gabrichuuさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

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ジョゼと虎と魚たち(2003年製作の映画)

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🫧
これ以上傷つかないように守っている人がいた(旅先にはゆで卵)

響きがいいって、そんな一言からだった

自分をずっと好きでいられないように、誰かをずっとは愛せなかった
🫧

曇りガラス、池脇千鶴、
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渇き(2009年製作の映画)

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やっぱりチョン•ジョンフンの撮影は鼻血出ちゃうほど滑らかに縦横無尽。現役だと彼が一番活劇の名人なんじゃないか…?
まぁ自然を撮ることには相変わらず興味ないみたいだけど。(大体みんなこだわるのに)

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ふたりの人魚(2000年製作の映画)

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男は恋をした人の面影を追いかけている。飽きもせず続けられることといったらそれぐらいかもしれない。

ザ・マスター(2012年製作の映画)

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再見。初見時はなんか勝手に抵抗感が働いてたけどこんなに美しい物語だったのか。どんなに醜く描いても、というより醜さを隠さずに描いても最後には美しさが残る。振り返ると本作はずっとラブソングだった気がするし>>続きを読む

なまず(2018年製作の映画)

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内装の色の混ざり具合が奇跡的で部屋でのシーンはずっと見ていたかった。あの展開になるまでは。

甘そうでずっと甘くない。

この監督、ソンウォン役の方とずっと仕事してる。相棒か。

ラストレター(2020年製作の映画)

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いろんなことがよぎった。

数本しか観てないけど(時期待ちのもある)岩井俊二のいろいろが詰まってるし、今の自分を動かす半分くらいがあった。

書き続けていれば、思い出し続けていれば、その人は生き続けて
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リップヴァンウィンクルの花嫁(2016年製作の映画)

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え、このカップル共感度ゼロじゃん(あと女性同士の典型的なベタつきが多い)
っていうのが少し吹っ飛ぶましろの実家での喜劇がなかったら無理だった。

undo(1994年製作の映画)

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色味除けば鈴木清順か、塚本晋也か
つまり苦手なやつ。
こういうのも撮ってたんだー。

執着は認識を蝕む、、
とかも書く気しない。

花とアリス(2004年製作の映画)

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これはいまいち。中盤以降。
寝ぼけ調子のままでよかったかも。
青春とはいえキラキラを見せよう見せようとする意図が伝わりすぎた。

寒さに息が震えてさぶぅー言いながら鼻すすりながら2人で歩いてるファース
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Love Letter(1995年製作の映画)

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書きたいこといっぱい。

今まで観た映画の中でも指折りに不思議な作りだった。
急に飛び跳ねたり突然止まってくるくる回り出したりする。(というのは例えだけどそんな感じの映像の刻み方)

まずこんなにコメ
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スワロウテイル(1996年製作の映画)

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入れ墨のシーンは撮影、編集、何もかもがすごいと思う。

リリイ・シュシュのすべて(2001年製作の映画)

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もし今の自分の世界が別の色で彩られていても、それは灰色の上に重ねられたもの

とうとう観た。

2023年一本目。

🪢2022-23 NewJeans…?

(終盤の決定的な場面での演出は勢い任せだ
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柳川(2021年製作の映画)

4.0

右か左かも定まらない方向に、留まった夢を揺らしてみる。ごまかそうと。忘れるつもりで。
けど、前より鮮明に残ってしまう。

要所要所の描き切らないとこが好き。登場人物について最後まで観ても100分の1ほ
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流浪の月(2022年製作の映画)

3.4

李相日監督は役者への演技付けが全ての人って感じ。(メインキャストの拘束時間相当長いんだろーなー)

たぶん焦点を当てる人間も、
見せ合った後にモノ•コトを共有する姿を繰り返し入れるとこも同じなんだけど
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ベイビー・ブローカー(2022年製作の映画)

4.4

不思議な感覚だった。なんか昔から知っていたような。
私の一番好きな映画を是枝さんも大好きだからっていうのもあるのかなー
本作のネオンは見守っている。(最後まで誰かが誰かを見守っている描写が続く)

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ナイブズ・アウト:グラス・オニオン(2022年製作の映画)

4.2

まぁ面白い。ご馳走様でしたと言いたくなるような作品。(〆のモナリザ顔まで)

前作に続き謎解きとしての致命的な穴が見受けられない細やかさと、クラシックに倣ったサスペンスにおける拍の付け方、説明役の排除
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息子の面影(2020年製作の映画)

4.2

目を見張るファーストルックから、
彼等の日常がほんの僅かな領域によって保たれていることが映される。
その幅から逸れた途端に社会は直視できないほどの現実を突きつけてくる。

