さとうの人さんの映画レビュー・感想・評価

さとうの人

さとうの人

基本褒めます。こまかくあらく
ベストムービーは今年初めて観た映画

ダンケルク(2017年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

ダンケルクの戦いにおける陸の1週間、海の1日、空の1時間を描いた話。

まずこの構成が面白い。3本の糸がゆっくり絡まり、やがて1本の紐になるようなストーリーの運びが個人的に好き。

他の人のレビューを
>>続きを読む

新感染 ファイナル・エクスプレス(2016年製作の映画)

4.5

釜山へ向かう列車を軸にゾンビから逃げ戦う話。

韓国映画を全く観てないものだから、ゴテゴテの恋愛モノのイメージしか無かったけど、これで見事に覆された。なんだこの完璧な映画は

ストーリーの展開、キャラ
>>続きを読む

ティム・バートンのコープスブライド(2005年製作の映画)

3.4

青年がうっかり花嫁の死体と結婚する話。

コマ撮り、暗め、ミュージカル。『ナイトメア・ビフォア・クリスマス』の世界の延長線上にあるようなイメージ。

ティム・バートンの闇を主体に人間模様を面白いく描く
>>続きを読む

ロリータ(1961年製作の映画)

4.0

おじさんが借家の娘に恋をする話。

スタンリー・キューブリックなんだけど、変過ぎず、でも所々に毒を含んだ笑いがあったり。

家の中のセット。壁が抜けてるから人物の移動も自然になる。もうこの動きだけでも
>>続きを読む

ベイビー・ドライバー(2017年製作の映画)

5.0

音楽と車が超ノリノリ過ぎて頭がおかしくなる映画。

ええ、ええ、もう最高ですよ。特に音楽とのシンクロ感が心地よい。

主人公ベイビーが音楽にノるさまが見ててニヤニヤするし、悪者たちの性格のクセもまた嫌
>>続きを読む

燃えよドラゴン(1973年製作の映画)

4.4

ブルース・リーがひたすらカッコイイ話

戦闘中の主観、鏡の間、英語が飛び交う少林寺など映像や設定が面白いものばかり。

恥ずかしながら初ブルース・リーだけれども、ひょうひょうとしたかっこよさがとても良
>>続きを読む

ぼくたちと駐在さんの700日戦争(2008年製作の映画)

3.3

男子高校生と駐在さんのイタズラ戦争

構成がバカバカしいんだけど、この脚本、時代背景だからこそ生きてしまう。

町のマスコット、カラ十郎のアイデアは嫌いじゃない

最後に一つ言うとしたら、賀来賢人いた
>>続きを読む

スウィーニー・トッド フリート街の悪魔の理髪師(2007年製作の映画)

3.8

理髪師の復讐譚

主張をやめない黒、不気味な程に白い肌。そのコントラストがおぞましいこと

元が舞台だからかな? ひとつひとつの場所でのやりとりが濃厚で見ごたえがあるから面白い。

花芯(2016年製作の映画)

4.3

不義密通を耽美に描いた話

雰囲気、アコーディオンのジムノペディが最高に良くて痺れる。

日常生活からもそこに潜む女の色気を描いていて、観た後に主人公の含み笑いが聞こえるような。それくらい近い距離感だ
>>続きを読む

月世界旅行(1902年製作の映画)

4.0

学者たちが月に向かう話。
着色&活弁バージョンを鑑賞。

学者達のコートなどポップでカラフルな色彩が可愛い。

映画の魔術師メリエスの特撮。主に映像のクロスフェードを使ったものなどだが、原始的ながらも
>>続きを読む

ワンダーウーマン(2017年製作の映画)

4.1

超人的な戦闘力をもつ美女のはなし

ガルガドット麗しい。アクション麗しい。全てが麗しい。

ある意味予想外のラスト。しかし、それで良かったのかもしれない。

龍三と七人の子分たち(2015年製作の映画)

