菅藤浩三さんのドラマレビュー・感想・評価 - 5ページ目

菅藤浩三

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夫を社会的に抹殺する5つの方法(2023年製作のドラマ)

2.0

1話めからフルスロットルの野村周平の妊婦の妻に対するモラハラDVくず夫ぶりが実に堂に入ってる。なので2話めからの馬場ふみかの復讐(下剤でお漏らしプライド崩し、盗作の暴露による退社、いじめの過去動画の拡>>続きを読む

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大奥(2023年製作のドラマ)

5.0

公式サイトをみてもらうとわかるが、全10話のうち8代吉宗がメインででているのが4話あるのに対し、3代家光3話半・5代綱吉2話半と、登場人物が目まぐるしく変わりしかも非常に膨大である。が膨大であるのに1>>続きを読む

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ブラッシュアップライフ(2023年製作のドラマ)

5.0

脚本キャスティング演出すべて満点。キャスティングに関しては贅沢仕様きわまれり、松坂桃李や臼田あさ美はちょい使いしかされてない。志田未来と田中直樹ですらあくまでチョイがらみ、家族ストーリーではなく女同士>>続きを読む

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東京の雪男(2023年製作のドラマ)

4.5

主演の2人、美男美女の磯村勇斗(雪男)と北香那(公務員)、大都会東京というドラマの設定ではむしろ美男美女同士なのでしっくりくる。
 1話の生殖と情愛の甚だしい価値観の相違、2話の環境破壊とそのせいで勝
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昭和歌謡ミュージカル また逢う日まで(2022年製作のドラマ)

2.0

記憶はそのまんまで30年後にタイムリープ、そして懐メロばかりのミュージカル、ハリウッドに売り込んだらけっこう高く売れる設定のはずなのだが、演出が深夜ドラマなみにチープなの勿体なかった。福本莉子は初見だ>>続きを読む

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警視庁アウトサイダー(2023年製作のドラマ)

3.0

3人のうち西島秀俊と上白石萌歌がちょこっとコメディを担当し濱田岳はもっぱらシリアスという謎解き構成。コメディの味わいはトリックを思い出した、やっぱテレ朝だね。柳葉敏郎が殺されるまではがぜん引き込まれた>>続きを読む

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信長のスマホ(2023年製作のドラマ)

3.5

ファーストインパクトが続編ごとにおちてしまっている。実は土田御前を信長は慕っていたという設定だけは新しかったけど、信秀が亡くなるまでの間は新規だけど、あとは光秀のスマホと重なっちゃうからねえ。第5弾は>>続きを読む

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雪国 -SNOW COUNTRY-(2022年製作のドラマ)

5.0

ノーベル文学賞を受賞した原作の世界観をNHK岸辺露伴は動かないスタッフが戦前の雪国を忠実に再現。島村を演じる高橋一生、駒子を演じる奈緒、この2人の演技が圧倒的に素晴らしい。周辺のキャラ、葉子を演じる森>>続きを読む

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探偵ロマンス(2023年製作のドラマ)

3.0

濱田岳が純粋に脇役な感じのままで終わったので、期待が大きすぎたかな。1話と4話のNHKらしからぬカネかけたアクション、それを草刈正雄に演じさせたのは一番の見所だった。石橋静河はNHKにずいぶん好かれて>>続きを読む

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大河ドラマが生まれた日(2023年製作のドラマ)

4.0

大河ドラマ第1作目「花の生涯」にまつわる制作陣のウラ話。生田斗真と阿部サダヲのいだてんコンビがすごくいい演技をしていた。いだてんが駄作だったのは役者のせいではないとわかる。
 当時のテレビに俳優を貸し
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五瓣の椿(2001年製作のドラマ)

2.0

もともと山本周五郎の原作自体への私の評価が低いのですが、連ドラになってたのは知らなかった。レギュラーは復讐で連続殺人をする国仲涼子・彼女を追いかける与力の阿部寛・彼女にほの字の使用人堺雅人、そして1回>>続きを読む

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いちげき(2023年製作のドラマ)

4.4

クドカン脚本の青春エンタメ時代劇と称しているが、正月早々かなりダークサイドなお話でした。幕末期、江戸を騒がせていた薩摩藩士による御用盗に対応するため、勝海舟の指示で農民を集めて結成した特殊戦闘部>>続きを読む