撮影は誰が見ても素晴らしいも
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ニューオーダー(2020年製作の映画)

4.8

言葉が出ない。

視点移動•群像劇のお手本のような冒頭のシークエンス。
その枝につかまっていた者たちにさえ本作では救済が与えられない。

ー生きている限り戦争は介入する

(銃が主要な武器として使われ
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ある男(2022年製作の映画)

4.6

反射と直進する人間の姿が及ぼす視覚効果を非常に意識した撮影もだが、
(まだ脱皮してないのではと思うような計り知れなさがある役者)妻夫木聡が演じている人物が物語の手綱を握っているのがちらつくのが不気味で
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ケイコ 目を澄ませて(2022年製作の映画)

5.0

圧倒的だった。圧倒的な映像への没入だった。こんなにスクリーンへの視線を研ぎ澄ませたことはなかったかもしれない。
岸井ゆきの主演、フィルム撮影、ボクシング、という映画における特権的要素があったからとはい
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ギレルモ・デル・トロのピノッキオ(2022年製作の映画)

3.8

『ナイトメア•アリー』の要素が入ってたから欲と見返りに飲み込まれていくのかと思ったら、結末含め子供向けだった。

道草(2022年製作の映画)

3.0

惚れている女優だと服の擦れた音さえ彼女の内面から発しているように感じるんだなぁ…。(道雄の部屋を初めて訪れてうろうろしているとこは異常な心地良さだった)

道雄役の方の感情の起こし方ははっきりしすぎて
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無垢の瞳(2022年製作の映画)

5.0

好き。
観てる間不思議と子供になってる。。。(彼女の作品はそんなことが多い)
心にホットミルクがゆっくりと弧を描いて注がれていくような時間だった。

このためにあのしつこい解約手続きがあるディズニープ
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天上の花(2022年製作の映画)

3.0

過程を怠った映画はあまり味がしない。

カット割りは変に画角にこだわり細切れで、照明は工夫がなかった。(クリアにするとこと曇らせるとこの選択含め)

他のキャストは東出さんに釣り合う演技を見せれてなか
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ヴェネツィア時代の彼女の名前(1976年製作の映画)

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次作として思いついた時点で高く評価されるべき、(前作同様に)とても稀有な作品。

インディア・ソング(1974年製作の映画)

3.4

初めての映画だった。

最初は戸惑い、自分の理解が追いついていないのかと巻き戻したけどどうやら聞こえるのはその場の映像だけでなく物語性とも靡いていないことに気付き、それからは泳がされながら少しでも何か
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TITANE/チタン(2021年製作の映画)

5.0

どこを起点に練られていった物語なのか
という疑問を持ちながら観ていたからそれが(分かった)時はとても感嘆した。
最も味わったことのない感覚になる場面、当人は知らないがその人生において最も遺すべき場面と
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冬薔薇(2022年製作の映画)

4.8

揺られ続ける…平衡感覚も失ってきている…どこに坐っているのかも忘れて。

辻占恋慕(2020年製作の映画)

3.6

2人に寄り添うために終盤壊してるんだろうけど、壊し方って重要だなって思った。

ぷらすとフィルター多少はかかってるとはいえ早織さんとても良かった。(勝手にだけどもっと顔の表情とか作っちゃうタイプだと思
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すずめの戸締まり(2022年製作の映画)

3.6

『天気の子』に続き、私は好きです。
(『天気の子』ほどじゃないけど)
呑気なとことか抜けてるとかは勿論だし、大事なものを繋ぎ止めようとする姿勢にどうやっても愛しみを感じる。(たぶん一番自分に響いている
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窓辺にて(2022年製作の映画)

3.4

うーん…しっくりこなかった。なんでだろ。

男が、不倫されたのに特に悲しくなかったっていう悩みが中心の話だけど、
あるシーンで彼女とその不倫相手が話してる時彼女が、罪悪感って感じなきゃいけないのかな?
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本気のしるし 劇場版(2020年製作の映画)

5.0

やっっっと観た。
(映画公開当時ジャック&ベティで予約はしてたけど、、、)

好きという言葉は実は奥深くにあって、ほとんどのものに対してはなんとなく〜といった程度だったりする。
あの好きを届けるために
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アフター・ヤン(2021年製作の映画)

3.8

直接触れて、
ドアは自動じゃなかったり近未来設定だけどちゃんと残されてる。

お姉ちゃん、弟といく(2010年製作の映画)

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久しぶりにお気に入り見つけたと思ったら、編集:今泉力哉だった。

ロスト・ハイウェイ(1997年製作の映画)

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正気を失ってまた別の顔を被る。

今でもパトリシア•アークエットの声にイチコロ。