ゆさんの映画レビュー・感想・評価

ゆ

ある夜、彼女は明け方を想う(2022年製作の映画)

3.5

幸か不幸か、経験を重ねてしまってどれだけ狡賢くなっても、女は好きって気持ちと言葉にだけには嘘をつけない気がする。

ここのレビューは主人公に対して批判的なものとか気持ち悪いって意見が多くて、やっぱり世
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明け方の若者たち(2021年製作の映画)

3.7

ウォッチリストにずっと入ったままで何となく再生したけど、今この自分が26歳というタイミングで観れて良かった。

社会人になりたての頃の何者かになろうとする必死さとか無知さとか、全てひっくるめて青春と同
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哀れなるものたち(2023年製作の映画)

4.1

想像はしていたけど、かなりクセの強いストーリーでエログロ(とはいえエロはいやらしさがあまり無いし、グロも結構控えめ)だった。

不協和音だけど何故か耳触り良く感じる音楽、古風だけど斬新さを感じさせるフ
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ゴールデンカムイ(2024年製作の映画)

3.9

原作未読、前知識0で挑んだけどかなり満足!

もう日本の漫画は山崎賢人なしでの実写化は成り立たないのか...と思えるぐらい良演でした!

ムーンライト・シャドウ(2021年製作の映画)

2.5

独特な世界観、お洒落にさせよう感がヒシヒシと伝わりすぎて結果うーん...という感じだった。

原作を活字で読む分には素敵な世界な気がする。

小松菜奈様のファッションは大好き!

THE LIMIT OF SLEEPING BEAUTY リミット・オブ・スリーピング ビューティ(2017年製作の映画)

3.5

タイトル通り、夢の中に囚われているお姫様の話だった。

夢ってたまに自分でも気づいていなかった心の深い所を見せつけてきたりするよね。これが深層心理ってやつなのかな。

途中まで特に意味もなく流し見して
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抱きたいカンケイ(2011年製作の映画)

3.4

海外のラブコメディって女の人側がドライなこと多いよね。2人の不器用さにもどかしくも応援したくなるハッピーな映画。

ライチ☆光クラブ(2016年製作の映画)

3.3

ただの厨二病作品かと思ったら、ありとあらゆる厨二をかき集めて煮込んで凝縮させたような世界感だった(笑)

中盤からの美少女とロボットが心通わせる展開はSFみが強くて好き。

内臓ドバーッと序盤からかな
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世界で一番美しい少年(2021年製作の映画)

3.5

三白眼は世界を救う!

マリリンが性の象徴であるなら、ビョルンはまさに耽美の象徴。

世界中から羨望の眼差しを向けられていながら、「ただ音楽がしたかっただけ」なんてあまりにも悲しすぎる。

エコール(2004年製作の映画)

5.0

大人に孵化する前の純粋無垢な少女たちの世界へ。ずっと見ていたいような、目を背けたくなるようなロリータ映画だった。

汚れのない美しさって、黒いインクを一滴でも垂らせばすぐに壊れてしまうような儚さと隣合
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SHAME シェイム(2011年製作の映画)

3.3

リストカットという形で目に見えて自分を傷つけている妹だけではなくて、兄の行為も一種の自傷行為に思えた。

結局主人公が一歩を進み出せたかどうかはこちらの受け取り方次第で、何もない荒野をずっと彷徨い続け
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べイビーわるきゅーれ(2021年製作の映画)

3.9

ちょっと殺し屋なだけの普通の女の子達のゆるい日常。ハードバイオレンスなふたりはプリキュアって感じ。

この類いの映画って主役が大根だと一気に冷めるけど、2人とも自然な演技が上手くてめちゃ楽しめた!
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ボクたちはみんな大人になれなかった(2021年製作の映画)

3.8

今の時代も嫌いじゃないけど、オザケンをエモいと感じられる時代にも生きてみたかったな。

10代が青春なら、20代は人生のマジックアワーなんだなって。今この瞬間を悔いのない様に生きたいと思った。

こう
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ちょっと思い出しただけ(2022年製作の映画)

3.7

この映画に出てくる変なラジオ体操みたいに、相手が自分の中の深い所に入り込んでいればいるほど、例え離れてもその人がそこにいた痕跡は残り続けるものよね。

ゴジラ-1.0(2023年製作の映画)

4.0

ゴジラシリーズはシンゴジラしか見たことがないので他とは比べられないけど、この作品は単なる怪獣討伐大団円物語ではなかった!

