HosoYankovicさんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

HosoYankovic

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すっぱいブドウ(2016年製作の映画)

3.8

雁作家や金融のプロ、ハッカーがホワイトハッカーになるか否かなど、いつの時代もプロフェッショナルがダークサイドに落ちる話はある。結局は生い立ちや環境が決定付けている様な気がする。ワイン好きにはかなり楽し>>続きを読む

チャーリーズ・エンジェル(2019年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

リズミカルで程よいスピード感を終始キープしつつラストはフラッシュモブっぽいスマートなやり口に微笑んでしまった。

ミッドサマー(2019年製作の映画)

3.6

前半は結構スローペースなんだけど徐々に不穏な空気に飲み込まれて行く。結構グロテスクだったり、キチガイシーン満載だが滑稽に見えたりもするので脳みそが疲れる。ほとんどが晴天の昼間の中で物語が進行していくと>>続きを読む

トリプル・フロンティア(2019年製作の映画)

3.0

金が全ての世界なのに肝心な作品自体に金が無いのかな…ってくらいスカスカで緊張感なく終わる。

アイリッシュマン(2019年製作の映画)

3.3

自宅鑑賞なのでかなりの集中力が必要とされたが、寝落ちして2日間かかった。無理に生きながらえても最後は家族と宗教に頼らざるを得ない人間の弱さをしみじみと感じる。

万引き家族(2018年製作の映画)

4.0

「捨てたんじゃないです。拾ったんです。誰かが捨てたのを拾ったんです」「子供には母親が必要なんですよ」という刑事の言葉に「母親がそう思いたいだけでしょ、産んだら皆母親になんの?」という取調べシーンの台詞>>続きを読む

マリッジ・ストーリー(2019年製作の映画)

4.3

「弁護士は犯罪者を弁護するが、離婚では善人を貶める。」という台詞が印象に残った。子は鎹は万国共通だが最後は自分達夫婦の力で解決しなければならない。弁護士は単なるビジネスマンでしかない。離婚で弁護士入れ>>続きを読む

ロニートとエスティ 彼女たちの選択(2017年製作の映画)

3.1

日本人には余り身近に感じないLGBT 、宗教というテーマなので終始客観的に観ざるを得ず。レズビアンならアデル、ブルーは熱い色とかの1テーマの方が入り込めるなぁ。

スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け(2019年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

IMAX3Dで観賞。20th Century Foxファンファーレがないと始まった感じがしないのは脳ミソにこびりついたルーティンの様なもので、シリーズ完結編だけは復活して欲しかった。とっ散らかったスト>>続きを読む

フォードvsフェラーリ(2019年製作の映画)

3.9

ガソリンやオイルの臭いがしそうな位の音と映像の臨場感が素晴らしい。長尺だけど退屈感は無い。昭和世代はエンジン音に興奮するけど平成のEV世代にはどう受け止められるのかなぁ?音の比重が多い作品だけに気にな>>続きを読む

ジョン・F・ドノヴァンの死と生(2018年製作の映画)

3.2

ワンダーのジェイコブ君の芝居は本当に素晴らしい。ストーリーはやや緻密さに欠ける上に尺が長い。精神病んだり闇がある人には必ずと言っていいほど毒親ありだが、幼少期に於いては特に自尊心と想像力が自己救済に役>>続きを読む

6アンダーグラウンド(2019年製作の映画)

3.6

洗練されたカーチェイスはあれこれやりたかったであろう演出がてんこ盛りで後半に期待したが割とそのままのアクションシーンの連続であっさり終わってしまった。今作はそれぞれのキャラクター紹介というシリーズ1作>>続きを読む

ジュマンジ/ネクスト・レベル(2019年製作の映画)

3.1

IMAX3Dで観賞。シリーズってこんな感じという想定内の印象なのでネクストレベルには達していないw。アトラクションムービーなのでIMAXや4DX向きかなぁ。しかしながら3Dこそのカットは少ない。

影裏(2020年製作の映画)

3.3

作品全体に漂う暗さは観終わった後も気持ちがどんよりしてくる。とは言え大森立嗣作品ほどグロテスクさは無く、役者陣の割には意外とマイルドな仕上がりになっていて人によっては見易いのかも。

ジュディ 虹の彼方に(2019年製作の映画)

4.1

日本に於いても幼少期から芸能界で育ち、愛着障害に苦悩しながら薬に溺れていく役者が後を絶たない。ジュディも晩年は親権争いが付きまとっていたようだが、アメリカでは50年も前の話。いまだに親権争いで子供の奪>>続きを読む

イントゥ・ザ・スカイ 気球で未来を変えたふたり(2019年製作の映画)

3.3

IMAXで観たらそれなりに爽快で没入感あるのだろうなぁ、と思いながらも割と人に寄ったシーンの連続なのでDolbyAtmosで風向きや音を感じるだけでもかなり違うと思う。ストーリーは至ってシンプルだけど>>続きを読む

