krdbさんの映画レビュー・感想・評価

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たった2時間で自分が知らない世界を垣間見ることが出来る映画って素晴らしいものだと思いませんか

映画(206)
ドラマ(30)

ジョーカー(2019年製作の映画)

4.2

刺さる人には刺さるし、刺さらない人には単なる暗くてキモい人の映画になるのでは。エンドロール始まったら席立っちゃうよね。ホアキンフェニックスの狂気じみた演技がとにかく凄くて、あまりに迫力がありすぎて観て>>続きを読む

パティ・ケイク$(2017年製作の映画)

4.0

序盤、パティがヘッドフォンをしながら道のど真ん中歩いて徐々に浮いていくカットで「あ、これ好きなヤツだわ」と確信。ホワイトトラッシュ感満載の貧乏なデブの白人女&お調子者のアジア人&悪魔崇拝の黒人&死にか>>続きを読む

愛なき森で叫べ(2019年製作の映画)

3.2

園子温の作風とNetflixは親和性が高いと思うし北九州の事件を扱うという事でかなり期待値が高かった分、ちょっと期待外れな印象。椎名桔平好きなんだけど、この役はあんまりハマってないような。洗脳される人>>続きを読む

人生、ただいま修行中(2018年製作の映画)

3.5

フランスの看護学校で実地研修を受ける若者たちを追いかけたドキュメンタリー。看護学校といえどそれはただの舞台なだけで、多民族国家ならではの色んなアイデンティティを持った、でもごく普通の若者が経験する喜び>>続きを読む

マルティニークからの祈り(2014年製作の映画)

3.8

普通の主婦が知らずに運び屋の仕事を請け負ってしまうことで投獄され、長い間異国の地で地獄の日々を味わう…だけの話かと思いきや、そこはやはり韓国映画、きちんと上級国民(外国領事館のクズ公務員)vs市井の人>>続きを読む

ザ・ディスカバリー(2017年製作の映画)

3.0

テーマはいいのになんか色々と残念な感じ。もっと面白く出来たんじゃ?凄く浅い雰囲気が漂ってそれっぽい感じに仕上げました感。そもそもあの施設はなに?

タロウのバカ(2019年製作の映画)

2.0

この作品を見て様々なメタファーが含まれている!深い!なんて感じちゃう素晴らしいステキな感受性がほしい。終始わたしの感受性は微塵も応答せず。とにかく演出が酷い、繋がりのないブツ切りの編集も酷い。観客無視>>続きを読む

ディザスター・アーティスト(2017年製作の映画)

3.9

ジェームズ・フランコのヘタクソ演技が素晴らしい。トミー・ウィソーという人物のことはこれまで知らなかったが俄然興味が湧いた。ラスト、実際の"The Room"との比較映像であまりのシンクロ率に爆笑。"H>>続きを読む

アス(2019年製作の映画)

4.0

前作「ゲットアウト」に続き今作も社会派ホラーというなんとも理解のしにくいジャンル。社会派な面は日本人にとっては正直わかりづらい。ラストを無視しても主人公が善、敵が完全悪には見えないところがミソ。ただし>>続きを読む

バッド・チューニング(1993年製作の映画)

3.8

若いっていいよね。若いってだけでもうそれだけでいい。何もしなくてもいい。この時代のアメリカの空気感ってなんであんなにいいんだろ?ベンアフとマコノヒーがそれぞれハマり役過ぎてニヤニヤ。

ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド(2019年製作の映画)

4.0

ディカプリオの情緒不安定で過剰な演技とプラピの衰えぬ肉体美と美女の足の裏を堪能できる作品。終盤の殺戮シーンはさすがの一言。タラちゃんあと1本と言わずもっと作っておくれ。

天気の子(2019年製作の映画)

3.0

斜に構えた状態で見始めたら斜に構えたまま終わりました
カットの端々にスポンサーの強い力を感じる作品でした

ワイルドライフ(2018年製作の映画)

3.6

家族という共同体であってもそれは結局のところ個々の集まりであって、それぞれがそれぞれの意志を持って行動している限り、必ずどこかでスレ違いは起こる。それが許せるものであることもあればそうではないこともあ>>続きを読む

エンド・オブ・トンネル(2016年製作の映画)

3.6

ちょっとご都合主義というか結末ありきというか、伏線回収のためにうまくまとまり過ぎな部分も否めないけど、意外によく出来たシナリオだった。

ベテラン(2015年製作の映画)

3.7

もう何度似たような作風を見たかわからない、若干食傷気味な印象の巨悪組織vsしがない刑事モノ。もはや細かい演出までテンプレ化してる気がするけど、ただやっぱり見ちゃうしやっぱりおもしろい。キャストが敵役含>>続きを読む

存在のない子供たち(2018年製作の映画)

4.4

中東レバノンの映画といえば昨年の傑作「判決ふたつの希望」が思い出されるが、本作も類に違わず、心揺さぶる大傑作。難民問題も多少関わってくるが、こちらはレバノン国民で身分証明書すら与えられない貧しい環境に>>続きを読む

勝手にふるえてろ(2017年製作の映画)

3.8

普段はリア充たちを見下し軽蔑した態度をとっているが、心の奥底ではそんな彼らに対する嫉妬や自己嫌悪の感情が渦巻いていてどうしようもなくなる。いわゆるこじらせ女子の話だけどおっさんから見ても面白かった。松>>続きを読む

女神は二度微笑む(2012年製作の映画)

3.6

全体的にはそこそこよく出来たミステリーなんだけど、なんとなくハリウッドの真似をしてみました感が拭えない印象。よくある映画の手法でミスリードさせまくりでラストはドンデン返し。ただ純粋に見れば面白い作品か>>続きを読む