ゴジラの存在はメインではなく、物語を進める上のただの契機にしか過ぎなくて、ゴ
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ザ・クリエイター/創造者(2023年製作の映画)

3.2

このレビューはネタバレを含みます

うーん、映画館で観る分には迫力があって楽しめたけど、ストーリーがありきたりだと感じてしまった、、まあSFジャンルという時点でどの作品もある程度似たり寄ったりする部分はあるけど、、

東南アジアが舞台な
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私の男(2013年製作の映画)

4.0

二階堂ふみのあどけなさと妖艶さが入り混じった演技が秀逸。とても10代の頃の演技だとは思えん。

大人の女性に成長していく花と相反して、抜け殻のように情緒不安定になっていく淳悟。「父親になりたかった」と
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アナログ(2023年製作の映画)

3.6

予告映像通り、王道な純愛にほっこりしつつ感動的なストーリー。東京でこんな絵に描いたような丁寧な暮らしをしてる人って実在しているんだろうか...

便利な世の中になった反面、物事の本質を考えたり、目の前
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赤ずきん、旅の途中で死体と出会う。(2023年製作の映画)

2.5

お金のかかった学芸会という感じ...橋本環奈の赤ずきんコスは物凄く可愛い。

バービー(2023年製作の映画)

3.9

マーゴット・ロビーの美貌、スタイルが完璧にバービーそのもの過ぎる...

ストーリーはポリコレ、フェミニズムの思想を反映しているのが滲み出ていて所々疲れたけれど、KENDOMでケン達が権利を主張してい
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THE WITCH/魔女 —増殖—(2022年製作の映画)

3.4

前作同様アクションは素晴らしかったけど内容が薄く感じた。

デタラメ人間が次から次へと登場してきて何が何だか、、確かに増殖(笑)

とはいえ次回作への期待感は膨らみました。

水曜日が消えた(2020年製作の映画)

3.9

火曜日の視点で同じ曜日だけを繰り返す生活を追体験できるのが良かった。

それぞれの曜日はどんな雰囲気なのか、劇中ずっと気になっていたのでラストで見せてくれたのは嬉しかったし、エンドロールでの各曜日の付
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ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー(2023年製作の映画)

4.3

序盤で携帯の着信音がGC起動音だったところからもう大興奮!64以前のゲームネタは分からなかったけれど、今までひとつでもマリオシリーズを遊んできた人なら小ネタで楽しめる作品だと思う。

兄弟の生い立ちや
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セブンティーン・アゲイン(2009年製作の映画)

3.6

青春をもう一度的な映画かと思っていたら家族愛ハートフルコメディだった!

ベイビー・ドライバー(2017年製作の映画)

3.5

一本丸々、音楽を聴いているみたいなお洒落映画。
ドライブテクニックもそうだけど主人公の身体能力が高すぎ(笑)

マイ・ブロークン・マリコ(2022年製作の映画)

3.3

奈緒ちゃんの演技が光ってた。

マリコとシイちゃんの共依存の関係について、マリコ側はよく描かれていたけれど、シイちゃん側の背景が見えなかったので、そこまでストーリーに感情移入できなかったなあ。

ちひろさん(2023年製作の映画)

4.0

気まぐれだけど人の孤独に寄り添うことのできるちひろさん。

でも実はその優しさは過去に誰かが自分にかけてくれた言葉の受け売りで、またその優しさも他の誰かに紡がれていくのかな、と思うと心が温まった。
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search/サーチ(2018年製作の映画)

4.0

PCのデスクトップ上だけで完結するという映像構成、完全に設定勝ちしてる!

ストーリー自体も一癖あってラストまで緊張感があったし、終盤は気がついたら前のめりになって見入ってしまっていた。

ただお父さ
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