3.9

元ヤクザのおじいちゃんたちの活劇

テンポもボケも子気味いいかつ毒々しい。憎めないバカがたくさん出てくる映画

銀魂(2017年製作の映画)

2.5

パラレルワールドの江戸で銀髪の侍が戦うはなし

笑えるところは笑えるけど、シリアスシーンになると見てて恥ずかしくなるような中途半端な雰囲気。

役者も全体的なビジュアルもいいけど、総合的にみると上映前
>>続きを読む

メッセージ(2016年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

未知なるものと意思疎通してゆく話。

アカデミーで音響賞をとったので鑑賞。

いやもうなんでしょうかこの低音。
なんでしょうかヘプタボットの声。
精密に作られた音たちがまず凄い。言葉に表せられないのが
>>続きを読む

無常(1970年製作の映画)

4.1

姉弟の近親相姦と弟の仏教観の話。

直線的なカメラの動き、極端な人物配置など画からして不思議。初めて実相寺作品を観るけど、これが実相寺ワールドなのかしら

仏になりたいから仏像を彫る、死んだら無など、
>>続きを読む

ゴンドラ(1987年製作の映画)

4.7

少女と青年による心のロードムービー
デジタルリマスター版で鑑賞。35mmの美しさをより一層引き立てていて好き。

最初のシーンから圧倒。高層ビルのてっぺんから降りる窓拭き用のゴンドラ、窓を拭く青年。音
>>続きを読む

トモシビ 銚子電鉄6.4kmの軌跡(2016年製作の映画)

4.0

銚子電鉄と高校生たちのかけっこを軸に描かれる人と人とのつながりの話。

初めて観たのは3月29日の試写会。
ちゃんと公開されるものを観たのは7月1日。

ストーリーはスッキリ粗なく温かく描いているイメ
>>続きを読む

東京行進曲(1929年製作の映画)

4.0

色々とある恋の話
活弁は澤登翠さん。

尺が30分くらいなのか詰め詰めな雰囲気を感じた。溝口健二作品はゆったりとしたテンポ感が好きなのに〜

字幕がカタカナ混じりだったり、日記が字幕の仕事をしたり、洒
>>続きを読む

黒い雨(1989年製作の映画)

4.7

原爆の二次被害にあった娘と人々の話。

まず原爆投下直後のシーンが凄い。焼け焦げた遺体たち。どのカットにも映ってて、川と共に流れてて、目を背けたくなるようなエグさ。そこが今村昌平流のリアルかも。

>>続きを読む

TAP THE LAST SHOW(2017年製作の映画)

4.0

若きタップダンサーたちがショーを作り上げる話。

タップダンスのシーンも演技も良いけど、演出としての語りがまだまだ幼い印象。熱と雰囲気だけで通してるような印象。

メイキング・オブ・ドッグヴィル 〜告白〜/ドッグヴィルの告白(2003年製作の映画)

3.6

『ドッグヴィル』のメイキング

撮影中に置かれた箱の告白がメインかと思いきや、撮影の方がメイン。
監督と議論を交わす役者たちの熱がただただ良い

ドッグヴィル(2003年製作の映画)

5.0

ギャングから逃げてきた女が閉鎖されたコミュニティの闇に飲まれる話

壁が見えない町だから、町民の動きがとてもわかり、その結果町民の良さも悪さも手に取って口に入れてそしゃくしたかのようによくわかる。
>>続きを読む

学校(1993年製作の映画)

3.8

夜間中学校の生徒達の思い出を懐古する話

夜間中学。教育を充分に受けられなかった若者や老人、不登校の子、在日朝鮮人など様々な人間が通っている場所。生徒1人1人には職のことや家庭環境など問題を抱えていて
>>続きを読む

ブラック・スワン(2010年製作の映画)

4.4

バレエダンサーが黒鳥役に溺れる話

優等生な性格、母からのプレッシャー、ライバルへの恐怖、黒鳥という自分と真逆の役。主人公を揺るがす要素をこれでもかと敷いておき、映像とストーリーで巧みにまとめあげられ
>>続きを読む

