こおさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

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パイレーツ・オブ・カリビアン 最後の海賊(2017年製作の映画)

4.0

シリーズ第5作目。
すごく面白かった。尺的にもこのくらいがちょうどいい。

そしてなんと言っても海の死神サラザールを演じたハビエル・バルデムの存在感がすごい。
ノーカントリーの時もめちゃくちゃ怖かった
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パイレーツ・オブ・カリビアン/生命(いのち)の泉(2011年製作の映画)

3.5

シリーズ第4作。監督がロブ・マーシャルに代わり、黒ひげやアンジェリカが新キャラクターとして登場する。
冒頭からコメディ仕立てで面白く見せようという意図は見えるのだが、単調にストーリーは進行し、特に大き
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パイレーツ・オブ・カリビアン/ワールド・エンド(2007年製作の映画)

3.5

いやー、とにかく長い。特に前半がダラダラと不必要に長かったような気がする。
でも、長尺なのに雑で手を抜くようなシーンはなく、全体的に丁寧に作られていたと思う。

冒頭のベケット卿による大量の処刑シーン
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パイレーツ・オブ・カリビアン/デッドマンズ・チェスト(2006年製作の映画)

3.5

前作に比べるとスケールダウンした感は否めない。
まぁ、中継ぎ作品という位置付けだから、上映時間が長い割には、ギャグ色が強すぎて内容が少し薄いのは仕方ないのかもしれないけど。
そんなストーリーの内容の薄
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パイレーツ・オブ・カリビアン/呪われた海賊たち(2003年製作の映画)

3.9

冒頭からTDLのカリブの海賊の世界観が満載で、これぞまさに上質なエンタメ作品。
そしてジャック・スパロウ役は、やはりジョニー・デップしかいないってくらいどハマりの配役。
テーマ曲も流れるだけで、なぜか
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恋におちたシェイクスピア(1998年製作の映画)

4.0

1998年のオスカー作品賞受賞作で、アイアンマンのペッパー役でお馴染みのグウィネス・パルトローが主演女優賞を受賞した作品。
ロマンティックで味わい深いストーリーですが、脚本が素晴らしく、ロミオとジュリ
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タワーリング・インフェルノ(1974年製作の映画)

3.9

ムービープラスにて鑑賞。
マックイーン好きだった父親がテレビで本作が放映されると必ず見ていて、子供ながらに私も火災の怖さを刷り込まれていた作品。

日本でも一昔前までは、コストカットのための仕様変更や
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レインマン(1988年製作の映画)

4.0

サヴァン症候群という難しい役どころを演じたダスティン・ホフマンの演技が素晴らしい。
序盤は弟チャーリーのあまりにも身勝手過ぎる言動の数々に苛立ちを隠せなかったが、中盤以降は兄レイモンドを理解しようと無
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護られなかった者たちへ(2021年製作の映画)

3.8

震災と生活保護などの社会保障制度という重たいテーマを背景に、護られるべき人たちと護るべき人たちの心の葛藤を描く良作。

キャスト陣も素晴らしく、阿部寛、佐藤健はもちろん、清原果耶の起用が本作に深みを持
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名探偵コナン 灰原哀物語 黒鉄のミステリートレイン(2023年製作の映画)

3.8

映画『黒鉄の魚影』のキーパーソンとなる灰原哀ちゃんのテレビシリーズのエピソードを編集したダイジェスト版。
コナンフリークの私は全て知っている話でしたが、知ってる知らないに関わらず、事前に復習の意味で見
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特別編集版 名探偵コナン 本庁の刑事恋物語~結婚前夜~(2022年製作の映画)

3.8

2022年公開のコナン映画『ハロウィンの花嫁』に先駆けてテレビ放映された本作。
完全に見逃してたので鑑賞。

基本的には過去作の総集編で、アニメ・映画すべてを見ている私のようなコナンフリークには、こん
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フライト・ゲーム(2014年製作の映画)