ANIMA(2019年製作の映画)

3.8

いつものトムヨークの世界。コンテンポラリーダンス。まあいつも踊ってるけど。今回も良かった。途中転調した後に愛を示すように2人が踊るのもよかった。何を表現しているのかはわかりません。いちいちケチつけんな>>続きを読む

ハウス・ジャック・ビルト(2018年製作の映画)

3.9

初っ端から普通なら1カットで撮るであろう同ポジをブツブツとカット割って独特なテンポ感を出してるあたりで「あ〜トリアーの映画だな」と。なんとなく焦りを感じる雰囲気が好き。
基本的に性暴力の描写が激しい監
>>続きを読む

聖なる鹿殺し キリング・オブ・ア・セイクリッド・ディア(2017年製作の映画)

3.8

ギリシャ神話がベース、因果応報の話。不穏な音楽、カメラワーク、空気感。マーティンがどんどん不気味に見えてくる様が恐ろしい。

サバハ(2019年製作の映画)

3.6

最近イ・チャンドン監督にハマってて韓国の宗教観を目にする機会が多いけど、本作はキリスト系ではなく仏教系の悍ましい話、教典が軸。なかなかよく練られたプロットで、最初は?が連続するが、中盤から伏線の回収を>>続きを読む

フランシス・ハ(2012年製作の映画)

3.8

フランシス役のガーウィグが監督した昨年公開の傑作「レディ・バード」に共通する部分が多い。うまくいかないことがひとつあるとそれを起点に転がるように不運が続いて、チグハグな状況に陥って、でも自分をよく見せ>>続きを読む

ブレイク・ビーターズ(2014年製作の映画)

3.0

う〜ん…ちょっとおもてたんとちゃう…。東ドイツの社会主義全盛期に資本主義的なダンスに熱中する若者、というテーマ自体は凄くいいんだけれども、なんか全体的に薄いというか演出も下手というか。。最初は反対して>>続きを読む

オーヴァーロード(2018年製作の映画)

3.6

これといって捻りがあるわけでもなく、まあありがちな設定ではあるけれど、いい感じにグロくて終始飽きずに見れた。音効とか素晴らしいので映画館での鑑賞向き。

ブラックブック(2006年製作の映画)

3.8

自分ならとっくに精神やられてる。史実ものでありつつ時代に翻弄されながらも強く生きる女性を描く。ずっと無表情のまま耐え抜き張りつめていた感情が、終盤一気に解き放たれる演技は素晴らしかった。ポールバーホー>>続きを読む

チョ・ピロ 怒りの逆襲(2018年製作の映画)

3.6

正義感に燃える権力を持たない市民vs巨悪な組織という構造ならここ最近よく観るが、本作はそこそこの悪徳警官vsそれを軽く凌駕する巨悪な組織。まあ構造は違えど展開はいつも同じなんだけれども。主人公が超越的>>続きを読む

パッドマン 5億人の女性を救った男(2018年製作の映画)

3.8

そもそもカースト制が根強いインドで差別がある事は周知の事実だし、男尊女卑の社会である事も知っていたが、生理を「穢れ」として扱い、5日間何も出来ずに外で寝かされるなんて習慣がある事を初めて知って驚いた。>>続きを読む

ザ・スクエア 思いやりの聖域(2017年製作の映画)

3.9

観ている人をハラハラさせてものすご〜く嫌な気持ちにさせる作品。そういった意味ではハネケに通ずるものがある。ただ単に嫌な気持ちにさせるだけではなく、社会性に富んだテーマを扱っており、劇中に起こるトラブル>>続きを読む

Guava Island(2019年製作の映画)

3.7

プロット自体は目新しいものはない。序盤デニが走りながら街の人と挨拶を交わすシーンなんてディズニー映画かな?既視感バリバリ。映画としてではなくチャイルディッシュ・ガンビーノの長編PVとして見ればなんの不>>続きを読む

search/サーチ(2018年製作の映画)

3.8

伏線&ミスリードの連続。謎が謎を読んでぐいぐい引き込まれる。常にPC画面上でストーリーが進むので劇場で観るよりも自宅で鑑賞に向いてるやも。

主戦場(2018年製作の映画)

4.4

自分は右寄りでも左寄りでもない。その上で昨今LGBT関連で世間を賑わせている杉田水脈とかいう頭のネジ外れてるおばさんで失笑してたら、ラスボスかのごとく加瀬英明とかいうとんでもないキ◯ガイ耄碌ジジイが登>>続きを読む

判決、ふたつの希望(2017年製作の映画)

4.2

終盤、トニーがヤーセルの車を治すところから謝罪に出向くまでのシーンで自然と涙が出てきた。それぞれ祖国も宗教も異なり暗い過去を持ち憎しみ合っている人が、その背景を無視し互いに一人の人間として向き合ったら>>続きを読む

バッド・ジーニアス 危険な天才たち(2017年製作の映画)

4.0

テンポも良くて演出も細かいところまでいちいちスタイリッシュ、ハラハラドキドキ要素もあり青春モノ要素もありまさかの闇落ちもあり、単純にすごく面白かった。試験官がターミネーターと化したシーンはちょっとあり>>続きを読む

BPM ビート・パー・ミニット(2017年製作の映画)

3.9

限りある時間の中で社会に対する怒りと共にエモーショナルに生きる若者の青春劇でありつつ、90年代当時のゲイやHIV・エイズ患者がどのような扱いを受けていたか、アクトアップという非営利団体が権利の獲得や知>>続きを読む

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