こうたろうさんの映画レビュー・感想・評価

こうたろう

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ドロステのはてで僕ら(2019年製作の映画)

3.6

サマータイムマシンブルースのヨーロッパ企画らしい日常とSFの塩梅が良いです。身の回りの機材だけでも面白い映画は撮れるんだな。

シン・ウルトラマン(2022年製作の映画)

3.5

総合的には面白かった。なんやかんやでウルトラマンファン向けの作品ですね。
欠点は女性キャラに対して時代錯誤感ある描写がとてもノイズ。特撮とかオタク向けの作品ほど主要スタッフにもっと女性入れた方が良いの
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大怪獣のあとしまつ(2022年製作の映画)

2.5

怪獣の造形や防衛隊のガジェットは良く出来てる(ホンダNM4のカスタムは本当にカッコいい)し、執拗に挟まれる会話のギャグも過去の三木聡作品を見てれば驚くことではない。今回は滑り散らかしてるが。
誤算だっ
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あのこは貴族(2021年製作の映画)

4.2

カメラの視点やファッション、登場人物の動作でさりげなく上流階級と庶民の差を描く演出力が凄い。都内の上流階級も地元住みの人間も閉鎖的な社会で生きる呪縛は共通してるというセリフはハッとさせられた。決して富>>続きを読む

フレンチ・ディスパッチ ザ・リバティ、カンザス・イヴニング・サン別冊(2021年製作の映画)

4.2

ウェス監督の作家性溢れる細部まで豊かな画を観てるだけで大満足。異国から来た人がその社会で生きていく人間の心情がテーマかな思った。登場人物皆んな良いのですが、画家の話のシモーヌが最高に好き。

さがす(2022年製作の映画)

3.4

犯行手段の迂闊さや警察があまりにも仕事してない点とか脚本の粗はあるものの「岬の兄妹」という狂気な作品を自主映画として世間にブチかました後の商業1作目として期待値以上の出来だと思いました。あと娘役の伊東>>続きを読む

ドライブ・マイ・カー(2021年製作の映画)

4.0

最近では珍しく喫煙シーンの多い映画。タバコを吸うシーンはそれだけで絵になるよね。

すばらしき世界(2021年製作の映画)

3.7

役所広司ってやはり凄いなーと噛み締めながら見てました。

パーム・スプリングス(2020年製作の映画)

3.8

 もう擦られた過ぎて新しいアイデアあるの?でお馴染みのタイムループ系コメディ映画だけど、これは解決手段が意外過ぎて笑った。
 特記すべきはループする事象に登場人物がスグに適応するので、ストレス無くサク
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RUN/ラン(2020年製作の映画)

3.5

下半身麻痺&喘息&糖尿病等々の持病を持った主人公がDIYスキルと根性で母親から逃げるシーンは面白い。母親の背景をあまり深掘りせずに約90分にまとめたのはスリラー映画として正解だと思う。

ラストナイト・イン・ソーホー(2021年製作の映画)

3.4

アニャテイラージョイの浮世離れした雰囲気はホラーとの相性が抜群です。
プロミシンヤングウーマンにも通じる話のテーマが面白かったし、鏡の演出が素晴らしい。

マトリックス レザレクションズ(2021年製作の映画)

3.6

トリニティとネオがドゥカティで2ケツしながら「俺達もう終わっちゃったのかな?」「バカヤロー、まだ始まっちゃいねぇよ」と仮想現実の街を駆け抜けるシーンは最高でしたね。

ドント・ルック・アップ(2021年製作の映画)

3.7

皮肉たっぷり現実的なアルマゲドン。どのキャストも良かったけど、チンピラ役のティモシー・シャラメがどハマりしてて良かった。

ミックステープ 伝えられずにいたこと(2021年製作の映画)

3.0

The良い話。車椅子の子がいじめする側っていう設定はなかなか新鮮。お婆ちゃん役が見た目若くて終盤までずっと叔母さんだと思ってたわ。

べイビーわるきゅーれ(2021年製作の映画)

4.2

 ずっと気になっててようやく観賞。
 殺し屋2人のオフビートなノリ良いし世界観面白いしアクション凄いし最高!ずっと2人のゆるふわな日常を見てたいのでNetflixで連ドラ化を激しく希望。

よこがお(2019年製作の映画)

4.0

こういうの好き。さりげなく時系列を対比として使う脚本が面白いし、何より筒井真理子と市川美日子の静かな狂気。楽しげな雰囲気から急に不穏な表情見せる落差が良いです。

まともじゃないのは君も一緒(2020年製作の映画)

3.5

期待値以上に面白かった。成田凌はイケメンが滲み出ててズルい。小泉孝太郎は胡散臭さが絶妙でピッタリ。

MONOS 猿と呼ばれし者たち(2019年製作の映画)