3.6

序盤からミスリードの連続で搭乗者全員が怪しく見える展開に目が離せない。
本当にビルが犯人かもと何度も思ったし。

でも、犯行動機が説得性に欠けていたし、手荒な真似などせず、最初から乗客たちに捜査協力を
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アルカトラズからの脱出(1979年製作の映画)

3.8

ジャケ写を見て、以前から気になっていた作品をCSでやっていたので鑑賞。
実話ベースらしく、また私が好きな『ショーシャンクの空に』にも多大な影響を与えたとされる本作であるが、その脱出計画は何とも雑😅
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ハンガー・ゲーム FINAL:レボリューション(2015年製作の映画)

3.2

ハンガーゲームシリーズの最終編。
ここまで引っ張ったわりには、最後は肩透かし感。
まぁ、誰が大統領になっても同じだというメッセージなんでしょうが。

トラップだらけのキャピトルでの進軍は、スリルがあっ
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ハンガー・ゲーム FINAL:レジスタンス(2014年製作の映画)

3.2

ハンガーゲームのシリーズ最終章の前編。
いきなり登場する第13地区や、会話中心のストーリー展開など、最終章のわりには盛り上がりに欠ける。
アメリカでは一作目、二作目がそれなりにヒットしたようなので、本
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ハンガー・ゲーム2(2013年製作の映画)

3.6

今回は各街区の歴代勝者たちが参加し、再び生き残りを賭けて戦う。

主催者側が操作一つで危険動物を放ったり、自然を巧みに操ったりとなんでもありのトラップがパワーアップし、主催者である国家サイドの悪がさら
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ハンガー・ゲーム(2012年製作の映画)

3.5

近未来を舞台に若者たちが生死を賭けて戦うハンガーゲームを描く。

参加者はみな一癖も二癖もありそうな面々。
そんな若者同士が殺し合わないという設定があまりにも理不尽で、まるで倫理観など関係なしの殺し合
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天使のくれた時間(2000年製作の映画)

4.0

人間誰しも、あの時違う選択をしていたら、どんな人生になっていただろうと一度は考えたことがあると思いますが、そんな妄想を映画にしちゃった作品。
本作では社会的な成功か真実の愛か、どちらがシアワセなのかを
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ベンジャミン・バトン 数奇な人生(2008年製作の映画)

3.6

老いた身体で産まれ、歳を重ねるごとに若返っていくという不思議なお話。
若返りたいという願望は誰しも持つのだろうが、本作のように赤ちゃんになるまで若返り続けることは誰も望まない。
愛した女性との年齢差が
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ミスティック・リバー(2003年製作の映画)

4.0

ずいぶん久しぶりの再鑑賞。
ショーン・ペンやケヴィン・ベーコンなど実力派俳優たちの共演も素晴らしく、序盤からテンション爆上がり。
最初はバラバラの点が最後に伏線回収して一本の線になる瞬間は鳥肌モノ。
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ジュラシック・ワールド/新たなる支配者(2021年製作の映画)

3.8

30年続いたジュラシックパークシリーズの最終章と言われている本作。
これまでのシリーズで登場した博士たちが一堂に会するなど胸熱な展開もあって見どころも多い。
いろんなものを詰め込み過ぎたことあって、わ
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スティング(1973年製作の映画)

4.2

第46回オスカー作品賞受賞作。
コンフィデンスマンJPを彷彿とさせる息をもつかせぬストーリー展開と小気味良いテンポで終始楽しく見ることができる。

誰もが一度は聞いたことがあるであろうテーマ曲に乗せて
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恋愛小説家(1997年製作の映画)

4.0

ジャック・ニコルソンの豊かで癖のある演技が光る。
かなり昔に見た記憶があるが、当時はこの作品の良さがあまり理解できなかったが、今の年齢になって見てみると、また違った見え方になり、セリフの数々も素敵に思
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ヘラクレス(1997年製作の映画)