ブラ! ブラ! ブラ! 胸いっぱいの愛を/ブラ物語(2018年製作の映画)

3.7

音が主人公と思えるような個性的な音の数々。Dolby Atmos の様な音響テクノロジーの進化とは違った音に特化したアプローチが新鮮だった。言葉も通じない見知らぬ街にフラりと途中下車したら、とても気に>>続きを読む

CLIMAX クライマックス(2018年製作の映画)

3.9

前半のダンスシーンは素晴らしい。カメラアングルも構成も素晴らしい。それ以外は言葉には出来ないが映画館以外での鑑賞はオススメしない。

嘘八百 京町ロワイヤル(2019年製作の映画)

3.1

前半はもっさりしてるが後半からはテンポ感良いので何とか巻き返す。ドタバタシーンが昭和くさくて年配向けな演出なので若者をターゲットにはしていないのだろうなぁ。

ターミネーター ニュー・フェイト(2019年製作の映画)

3.8

IMAX で鑑賞。賛否両論あるけど正統なシリーズとしてはこんなものかなと。前半からテンポ感良かったけど最後は流石にネタが尽きた感じは否めない。大御所シリーズはスターウォーズ然り、歴史は繰り返すというフ>>続きを読む

ゾンビランド:ダブルタップ(2019年製作の映画)

3.5

ゾメディってジャンルの立役者的作品。ジョークも痛快。かなりグロいので食前にはオススメしない。

ティーンスピリット(2018年製作の映画)

3.6

エル・ファニングのビデオクリップと割り切って観たけど、まさか本人歌唱とは驚き。エンドクレジットで歌唱はだれかなぁ?何て探したけど、あれ?マジ!本人なんだ…。心して観るべきだった。ストーリーはフラッシュ>>続きを読む

ジェミニマン(2019年製作の映画)

3.7

壮絶な親子?喧嘩w
予想外にあっさりというかすんなりな展開だけどCG の精度とアクションはそれなりに洗練されていて娯楽映画としては程よい尺で楽しめた。全く期待しないで観たという前提はあるけど。

his(2020年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

かなり社会派な作品だとは予想外であった。日本は人権に於いては圧倒的に後進国で野蛮である事をリアリティを持って炙り出す非常に意義のある作品だと思う。幼児とゲイというマイノリティに対する生き辛さをリアルな>>続きを読む

ジョン・デロリアン(2018年製作の映画)

4.0

個人的にカーマニアなのでこのスコアだけどカーマニアで無くてもそれなりに楽しめる作品だと思いたい。テスラが出て来た今の時代の空気感と微妙にマッチしているというのもあるし、映画史に残るヒストリックカーとし>>続きを読む

ジョーカー(2019年製作の映画)

4.3

IMAXで鑑賞。経済格差というよりも愛情格差によってある程度人生の末路が規定されてしまう怖さを感じる映画だった。幼少期に自己肯定感と愛情を受けて育っていない人間はやがて愛着障害をもらたし、アイデンティ>>続きを読む

燃えよスーリヤ!!(2018年製作の映画)

2.1

とにかく長い。アクション好きが観ても前半が長過ぎる割にはそこまで突き詰めたアクションではない。アクション映画サークル乗りレベル。

マレフィセント2(2019年製作の映画)

3.7

エル・ファニングがただひたすら可愛い。ディズニー好きには満足する作品だと思う。

LORO 欲望のイタリア(2018年製作の映画)

3.5

ブンガブンガパーティーのシーンなど映像的には楽しめたが如何せん尺が長い。前半も後半のスピード感があれば完走出来たが流石に集中力が続かず。ノンデリカシーさは石原慎太郎や麻生太郎が小物に感じる位に突き抜け>>続きを読む

ライフ・イットセルフ 未来に続く物語(2018年製作の映画)

4.1

このレビューはネタバレを含みます

久々に観たオムニバス映画で割と具沢山な内容だけど調理方法と盛り付けバランスが良くて重い内容な割にはすんなり喉を通る感触。後半のセリフが素晴らしい。命は尽きてもあなたの中で生き続けている。だから素晴らし>>続きを読む

ゴーストマスター(2018年製作の映画)

2.8

B級というか学生映画サークルのりというか。90分でも長く感じてしまった…。

閉鎖病棟ーそれぞれの朝ー(2019年製作の映画)

3.1

小松菜奈の芝居が印象に残った。精神病院が舞台の作品は観る側も結構メンタル来るなぁ(『クワイエットルームにようこそ』は除く)。

カツベン!(2019年製作の映画)

3.7

ニューシネマパラダイスへのオマージュ的なシーンはちょっと物足りなかったけど活動弁士という日本にだけ存在した独特な映画史の記録としては存在価値のある作品だと思う。黒島結菜はピッタリの役だったなぁ。成田凌>>続きを読む

惡の華(2019年製作の映画)

3.1

原作マンガの面白さに比べると流石に厳しい。原作マンガを超える若しくは別解釈でアップデートされた実写版映画はSF作品以外はここ最近観たことがない。