koyamaxさんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

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ルクス・エテルナ 永遠の光(2019年製作の映画)

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正視に耐えがたい悲惨な状況とやら。

ノエ先生が見せてくれるのは、
いつだって賛否両論のニューワールド笑


「魔女狩り」が主題の映画の撮影現場。
主演シャルロット・ゲンズブール 。
その本作が「監督
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ゴジラvsコング(2021年製作の映画)

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タイトル通り
プロレスにひたすら注力するシンプルさがよかったです(´ω`)


人間どもは隅っこに置いておいて、
でっかい二者ぶつかるだけで楽しめます!


それ以上はないのです。
問題ありません。
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アキレスと亀(2008年製作の映画)

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死に様ばかり描き続けた北野監督が描く「生き様」。。

「夢」という言葉は人によっては「呪い」でもあるというのは、よく言われますが、
「○○には才能がある」というのも「呪い」の言葉に思えます。

人から
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燃ゆる女の肖像(2019年製作の映画)

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永遠に記憶の中にとどめる。

18世紀後半フランス。
肖像画作成を依頼された女性画家と被写体である貴族の女性。
二人の関係性の変容を描く五日間。。


観てよかったです(^^

ただ、何に心動かされた
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鬼畜大宴会(1997年製作の映画)

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全く美しくない暴力と濡れ場(褒)
禍々しいムード作りが秀逸。

小さなグループが崩壊して、狂気と暴力に転ずる話。

学生運動や連合赤軍をモチーフにした話だとされていますが、
ストーリー的にその歴史や、
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SHADOW/影武者(2018年製作の映画)

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重臣の影武者の生き方は、しんどいわりに報われず切ない。。
それなら打開しよう。までの遙か長い道のり。。。


水墨画のような世界。


心で感じた感覚の中にだけある世界を、抽象化させたビジュアルに落と
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薄桜記(1959年製作の映画)

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若き雷蔵&勝新共演作。

雪の中の決闘を観たくて鑑賞しました。

漆黒の空間に降る雪の粒がやたらデカく画面映えしていいです。

そしてオープニングの雪降る青空間に黒シルエット赤穂義士たち。
歩ている中
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監督・ばんざい!(2007年製作の映画)

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たけしの挑戦状。

つまらない映画だろ。それを観ろ。
というたけし映画史上最も挑戦的で、ある種最強の暴力的映画かもしれません笑


今回の作品は、面白くない。ことに自覚的です。
10作以上も作ってきて
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木更津キャッツアイ ワールドシリーズ(2006年製作の映画)

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かったるいだけの地元遊び まじでばいばい。
劇場版第二弾。

余命宣告されながら元気にいきるぶっさんと、仲間たちとの日常を描く。
というテレビシリーズでしたが、終了から3年を経て、
今作は、月日の経過
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キングスマン:ゴールデン・サークル(2017年製作の映画)

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キングスマンが好きです。

・社会の底辺で生きざるを得ないチンピラが家族を社会を救うまでの成長譚。
・礼節から始まる紳士としての気高き生き方、その矜持を知る。
・悪とされる側からの社会に対しての正論を
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アウトレイジ 最終章(2017年製作の映画)

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諸行無常。ヤクザVSヤクザ。

いかにぶっ殺したか。いかに罵倒したかのディテールで元気にさせてもらえる不思議シリーズ3作目。

組織社会の残酷で非情なパワーゲームをヤクザの抗争として戯画化した1作目。
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クルエラ(2021年製作の映画)

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野望を秘めて成り上がる。
少女がヴィランになるには理由があるという話。
というより、やりたい事を徹底すると時にヴィランにならざるを得ない。
それでもやりますか?覚悟を問われる話。

近所の映画館復活記
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TAKESHIS’(2005年製作の映画)

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「たけしの挑戦 」

テレビのたけしミーツうだつのあがらないたけし

夢の中の夢がさらに夢へと展開し続ける白昼夢のような話。

テレビつけっぱなしで寝たときの夢のようです。
夢の中にも現実の影響があら
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Dolls ドールズ(2002年製作の映画)

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ビヨンド破壊した人生。破壊された人生。

自分の行動が相手の人生を狂わせる。
ある意味、これ以上暴力的なことはありません。

今作は文楽をモチーフにして、三組の人生が交錯して描かれます。

北野映画の
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BROTHER(2000年製作の映画)

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「やってきたことのけじめをつけるまでの話」
北野武監督の王道的映画。

北野映画は観終わると色々巡り巡って最終的に虚無の気持ちになります笑

やくざにおける兄弟分とは何か?みたいなのがテーマのひとつ。
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海辺の映画館―キネマの玉手箱(2019年製作の映画)

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時をかける大林監督。

正直な話、大林監督の映画はノーマルな鑑賞スタンスでは観ずらいところがありますが、、
今作も「ノーマルじゃないものが観たい」方には問題ないかとおもいます(^^;


閉館する尾道
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大脱走(1963年製作の映画)

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この映画といえば、「大脱走のマーチ」
このマーチが牧歌的で、「脱走」から連想されるムードとまるで違います笑 でもそこがよい。という脱走映画。


大戦中のドイツの捕虜になってしまった250人の連合軍兵
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日本のいちばん長い日(1967年製作の映画)

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ポツダム宣言受諾をめぐる首脳部の苦悩。そして終戦を阻止するためのクーデターを起こす将校たちとの攻防。