転校生(1982年製作の映画)

4.3

ノスタルジックに描かれた男女の入れ替わりモノ

最初はモノクロ。男女が入れ替わり、女の子となった男の前に電車が通過するとどんどんカラーになってゆく。まずこの色の変化がとても興奮する。

小林聡美の演技
>>続きを読む

誰も知らない(2004年製作の映画)

4.3

育児放棄された子供たちと周りの大人達の話

ドキュメンタリーの様な距離感だから、子供たちが身近に感じて、大人達が遠くに感じる。

大人達は善意で子供たちを助けるけど、それはほんの少しだけの支援であって
>>続きを読む

股旅(1973年製作の映画)

3.8

旅するヤクザのような男達の話

渡世人と呼ばれる男達がその日の下宿先で挨拶をする場面から始まる。しっかりと形式にあった挨拶。渡世人を説明するナレーション。

雰囲気がほんの少し、NHKにありそうな動物
>>続きを読む

夜は短し歩けよ乙女(2017年製作の映画)

4.2

歩く女子大生と、恋する先輩のハイテンポラブストーリー

原作は読んだことがあるので、内容は何となく分かっていたが、その分、この映画のプニプニでギュルギュルでグヮングヮンに展開される世界観がとっても新鮮
>>続きを読む

チェンジ・アップ/オレはどっちで、アイツもどっち!?(2011年製作の映画)

3.8

だらしない俳優と充実した弁護士が小便で入れ替わる話。

入れ替わって、奮闘しつつ相手の生活に慣れて、でも自分が1番と思い元に戻るという王道入れ替わりモノ。

この映画は王道を軸に、柵に頭を打ち続ける赤
>>続きを読む

2001年宇宙の旅(1968年製作の映画)

4.0

宇宙開拓時代の神秘を纏った奇妙な話。

冒頭の猿のシーンから、宇宙や宇宙船のシーン。人の手で作られたものなのに、あたかも神が与えたようなリアリティに衝撃を受ける。

その後真面目な話が続き、宇宙飛行士
>>続きを読む

blue(2001年製作の映画)

4.0

女子高生同士の恋と成長の話。

青空や海などの広い景色、飾り気のない登場人物たち。「透明感」という言葉が最も似合う映画。

しみしみと描かれつつも、お酒を飲んだりタバコを吸ったり、やってる事は過激。廣
>>続きを読む

セッション(2014年製作の映画)

5.0

ドラマーを目指す青年の挫折と戦いの話

暗転。ゆっくりとしたスネアドラムの1打。それがどんどんテンポを速くして、始まるストーリー。
まずその始まり方が最高。これはドラマーの映画で、これから広がりゆく物
>>続きを読む

百円の恋(2014年製作の映画)

4.5

不器用だけどボクシングを始める女と不器用なクズたちの話。

とにかくみーんな不器用。人生が上手くいってないけど、その人たちなりに生きていて、各々の生き方が不器用すぎてイライラもすれば、クスリと笑えてし
>>続きを読む

マタンゴ(1963年製作の映画)

3.9

大人のエゴとキノコの映画

ゴジラ系のスタッフがいるので、パニック映画かと思いきや大違い。乗っていた船が難破して、島にたどり着いた男女のサバイバルムービー。

そこに色鮮やかに出てくるのがキノコの恐怖
>>続きを読む

美女と野獣(2017年製作の映画)

4.0

美女と野獣の恋と魔法の話

ドルビーアトモスで鑑賞

CGクオリティ、出てくる建物や道具のディテール、圧巻のミュージカルシーン。世界一高価で豪華な絵本を見ている感覚。

キャスト陣の歌も文句無しに上手
>>続きを読む

欲望に狂った愛獣たち(2014年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

ソープ嬢が革命家になろうとする話。

水商売の人たちの話なんだろうなーと思いきや、SM、殴打、血しぶき、JK、革命、爆弾。
色んな要素がありすぎて退屈しない。なんかもうすごい。


メイドの尻の穴に入
>>続きを読む

>|