まず何より本が素晴らしい。「え、そうなるの」と2回くらい予想を裏切られた。鍼灸師という軸を色々なところで利用しててなるほど、と感心。主人公の表情も良かったけど、よく見るおじさんことユ・ヘジンのクソっぷ>>続きを読む
LGBTの恋愛ものは悲劇が多く繊細な演出が多いので良作も多く、本作も全体的にはいい雰囲気なんだけれど、どうしてもゲイだとか関係なくローマンがクズにしか思えなくてうーん。もちろん背景はわかるけども、それ>>続きを読む
ラブコメだけれどもコメディ要素は母親の言動くらい?正味笑えるところは全くナシ。ところどころ少し違和感を感じるほどの格言めいたセリフを織り交ぜつつ、だいぶ王道な展開。パキスタンの監督らしく西洋化した姿や>>続きを読む
原作の言わんとすることは理解できるんだけれども、いかんせん人物描写が浅くてあまり伝わってこない。女子大生の子はかなり重要なキャラクターだと思うけど、背景が描かれてないのでただのイタイ子に見えて残念。>>続きを読む
20年ぶりくらいに鑑賞。当時好きすぎてVHS買ったけど今はもうデッキなくて観れず、ついに配信に。
ジェフリーラッシュ含めそれぞれのキャストの演技があまりに素晴らしすぎる。
過去作より遥かに濃度の高い悍ましいくらいのヨルゴスランティモス作品。これを劇場内の1番デカいスクリーンで見るという異常性も相まってなんだかよい経験でした。途中画面酔いして吐き気を催したけれども。
みんなが求めるギドクらしさはあまり感じない作風だけども社会派作品としてよかった。
ウェーイからのホラー展開はステレオタイプなわけだけど、ちょっとうーん?と感じるところもありつつ演出やオチは割と好きでした。
劇場でヨルゴス・ランティモスの新作の予告を見て、観忘れてたことを思い出し旧作を鑑賞。新作でもめちゃくちゃビンタしてたけど本作でもめちゃくちゃビンタしてた。イギリス版「大奥」とも言われてるようだけど、ア>>続きを読む
やっと見れたカウリスマキ待望の新作。相変わらずどこを切り取ってもカウリスマキの画、色、演出。人間は不完全、だからこそ愛おしい。なんて幸せな映画なんだ。
エメラルド・フェルドの新作かつ怪作。バリー・コーガンの過去作で魅力に取り憑かれたいちファンとしては、やっぱりそうなるかと苦笑しながらもニヤニヤしながらラストシーンで満面の笑みに。あーアマプラじゃなくて>>続きを読む
スペイン発のサイコスリラーかつスプラッター映画。いじめっ子役がありえないくらいムカつくので後半で溜飲を下げられるかと思いきや、なかなか登場しないし登場したと思ったら画面が真っ暗過ぎてほぼなにもわからず>>続きを読む
史実としては悍ましい出来事で周知すべき、社会派作品としては良いのだけれど、いかんせん演出があまり好みではなかった。とにかく冗長的でテンポが悪い。テーマがテーマなだけに少し残念。