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イチケイのカラス スペシャル(2023年製作のドラマ)

4.0

ゲストは中村アン(証人役)と北村一輝(ひさしぶりの悪役)。被告人も事件も異にする共同審理を職権で実施するというドラマならではのファンタジー。基本的には面白かった

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新春ドラマスペシャル DOCTORS~最強の名医~ファイナル(2023年製作のドラマ)

4.0

沢村一樹を光らせ続けた高嶋政伸、つまり森山卓院長の怪演が1つ見れなくなるのは残念。最後まで野際陽子リスペクトの作品でした、脚本家福田靖お疲れさまでした。まさか菅野美穂をこんな役で使うとは。院長に相応し>>続きを読む

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花より男子2(2007年製作のドラマ)

4.0

シーズン1に引き続き、F4が高校卒業した後もF4が絡んでの話。前半から中盤にかけての大河内財閥の破天荒娘加藤夏希(退場の仕方がよかった)、終盤にかき乱す役で中島海で登場する戸田恵梨香、この2人を絡めて>>続きを読む

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とんび(2013年製作のドラマ)

5.0

アキラが子供時代(榎本城之助・五十嵐陽向・荒川槙・福崎那由他)の話は全て泣かされてしまいました。アキラが佐藤健に成長してからは、アキラ自身が強くなったのでそこまで泣かなかったのですが(ただし柄本明えん>>続きを読む

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慶次郎縁側日記2(2005年製作のドラマ)

3.5

高橋英樹とかたせ梨乃の恋心の絡みはストーリーでは必要なんだろうけど、ドラマでは特に要らない気がする。記憶に残ったのは富くじ狂いの佐野史郎が出てくる回と、幼馴染と何十年も経て再開するも人生軌道は正反対だ>>続きを読む

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エルピス—希望、あるいは災い—(2022年製作のドラマ)

4.5

現実に副総理の地元で起きたリアルえん罪(日弁連も同じ事件)、飯塚事件をモチーフに、国家権力の監視どころかすり寄り、そのため制作者の心がすり減ってしまう一方のマスメディアへの悲嘆を、まさかスポンサーのい>>続きを読む

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invert 城塚翡翠 倒叙集(2022年製作のドラマ)

3.0

雲上の晴れ間・生者の言伝・泡沫の審判・信用ならない目撃者。ゲストは伊藤淳史・福崎那由他(TBSとんびのアキラ少年)・星野真里・杉本哲太・若月佑美。1話完結の倒叙もので、古畑任三郎へのオマージュもあるの>>続きを読む

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霊媒探偵・城塚翡翠(2022年製作のドラマ)

3.0

視聴者を欺く5話めで完結。田辺桃子・福地桃子・當間あみ・長澤樹を1話ごとゲストに出場させ、そしてラストでトキューサ瀬戸康史と、設定をひっくり返す長台詞で対決させる展開。朝ドラ主役を務めあげた清原果耶の>>続きを読む

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流星の絆(2008年製作のドラマ)

4.0

原作が東野圭吾、脚本がクドカン、主演がニーノ+錦戸亮+戸田恵梨香という、けっこう盛りだくさんの作品。久しぶりに見終えると、あのシリアスな内容によくぞ損なわない程度にギャグ要素を取り込めたなあとクドカン>>続きを読む

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忠臣蔵狂詩曲No.5 中村仲蔵 出世階段(2021年製作のドラマ)

3.5

中村勘九郎の主演ドラマというのは、NHKいだてんのように、前半がどうもイマイチで、後半に演技で一挙に盛り返すパターンのようで、これもそのたぐい。上白石萌音の三味線がとても上手かった。そして後半の舞台演>>続きを読む

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拾われた男(2022年製作のドラマ)

4.5

仲野太賀は完全に松尾諭が憑依してました。大きく分けて、松尾諭がどうにかタレント役者になるまで期・1人前のテレビ役者になり妻の伊藤沙莉と出会って結婚するまでの期・アメリカで病気になった兄草彅剛を引き揚げ>>続きを読む

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前科者 -新米保護司・阿川佳代-(2021年製作のドラマ)

