あきさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

あき

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キングダム見えざる敵(2007年製作の映画)

3.0

やはり最後の台詞に全てが集約されている。
暴力は暴力しか生み出さない。
そして恨みしか残さない。
なのに強い者、力による強さがもてはやされる時代。
アクションシーンは見応えあってエンターテイメントとし
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コードネーム:プリンス(2014年製作の映画)

1.0

”あ、間違えちゃった”で奥さんとまだ幼い娘を殺しちゃ命狙われるの自業自得なのに返り討ちするって全然感情移入できない。
娘の行方不明もまさに自業自得。
「スピード2」以来、ジェイソン・パトリック出てくる
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LION ライオン 25年目のただいま(2015年製作の映画)

4.5

日本でいうとまだ未就学の年齢で家族と離れ離れになった不安や悲しみは計り知れず、マントッシュのように不安定から抜け出せないのもとても理解できるし、だからこそそれでも強く生きたサルーにとても勇気をもらった>>続きを読む

ヘルドッグス(2022年製作の映画)

3.5

岡田准一のキレのあるアクションは敢えて語るまでもない安定感だけど、
MIYAVIがかなりいい。シビれた。
あと、金田哲が意外にハマってるのがよかった。

NOPE/ノープ(2022年製作の映画)

1.0

なんか全然ハマらなかった。
しかも申し訳ないことに、最後のホラーの決着シーンがツボってしまい、ホラー映画なのに館内でひとり爆笑してしまった。

CASSHERN(2004年製作の映画)

1.0

ファンの方には怒られてしまうかもだけど、
メンヘラ系のものって
1.たいしたことないことでもすべてが大袈裟に悲劇で、やたら無駄に泣き喚いて大騒ぎする
2.愛する人はたいてい不治の病
3.ヒロインはいい
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ピエロがお前を嘲笑う(2014年製作の映画)

4.0

ストーリーがしっかりしてると、誰もが知る俳優がひとりもいなくても十分な見応えにのめり込んでしまうことを証明する佳作。
それに、どんでん返し系は、これまで手を変え品を変え多用されすぎてどうひっくり返そう
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グリーン・ゾーン(2010年製作の映画)

3.8

もはや自らの側のイデオロギーのための戦争なら大義がなくても正当化される、記憶に残る一番最初の戦争だったのではないだろうか。
今のウクライナ侵攻もしかりであり、どこにも正義は存在しないのに偏執狂的自己愛
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こちらあみ子(2022年製作の映画)

3.0

言葉が出ない。
無垢は反面とても残酷だけどそれがリアルであり、
忖度を覚えた大人はその現実に目を背けて生きてるだけの話で、最後に父親がとった行動はその象徴に見えた。
そして、
片方だけのトランシーバー
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アサルト13 要塞警察(2005年製作の映画)

1.9

うーん。
なんていうか。
うーん。
で、ワルの大物であるはずのビショップの手下はなんでビショップの奪還に結局最後までひとりも来なかったの?
ほんと大物なの😅🌀?

サバカン SABAKAN(2022年製作の映画)

5.0

もはや今年鑑賞映画の中でダントツのベストな作品でした。
あまりにも切なくて愛おしくて楽しくて、
ほんとよく笑い、よく泣き、きゅんきゅんした。
内容についてあれこれ言葉を並べるのが野暮に思えるほど、直に
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アキラとあきら(2022年製作の映画)

4.5

ディールの設定やスキームのことなどツッコもうと思えばないわけではないけど、
そこに気を取られるより、彼らの熱すぎる熱意に観てるこっちも興奮と爽やかな涙をいただいた。
観終えて久しぶりにほんと爽やかな晴
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アプローズ、アプローズ! 囚人たちの大舞台(2020年製作の映画)

4.5

「ゴドーを待ちながら」の不条理劇に込められたメッセージもさることながら、
映画以上に“舞台“は役者の息づかいとかを直接感じることができる“生モノでありリアル“を体感できる空間でありながら、
囚人にとっ
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ナワリヌイ(2022年製作の映画)

5.0

タイトルのとおり、ロシアの政治活動家のドキュメンタリー。

字の上では“女々しい“と書くけれど、
些末なことをいつまでも許せず執着して周りが見えなくなってトラブルを起こすのは、たいてい“男“だ。
その
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トップガン マーヴェリック(2022年製作の映画)

5.0

もうどんな言葉も薄っぺらく感じてしまうから使えないほどに、
あまりに最高すぎた。
ずっと興奮。そして涙。

劇場版 おいしい給食 卒業(2022年製作の映画)

4.5

文句なし!
前の劇場版もドラマも観たことはなかったけど、これだけで十分確立してるし、
声出して笑ってしまうシーン満載なのに刺さる深いシーンもしっかりあって、ただのおふざけ映画じゃなく上質なコメディにな
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シン・ウルトラマン(2022年製作の映画)

3.5

悪くはない。
でも、もうちょっと戦う宇宙人や怪獣の数減らせなかったかな。数が多すぎて散漫になってしまった感が拭えないのが残念。
それだけ楽しむ機会を多くもらえたと捉えればいいんだけど。

エスター(2009年製作の映画)

