの恋人たち(2018年製作の映画)

5.0

バリー・ジェンキンスは、恋の視線を描き出すのが本当にうまい。

そしてやはりこの人の作品は映画館で観なければならない。
物語に全てを込めている。
目が離せない。見逃してしまいたくない。
目を細めてしま
>>続きを読む

女王陛下のお気に入り(2018年製作の映画)

5.0

fuck! fuck! fuck! fuck! fuck!!!

変態がつくりあげた歴史モノ。めっっっっちゃキモイ!←褒めてる
ヨルゴス監督狂ってる!大好きだチクショー!!!!
有料の町山さんの解説も
>>続きを読む

サタデーナイト・チャーチ 夢を歌う場所(2017年製作の映画)

3.4

もう本当に思うことがいっぱいあるんだけど…監督の長編デビュー作でLGBTQで海外(日本でも)で上映されるって、すごい。

監督は多様性を描きたかったし結果的に描けたとのことで、その気持ちには賛同するの
>>続きを読む

バジュランギおじさんと、小さな迷子(2015年製作の映画)

4.8

入国の理由はただひとつ 愛でした


たぁーーーー世界は広いなーーーーーーあ!!!!
何もかもがわかりやすい!けどそれがいい!!!!自分の小ささを改めて思い知って、でも本当に清々しい気持ち。
広い砂漠
>>続きを読む

シシリアン・ゴースト・ストーリー(2017年製作の映画)

5.0

こんな苦しみ、全然出会えない。
少し吐き気がしてしまうほどだった。
あまりにも救いのない結末と、少女たちの笑顔、寄せては返す波。
もう私は完全にキャパオーバーで。

"彼は私の全てなの。
寝る前には涙
>>続きを読む

A GHOST STORY ア・ゴースト・ストーリー(2017年製作の映画)

4.8

逃しに逃した末、塚口サンサン劇場にて。
諦めようかと思ってたけど、本作を観た兄が
家の静かさと映画館の広い空間で感じる静かさは別物やろ
みたいな意図のことを言うてきたので…。

結果、諦めなくて良かっ
>>続きを読む