5.0

有村架純にとって意外な当たり役、有村架純でないとこなせない役ではないが(気の強そうな柴咲コウとか長澤まさみをイメージしてました)、この作品にあたったこと自体が役者みょうりに尽きるストーリー。有村架純が>>続きを読む

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いだてん~東京オリムピック噺~(2019年製作のドラマ)

3.0

序盤のつまづき(主役をマラソン金栗四三と、なぜかタイトルから連結できない古今亭志ん朝の2人に設定したことによるわかりづらさ)が最後までひびいた。後半の阿部サダヲが変わらぬ安定を示してただけにもったいな>>続きを読む

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夏目漱石の妻(2016年製作のドラマ)

5.0

煽りはエンターテインメントと無難にまとめているが、1000円紙幣の肖像になる偉人の、影(家族へのモラハラとDV、父との桎梏、気難しい神経に起因する胃病、止まない経済的困窮、それらにまつわる夫婦仲)に焦>>続きを読む

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silent(2022年製作のドラマ)

4.5

平成では星の金貨とか愛していると言ってくれとかオレンジデイズという聴覚障がい者を主役に据える名作ドラマがあり、それの焼き直しかと最初は思っていたが、新たなモニュメントとなる1作。川口春奈の行動て、何の>>続きを読む

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鎌倉殿の13人(2022年製作のドラマ)

5.0

最初は大泉洋も小栗旬も小池栄子もおちゃらけばかりで、高校時代に日本史を履修したものの、そのほかの登場人物もほとんど馴染みなく「なんだ、この歴史コメディは?クドカンのいだてんの二の舞か」と思っていたのだ>>続きを読む

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Sister(2022年製作のドラマ)

3.5

全10話ながら竜頭蛇尾 佐藤大樹と瀧本美織の狂気演技が堪能できる、崖から転落した7話で終われば快作だったのに。大根の溝畑淳平と山本舞香だけ残して、永井大・黒川智花・香音を残り3話で登場させても、どうし>>続きを読む

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PICU 小児集中治療室(2022年製作のドラマ)

3.0

北海道を舞台にした、新米医師の吉沢亮の成長物語。ワンクールとは思えないくらい、使えない新米からベテランを諭す頼もしい存在にまで成長させていて、彼を取り巻く台詞は丁寧に組み込まれていた。キャストもジャニ>>続きを読む

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ひまわり(1996年製作のドラマ)

4.5

法科大学院が導入される前の司法試験ものがたり。ドラマでは絵面が地味なためか、会社を辞めたOLが2年間の受験勉強で司法試験に合格する空想に現実の受験生がざわざわ言ったものだが、実務に丹念に取材した印象を>>続きを読む

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ごめんね青春!(2014年製作のドラマ)

2.0

クドカンへの期待値が高すぎた。ヒットメーカーでもヒット連発はできないのね。超1流バッターでも打率4割はないとの似てるかも。おおむね配役はよかったと思うが、振り返ると生徒役もてんこ盛りだな(ジャニ重岡・>>続きを読む

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アトムの童(2022年製作のドラマ)

3.5

ゲーム制作業界をベースにしているが、日曜劇場らしいピンチと大逆転が繰り返し盛り込まれた定番ストーリー、ラストに敵を巻き込んだ総力戦になるのはドラゴンボールみたいに思える。ここからは役者の演技評価、MV>>続きを読む

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ザ・トラベルナース(2022年製作のドラマ)

3.5

ドクターXと同じ脚本の中園ミホなので、ドクターXの看護師版という位置づけかな。中井貴一の演技は深みありますね、岡田将生もいい役者なのでぜひいろんな所を吸収して下さい。最初と最終回に柳葉敏郎をああいう形>>続きを読む

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伝七捕物帳(2016年製作のドラマ)

3.5

ストーリーは1話完結で、岡っ引きがそこまで活躍できるのか、殺人で遠島に流刑された米次の娘お俊えんじる田中美佐子と結婚してよかったのか、不可思議な面はあるが、中村梅雀が正義の味方を演じるのは私にとっては>>続きを読む

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ファーストペンギン!(2022年製作のドラマ)

5.0

魚の流通のことを何も知らないシングルマザーが、田舎の斜陽となった漁師町をお魚ボックスというアイデアで、既存の壁を突破して成功する実話をベースにした物語。実話だけでも凄いのに、田舎町の閉鎖感と諦め、そし>>続きを読む

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