3.2

ゲリラの子供達が段々と野生化していく様が良かった。静かな映画と思いきや後半のアクションシーンが凄い。どうやって撮ってるんだろ。

マリグナント 狂暴な悪夢(2021年製作の映画)

3.0

主演の女優さんのルックスが年齢不詳過ぎて無駄にストーリーが難解に…
後半からの展開に笑いそうになったが劇場は静まり返ってたので我慢。

蒲田行進曲(1982年製作の映画)

3.6

映画作りがテーマの映画って何でこんなに面白いんだろう。

街の上で(2019年製作の映画)

4.2

 若葉竜也のあの雰囲気がたまんないし、周囲の女の子たちが今泉監督らしいツボを突いた魅力が溢れて好きだ。誰かと取り留めのない無駄話が無性にしたくなる。

DUNE/デューン 砂の惑星(2020年製作の映画)

3.3

一切冗談も言い合わないような超生真面目な家庭でポールはよくダークサイドに落ちずに良い子に育ったな。反抗期とか無かったのか心配。

岬の兄妹(2018年製作の映画)

4.2

兄妹の繋がりは絆なのか呪縛なのか。悲しいというか、身体にハンデを背負って更に生きるのに不器用で悪い方の道を選択してしまう2人をただ見届けるしかできない虚しさを感じた。

空白(2021年製作の映画)

4.0

 物語の本筋ではないが、もう出来るだけ車は運転したくないと真底思いました。
 怒れる古田新太もコンディション悪い松坂桃李の演技も良いんですが、寺島しのぶ演じる役のあの感じが堪んないですね。
 ヒメアノ
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由宇子の天秤(2020年製作の映画)

4.8

 上手く言語化出来ないが、文句無しに凄い映画であることは言える。そして観客へ突きつける心の揺さぶりは副作用として残り続けるんだろうな。
 報道カメラ、防犯カメラ、ドラレコ、スマホと巷にカメラは溢れ、撮
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アナザーラウンド(2020年製作の映画)

4.0

 いい歳したおっさんが酒飲んでキャッキャしてるだけで面白いもの。自分が酒飲んでる時もシラフと変わらないつもりでも客観的に見たら滑稽なんだろうな。
 高校の卒業パーティーは超楽しそう。16歳から自由に酒
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オールド(2021年製作の映画)

3.0

 予告でC級映画臭がプンプンしようがシャマラン作品を観るのは国民の義務なので割引無しの1900円を握りしめて映画館へ。
 病人や老人に対する決して口には出せないけど感じる気持ち悪さや不気味さは今までの
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仁義なき戦い 完結篇(1974年製作の映画)

3.8

戦争というかどこまで行っても内ゲバなんですけどね。世代交代し盛者必衰。やっぱ千葉真一が演じる大友勝利を見たかったなぁ。

仁義なき戦い 頂上作戦(1974年製作の映画)

3.8

副題の頂上作戦とは威勢がいいが、実際は権力に縋り付く上層部に対する求心力低下と世論の変化よる組織の崩壊。回を重ねる事に山守組長がゲス可愛さが増して良いですね。広能は早よ転職しなはれ。

仁義なき戦い 代理戦争(1973年製作の映画)

3.8

自己保身しか考えない上司と無能な部下達に挟まれた中間管理職の悲哀。

仁義なき戦い 広島死闘篇(1973年製作の映画)

4.2

文字通り仁義無く組織に縛られず暴れ回る千葉真一と純粋さから組織に利用され続ける北大路欣也、2人の対比が良いですね。

孤狼の血(2018年製作の映画)

3.7

松坂桃李はホンマに凄い役者じゃのぉー。日本一じゃあ。

仁義なき戦い(1973年製作の映画)

4.2

 任侠映画をちゃんと見ようという衝動に駆られ、原点であるこの作品から。
 全員怒りの沸点が低くて最高です。結局、ヤクザ映画は男社会のビジネスドラマなんだと気づいた。ソリューションは暴力ですが。

座頭市物語(1962年製作の映画)

5.0

画面も音楽も役者達の演技も全てが極まっていて最高としか言えない。勝新がカッコ良すぎ。

ザ・スーサイド・スクワッド "極"悪党、集結(2021年製作の映画)

4.0

 映画冒頭の敵地上陸作戦からあまりにも酷すぎて(良い意味で)呆然と画面を見つめてました。このシーンでこの映画がハマるかハマらないか分かれるんだろうな。
 話はコメディ調なのに敵味方関係なくあまりにも簡
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ハーレイ・クインの華麗なる覚醒 BIRDS OF PREY(2020年製作の映画)

3.0

ハーレイ・クインが博士号持ってるのに周りから見た目だけでバカなbitchと思われるの気にしてるとこ好き。

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