3.6

何気に初視聴だったが、王道のヒーロー映画で、ミュージカル要素もたっぷりで、個人的に好きなジャンルの作品だった。
ヒロインのメグは、色気たっぷりの大人の女性なんですが、ヴィラン側にいるのは、ディズニー映
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ノートルダムの鐘(1996年製作の映画)

3.5

ディズニーアニメ作品の中でも、ディズニーっぽくないと言われる本作であるが、たしかにディズニーらしくなかった(笑)

残虐なシーンやクズなキャラクターが多かったり、カジモドの外見やジプシーのエスメラルダ
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ライオン・キング(1994年製作の映画)

3.7

劇団四季の舞台は見ていたが、そういえばこちらは未鑑賞だった。
音楽と作画が素晴らしい。
ストーリーはよくある王位継承の話に姑息な叔父スカーが絡んで引っ掻き回すと言う至ってシンプルで分かりやすいお話。
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アラジン(1992年製作の映画)

4.0

かなり久しぶりに見たけど、この時期のディズニー作品は面白いし、ロマンティックな物語が多くて好き。
本作もキャラクター、ストーリー、音楽、作画どれも素晴らしい。
老若男女関係なく、全ての人が楽しめる鉄板
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リトル・マーメイド(1989年製作の映画)

4.0

人魚姫が原作の本作だが、とにかく海の仲間たちがみんな魅力的でかわいい。
そして歌が最高。
アカデミー歌曲賞を受賞した有名な『アンダー・ザ・シー』はもちろんのこと、アリエルが歌う『Part of You
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美女と野獣(1991年製作の映画)

4.2

久しぶりの鑑賞。個人的にはディズニー作品のトップ5に入る名作。
少しずつ心を通わせていくベルと野獣に時にもどかしくも、頑張れと応援してしまいます。
徐々に優しさを取り戻していく野獣、聡明で優しさ溢れる
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カクテル(1988年製作の映画)

3.2

学生時代以来、久しぶりに見た。
当時はバーテンダーが織りなす技に感動したこと以外は、特に印象に残る作品ではなかった記憶があるが、今見たら違う感想を持つかと思って見てみたら、やはりハマらず私の心には響か
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コマンドー(1985年製作の映画)

3.8

すんんんごい久しぶりに鑑賞。
元特殊工作員が攫われた愛娘を救うために立ち向かうと言う鉄板で分かりやすい話。
ラストのあの有名な出で立ちで現れた時はテンション爆上がりしました。
マッチョ自慢でシュワちゃ
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プリティ・ウーマン(1990年製作の映画)

3.8

突然無性に見たくなって久しぶりに鑑賞。
現実的にはあり得ないと思いつつも、こんなシンデレラストーリーがあったら素敵だなぁと素直に思える作品。いや、映画だから実現できると言うべきか。

ジュリア・ロバー
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愛と哀しみの果て(1985年製作の映画)

3.4

とにかくアフリカの広大で美しい自然の風景が圧巻で美しい作品。
メリル・ストリープも若い。そして強く逞しく気高く美しい。

皆さんが言っていますが、やはり邦題のタイトルは今ひとつで残念。作品は素晴らしい
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バグダッド・カフェ<ニュー・ディレクターズ・カット版>(1987年製作の映画)

4.0

ミニシアターブームの火付け役となった作品で、主題歌『コーリング・ユー』とともに大ヒットした。
日本での公開当時、学生だった私も好きだった子と劇場まで見に行き、その帰りに二人分のサントラ版を迷わず購入し
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ディア・ハンター(1978年製作の映画)

4.2

ずっと見たかった本作をようやく鑑賞。アカデミー賞主要部門を総なめしただけあっていい作品だった。
3時間を超える長作だったが、あっという間に見終わった。まぁ、最初の徴兵前の1時間は冗長的に感じないでもな
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裏切りのサーカス(2011年製作の映画)

3.5

レビューでは難解さを書いている人が多数。
私もその一人(笑)
冒頭から登場人物も多く、彼らの背景も断片的にしか描かれないので、相関関係を理解しようとするだけでも大変。

スパイ映画にありがちな派手なア
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