mさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

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アニー・イン・ザ・ターミナル(2018年製作の映画)

3.0

マーゴット・ロビーを堪能できたのでスコアは3に。ネオン街だとかスタイリッシュな演出がよかったけど、終盤まで話の筋が掴み難くて置いてけぼりに。最後に詰め込みすぎた感があるし、少々ご都合主義なところも。も>>続きを読む

空気人形(2009年製作の映画)

3.5

なんとも切ない…
この世界には綺麗なものもあった?の問いかけにうなずくところ良い

夜は短し歩けよ乙女(2017年製作の映画)

4.0

ああ、大学生に戻りたくなるし京都に行きたくなる。随分前に原作読んだけど、雰囲気そのままきれいに映像化されてた。四畳半神話体系も原作とアニメを同じぐらい前にみて、その時も思ったけど森見登美彦と湯浅政明の>>続きを読む

彼らが本気で編むときは、(2017年製作の映画)

4.0

荻上直子作品常連のキャストさんではないのもあって、今までのスローライフな雰囲気と違い、こういう作品も撮るんだと驚き。言葉選びだとかはやっぱり荻上作品だなと感じた。

ジョン・F・ドノヴァンの死と生(2018年製作の映画)

3.5

今までのドラン作品と少し雰囲気が違うように感じたけど主題は同じ。ドノヴァンからのメッセージをしっかりとルパートは受け取っていることが分かるラストが良い。オマージュはマイプライベートアイダホだけではなく>>続きを読む

詩季織々(2018年製作の映画)

3.0

短編が3本立てでみやすかった。陽だまりの朝食は共感できるところもあり、上海恋はなんだそのすれ違い……と切なくなり泣けた。中国らしさというものがあまり伝わってこなかったのが少し残念だったけど、こういう感>>続きを読む

危険なプロット(2012年製作の映画)

3.5

エルンスト・ウンハウアーが美しい…
ジェルマンは才能のあるクロードに自己投影していたんだろう。クロードは書く才能があったものの、経験しないと書けないという短所があった為、話を進める為にラファ家に通うよ
>>続きを読む

わたしはロランス(2012年製作の映画)

4.0

音楽といい、抽象的な表現を多用する映像といい、やっぱりグザヴィエ・ドランのつくりだす世界観が好き。「Laurence Anyways」に全てが凝縮されている。終わり方の余韻をしばらく引きずる…

アマンダと僕(2018年製作の映画)

3.6

関係を築いていく過程が丁寧に誠実に描かれていたと思う

よこがお(2019年製作の映画)

4.5

筒井真理子の演技力が凄まじい。同じ人間とは思えないほどの変わり様で、ここまで変わってしまうもんなんだなと思い知らされる。ボタンのかけ違いというか、先手を打っていれば少しでも状況が良くなっていたのだろう>>続きを読む

ゴッホ 真実の手紙(2010年製作の映画)

3.3

今までヴィンセントとテオの手紙を基にした作品をいくつもみてきたけど、この作品は手紙の言葉の引用が主になっていて、そこに映像をつけたという形。ベネディクト・カンバーバッチの瞳の演技がすばらしい。

ヒメアノ〜ル(2016年製作の映画)

3.2

タイトルが出てくるのが物語中盤あたりで、音楽と共に出方が絶妙。そこからどんどん前半とは一変して様子が変わってくるのが面白い演出。森田剛の演技良かった。人間は平気で轢くのに犬を必死に避けたところが、常軌>>続きを読む

his(2020年製作の映画)

5.0

セクシャリティの悩みだとか家族のあり方など、様々な形を提示してくれた。誰も悪者にならない偏った視点のない描かれ方がとてもよかった…みんな幸せであれ……そしてこの映画を観ると河原で寝転がって本が読みたく>>続きを読む

1917 命をかけた伝令(2019年製作の映画)

3.9

戦争映画なのになんてロマンチックで美しい撮り方なんだ。ジョージ・マカーイくん良い。上司陣がコリン・ファースにアンドリュー・スコットにマーク・ストロングにベネディクト・カンバーバッチってすごい。

屋根裏の殺人鬼フリッツ・ホンカ(2019年製作の映画)

3.0

『僕たちは希望という名の列車に乗った』のヨナス・ダスラーが主演ということで観に行ったけど、特殊メイクとはいえあまりの変わりように衝撃…!腐臭が感じられて、吐き気を催す強烈な映像。

ぼくを探しに(2013年製作の映画)

3.5

二人の叔母のお揃いファッションがすてきで、とにかく画面がかわいいで溢れてる。不思議な要素も多々あり、主人公が幼少期のトラウマと対面していく過程がよかったし、言葉を発さなくても伝わる演技もよかった。

ジョジョ・ラビット(2019年製作の映画)

4.2

前半の色彩豊かで戦時中とは思えないコミカルな雰囲気が後半に生きていた。気を抜いていたら急に心がえぐられる。スカーレット・ヨハンソンとサム・ロックウェルが最高…靴紐が結べなかったジョジョの成長に涙が…>>続きを読む

フォードvsフェラーリ(2019年製作の映画)

3.4

このレビューはネタバレを含みます

カーレースの知識が全くないので、24時間耐久レースなんていうとんでもない試合があることにまず驚愕。いつの間にか引き込まれて手に汗握りながら観賞。観終わった後はなんとも複雑な気持ちに…あの結果にマイルズ>>続きを読む

高校生無頼控(1972年製作の映画)

3.0

最近になって沖雅也さんという美しい俳優がいらっしゃったことを知り、何か作品を見ねばとアマプラでレンタル。表示されてた画像からしてラブコメ辺りを想像していたら凄まじいトンデモ映画だった…企画に寺山修司と>>続きを読む

オフェンダー 〜コソ泥珍道中〜(2016年製作の映画)

2.7

主演2人の悪ガキっぷりと、自転車泥棒に異常に執着する警官が笑えた

マリッジ・ストーリー(2019年製作の映画)

4.3

どんどん当人たちが望んでいない方向へ深みにはまっていき、遂には思ってもいない罵声を浴びせ合うのがなんともキツかった。はじめの段階で互いの長所を読み合っていたら…と思うが、あの段階で読んだからこそ響くこ>>続きを読む

2人のローマ教皇(2019年製作の映画)

5.0

異なる考えの2人が対話を通して心を通わせていく姿がとても良かった…!互いに罪を告白し、赦し合う。そして一緒にピザを食べたりダンスをしたりサッカーを観戦したり…聖職者も1人の人間だ。良い作品。

アイリッシュマン(2019年製作の映画)

3.0

長くて途中キツかったが、主要役者陣が幅広い年代を演じていて見応えがあった。諸行無常だなと感じた。

家族を想うとき(2019年製作の映画)

4.3

現代の闇を取り上げてくれたことに感謝したい。劣悪な勤務体制、下請けにしわ寄せがくる悪循環。「人のことをなんだと思ってるんだ」という怒りの言葉、本当にその通りだと思う。弱い立場の者から搾取して利益を得て>>続きを読む