3.6

望みが叶わなければその相手を殺し、相容れない者は容赦なく次々危害を加え、力弱い者を恐怖で支配し服従させる。
でも自分はなにもやってないと言い張り、巧みに被害者のほうを悪者に仕立て上げる。
その者は、な
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THE BATMAN-ザ・バットマンー(2022年製作の映画)

4.0

人は自らの知識と経験に縛られるのは必然的だから、これもノーラン版3部作の強烈なインパクトとの対比で見てしまう精神的な罠から逃れることはできない。
でもそれを踏まえても、さらに3時間という長編にも関わら
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ゴーストバスターズ/アフターライフ(2021年製作の映画)

4.5

エモすぎる🥰
「ターミネーター」や「マトリックス」のように、エポック的な作品の続編は自ら名作をオワコン化してしまうものが多い中で、
本シリーズも2016年版が腰が抜けるほど残念な作品だっただけに恐る恐
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マトリックス レザレクションズ(2021年製作の映画)

3.0

いやいやいや、これはマトリックスじゃなくてゾンビ映画ですがな🌀

ホット・ファズ 俺たちスーパーポリスメン!(2007年製作の映画)

4.3

めちゃくちゃ面白かった✨
テンポもいいし笑いもグロもアクションもすべていい塩梅で、
特にラストの高齢者主体のガンガンなガンアクションは痛快すぎて鳥肌立った!

ザ・グレイ 凍える太陽(2012年製作の映画)

3.5

地上波放送録画にて視聴。
久しぶりに救いのない映画を観た。
本作品はじめ運命を嘆く時に”神”に助けを求めたり問いかける場面が多いけど、そもそも”神”なんてものは存在しない。
”幽霊”が存在しないのと同
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CUBE ZERO(2004年製作の映画)

1.5

脚本も演出もお芝居もどれも酷い。
って言いながら最後まで鑑賞しちゃうやつ😅
ラストシーンだけは”おお!”って震えたけど、
ならあのキャラだと被らなすぎだろってオチ🌀

ドント・ブリーズ(2016年製作の映画)

4.0

本来なら強盗に入った側に救済の余地はないのに、
家主の振り切ったサイコによる圧倒的な精神的圧迫感に、
強盗がなんとか生き延びることをハラハラしながら願って観るという、
善悪のバランスが崩壊するめちゃく
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tick, tick...BOOM!:チック、チック…ブーン!(2021年製作の映画)

4.5

今年鑑賞した映画の中で圧倒的ベスト。
あまりにピュアで素敵すぎた。
悲しい映画で涙流すのは簡単。
でもあまりに純粋すぎる主人公の生き様と彼の残した音楽に心洗われる映画で、途中からずっとポロポロポロポロ
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エクソシスト(1973年製作の映画)

4.0

NHK BSでやっていたので録画して久しぶりに視聴。
そこで改めて思うのが、日本と欧米の超常現象の違い。
日本の場合は基本的に”幽霊”であって”見えてしまうもの”であるのに対し、欧米はほぼ”悪魔”であ
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エンド・オブ・ステイツ(2019年製作の映画)

3.7

設定はそれこそこの系では煙が出るほどに擦り切れるまで使い古された設定(黒幕の設定、実行犯の背景)ではあるけど、
この系の映画でストーリーの良し悪しを語るのは野暮でしかなくて、観るべきところはそこではな
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ターミネーター3(2003年製作の映画)

3.5

公開時はあまり評価はしてなかったんだけど、
改めて観てみたら面白いと思った。
やはり過去作との比較という人間心理の罠にハマって否定することが前提で視聴されてしまうというある意味運命的な作品で、
またニ
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殺人の追憶(2003年製作の映画)

4.3

1980年代後半に起きた10人連続強姦殺人の実話を元にしたサスペンス。
映画好きでなんでも観るぼくの中でも韓国映画はなぜかしっくりこなくて、本作と同じポン・ジュノ監督作品「パラサイト 半地下の家族」(
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マリグナント 狂暴な悪夢(2021年製作の映画)

4.0

まったく期待を裏切らない、ジェームズ・ワン。
”ソウ”にスピード感とキモさがプラスされてパワーアップした感じ。
発する声もゲームのときのジグソウそのもの。
あの、”ゲームオーバー!”を彷彿とさせるシー
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ほんとうのピノッキオ(2019年製作の映画)

4.0

リアルなピノッキオ。
でも”ダークファンタジー”というフレーズは誤解を招くと思われ、かなり夢のあるファンタジーに仕上がっている。
でもディズニー版のように完全無害な出来すぎたストーリーでいかにも子供の
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ゼブラーマン(2003年製作の映画)

4.0

先日ふらっと立ち寄ったブックオフで、昔観て好きだった本作が特典付きの初回限定生産版でなんと590円だったので迷わず即買。
やっぱりクドカン脚本の作品は面白い。
ラストに向けて気持ちがどんどん高揚してい
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G.I.ジョー:漆黒のスネークアイズ(2021年製作の映画)

3.0

レビューは厳しめが多くて、
海外から見た間違った日本観というけど、今のリアルな日本を元に描いたら面白くもなんともなくなるんだしこれくらいの遊び心を許せないんだったら観るのをお勧めできないかな。
でも、
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