前半は会議。
後半はクーデターをめぐるアクション。

「太平洋戦争に兵士として参加した日本人10
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赤穂城断絶(1978年製作の映画)

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にわか「忠臣蔵映画」鑑賞。

これまで忠臣蔵を観たことないわけではないのですが、、
刃傷松の廊下
浅野内匠頭切腹
赤穂城無血開城
潜伏時の大石、そのほか赤穂浪士の暗躍
討ち入り
と、イベントは多く、見
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名探偵コナン 緋色の弾丸(2021年製作の映画)

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超にわかコナン鑑賞。

小さくなっても頭脳は同じ。24作目。

一年越し待望の新作。
子供の付き合いで観始めたら、気づけば全作観ていたパターン笑
きっかけがなければ、今生では全く観ることなかったであろ
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青春デンデケデケデケ(1992年製作の映画)

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ロックに目覚めた少年たちの「青春≠ノスタルジー」映画。

今作のテーマといっていいのかもしれませんが、「今、その瞬間」を力強く強調。
普段の大林監督の作風と異なるのは、「自然な描写」にこだわっていると
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1941(1979年製作の映画)

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局地的大騒動映画決定版!?

スピルバーグ史上、ヒットせず、内容もスベリまくって有名な一作。

クリスマス間近の南カリフォルニア。
日本軍が攻めてくるという恐怖に慌てふためく市民たちの24時間を描く群
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七つの会議(2018年製作の映画)

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次から次へとダークライドアトラクション的に展開される
イッツ ア「日本企業の闇」ワールド。


気になるけど、知ろうとしても、知ることができない、ある種の都市伝説のような世界は、意外と身近にあるかもし
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シン・エヴァンゲリオン劇場版(2020年製作の映画)

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鑑賞前でレビューを読みたくない方はスルーでお願いします。













何故エヴァンゲリオンは面白いのでしょうかね?
身も蓋もないんですが、新劇場版も最後ですから、ここ
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新宿インシデント(2009年製作の映画)

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「アクションしていないジャッキー」ミーツ「海外から見たVシネ歌舞伎町」ということで、、
新宿 歌舞伎町を舞台に、密入国した男が裏社会でのし上がる話。

海外からみた日本の姿を描く映画というのが、どこに
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T-34 レジェンド・オブ・ウォー(2018年製作の映画)

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ナチスドイツ軍の捕虜になったソ連の戦車兵が、たった4人の仲間と1台の戦車で脱走を試みる脱出劇。


多勢に無勢。普通に考えたら勝ち目無し。
それでも立ち向かうその心意気。
一撃必殺の砲弾に思いを込めて
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この空の花 長岡花火物語(2012年製作の映画)

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フィクションと創造力で、ファンタジーにより「クレイジーなファンタジー」を重ねたら「リアルな感情」しか残らなくなって帰結していく。

ちょっと何言ってるかわからない、この論理を超えた映画力が圧巻。
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エレファント・マン(1980年製作の映画)

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彼はどんな顔をしているのだろうか?

初鑑賞前に、抱いていた率直な気持ちはこれでした。。

差別を扱った絶望の中に宿る希望の光を描く、リンチの中では異色の感動作品ととらえられなくもないですが、この作品
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つる-鶴-(1988年製作の映画)

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市川崑と吉永小百合による
「鶴の恩返し」

お話自体は本当に昔話のまんまです笑

罠にかかった鶴を助け、その鶴が人間へと姿を変えて恩を返す話。
他者を思いやる心の尊さを描きつつ、翻ってタブーを侵し、い
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ブレード/刀(1995年製作の映画)

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父を殺され、右腕も失った男の超絶復讐劇。


ムードとして、日本の時代劇にも似ている感じもありますが、アクションが色々な意味で激しいです。


女性をめぐる二人の青年の愛憎劇。
父親に抱く複雑な想いな
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生きる(1952年製作の映画)

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「生きてない」人を描いて「生きてる」ってなにか?を知る。


黒澤明の代表作といっていいとおもいますが、「ヒューマニズム」という単語によって誤解をうけている映画でもある気がします。

無為に日々を過ご
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グリーン・デスティニー(2000年製作の映画)

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中国、香港、台湾、米国での合同作品。

「ムードがある?、ない?」
ワイヤーアクション真骨頂?武侠映画。

伝説の剣「碧名剣(グリーンディスティニー)」をめぐる話。
もしくは、お互い惹かれあったけど、
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ホームレスが中学生(2008年製作の映画)

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「美しい」映画。

本家(?)自体が遠い昔の盛り上がりとなってしまいましたが、、(^^;

お話としては、
ある日突然、ホームレスの男が中学校に「転入」してくる。


え? 

という導入で
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LOVERS(2004年製作の映画)

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舞って戦う壮大な男女恋愛武侠映画。

唐王朝の中国。
役人の金城武とアンディ・ラウは反乱軍を一網打尽にしたい!
という思いで、遊郭に潜入しているという反乱軍指導者の実の娘に近づきます。
その彼女は、超
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式日-SHIKI-JITSU-(2000年製作の映画)

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「明日は何の日か知ってる?」

おそらく妄想から逃げ出したい私(カントク)と、おそらく妄想に逃げ込みたい「ほとんど睡眠しない彼女」。

撮るべきテーマを見失い、故郷の山口県宇部市に帰ってきたカントク(
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